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「病院門前町から病院が消える!?」・・・東京女子医大東医療センター

2016年09月30日 | 病院誘致
「病院門前町から病院が消える!?」噂の!東京マガジン【7月24日放送】
テレビ 2016年7月31日 (日)配信Live on TV

病院門前町から病院が消える!? 商店街も区も大慌て!

 荒川区の東京女子医大通り宮前商店街は、大学病院を中心に栄えてきた昭和の香りを残す商店街。喫茶店「MIYOSH」で話を聞くと、お客さんは病院関係者や患者が多いという。今回、問題となる東京女子医科大学東医療センターの紹介。外来患者は1日平均1004人で病床数は495床、職員数は1115人と大きな病院である。現在、病院の移転計画が上がっている。全長250mの商店街沿いに東医療センターの関連施設が建っていて、総面積は14,978平方メートルとなる。1号館は建築後50年を迎え老朽化も深刻問題となっていたが諸条件が整わず移転を検討したと説明。ここで商店街に入る衣料品店「SUMIRE」の店主は、「打撃は打撃。もしかしたら商店街が潰れる」と危惧していた。さらに、病院は唯一侵害時の災害拠点病院であり、荒川区行政としても移転に反対している。病院の移転先で挙がっているのは隣の足立区で、足立区民は来てほしいと考えていて病院争奪戦の状況となっている。荒川区の商店街の辺りは、昔は芸者が行き交う花街で、阿部定事件の場所も存在する。かつては医療過疎の街でもあり、それを解消するために東京女子医大の創設者である吉岡彌生氏が分院を開設した。それから80年 商店街のマスコット「お宮ちゃん」は病院がモチーフになっている。今回の病院移転について、おにぎり店「ふじた」の店主は「びっくりしました。ウソでしょと思いました」と語った。また青果店「宮前青果」店主も「女子医大がなくなったら商売上がったりになります」とコメント。荒川区民は病院の移転計画に戸惑っている。

スタジオトーク

 荒川区の大学病院の移転計画が与える影響について出演者は、「これは大変だなあ」「ほとんど病院関係で成り立っているんだ」などと話した。井崎脩五郎は「母親がこの病院で手術した、名医揃いで評判でした」とコメントした。清水国明は移転理由をフリップで解説。効率性の問題や、大規模災害時における安全性の不安、敷地内上空の高圧送電線による制限などがあるという。また、移転して新たに病院を誘致することは、医療圏の問題が関わってくるため、できないという事を解説した。

病院門前町から病院が消える!? 商店街も区も大慌て!

 東京・足立区の移転候補地の一つの江北エリアは3万平方メートル以上と、今の場所より好条件である。病院の誘致を進める足立区経営戦略推進担当課 佐々木拓課長は、「助成金を用意するために病院整備の基金を設置して積立を開始している」という。その金額は60億円にもなっているという。そもそも足立区への誘致は、医療圏の関係から移転場所が荒川区になく、足立区が誘致しなければ、病院は医療圏の外に移転してしまう可能性もあるというところから始まったという。しかし、荒川区民は区に対して動きが遅いから先をこされたと考えている人もいる。

 病院の移転話が持ち上がり、荒川区の生活衛生課の東山忠史課長はこれまで共に手を携えて来たのに信頼関係が損なわれたとコメント。一方の東京女子医科大学は、これまでに荒川区内での移転をと代替地の確保を区にお願いしてきたが、残念ながら代替地の確保に至らなかったとしている。2年前に区と病院が建て替え案に関する合意書を交わしたが、建て替えに伴う道路幅拡張が精一杯だという。荒川区民は足立区の近藤区長は女性ながらパワーがあり、荒川区長の西川さんにも頑張ってもらいたいと話した。

スタジオトーク

 荒川区は合併した学校の跡地に病院の代替地として利用するなどの考えがあるという。しかし、病院は民間企業なので立地条件や採算の良い場所に移りたいと考えるのは仕方がないと指摘した。

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