器用貧乏海珠堂

”魚大好き海珠堂”のほうがいいかな・・・?

2022冬のイベント出展

2022-10-27 21:17:05 | イベント
ちっちゃいカエル

ピアスと小さなペンダントになります。

オタマジャクシのピアス・・・

小さいです。
この他5,6品の新作を次のイベント出展が終わったらこちら
creema 海珠堂ギャラリーページ
こちらに出品する予定です。
ご覧になって頂けると嬉しいです。


で・・・次のイベント出展が”いきもにあ


今週末、2日後です・・・
今更宣伝・・・になって無いと思いますが(苦笑)
お知らせさせて頂きます。

その次に11月19、20日 東京ビックサイト
デザインフェスタ
ブース番号は”J103”です。

12月10、11日 東京
博物クリスマス
会場は浅草の産業貿易センターです。

ここでお知らせしていなかったので今さらなんですが・・・
・・・
・・・いろいろ忙しくてこれ書いてる時間が無かったんだ・・・
8月に出展しましてました
いきものフェス
こちらも浅草の産業貿易センターが会場。
今さらだけど・・・
すごくいいイベントです!
次回もあると思うので、ぜひご来場下さい!
・・・次回出展できる場合はここで必ずお知らせ致します。

・・・で、写真は帰りにちょっと観光した時のもの。


博物クリスマスの後もちょっと観光してくるつもり・・・これは楽しみ。

あと・・・9月に出展した
博物ふぇす2022
これもここでお知らせしてなかった・・・
・・・今年はいろいろ大変だったんだ・・・・

写真は会場の科学技術館

昔?いや、コロナ前の博フェスに戻った・・・って感じの来客数。
博物ふぇすだけじゃなく、デザインフェスタ、その他イベントもコロナ前の賑わいが戻ってきてるな、と感じます。
次の京都いきもにあもたぶんコロナ前と同じ賑わいのはず・・・
いろんな方出会い、再開したりしてお話できることを楽しみにしています。

この写真は9月の博物ふぇすが終わったあとの1人打ち上げ・・・
自分で握る素人寿司

ヘダイ、マグロ、サンマ、アナゴ
種類少ないけどはずれのない布陣。
東京ではめったに見ないヘダイが買えたのが嬉しい。
安くて旨い魚・・・
ってどんどん減ってきているしこれからもたぶんもっと減っていくんだろうな~
・・・となんとなく感じます・・・。
人類はもっと魚類や海の未来に対して危機感持ったほうがいいと思う・・・。

ヘダイはそんな貴重な安くて旨い魚・・・
いつかヘダイの良さを記事で書きたいです。

今週末の京都出張、帰りに何かいい魚が手に入ったらここでお知らせさせて頂きます。
ご覧になって頂けると嬉しいです!
・・・これからはもうちょっとまめに記事書こうと思ってます(苦笑)









2022イベント出展のお知らせ・・・と3月の富山旅行記

2022-05-14 21:15:30 | イベント
新作、テングモウミウシとグソクムシのピアス

小さいから写真撮りにくい・・・

ウミウシ達に関係ないやつが1匹混じってる写真(笑)・・・


先にイベント出展のお知らせをさせて頂きます。
5月21、22日 デザインフェスタvol.55

E-232のブースで出展です。

7月23、24日 ハンドメイドジャパンフェス

このほか、8月、10月、11月・・・といくつかのイベントに出展予定です。
決まり次第こちらでお知らせ致します。

で・・・
ここからは旅行はやっぱり楽しい・・・じゃなくて出張って楽しい!
コロナ以前に早く戻ってくれ・・・という内容です・・・。

3月に出展させて頂いた富山のはなまるクラフト・・・
いやっ・・・これからご紹介するのはイベント終了後の富山旅行記です。

こちらははなまるクラフトの会場だった富山市民プラザの前
市民プラザの中、はなまるクラフトの写真は撮り忘れてしまったのですが・・・
もう5月なんで今更ですが、富山の皆様、本当にありがとうございました!
2年間ぶりの富山だったので本当に楽しかったです。

で、富山出張中にスーパーで買ってホテルで頂いた天然ブリ

3月後半だったのでピークは過ぎてるんだろうけど
それでも醤油をはじいてしまうような素晴らしい脂の乗り。
むしろブリばっかり食べるんだったらこのくらいの脂の乗りが丁度いい気もする・・・。
天然って養殖とは別物・・・としみじみ実感

こちらは富山名物ホタルイカ、
スーパーの鮮魚売り場で2通りの選択肢
、肝を取った生の刺身・・・
・・丸ごと茹でて火を通したものの・・・(=ボイルホタルイカ)
・・・贅沢な選択肢・・・

旨味の強い肝がついてたほうがいいかな・・・
と、思って選んだ茹でたホタルイカ
からし酢味噌もホタルイカと並べて売られてた・・・定番みたい。
東京で普通に買えるホタルイカ(=兵庫県産)の2倍くらいの大きさ
そしてその日の朝とれたやつなんで表面の模様がすごくきれい
きれいなだけじゃなくて少しコリっとした食感も新鮮な証拠。
次は肝を取った生の刺身の食感も試してみたいな・・・と思わされる・・・

スーパーでさくっとこんな肴が手に入るのは・・・
2年ぶりに来てやっぱりさすが富山
としみじみ思う・・・。
ビジネスホテルのソファーにもたれかかるようにぐでーとっだらしなく座って焼酎お湯割り飲みながら頂きました。
久々の出張で体がついてこない・・・疲れ果ててました(苦笑)

こちらは帰りに手に入れた富山の魚たち

オレンジいろのはサケ、マスではなくマカジキ・・・
刺身用の柵は珍しい・・・これも富山ならではの1品
後でご説明致します。

あとムロアジ・・・

買いすぎたかな(苦笑)

帰りはイベント終了翌日の3時の新幹線
予定は・・・
イベント最終日終了→片づけて搬出→疲れてホテルで寝る→
で、翌朝から帰りの3時までが自由時間=旅行!
今回は前もって調べておいた富山市の鮮魚店が自由時間の一番の目的地
なんかいいものありそう・・・黒崎屋さんってお店です。
自転車借りて行こうと思ったんだけど・・・その日は雨。
自転車ダメなら歩きでも行けるんじゃない?・・・時間あるし・・・
と、勘違いしてホテルを出発・・・距離は6kmくらい・・・。
・・・何年か前も富山で同じ失敗やった気がします・・・
このあと車社会・・・というものを知る・・・

2019富山
2018富山
2017富山
以前の富山旅行記・・・

こちらは徒歩で渡った駅の近くの橋・・・

海近いし川幅でかい・・・この辺までは自転車での通勤の人も見かける

が、その先は車社会に徒歩で無謀に挑んだ・・・という状況
6キロは普通徒歩で行く距離じゃない・・・と今さら思います・・・。
歩行者なんて一人もいなかったし・・・
行きかう人は全て車・・・こんなとこ1人で歩いてる人間・・・
変な奴だと思われてるんだろうな・・・
という被害妄想(苦笑)

歩道の線が歩行者なんていないという前提で引かれたような・・・道路
そのまま行くと畑に落ちる・・・

路線バスがある・・・
ということを途中で知るが1時間に1本なのでタイミングが合わず結局歩く・・・
調べときゃよかった・・・

交差点でしばらくつっ立って信号変わるの待ってたけど青にならない・・・
あっ・・・ボタン押さないとだめなんだ・・・
という失敗を何度もやった(苦笑)


ホテル出発して1時間半ほど歩いてようやく着いたのがこちらの鮮魚店
黒崎屋さん、見た目地味だけど中は非常に素敵な魚屋さんです。
歩いた時間が長かったんで到着はなかなかの達成感(苦笑)

開店と同時に入れたんですが、自分以外のお客さんはみんな飲食店の仕入れの方みたい。
皆さんとお店の方々は顔なじみな感じで部外者はちょっと緊張します。
でも富山、石川の朝獲れ鮮魚がメインで品ぞろえはすごくいいのでおすすめ・・・
ですが、歩いて行くのはお勧めしません(苦笑)。
普段作業机に座りっぱなしの運動不足な生活なんで途中かなりしんどかった・・・

さらに40分ほど歩いてようやく公共の交通機関に・・・

座ってるだけで移動できる!
・・・という素晴らしさを身をもって知る・・・
旅行ってこういう発見のためにあると思います(苦笑)

その後、古い町並みが残る観光地、岩瀬に行ってみるが・・・

疲れて歩く気力無し・・・あと雨だし・・・
次回また来れて晴れてたらゆっくり観光したいです・・・。

岩瀬は海沿いなんで近くに海水浴場があるんだけど・・・
3月なので海水浴はあり得ない季節・・・それ以前に雨だし

砂浜の前にテトラポットの山・・・
普通の海水浴場と明らかに違う景色
多分富山湾は急に深くなるからあれがないと波が高くて危ないんじゃないかと思う。
こういうの見れるのはちょっと楽しい

帰りの新幹線からの車窓

3月下旬だけど軽井沢は雪山に・・・写真を撮る
なんかこういう旅行っぽい感じすごく久しぶりで楽しい・・・
コロナのせいで忘れてた・・・こういう感覚・・・。
いいなぁ・・・出張~って・・・としみじみ感じます・・・。

で、東京戻って部屋に着くといつも思う・・・
ビジネスホテル何日か泊まってたから改めて見ると
自分の部屋汚ねー・・・と。
これも久々に思い出した(苦笑)

それは無視してまずは魚捌いて・・・
傷みやすいクロザコエビ、
捌いた魚の腹骨の塩焼き等々が夕食というかその日の酒の肴

旨え~・・・
その日獲れた新鮮なイカって柔らかい・・・と感動
ふむふむ
・・・マカジキの刺身とはこういうものか・・・と1人納得。

翌日
ウマズラハギの肝・・・肝でかい


身と肝が半々くらいの肝和え

この料理考えた人、天才だと思う・・・旨い。
だれも見てないのでぇ~・・・
食べたあと皿舐めました(笑)

素人寿司
アナゴ以外は全部富山の黒崎屋さんで購入

オレンジ色のマカジキは千葉県産
富山で好まれるんでわざわざ送られてくるみたい。
筋とか入ってない刺身用のいい部分だと思います。
これを好んで食べる富山ならではの品。
赤身でしっかりとした旨味・・・だけど酸味がほとんどない
カツオやマグロとはまた別の赤身・・・って感じ。
刺身の実力は・・・
・・・クロマグロには敵わないかな・・・
でもメバチマグロのライバル・・・って感じだと思う
分かりにくい言い方でごめんなさい(笑)

食べきれない分は富山で好まれるマカジキの昆布締めに

自分が作るのは昆布が勝ちすぎないように4時間ほど昆布に挟んだもの。
富山の昆布締めとは少し違う仕上がりだと思います。
でもわざわざ千葉から取り寄せて昆布締め作るだけあってこれは本当に旨い。
刺身で食べる時とは別物・・・
水分ぬけてしっとりとした食感、程よく染み込んだ塩分・・・
マカジキの旨味を昆布の旨味がほんとにきれいに後押し=昆布カジキの2重奏
カツオやマグロでやってもこうはならないという絶妙な出来栄え
これならクロマグロの刺身と正面から戦える・・・という旨さです(笑)

アラ、エビの殻はスープに・・・


次の日のお昼ご飯

寿司、刺身の切れ端をミンチにして・・・

団子にしてスープで茹でてビーフンで・・・

中国南方でよく食べられる魚丸粉・・・
本場のとはちょっと違う出来だな・・・材料の魚全然違うし。
でも旨かった・・・


イベント出展、珍しい魚、普段と違う景色と空気、
それと無駄な歩き(苦笑)
久々の富山、久々の出張、本当に楽しませて頂きました。

今年こそはまた昔のようにあちこち出張行きたいです・・・ほんとに。
イベントで皆様にお会い出来ることを楽しみにしています!




作品のご紹介とイベント出展等々2021冬

2021-11-24 09:25:44 | イベント

ウミウシピアス・・・ミゾレとシンデレラが新作です。

こちらは先日出展したデザインフェスタ54の様子

前回(53)、前々回(52)は出展者もお客さんも少ない特殊な感じのデザインフェスタだったけど・・・
こないだの(11月)デザインフェスタ54はコロナが始まる以前のいつも通りのにぎやかな感じ。
このまま段々と普段通りになってくれればいいんだけど・・・
ニュースでは冬にまた感染拡大がなんて言ってるし・・・
実際どうなるかはさっぱりわからないけど、ほんと早くコロナのなかった時に戻ってほしいです・・・。


今年残りのイベント出展のお知らせです
神戸のいきもにあは今年も会場での開催は中止でオンライン開催になります。
オンライン開催は仕方が無いけどやっぱり寂しい・・・
12月4~12日 いえもにあ

それからもうひとつ・・・
名古屋は日程が合わず長いこと出展していなかったので本当に久しぶり・・・楽しみにしてます。
12月11、12日 クリエイターズマーケット
ブース番号は M-202

来年2月3月のイベント出展も予定しています。
決まり次第こちらでお知らせさせて頂きます。

それと・・・作品のご紹介
自分のブログあらためて見るといつもいつも料理の話ばっかり・・・
これじゃ何やってる人なのかわからない・・・
・・・と、やっと気がづきました(苦笑)
なので、今回は作品の紹介をさせて頂きます。

ニホントカゲのペンダント

銀に七宝焼きで彩をつけています。
七宝焼きのガラスの艶はトカゲやカエル、魚のような生き物をリアルに表現できる材料です。
数日後くらいにこちらに出品します→ creema 海珠堂

ヤモリのピアス、コガネムシのピアス


タテキンは小さいほうが新型
ちょっと重いけどピアスにも出来ます


こちらもピアスに出来るソラスズメダイとサラサハタ


猫のペンダント

こちらは彫金の技法を使って毛並みの質感を再現しています。

鏡面仕上げ版
目が七宝焼きのガラスの目玉になっています。

ペンダントとして実際使うのなら鏡面のほうが映えるかも・・・


それから最初にご紹介したウミウシピアス

こちらは12月15日ごろcreemaに出品予定です。


話は戻ってこちらはデザインフェスタ54での戦利品

きたむら工房さんのカツオの箸置き。
刺身はもちろんカツオ

手に持ってしばらく眺めてニヤニヤしたりしてます



毎日作業机に向かうだけの単調な日々だったので気分転換に何となく作ってみた・・・鮨

旨かった・・・ちょっと贅沢した気分・・・

またあちこちのイベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしてます!

これすなわち海カレー・・・と、イベント出展のお知らせ2021

2021-02-14 17:05:40 | イベント

美味しいカレーが作れたので皆様にお知らせしたくなりブログを久々に更新します!
あぁ~・・・あと2021イベント出展のお知らせも一番下のほうについでにちょっこと書いてます(笑)

・・まず・・・・・海カレーの前に・・・
長年・・・昔から何となくたまに作ってきた自己流カレー
豚バラカレーのレシピを先にざっくりご紹介致します。

・・・いきなりですが・・・
トロトロになるまで煮込んだ豚バラ肉を用意します。
豚バラ水煮・・・って感じかな

自分は土鍋で豚バラ肉をひと煮立ち・・・
火を止めて蓋して放置・・・
一時間後にまたひと煮立ち・・・
放置・・・
というのを妙なやり方を繰り返してトロトロの豚バラを作ります。
・・・作業机から台所のガス台まで約4m・・・
という狭い部屋のおかげでこんなやり方をしているのですが・・・
圧力鍋使ったり保温調理器使ったり・・・何でもいいと思います。
写真の肉は一切れ100g(一人前)・・・
普通は150g(一人前)くらいがちょうどいいと思います。
ああ、あと・・・脂身多いバラ肉使った方が旨いです。
でも一日中作業机に座って過ごす人には肉150g栄養過多(苦笑)

冷めたら冷蔵庫に入れて・・・

固まったラードを割って集めます。
・・・トロトロになるまで豚バラを煮て冷やすと煮汁はほぼゼリー・・・
一人前で肉150g
というのも肉多いほうがこの出汁の部分が旨くなるから・・・
カレー=スパイス・・・なんだと思います・・・
がぁ~・・・この出汁(スープ)も結構重要な部分だと思う・・・。
昔、インドのご家庭で北インドマトンカレーみたいのを何度かご馳走になったことがあります。
多分お客さん用のごちそうって感じなんじゃないかと思います。
どこのご家庭でもゴロンとしたマトンの肉塊が入ってた・・・。
このマトンカレーに関して言えば・・・
味の決め手はやっぱりスパイスより肉から出る旨汁・・・
って感じだと思う。

豚の角煮のレシピで一度煮汁を捨てる・・・ってたまにあるけど
清潔な現代の日本のスーパー、お肉屋さんで買ってくる豚バラ肉には必要ない工程だと思います
・・・豚の旨汁がもったいない。

右下の白いのが豚バラ煮た土鍋から集めたラード

その他は
二人前(肉200~300g)に対して・・・
トマト100g(冬は缶詰つかったほうがいいかも)
おろしニンニク20g
おろししょうが10g
おろし玉ねぎ100~150g

おろし金使ってすりおろすします・・・
玉ねぎの根っこの部分を残しておくと崩れなくてすりおろし易いです。
でも玉ねぎが多くて腕疲れるのとあと泣ける・・・(苦笑)
フードプロセッサーあったらそっちがいいと思います。
・・・泣かないで済むし。



それともう一つ・・・隠し味
無ければこれ入れなくても平気です。

一昨年12月に出展したいきもにあ・・・の終了後神戸の中華街で買った蝦ペースト。
↓その時の様子と蝦ペーストの使い方
蝦麺
去年は開催出来なかったので神戸に行けず、通販で購入。
二人前(肉200~300g)に対して・・・
写真のスプーンにのってる量使います。
・・・この蝦ペースト・・・なんか妙にカレーに合う

・・・・・でこれを強火で炒めて水分飛ばして・・・
油(ラード)がにじみでるくらい水分減ったら弱火に・・・

次にスパイス

大さじ小さじって持ってないので・・・ごめんなさい
カレー食べるようなスプーンで

二人前(肉200~300g)に対して・・・
クミン ふさっと1杯
コリアンダー すりきり1杯
ターメリック コリアンダーの半分弱
唐辛子 お好みの量・・・・この4つが最低限必要なやつ

・・・この割合・・・
自分の好みって感じなのでこの通りじゃなくてもいいと思います。
適当でもちゃんと食べれる味になります(笑)
この他にも色々入れると深みのある味になると思います。
自分がこのほか使っているのが
フェヌグリークとカルダモン

これを入れる理由は・・・
・近所で買えた
・カレーに無難に合う
というだけ(苦笑)・・・そんなに研究とかしてない配合です。

で、スパイス入れて弱火で練り上げるとこんな感じに・・・

面倒くさそうに見えるけど・・・
フードプロセッサーさえあれば結構簡単だと思います。
それからこのカレーペースト、日持ちします。
まとめて作っておけば他にも色々使えます。

このカレーペーストを最初の豚バラとろとろ水煮に投入


煮立つと一気にカレーに変身
焦げ付かないように底のほうよくかき混ぜます

見た目はこれで完成!・・・って感じなんですが・・
水分とペーストが混ざったばっかりの状態だと・・・
スパイスも玉ねぎにんにく生姜も味がバラバラ感じ。
ここで塩味しっかりつけときます。
自分でスパイスで作るカレーって・・・
「あれっ、物足らないな」って感じた時・・・
足らないのはスパイスじゃなくて塩!ってときよくあると思います。
あぁ・・・あと、あればここでガラムマサラ少量も入れときます。
その後、火を止めて土鍋の蓋。
土鍋って保温力あってゆっくり冷めるんで味が馴染んで行きます。
30分後、焦げないように混ぜながらもう1回煮立てて・・・
また火を止めて蓋
30分経ったら完成!
ちなみに土鍋についてた説明書には匂いが移るからこういう使い方しないで下さいと書いてありました・・・
・・・気にしないでやってます・・・

一晩寝かせると更にいい出来になるんですが・・・
とりあえず出来上がらり

トロトロの豚バラ肉・・・
カレーの香り・・・
ラード、豚バラスープも無駄なく綺麗に使ったルー・・・
自分は偉そうなこと言える料理人ではないんですが・・・
材料を無駄なくしっかり使って作った必然性のある料理
・・・って言える気がします・・・このカレーは・・・
どこの国の何カレー・・・でもない作り方なんですけど
「こっ、これが家のカレーなんです」・・・と言いたい(笑)。

あぁー、そうそう。
もう一つこのカレーの大事な材料!

どーせ通販で蝦ペーストかうならついでで・・・
って感じで買ったジャスミンライス。
タイやインドの高級米で・・・
ぱらっとしてるけどほどほどにもちっともしてて香りの強いお米です。
・・・なんだろ・・この米炊くと枝豆茹でてる時のような香ばしい香り+やや刺激臭的な香り?がツンと漂ってきます。
インド、タイだけじゃなくて東南アジア、中国南方~西南でも高級米、
インディカ米エリアの人が好きな米だと思います。
当然そちらのエリアの料理によく合います。

お米の味を味わうのならカレーよりこっちの方がいいかも・・・

香港や広東省の庶民のランチメニュー”煲仔飯”
1人で土鍋1杯食べる飯・・・これはまた別の時にご紹介したいです。
パラっとしたインディカ米は日本の米の時よりがっつり食べとかないと後でお腹すきます。

海のもので旨いカレー作れないかな・・・
って考えてなんとなく試してみたほっけカレー

まず頭と中骨で出汁を取る・・・
煮詰まった濃い出汁にします。


その出汁で骨なしの様態にしたホッケを煮て・・・
カレーペーストを投入・・・
カレーペーストはラードじゃなくてサラダ油使って作ってます。


煮立ててカレーに・・・

出来は、ん~・・・美味しいといえばそうなんだけど・・・
ホッケは塩焼きでよくない?
・・・と言われればその通りだと思う・・・(苦笑)
手間かけてわざわざカレー作る必然性を感じ無い・・・

次にトロトロに煮たアナゴでやってみたけど・・・
カレーの香りとアナゴの匂いが全然合わない・・・
ホッケより出来が悪かった(苦笑)・・・難しい

・・・そのあとようやく見つけた好材料がこちら・・・

カキ!

出汁とるような部分がないんで1人前50gを出来る限り細かく刻んでカレーペーストと水でひと煮立ち・・・。


火を止めて蓋をして30分放置・・・味が馴染むまで待つ・・・

アナゴのときと違ってカキとカレーの香りは相性良さそう。

もう一度煮立てて塩味整えてガラムマサラ少し入れて・・・
火を止めてまた30分放置・・・

・・・うん、旨そう・・・

そのあと鍋変えて煮立ててカキ100g(1人前)をあらたに投入・・・
2分ほどカキを煮たら完成!・・・煮過ぎると縮むので
今度こそ上手くいったぽい(笑)


これは本当に皆様にお勧め出来る旨いカレー

ルーに溶かしたカキは50gだけなのに十二分に旨味が全体に行き渡ってる・・・
カレー味とカキの風味、旨味がすんなり合わさってて・・・
ホッケやアナゴはこうはいかなかった(苦笑)
どんな味かというと・・・まさに海の旨味カレーって味。

「はぁ~・・・
・・・”海カレー”・・・
って言葉があったとしたらその意味はつまりこのカレーのこの味・・・」
(↑意味不明)
・・・と、ため息の後つぶやいてまたガツガツ食べる・・・
またスプーンを止めて・・・
「仮に・・・もし海の水が全てカレーだったらつまりこういう味なはずだ・・・うん」
(↑意味不明)
・・・またつぶやいてうなずいてからまたガツガツ食べる・・・
そしてあっというまに完食・・・。

この時の状況を簡単に説明させて頂くと・・・
思い付きで作ったカレーが予想外にいい出来で旨くてテンションが上がってやや混乱気味で一気に食べた・・・という感じです(苦笑)。

今日は家で過ごすのんびりとした休日・・・
って感じの時のお昼ご飯にいいと思います。
なんか贅沢してるって雰囲気でると思う・・・
このジャスミンライスとこのカキカレーだったら。

まぁー・・・原価(材料代)はざっくり計算して一人前4百何十円って感じなんだけど(笑)・・・。

イベント出展のお知らせですが・・・
今年もコロナのせいで普段のようにはいかないみたい・・・

まず
3月21日にこちらのイベントに出展するはずだってのですが・・・
いきものフェス
会場での開催は延期、WEB開催になります。
WEB開催に参加する予定です。

デザインフェスタvol53(5月29、30日)
B-144のブースです。

6月30日~7月5日 金魚と海のいきもの展
今回の会場は神戸阪急です。
これはコロナのせいじゃなくていつもの阪神8階催事場が改装中のため

それからもう一つ、去年中止になった博物ふぇす
まだなにも知らせが来ていないのですが・・・
こちらにも出展致します。

今年もまだまだ大変そうだけど・・・
旨いカレー喰って頑張っていきましょう!










2020イベント出展・・・と、サメガレイ

2020-03-11 20:12:57 | イベント
このひねくれた顔してる魚がサメガレイ

・・・カレイなんでもともとこういう顔・・・なんですが・・・
2月中旬に買ってきた魚です。

今回買ってきたのは45㎝で2キロ弱・・・
で、2300円・・うん・・・安い。
見た目が悪い・・・粘液でベトベト・・・極端に脂っこい・・・等々の理由で安い魚だそうです・・・。
でも脂があるものが好まれる現代の嗜好から現在徐々に値を上げているとか・・・
でも2キロで2300円の鮮魚だったらまだまだ安い魚・・・。

名前の由来はこのサメ肌から・・・

見た目は地味・・・
というか醜い、って範疇だと思いますが・・・
結構特徴の多い面白いやつです。
こういうやつって結構好き・・・。
このサメガレイをご紹介させて頂こうと思います。
イベント出展のお知らせは下のほうにちょこっと書いてあります(笑)

まずこのエンガワ

・・・エンガワがでかい・・・
刺身にしたとこ
左がエンガワ、右が身の部分

こちらは身のほう・・・
皮の下の脂の層が身の部分に刺さり込むように入ってる

養殖魚のノルウェーサーモンの腹の薄い部分(大トロ)もこんな感じだったような・・・


ぶにゅ・・・って感じの食感とすごい脂、
それからカレイの独特の風味、「おぉー」って声が出てしまいそうな強い個性
ノルウェーサーモンの腹の大トロ部分・・・
サケ、サーモン類の独特の香りがカレイに入れ替わったような感じかな・・・

エンガワはさらに脂の強くてゼラチンがあってプルンプルン
寿司、手前が身のほう、後ろがエンガワ

寿司にしても非常に個性的
何貫か並んだ寿司にこれが入っていれば確実に印象に残る1貫だと思います。
・・・値を上げてきている・・・というのもわかる気がする。
・・・でも何でだろ・・・
このサメガレイ寿司、4貫食べたらもう要らない・・・って気分になる・・・??
・・・エビとか食べたい・・・な・・・・
脂は十二分の乗り、カレイってすぐわかる香り=個性
・・・があるんだけど魚らしい旨味が全然ない・・・
・・・・・脂ばっかりで旨くない魚(だから安い)・・・
って評価はだったらこの値段は確かに納得いく。

アラでスープをとってるとこ

皮は・・・この皮でスープとったら多分スープが臭くなる・・
って感じだったのでとりました。
一度湯引きするとつるんと剥がせます。

コトコト3時間ほど煮込んだ澄んだスープが右
・・・全然味が出ないんで一度スープを取り分けて再度水を入れてぐつぐつ煮込んだ白く濁ったスープが左

・・・どっちも結構煮詰めてやっと飲める濃さ旨味
・・・旨味成分がもともと薄目な魚みたい・・・。
冷まして冷蔵庫に入れといた状態なんですがサラサラなスープ・・・
アラの部分にはゼラチン質がほとんどない・・・
ゼラチン質はでかいエンガワ部分に集中しちゃってるのかも・・・
1匹2キロ弱の魚のアラでやっとラーメン2杯分のスープ・・・
・・・なんか凄く偏った感じのするやつ・・・
そして自分もこのサメガレイのこと言えないくらい偏った人間・・・
・・・親近感感じます・・・(苦笑)

2日目・・・2キロなんでまだたっぷりある・・・
昨日飽きるまで食べたんでもう刺身は・・・
もういいや・・
・・・特にエンガワ・・・
脂っこいからもう食べたくない・・・
じゃあどうしよ・・・

・・・ってことで思いついたのがねぎま鍋(葱鮪鍋)
江戸時代、今じゃ考えられないけどマグロの大トロは捨てるか肥料にするか・・・って扱いだったそうです。
赤身=醤油に漬けておけば日持ちする
・・・冷蔵庫の無い時代なんでこれ凄く大事な部分だと思います。
大トロ=脂が強すぎて醤油をはじくので漬けに出来ない=すぐ腐る
・・・それから今と違って脂っこいものあんまり好まれなかったそうです。
そんな理由で余りものみたいな扱いだった大トロ
を、美味しくいただくために考えられたのが葱鮪鍋・・・。
もともと捨ててしまうような材料で作るものなので庶民の安い食べ物だったとか・・・
お武家様や悪徳商人が
「赤身じゃー!」
「庶民には出来ぬ贅沢よ!はっはー」
「おぬしもワルよのー!はっはー」
・・・と言って赤身食べて
庶民が大トロを
「んだよ~大トロかよ~・・たまには赤身食いてーよなぁ」
と言いながら食べていた・・・ということでしょうか・・・?


脂強すぎるこのサメガレイのエンガワには丁度いいきがする・・・

濃いめのかつお出汁、濃いめの醤油でサメガレイの旨味の無さを補う

ぶるんぶるんしてたエンガワは火が通ると箸でつかめないくらいにとろんとろん・・・

これを旨汁と一緒に・・・

・・・これ・・・大成功!
トロンと口の中で融ける脂とゼラチン、そして汁の旨味と塩気・・・
脂っこくて味の薄い刺し身我慢して沢山食べるより全然いい・・・。
濃いい出汁のしみたねぎもうめえー・・・。

本物の葱鮪鍋・・・
醤油をはじいて受け付けない・・・
ってくらいの脂のクロマグロ・・・
しかも近海で生・・・の大トロでこの葱鮪鍋やったら・・・
・・・江戸の庶民も意外にいいもの食べてたのかも・・・って気がします。
現代の庶民じゃ・・・・・大トロどさっと入れた鍋なんて値段的に無理(苦笑)
今じゃ食べることの出来ない大トロどさっと入れた本物の葱鮪鍋・・・
それから今値段が上がってきているというサメガレイ・・・
・・・・・物の価値とか値段なんて人間の都合で変わるもの・・・
と、サメガレイ鍋で考えさせられる・・・

サメガレイは居酒屋で刺身で一皿で何切れ・・・とか
寿司屋で1貫2貫・・・とかがいいと思う・・・。
初めは強い脂に「おおー」って思って楽しめると思います。
・・・沢山食べると飽きてくる・・・
あんまり褒めてないけど、久々に面白い魚に出会ったなって気がします・・・よかった。

・・・なんてこと言ってもまだ沢山残ってるサメガレイ(苦笑)
サメガレイ出汁があるので麺類で・・・
味付けは・・・

・・・
・・・・・
カレイだし・・・カレー味

カレイ出汁のカレーラーメン!・・・済みません・・・
つくり方は以前紹介した蝦麺、ラクサみたいな感じです。
ココナッツミルクは使わずにカレーペーストとカレイ出汁で仕上げてます。
麺の上にのってるのはサメガレイの干物を焼いたもの。

せっかく面倒なカレーペースト作るのなら多めに作っといてもう1品

カレイカレー!!・・・・・ごめんなさい・・・

煮詰めたサメガレイ出汁で作っているんでそれなりに旨味がある出来。
カレイの風味はカレー味に吹き飛ばされてしまった感じ(苦笑)
昔バングラディッシュで食べたナマズカレーに似てる気がする・・・。
カレー・・・って言うよりカレー味のおかず?って感じかな・・・。
ご飯ガツガツ食べれるおかずカレー


それから唐揚げ・・・干物・・・
いろいろ試させてもらったサメガレイに改めて感謝
干物はかなり乾燥させたほうが味が濃くなっていいかも・・・
乾燥してないと水っぽいぶよっと感じなんだけど・・・
水分抜けたときの身質、食感、身のほぐれ方・・
なぜか鮭(シロザケ)にすごくよく似てる・・・
塩鮭の香りがカレイに置き換わったような妙な感じ・・・
海底にへばりついてるカレイと群れで回遊してるサケとでは生態だいぶ違うはずだけど・・・
なんだろ・・・
専門家じゃないんでよくわからないです・・・(苦笑)


・・・そして、タイトルのイベント出展のお知らせです!
・・・・・これ書くの危うく忘れるとこだった・・・(苦笑)

富山 3月21日(土)22日(日)
富山アートマーケット2020
・・・コロナウィルスの影響で中止になりました。
1月の時点で今年の富山旅行の計画を綿密にたてて・・・
今年はあそこで魚買って・・・
時間に余裕あったら魚津にいこうかな・・・とか
いや違う、富山アートマーケットでお客様に楽しんで頂く準備を十分にしていたんで・・・
・・・正直どっちも本当に残念です・・・
・・・富山に行きたかった・・・
今は健康に気を付けてコロナウイルスの終息を祈るだけ・・・。


東京 4月11日(土)12日(日)
デザインフェスタvol.51
G-27のブースでお待ちしてます。

横浜 5月9日(土)10日(日)
ヨコハマハンドメイドマルシェ

大阪 6月24日(水)~30日(火)
阪神百貨店 金魚と海のいきもの店2020

東京 9月12日(土)13日(日)
博物ふぇすてぃばる!

冬の間に新調した什器・・・
作るのすごく面倒・・・
特に木箱がしんどい・・・
木切ってネジで留めて・・・をひたすら繰り返す・・・

買ったら・・・
というか売ってたらいくらでもないようなものなんだけど。
手作りってほんと大変だと実感します・・・(苦笑)

・・・でも完成してきれいに箱に収まると・・・

なんか妙に気分がいい(笑)

ダンボールも新しいの

冬は籠りっきりだけどやらないといけないこと多くて結構忙しい・・・

今年は・・・
部屋の畳の交換・・・
要らないものの処分・・・トイレの改装・・・
・・・床の張替えもやりたかったけど時間が足りなかった・・・
結局時間が足りなくて中断・・・
中途半端で工事中の部屋に住んでるような状態・・・(苦笑)
・・・たまに「何屋さんなんですかぁ・・・?」って聞かれます
・・・・器用貧乏なんです・・・

それから籠りっきりで結構長いこと人とまともに会話してない気がする・・・

イベントで皆様とお会いできるのを楽しみにしています!
旨い魚の記事もちょこちょこ書いていきます。

今年も宜しくお願い致します!