Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

花日照りの時期に、ツユクサを三種撮ってみた!

2023年07月04日 14時31分30秒 | みんなの花図鑑
 📸2023年7月4日:フクリンツユクサ(覆輪露草:ツユクサ科ツユクサ属の一年草)
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 花日照りなのである。まったく咲いていないという訳ではないのだが、猫の額では山野草は端境期に突入だ。使い倒した種であったり、何度となく投稿して手垢がついた種であったりするので、投稿が躊躇われた。必然、ちょいと足が遠のくといった塩梅なのだ。
 Oxford Languagesの日本語辞書によると、「日照り」とは「(夏)長い間雨が降らないで水がかれること。転じて、必要なものが非常に少なくなること。」などという解説がなされている。そう、「投稿に必要とされる花が非常に少なくなってしまった」のである。
 そんな頃合いに、折よくフクリンツユクサ(覆輪露草)が咲いてきた。

 📸2023年7月4日:昨年は丈高く徒長して倒れたり、葉焼けなどで見る影もなかったのだが・・・。
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 覆輪露草と表記する。覆輪とは本来、「甲冑・鞍・太刀・調度などを金・銀・錫などで縁取りし、飾りや補強としたもの。」(デジタル大辞泉 )を意味する。そう、エッジング(edging)とか、パイピング(piping)と言えばいいだろうか。
 園芸においては、「花びらなどの外縁部分に、地の色と異なる色が入る」ことを言い、クリスマスローズなどでは「ピコティ」などという語彙をもって語られることが多い。
 このツユクサ、一般的には、「メガネ(眼鏡)ツユクサ」などと呼称されることが多いようだが、異称である「覆輪露草」という呼称もなかなか味わいがある。
 実は、このツユクサ、昨年、みん花時代の先輩の方にお送りいただいたのだが、葉が焼けたり、徒長したりと、あまりよい状態とは言えずお披露目は差し控えた。今年は、現在30㎝ほどといい塩梅にまとまっており、この隙にと思い取り上げてみた。

 📸2023年6月27日:斑入りツユクサ(斑入り露草:ツユクサ科ツユクサ属の一年草)
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 路傍で摘んで水に挿してから5~6年、しっかり根付き、時が至ると坪庭の水場の辺りで世代交代をしている。
 斑入りというのがミソかな。バラエティーに富んだ斑の入り具合を楽しむ、密やかな楽しみでもある。

 📸2023年7月4日:ムラサキツユクサの白花
 (紫露草の白花:ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草)
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 📸2023年7月1日:この時期は、間断なく咲いてくれる。一日花だが、得難い花の一つ。
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 車が行きかう街路樹の植え込みでさえも、平然とした顔で世代交代を繰り返している。ツユクサの仲間だけに、芯の強いところを見せつけてくれる。
 来たばかりの時はいじけていくつも花を付けなかったが、今年は間断なく咲いている。地味に合うまで時を要したか?

 📸2023年7月2日:西洋オダマキ
 キリガミシリーズのディープブルー&ホワイト
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 📸2023年7月2日:なんで今頃?
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 そう言えば、西洋オダマキがまだ咲き出した。アクイレギアのキリガミシリーズ、ディープブルー&ホワイトである。
 一つかと思えば、いくつかつぼみも抱いているようで、まだ咲いてやろうかという気概だけは健在のようだ。
 健気と言えばそうなのだろうが、猛暑日が続くこんな日和の中で咲いていていいのだろうか? 来年の咲き具合に影響しない?



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