花・星・色・手作り・音楽、、私の大好きなもの そして日々のこと

神戸垂水フラワーアレンジメント教室「華々彩々」のレッスン作品紹介 趣味の洋裁や音楽、日々の子育てなど

色合わせ いろいろ

2016-02-20 00:02:11 | レッスン
今日は色合わせのご紹介を。

私が学んだイギリススタイルのフラワーアレンジでは基本的には同系色をベースに色合わせします。

たとえばこちら

ヒペリカム 赤い実
ガーベラ 赤~オレンジ
スプレーローズ オレンジ
マーガレット 白(花芯イエロー)

白は挿し色ですが、赤、橙、黄色 の虹色の順ですよね。
この虹の色で隣り合った近い色の組み合わせを同系色といって、落ち着いた自然な印象を与える効果があります。

同系色は悪く言えば無難、失敗すると地味、という印象にもなります。
今回はかわいらしい花材でまとめましたが、
平凡な印象にならないよう、木苺の枝を使って変化をつけていただきました。

床の間に飾られるのですが、ミスマッチングが楽しみです。リースアレンジは洋風のものですが、和の空間や落ち着いた雰囲気と枝ものは相性がよいと思います。


話を配色に戻し、

反対色の組み合わせです。
同系色とは違って、刺激的でインパクトを与える組み合わせで、混ぜると黒になっちゃう色の組み合わせです。
それぞれの色が際立ってみえるので
たとえば、
赤いお肉の下にグリーンのシートひいてあったり、というような使われ方もしています。


この配色いかがでしょう?
もしこのオレンジのバラが、淡いピンクだったり、ブルーのデルフィニウムが入っていたら?
やすらぐ落ち着いた印象ですよね。同系色の組み合わせです。

こちらは紫にオレンジを合わせているので、それぞれの色がよりはっきりと主張しているように感じられると思います。
上のリースアレンジにつかったのと同じスプレーバラですが、受ける印象がちがっていますね。
ちなみにこの紫のバラはドラマチックレインといって、とてもよい香りでした。

オレンジ、というと元気なイメージがありますが、
同じ元気でフレッシュな感じでありながらも
色の組み合わせ次第でおちついた安らいだ印象にも、鮮やかでインパクトあるようにも演出できます。

みなさんはどちらがお好きでしょうか?
その時の心の状態でかわったりするから不思議です。
改めてカラーセラピーはとても楽しいと思う今日このごろ。
また機会をみつけて色についてのお話を書かせていただきたいと思います。

春爛漫 チューリップ スイートピーに ヒヤシンス

2016-02-19 23:18:28 | レッスン
少しずつ日が長くなって、陽ざしもあたたかくなってきた気がします。

そもそも今年の冬は急に冷えたりもしましたが、比較的気温が高い日も多くて北風がぴゅーぴゅーという日少ないですね。

それでいつもより春のお花たちも早めに登場し、若干早めに終わるようです。

とはいえまだまだ2月は春のかわいらしいお花でいっぱいです。

春っていうと「ピュア」で、「新しくはじまる予感」、「なんとなく切ない透明感のある季節」ですね。
その気持ちとシンクロするようにお花も色が薄くて花びらもやわらかく、初々しい様子。

今回はそんな春のお花をとりいれたラブリーなアレンジです。

ラブリー度満点
グリーンのひらひらでエアリーな雰囲気、春らしさ満点。
アーチにわたしたローズマリーは、我が家のミニミニカッティングガーデンです。
(カッティングガーデン・・イギリスではお庭の花を摘んでアレンジすることからアレンジが発展しました。)

チューリップの茎の愛らしさ、美しさを表現した作品がいっぱい
片側は主張しないで、チューリップをグルーピングしていけた分ラインがとてもひきたっています。
のびやかで動きのあるアレンジ

エレガントなこちらミスカンサス(ひらひらのグリーン)のあしらい方が素敵ですね。

チューリップさん、太陽が大好きで写真をとるときに思っていたのと違う方向をむいちゃったので残念でしたが、、、

それぞれの花材がシンプルに愛でられて調和してさりげなくまとまっていますね。


こういったフリースタイルの作品の写真をお見せすると
「どうしたら生けられるの?」
「まだ私には無理そうです。」と
基本スタイルを学んでおられるみなさんはおっしゃられます。
お花をはじめてみたいけれど、自分には難しいかな?と思っておられる方にはひょっとしたら想像もつかない世界かもしれません。

でもアレンジは技術なので繰り返せば身に付きます。
必要なのは「お花ってきれいだな。」と思う気持ちと
いろいろなアレンジをみて「ここが素敵だな。」って感動、発見できること。

まずは、基本スタイルをしっかりと。
フリースタイルでデザインを考えることで基本スタイルの復習にもなっていきます。

レッスン中、
「こんな風にするつもりじゃなかったんだけど。。」
「なんとなくここ変だとおもいます。どうしたら?」
と質問してくださるのですが、それがいいポイントをついていてそれだけでも上達されたことを感じます。

どんどん上達されて、気軽に花を飾り、花を贈れるようなそんな女性が増えたらうれしいなと思います。

うれしいご注文

2016-02-19 23:02:33 | プレゼント
以前作らせていただいた花時計を飾ってくださっている方からうれしいご注文いただきました。

「玄関にかざっているんですが、かわいいね。と言われます。
 それでかわいいといっていた仲のいい友達にプレゼントしたいので作ってください。」とのことで

おつくりしました。

責任のあるお仕事をされている女性だと伺いましたので、
 自分自身の価値を高め、喜びを見出すオレンジ
 毎日を楽しくするイエローで

活気づけ
 
 優しいピンクやクリームカラーで

自分をいたわる時間も持てますように、、と願いをこめてのカラーコーディネートです。

お喜びいただけるといいのですが。感想をいただくまでドキドキです。