花・星・色・手作り・音楽、、私の大好きなもの そして日々のこと

神戸垂水フラワーアレンジメント教室「華々彩々」のレッスン作品紹介 趣味の洋裁や音楽、日々の子育てなど

秋はもうそこに・・・

2015-09-15 22:56:31 | レッスン
生花アレンジはもうすっかり秋の花でいっぱいです。

吾亦紅(ワレモコウ)、ある生徒さんは「あのおじさんたちが好きな歌ね。。」とおっしゃっていましたが、
茶色のつぶつぶがついたかわいいやつ。

鶏頭(ケイトウ)=鳥のトサカで、あまり優美な感じではありませんが、昔は仏花のイメージも強かったですが、
今はカラフルでとってもかわいい種類があります。

コスモス、これも歌にありますよね。。言わずと知れた秋の花。でも切り花は少し弱く時々水揚げなど手入れが必要です。

また年中出回っているガーベラも秋のカラーで登場。

、、、で、このゆったりとした秋の風にただようお花たちをいけるにはこの形がぴったり!と思い

「ファンスタイル」=扇子形をご提案しました。

こうやって生徒さんの作品をみていると、我ながら秋らしくて素敵な花合わせ、なんてうっとりしてしまいます。
生徒さんが楽しんで上手にアレンジできるようになったことがうれしい気持ちも手伝って幸せな気持ちになります。

上のアレンジは左側にケイトウ、右側にコスモスをバランスよく配置されて、モダンな印象ですね。

間にアスターという小花をあしらうときに一工夫しましたね。
キーワードは「ジグザグ」です。
生徒のみなさん覚えておられるかしら。
大丈夫です、またやりますから心配ないですよ。
なんどもお花に触りながらまなんでいきましょう。


こちらはアスターをすべて使い切ってボリューム満点の作品です。
アスターを切り分けて、長く使える枝はすらっと長く、
短い枝はグルーピングして、可愛くあしらって、
使い分けがすばらしいです!

こちらは、赤いアスターをたっぷりつかわずできればワレモコウの素朴な雰囲気を大切にしたかったSさんの作品。

ファンのラインはワレモコウとグリーンでつくり、
色味のあるお花はおもに中央に配されていれさわやかな感じですね。

結局、アスターはたっぷりとあまりましたが、満足のいくアレンジになってよかったですね。
用意された花材を全部使い切るのも大変ですが、あえて限られた花材だけで思うように生けるのも難しいです。
そこをよく考えて仕上げられて、よかったと思います。

みなさん上達されてとてもうれしいです。
ご都合でいらっしゃれなかった方もみなさんの作品をみてまたの機会をお楽しみになさってくださいね。

思い思いのプリザ

2015-09-15 22:30:37 | レッスン
夏休みはレッスンをお休みさせて頂いておりましたが、
日々子供とディープに過ごすうちに、あっという間に新学期、秋も近づき
さすがにお花が恋しい気分になってきました。

同じように夏休みお子さんのお世話にあけくれたママたちの「自分へのごほうびプリザ」のレッスンをいたしました。
それぞれ夏休み前にご希望をお聞きして、ご用意させていただき、
思い思いにイメージを膨らませておつくりいただきました。

まずは金、オレンジなど華やかな帯で作ったセンターピースの上に飾るものがほしかったNさん。
いつもはやわらかい、やさしいアレンジがお得意ですが、今回はモダンな印象でご提案。

一生懸命に金色のカスミソウをつめています。


大輪の白バラにボルドーのあじさいが鮮やか!金色のカスミソウが引き締めています。
こまめに切り分けて挿すのはとっても時間がかかりましたよね。。
でもこのひと手間があるから、繊細な美しさを感じます。帯の和と重なるところがありますね!

フレームの方はお二人ともカラーイメージのみお聞きして
当日材料を選んだいただきましたよ。

お休み前に眺めたくなるフレーム☆大輪のラベンダーをさらに開花し紫の濃淡でまとめた色合わせ。
やすらぎのイメージですね、カラーセラピーでも薄紫は「癒し」を表します。寝室にきっとぴったりですね。
リボンやクリーム色のつるをさすことで明るさや変化がでて、ラベンダーがより引き立ちますね。
なぜならクリームは黄色の薄くなったいろ、黄色と紫は補色でひきたてあいます!

気品のあるビタミンカラー!
プリザ作品にたくさんとりくまれているAさんは開花も手慣れたご様子で、ご自身で思う形に作っていかれました。
本当にビタミンカラーがお好きで、きっとこの色味をみているとテンションがあがるのでしょう、
それぞれの色が豊かに配されていて、すばらしいコーディネートです。

リースづくりがお好きで、またお上手なHさん。
リースの形がコロンと丸くとてもきれいに丁寧につくられました。
まあるくさすコツは、面倒でも、一緒じゃないの?と思わず、大きいパーツを細かく切り分けて、少しずつアレンジしていくことです。
焦っていたり、よくわからない間は、大きいパーツをどんどんのせてリース状に作るのですが、
それが仕上がり間際になって、思った形にならないことが判明したりします。
やっぱり必要な手間はかければ美しくなるということですね。
日頃から、こまめに手作りをされているので、きっとこまめにアレンジをされるのがお上手なのだなと思います。

りんごやベリーがたっぷりついたナチュラル感あふれ、なおかつ色味はシックなリース。きっと末永く楽しんでもらえると思います。

次回は生花レッスン、楽しみにしていてくださいね。