草々を育てるということは、季節の移ろいを可視化して追うことができるということなのである。
芽が出た、つぼみが萌した、花が綻んだ、害虫に集られた、風で倒れた、暑さで茶枯れた、・・・・・・、一喜一憂は付き物だが、それでも何かにつけて種を贖い、苗を取り寄せ、飽くことなく育てることの哀歓を楽しんでいる節がある。
昨年求めたキイジョウロウホトトギスだが、その年花は付かなかった。
そろそろ秋咲きのホトトギス類が動き始めるという頃、つぼみが萌すであろう葉腋の辺りを目を凝らして見つめ続ける。
この米粒ほどもない小さな突起がそうなのだろうか? あれこれと考え、一喜一憂のループの渦中に身を晒す。
シライトソウの発芽を確認してから四カ月目となる。それが、一向に大きくならないのである。
今年は無理にしても、来年には花が見られるのかと思っていたら飛んでもない。いろいろ語彙を変えて検索してみると、実生で育てたモノは三年から五年、花にお目に掛かれないという。
なんとも壮大なチャレンジを敢行してしまったものであると、ちょっと後悔している。来年早々、苗を取り寄せて、手っ取り早く花を拝めないものかと思案し始めている。
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