goo blog サービス終了のお知らせ 

Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

そろそろ夏の花の話をしようか Appendix:マツムシソウは、ただ一日で変貌する!

2023年05月18日 14時45分38秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月18日:チドリソウ
 (千鳥草:キンポウゲ科チドリソウ属の一年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 このチドリソウは、こぼれ種から孵化した。
 小庭の方で、今年地植えにしたミヤコワスレと寄り添いあい、支え合いながら咲いている。ヒト属も見習わねばなるまい。

 📷2023年5月18日:キレンゲショウマ
 (黄蓮華升麻:バラ科キイチゴ属)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 天涯の花である。2019年の春、長野・上田の山野草店から連れ帰ったのであるから、猫の額での生活は4年目となるのかな。今年も、いまのところ順調に育っているようである。
 ただ、これからが問題だ。今日も、30度を超えている。照りつけるというより、暑気を孕んだ風が体を嘗めていく。これは、草本にとって、ましてや山野草などと一括りにされてるジャンルの草々には堪えられない環境ではないだろうか。
 米国には地球温暖化なんてフェイクニュースだなどと戯言を吐いた老政治家がいたようだが、日本では着実に生態系が変化していることが窺える。
 無理なのかな、この地で山野草を育てるなんて、こんなことを真剣に考え始めている。

 📷2023年5月18日:クサボタン
 (草牡丹:キンポウゲ科センニンソウ属の半低木)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 センニンソウの仲間はつる性であることが多い。ところが、このクサボタンは絡みつくことを潔しとしない。独立独歩で生きている。あっ、もっとも草本だけに、歩くことはしないがね。
 実は、3~4年前、緑化植物園で催された山野草店でこのクサボタンを連れ帰ったことがあった。簡単だろうと思ったのだ。
 ところが、案に相違して、あっという間に☆彡にしてしまった。何故? 己の未熟さを痛感した。
 その翌年だったか、通販カタログでクサボタンを見つけ、一も二もなくポチったものである。
 それから2年ほどたつが、やはりびっくりするほど頑健だ。昨年、地植えにしたが辺りを圧する強勢さに、廻の植物が辟易している。

 📷2023年5月18日:エゾゴゼンタチバナ
 (蝦夷御前橘:ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ゴゼンタチバナもリベンジ組だ。どうしても、実を、秋に熟した真っ赤な実を見てみたいのだが・・・。
 ダメかな? こんな状態じゃ。。。

 Appendix:マツムシソウは、ただ一日で変貌する!

 📷2023年5月17日6時45分:スカビオサ/西洋マツムシソウ
 (西洋松虫草:マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月18日10時27分:咲き急ぐ! そんなに急いで何処へ行く!!
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 昨日のこと、おっ、やっとヤル気を出したじゃないかと1枚撮っておいた。
 なんのことはない、今日、しっかりと開花してしまった。
 花など、一日で、その様相が変わってしまうことがある。
 びっくりしてはいけない。ヒト属などは1時間で気持ちが揺らぐことなど珍しくないのだから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラ散歩で野辺の花を撮る Appendix:滴を纏ったタンナワレモコウ

2023年05月17日 15時20分00秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月17日:平野の森にて
 キイチゴの仲間の実(クサイチゴの実かな)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月17日:平野の森の北辺の小道にて
 ナワシロイチゴ(苗代苺:バラ科キイチゴ属)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 一所懸命咲いたキイチゴが、いま、稔りの時を迎えている。
 かつて、みん花時代に、散歩には必ずミネラルウォーターのペットボトルを携えて歩くのだという方がいらっしゃった。そう、熱中症予防には適度が水分補給が欠かせないね、と申し上げたら、いや、これは路傍の草や実を洗浄するための水であると仰った。
 なるほどと頷きながら、1、2度、このような時期に、キイチゴの実をもぎり、ペットボトルの水で洗って食ってみた。
 う~んっ、どんなもんだろうか。それ以来、洗浄用の水は持ち歩いていない。
 クサイチゴの実もそうだが、ナワシロイチゴの実は殊の外美しい。小粒のルビーのようだぜ。

 📷2023年5月17日:平野の森の北辺の道にて
 キュウリグサ:(胡瓜草:ムラサキ科キュウリグサ属の越年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 昔は、もうちょっと上手く撮れたのだと思う。
 いまはシャッターを押すと支え手の押さえ効かず、シャッターを切ったと同時にカメラが首を振る。
 このキュウリグサのように小さな花の場合、手振れが写真に致命的な結果をもたらす。副花冠のくびれが不鮮明だね。もっとしっかりとホールドしないといけない。

 📷2023年5月17日:S台中央公園にて
 ドクダミ/八重:(蕺/八重:ドクダミ科ドクダミ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月17日:ここで、この花に出会えるとは?
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 S台中央公園は、県道126号線に出ようとする交差点に面している。行き過ぎる人も多い。そんな公園ののり面に、このドクダミの八重が咲いていた。
 誰かが植えたのか? 通りすがりの誰かが、この公園の植生を乱そうとして。
 天からの恵みが実を結んだのか? 新たな生態系を目論んだ神の手による悪戯とか。

 Appendix:滴を纏ったタンナワレモコウ

 📷2023年5月17日:タンナワレモコウ
 (丹那吾亦紅:バラ科 ワレモコウ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 雨上がりの朝などに、このような自然の悪戯を目にすることがある。

 子宝草とか、クローンコエなどと呼ばれるセイロンベンケイソウの仲間がいる。
 そう、葉の縁に小さな子供の葉をびっしりと育むあの不思議な葉のことだ。

 葉が蒸散作用の一環として水滴を迸らせる現象と、葉が自ずから葉を産み出す現象と、いずれもが欠くべからざる植物の生理現象なのだろうが、なにか偶発的とは思えない縁のようなものを感じるんだ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユキザサに実がつくのか?

2023年05月15日 14時50分30秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月13日:ユキザサ
 (雪笹:キジカクシ科マイヅルソウ属(APG)の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 いま、一つの花が終焉の時を迎えようとしている。ユキザサである。この花には、アズキナという別名がある。
 岐阜県飛騨高山周辺で古くから親しまれている山菜の一つにアズキナがあるが、これはナンテンハギ(南天萩)というマメ科ソラマメ属の多年草のこと。ユキザサも山菜として重宝されているようだが、いずれもが茹でたときに小豆に似た香りがすることからの命名のようである。

 📷2023年5月15日:ちょっと寄ってみると、3ミリあるかなしかの子房が見える。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月15日:そう、この実が真っ赤に熟すのが見たかったわけだけど・・・。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 エゾゴゼンタチバナもそうなのだが、このユキザサも、秋には真っ赤に熟した実を付ける。
 エゾゴゼンタチバナは、今年もその試みは実を結ぶことなく終わりそうだ。
 ユキザサはどうか? 先行した花穂も数本あったのだが、子房はことごとく散り失せた。まだ、花穂は2,3本ある。夢の続きを見ることにしよう。

Appendix:若葉雨に濡れた坪庭の景

 📷2023年5月15日:二段目に、イカリソウとカナダケシを地植えにした。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月15日:今年は、スカシユリの花付きがよいようだ。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月15日:赤花オケラがぴょこんと伸びている。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月15日:若葉雨が植物を蘇生させる。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 今日は、部屋の中から坪庭を撮っている。坪庭は、家屋の東側を南北に走る道路に面している。
 1枚目が坪庭の一番左手、北側に位置する。この辺りは3段に設えてある。数日前まで、1段目に映っているサクラソウが2段目に植えてあった。いま、そこには、イカリソウとカナダケシが植わっている。
 2枚目が坪庭のちょうど中間地点かな。新聞の拡材で貰ったスカシユリが、最上段(3段目)に植わっている。今年は、殊の外花付きがいいようだ。
 3枚目は坪庭の一番右手、南側に位置する。赤花オケラ、タンチョウソウ、チョウセンヨメナ、アケボノソウ、・・・・・・、etc. が混栽されている。
 さらに、4枚目は石灯籠の下辺り、1段目、2段目の様子である。ここも混植の度合いが激しい。こんなところに、猫の額の坪庭の可能性と限界がここに露わとなっている。
 この狭小な坪庭で、どのくらいの植物を育てることができるだろう。かねてからその可能性を探り、限界にチャレンジし続けている、なんて。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山野草:葉やら、つぼみやらを見て 味わい 楽しむ

2023年05月13日 14時16分40秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月13日:キバナイカリソウ
 (黄花碇草:メギ科イカリソウ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 昨年、花の終わった頃、農産物直売所にて数鉢売られていた。
 買うのか? 花が終わったばかりのイカリソウを、いま、本当に連れ帰るのか?
 胸中穏やかならざるものが在りはしたが、結局、手元に置くこととした。翌年の花姿を脳裏に描きながら。

 ところが、今春、咲かなかったのだよ。不発! 結構大株だったのに、一輪も顔を見せようとしなかった。
 だからという訳ではないが、いつも目にすることができるベランダの鉢植えの座を追われ、地植えとした。
 どうだい、新葉が出てきている。この新葉がいいのだよ。若草色に赤が混じる。この赤、萌え出たばかりの葉にはよく見られる現象だ。その色素はアントシアニンであろうか。抗酸化作用などがあり、自ずから身を護るプロテクションってことなのだろう。

 📷2023年5月13日:タマノカンザシ/八重
 (玉の簪/八重:ユリ科ギボウシ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 一昨年、見事な花を付けてくれた。何輪も、何輪もほころび、目を楽しませてくれた。
 昨年、一輪も姿を見せることはなかった。お決まりのローテ-ションなのだろうか?
 二株あったのだが、一株里子に出した。奮起したのかな、立派な葉を茂らせている。うんっ、これなら咲いてくれるのではなかろうか。
 しかし、色といい、大きさといい、ほれぼれするような葉姿である。

 📷2023年5月13日:トウチクラン(茶花ホウチャクソウ)
 (茶花宝鐸草:ユリ科チゴユリ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 トウチクランのつぼみに変化が見て取れた。まだ、大方が若草色なのだが、そこに茶いろが浮き出てきている。
 そう、この花の異称は茶花ホウチャクソウである。白花でも、黄花でもない、茶花なのである。日一日とこの茶の色がつぼみを覆い、トウチクランは茶花ホウチャクソウとなっていく。

 📷2023年5月13日:ツクシカラマツ
 (筑紫唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ツクシカラマツのつぼみ、ご覧のように、やっと花糸が目立ってきた。
 こちらも、この花糸がそれとわかるようになる時、初めてツクシカラマツとして坪庭デビューを果たしたことになる。

 📷2023年5月11日:ユキノシタ
 (雪の下:キノシタ科ユキノシタ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 独特の装いである。上部に仮面を思わせる3枚の花弁がある。下部には披針形をした2枚の花弁が添えられる。雄しべは10本あり、子房基部の花托が肥大した黄色の花盤に取り囲まれて2本の花柱が飛び出ている。
 何度見ても思うのだ。きっとした仮面の騎士が3人で、この花柱を守っているって。まぁ、あのアノニマスの仮面のようでなかったことだけは幸いだ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花びらの 白い色は 恋人の色🎶

2023年05月11日 14時00分00秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月11日:ムラサキツユクサ/白花
 (紫露草/白花:ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 毎朝、といってもいいくらい、炊事・洗濯・掃除などが一通り終わると、朝飯前に、猫の額で咲いている花を撮ることにしている。
 今日(5/11)も数枚撮っていると、花びらの色がすべて白いことに気が付いた。
 僕が若かった時(今でも気持ちだけは若いつもりでいるのだが、残念ながら体力が伴わないことを痛感している)、ベッツィ&クリスという米国人フォークデュオがいた。彼女たちが、1969年10月にリリースしたシングルが「花びらの 白い色は 恋人の色🎶」から始まる『白い色は恋人の色』であった。ザ・フォーク・クルセダーズの北山修と加藤和彦が作詞・作曲を手がけたナンバーで、累計80万枚に達したというからそのメロディーや歌詞が耳に残っている方もいらっしゃると思う。
 まぁ、いい加減齢を重ねると、いま生きることに精いっぱいで昔日の感懐に耽ることとて滅多にないのだが、この白花のムラサキツユクサを撮っている折に、急に、そう言えばこんな歌もあったなぁ~なんてセンチメンタリズム。

 📷2023年5月11日:カワラナデシコ/白花
 (河原撫子/白花:ナデシコ科ナデシコ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 昨日も白い花びらのアネモネ・カナデンシスを一枚アップしていた。この時期、花卉の世界では白い花が優勢なのだろうか? いや、そんなはずはない。たまたま猫の額に咲いている花に白が多いというに過ぎないのだろう。
 こぼれ種から芽生えた白花のカワラナデシコであるが、冬の間も枯れることなく年を越し、いま数輪が咲いている。不思議にも思わなかったが、よくよく考えればこの花、秋の七草のひとつとして知られている。

 山上<臣>憶良詠秋野花<歌>二首
 【原文】秋野尓 咲有花乎 指折 可伎數者 七種花 [其一](万葉集巻八,1537)
 【訓読】秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
 【原文】芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 [其二](万葉集巻八,1538)
 【訓読】萩の花 尾花葛花 瞿麦(撫子 なでしこ)の花 姫部志(女郎花 をみなへし おみなえし) また藤袴 朝貌(桔梗 あさがお)の花

 季節は、思いのほか早めに進んでいるのだろうか?

 📷2023年5月11日:ミノシライトソウ
 (美濃白糸草:ユリ科シライトソウ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:ユキザサ
 (雪笹:キジカクシ科マイヅルソウ属(APG)の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:シセンウツギ
 (四川空木:アジサイ科ウツギ属の落葉低木)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:ヒメフウロソウ/白花
 (姫風露草:フウロソウ科オランダフウロ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:ワイルドストロベリー
 (蝦夷蛇苺:バラ科オランダイチゴ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:ユウゲショウ/白花
 (夕化粧:アカバナ科マツヨイグサ属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📷2023年5月11日:イベリス・ウンベラータ/白花
 (イベリス・ウンベラータ/白花:アブラナ科イベリス属の一年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 ミノシライトソウは、意外にも花期が長い。ひょろっとして弱そうなのにね。
 ユキザサにしてからが、昨年と比べ発芽した数が多いからなのか、まだ盛んに咲いている。
 シセンウツギの背景にはミヤコワスレが映り込んでいる。これも、白花だったね。
 ヒメフウロソウやワイルドストロベリーも、飽くことなくつぼみを付け、そして、小さな白い花を途切れることなく見せつけている。
 ユウゲショウの赤花は、野辺に咲く花として人口に膾炙している。ひらったく言えば雑草といいたいのだが、最近の朝ドラのせいか、雑草という言葉を口にすることは憚られる(気がする)。ほら、「雑草という名の草は無い」としかられそうだしね。
 我が家に仮住まいしているのはユウゲショウの白花種だ。絶えることなく、可憐な姿を見せてくれている。
 イベリス・ウンベラータはこぼれ種から発芽した。我が家では桃色と白、そして白とも言えず、桃色とも言い難い、その中間色なども咲いている。

 う~んっ、白い色は恋人の色なのか? 青空のすんだ色は初恋の色らしい。さらに、夕やけの赤い色は思い出の色だという。
 いま僕たちの世代は、恋人も、初恋も、遠い彼方に置き忘れ、真っ赤な思い出の中に生きているってことらしい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする