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Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

フクジュソウは強かった!

2024年02月14日 14時00分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月14日:もう駄目だと思ったフクジュソウが復活したようだよ。
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 古から脈々と受け継がれてきた遺伝子の為せる業なのであろうか?
 買ってきた折りに膨らんでいたつぼみがあえなく散ってしまっても、次々と小さなつぼみが頭を擡げてきているのだよ。

📸2024年2月6日:茶枯れた花被片を発見。
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📸2024年2月12日:乾涸びてきた花被片。
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 上記二葉はいずれも再掲の写真であるが、ご覧の通り、日を経るごとにつぼみが崩れていったのがお分かりいただけると思う。
 山野草の専門店ではなく、農産物直売所の花売り場などで購入したことを悔いていたのだが、杞憂に過ぎなかったようだ。
 最初に見つけたとき、一芽だけだろうと思っていたが、そんなちっぽけな人間の想念など嘲笑うように、また一芽、また一芽と、次々につぼみをあげてきた。
 千年、二千年と命をつないできた草々の見事さ、凄まじさを目の当たりにした、なんて言ったら大袈裟だろうか。

 📸2024年2月14日:キクザキイチゲが開いたようだ。
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 📸2024年2月14日:花として生を受けたことを誇るがごとく、ただ咲いている。
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 こちらは他力本願とでもいうのだろうか、今年、城ノ越園芸店で求めたものが花開いたのだ。そう、自らが育てたモノではないのだよ。
 一昨年、昨年と、同所で1ポットずつ購入してきており、花後は坪庭に埋めてある。こちらの方は、いまだ地上には出てきていない。消えちゃったのかな?

 📸2024年2月13日:次から次へと開き始めたエロディウム:ペラルゴニフォーラム。
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 一日花ではない。咲くと数日開いたり閉じたりを繰り返し、頃合いを見計らって散っていく。
 赤紫のブロッチがとてもチャーミングなフウロソウの仲間なのである。

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買い物のついでに、智光山公園・都市緑化植物園に寄ってみた

2024年02月13日 16時27分40秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月13日:アカバナマンサク(赤花満作:マンサク科マンサク属の落葉低木)
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 📸2024年2月13日:早春にまず咲く――まず咲くから「マンサク」。オヤジのダジャレか!?
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 今日は暖かだという。三月下旬の気候なのだとか。う~んっ、ちと風が冷たいのだが・・・。
 野菜の調達のために、サイボク・楽農広場に行った。ちょっと楽しようと、ミートショップにも立ち寄り、ゴールデンポークのメンチを調達した。
 せっかくこっち方面に来たのだからと、隣接する都市緑化植物園をのぞいてみた。
 バラ園には、忙しそうに立ち働く人々が一所懸命に株の周りに穴を掘っている。肥料を施すのだとか。
 バラ園に面した園地に、アカバナマンが咲いていた。
 紙テープのような花びらを透かして花の中心部を覗く。四枚の萼片にくっきりと浮かび上がったその容貌は、なぜか猿面のように見える。

 📸2024年2月13日:アセビ(馬酔木:ツツジ科アセビ属の常緑性低木)
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 ここには、真っ赤に染まる赤花のアセビもある。もうだいぶ膨らんでいたが、開花はまだ先のようだ。

 📸2024年2月13日:ウメ(梅:バラ科サクラ属の落葉高木)
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 📸2024年2月13日:青空にウメの花がくっきりと浮かび上がる。
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 和風低木見本園といえば、いまの時期ウメであろう。
 いや、ちょっと遅かったようだ。白梅、紅梅は満開を過ぎ、この枝垂れもちょっと時機を逸したかもしれない。

 📸2024年2月13日:フクジュソウ(福寿草:キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草)
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 芝生広場の南側にはアジサイ園がある。その園地の外れでは、フクジュソウを見ることができる。
 まだ、早いかなと思ったが、7~8芽ほど萌してきており、この陽気にほだされてか、しっかりと花開いている株もあったよ。

 📸2024年2月13日:シナマンサク(支那万作:マンサク科マンサク属の落葉広葉/小高木)
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 📸2024年2月13日:蒼天にシナマンサク! 大空に、紙テープをばら撒いたようだ。
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 中国中部を原産とするマンサクだからシナマンサク、潔いというか、思慮が足らんというかストレート過ぎる命名だ。
 マンサクにはあまり葉が見られないが、シナマンサクは干乾びたような葉を伴なって花を付ける。未練なのか。


 📸2024年2月13日:ハンカチノキ(ハンカチの木、幽霊の木:ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木)
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 おっと、忘れるところであった。バラ園の入口にはハンカチノキがあったのだ。「ハンカチノキ」とは真っ白な2枚の苞葉がはためくことからの命名だが、「幽霊の木」という命名も風にそよぐ苞葉からのインスピレーションなのだろう。
 いまの時期は、ご覧の通り、3㎝ほどの球形の実が3~4㎝ほどの果柄にぶら下がってい揺れている。
 かつて、この植物園の「緑の相談室」で実を配っていたので頂戴してきたが、芽は出なかった。。。


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【ご報告】 昨日、つぼみだったエロディウムが・・・・・・

2024年02月12日 14時35分20秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月12日:今朝、エロディウム・ペラルゴニフォーラムが二輪咲いていた。
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【ご報告】
 昨日の今日だけど、エロディウム・ペラルゴニフォーラムが咲いたのだよ。
 原種系エロディウムだそうで、とても花付きがよく、花期も長いのだという。
 紙を思わせる花びらの質感が印象的だね。

 📸2024年2月12日:哀れ! フクジュソウが乾涸びていく、と思ったのだが・・・。
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 先日、埼玉・日高にある農産物直売所から連れてきたフクジュソウが乾涸びていく。
 大きなつぼみが三つ、誇らしげにポリポットからのぞいていたのだが、鉢への植え替えを済ました途端、日毎に花びらが茶枯れていったのだ。
「ダメだな!」と思った。「このまま乾涸びていくのだな。」とも思った。
 それがである、確かに、三つあったつぼみは一枚一枚花びらを落としつつあったのだが、その一つのつぼみのなかに、もう一つ別のつぼみが萌していたのを見つけたのだ。
「天はフクジュソウを見捨て給ふや!」などと怨声を忍ばせていたのだが、そう思っていた自分自身を恥じた。今度こそ、健やかに育ってくれよ。


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ベランダの花たちを撮る

2024年02月11日 15時55分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月11日:ベランダでは、まだまだ新入りの草々が幅を利かしている。
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 大方の草々はまだ地上部に姿がなく、鉢は用土が見えるのみである。
 ヤブコウジや雪割草、キクザキイチゲや黒葉スミレなど、そのほとんどが今年仕入れたモノばかりである。
 そう、猫の額の草々は、まだ長い眠りの中にいる。

 📸2024年2月11日:ヤブコウジ、いつもはこんな風に撮っている。
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 📸2024年2月11日:今日は、ちょっと寄って撮ってみた。
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 この実は、いつ朽ちるのだろう。そして、今年は、何時、つぼみが萌すのか。それまでは、何度も、何度も、この真っ赤な実を撮っておこうと思う。

 📸2024年2月11日:エロディウム:ペラルゴニフォーラムのつぼみに変化が。
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 買ってきた折りにほころんでいた花は、すでに散ってしまった。
 しかし、何本かの花茎につぼみが上がってきている。これは、これで、面白いもので、毛むくじゃらなその表情を撮ってみようと思った。
 気持ちばかりが先行し、肩に力が入るは、シャッターを押すとその拍子に手がぶれるはで散々な出来だね。

 📸2024年2月11日:アーグチフォリウス・スターダストの花は葉に同化してわかりにくい!
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 有茎種のクリスマスローズは、葉の形状といい、その色柄といい、とても興味深い。
 そう、決して、一様ではないからだ。

 📸2024年2月11日:この植物、現在、チョウセンヨメナの変種とされている。
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 この植物、実は品種の同定が出来ていない。「春に咲くノコンギクのような花」として愛媛の花友さんに頂いたのだが、その方もずっと頭を悩ましてきたのだとか。そう、ノコンギクは、基本的に秋咲きなのである。
 そこで昨年、「ハナノナ」という人工知能花分類システムを開発している千葉工業大学ステアラボの先生方に「この花なんですか?」と、お伺いしたことがあった。
 ご丁寧な返信を戴き、「即答するには難易度が高いが、チョウセンシオンである確率が7割、ノコンギクである確率が3割」とのことであった。改めて、この世界の奥の深さを思い知らされた次第である。


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所沢・多聞院には、祈りの花、願いの花が咲き乱れていた

2024年02月09日 15時35分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月8日:まだ雪の残る多聞院。六地蔵がお出迎え。
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 📸2024年2月8日:社務所に通じる小径の右側に、クリスマスローズが咲いていた。
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 まだ、花などないことは分かっていた。それでも、久々に所沢にある「食の駅」を訪れる前に、ちょこっと覗いてみた。
 6日朝にかけて降った雪が、まだいたるところに残っていた。花などないと思っていたが、クリスマスローズが咲いていた。早咲きなんだね。

 📸2024年2月8日
 毘沙門堂へと通じる小径(参道)。
 真っ白な祈りの花がたくさん咲いていた。
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 📸2024年2月8日
 ロウバイの小さな黄色い花に交じって、願いの花も咲いていた。
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 真っ青な空に、毘沙門堂の銅板葺屋根が浮かんで見える。本物の春がこの社に舞い降りれば、この小径の両側に山野草が咲き乱れる。

 いま、毘沙門堂へと通じる小径には、真っ白な祈りの花がたくさん咲いていた。
 また、ロウバイの小さな黄色い花に交じって、数限りない願いの花も咲いていた。

 ここには、人々の祈願の数だけ、真っ白なペーパーフラワーが咲き乱れている。

 📸2024年2月8日:山野草の庭に小さな地蔵菩薩が佇んでいた。
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 毎年、クマガイソウが咲く辺りに、小さな、そう、60~70㎝ほどの地蔵菩薩が佇んでいた。
「地蔵菩薩」とは何か? Web上の用語解説サービスとして知られる「コトバンク」の「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」には、次のような解説が付されている。

「大地のように広大な慈悲で生あるものすべてをすくうという菩薩。」

 おみくじを木に結ぶという慣習は、神仏とご縁を結ぶということの思いから発したという説がある(もちろん、木の生命力にあやかりたいとか、諸説ある。)。
 真っ白なペーパーフラワーに託された祈りや願いは、慈愛に満ちた円満柔和なお地蔵さんがきっと聞き届けてくれることだろう。


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