はじめましてのレッスン

先日体験にいらっしゃった方、おふたりともアレンジがお上手でした。

お花がお好きなこと、アレンジされていらっしゃるとよく伝わってきました。
お話をお伺いしますと、お二人とも以前にお花を習っておられたことがるそうです！！
やっぱり！！

体験でアレンジしていただくのはラウンドスタイル。
あらゆる角度からみてふんわりまあるく見えるこの形。
アレンジ＝整えて美しくみせる
ということだとすると、整えがいのある形なんです。

三角や四角なら縦横の長さはある程度好みにできますが、
円形は全体がバランスよくまるくするので、実は基本でありながら奥が深い。
まるで卵焼きみたいですね（笑）

きれいなラウンド！

こちらの教室でお教えしている基本スタイルはグリーンが多い目のナチュラルなブリティッシュデザインで、
初夏の瑞々しいグリーンを引き立てる花合わせでご用意しました。


ナルコランのグリーンに二ゲラの葉のふわふわやさしいグリーンがとけあって、さわやかなラウンドにできあがりました。

今回意外とむずかしかったのがブローディアというお花。
お二人とも最後までどうやって使おうかな？？と悩まれていたようで、
「難しいです～」と異口同音におっしゃられました。
つぼみが咲いた時のイメージで、こんな角度でさしてみては？とデモンストレーションし、ご納得いただけました。


もう３年目になられるＳさんは、ずいぶん上達され、いろいろなアレンジがお上手になられました。
いつも謙虚でいらっしゃいますが、このたてのクレッセント、さっさと手際よく仕上げられて、うれしかったです。

つぼみの状態でいけていただいたので、お花が少なくややさびしい印象ですが、ご自宅に帰られたら毎日
ブローディア、二ゲラが咲いてどんどん華やかになりますよ。楽しんでくださいね。

クレッセント＝三日月エレガントなデザイン
クロワッサンもフランス語で「三日月」ですよね。
月って素敵。。

みなさんにとって月に一度のお楽しみのレッスンですが、
しっかりとアレンジの力もつくよう、はじめられたばかりの方も、前から続けてくださっている方もしっかりサポートさせていただきたいとおもいます。
一緒に楽しんでまなんでいきましょう。

初夏のパステル

気持ちのいいお天気がつづいていますね。

日中外を歩いていると、今から夏の暑さに耐えられるだろうか、、と心配してしまいますが（笑）

乾燥していてよく晴れる５月は家の掃除に最適！と思いつつ、ここ数年はPTAやらの仕事で忙しいのを言い訳に
テキトーなことをしていましたが、今年は念願（！？）かない、押し入れやらベッドの下やらいろいろなところを喚気し、
整理整頓（ざっくりですが・・・）、ちょっとはすっきりしました。

レッスンをしているリビングダイニング横にある和室も片付け、みなさんの手荷物を置いていただけるよう、
開かずの間を解放できて、「ふ～」です。

お花を飾っても物が整理してあるとお花もひきたつし、整理整頓は基本。しかし基本ほど難しいものです。

さて、先週のレッスンは初夏のお花たちかわいらしい優しいパステルでまとめてみました。
大好きなラベンダーからピンクのグラデーションカラーで
一部アクセントに濃い色を加えています。

心を穏やかに落ち着ける役割のラベンダー
女性らしさを引き出す役割のピンク　　　　でながめていると心おちつきます。



ラベンダー色の大輪のお花は、なんとキク科のアスターです。
バラやカーネーションと組むと和の花材がちょっとしたアクセントになります。
お花は色合いも大切ですが、お花の姿の組み合わせも視覚的に訴えるものが大きいですね。
真ん丸だけど、花びら一枚一枚はシャープなかんじで、花びらも形もまあるい感じのバラとは印象がちがいます。

みなさん手に持って素敵な雰囲気このままおよばれに、、素敵。

花束を組むテクニックは慣れるまで緊張しますが、
そのうちなれてきて、慣れてくると花を組んでどんどん形になっていくのがとっても楽しくなりますよ。

白いお花ニゲラは当日はまだ９分がつぼみでしたが
あれからどんどん咲いてイメージが変わってきているのではと思います。


花束を長くたのしむためにお手入れを！
　
毎日花瓶の水をすて、花瓶の内部をスポンジできれいに掃除します。
ぬめりがあると水を変えてもすぐ水がよごれてしまいます。

花束の茎を流水できれいにあらいます。
特にぬめりをとってください。

桶に水をはり、水切りしてください。
ほんの１センチでいいので、たくさん新しいきれいな水を吸えるよう、
斜めにカットしましょう。

花束の中で傷んでいる花や葉があれば早めにとりのぞきます。

長く楽しんでくださいね。