BIGBANG! Check it out!

BIGBANG、YG関連のメモ用ブログ(たまに洋楽&邦楽)
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インタビュー記事一覧

2013-09-16 13:27:01 | INTERVIEW

2013年

2013年8月29日/OhmyStar/BIGBANGのV.I/「YGでデビューしたいならBIGBANGを越えなければならない」

SEUNGRI - 'LET'S TALK ABOUT LOVE' Making Of The Album




2012年

201203人気歌謡マガジン

120318 スペースシャワーTV(インタビュー部分)

2012年05月14日/10asia/BIGBANG (SOL) Vol.1 2012年05月15日/10asia/BIGBANG (V.I) Vol.2 2012年05月16日/10asia/BIGBANG (T.O.P) Vol.3


2011年

2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.1  2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.2  2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.3

2011年03月07日/10asia/G-Dragon




2010年

2010年12月31日/10asia/GD&TOP Vol.1 2010年12月31日/10asia/GD&TOP Vol.2

2012年05月16日 ORICON STYLE 単独インタビュー&撮影

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ORICON STYLE 単独インタビュー&撮影

2012-06-28 10:50:51 | INTERVIEW
ORICON STYLE 2012年05月16日




“痛み”や“葛藤”に重点を置いて楽曲制作に挑んだ



――ニューアルバム『ALIVE』が好評ですが、全曲で作詞・作曲にG-DRAGONさんが携わられたそうですね。

【G-DRAGON】 はい。僕はプロデュース的な立場としても関わらせてもらったのですが、客観的に見て、自分たちの姿をどういう風に見せたらいいのか……その部分に対して一番悩みました。“BIGBANGはまだ健在である”ということを示したいし、音楽的にもこの1年の“痛み”や“葛藤”に重点を置いて楽曲を制作していきました。

――そういう意味で「BLUE」は、BIGBANGがカムバックを果たし、空白の時間を一気に縮めた、非常に意味深い、新たなBIGBANGの名曲となりましたね。

【G-DRAGON】 それを狙いました(笑)。“冬から春へと変わっていく”痛みのある愛の話をこの曲では描いているんですけど、それはBIGBANGの状況にも言えることで。僕たちの音楽を聴いて、待っていてくれたファンの人たちに僕たちの心の奥底を伝えると同時に、“願い”もそのなかに込めました。

――G-DRAGONさんが描く歌詞は、さきほど言われたように“痛み”や“葛藤”、男性ならではの心の繊細な部分が綴られていることが多いように感じるのですが。

【G-DRAGON】 愛の歌にしても、何かの状況を表す歌にしても、嘘とかフィクションとかを入れるのではなく、素直に書いたほうが聴く人にもちゃんと伝わるし、お互いの距離も縮まって、そこから“共感”というものが生まれると思うんです。

――BIGBANGは5人5様のカリスマ性や才能を持ち合わせているだけに、一見リスナーを突き放すような距離感を感じてしまうのですが、楽曲を聴いた瞬間に、一体になれるのがBIGBANGマジックだなと。そしてBIGBANGといえば、低音域のT.O.PさんのラップとG-DRAGONさんのハイトーンラップとの対比も特徴的で、そこは常に意識されている部分だったりしますか?

【T.O.P】 声質も、あえて対比をハッキリつけるように作っているところがたくさんあります。そこが退屈にしない要素の1つになっていると思うし、何より僕とG-DRAGONの声の相性がすごくいいんだと思います。



「BLUE」を通して、明るい気分になってもらえたらいいな





――では、特に今作の中で、みなさんのお気に入りの1曲を教えてください。

【V.I】 僕はやっぱり「BLUE」です。切なくて、悲しい曲だけど、特にサビが最高に好きです。なぜなら僕のパートだから(笑)、それは半分冗談ですが(笑)。<冬から春へ変わる~>(いきなり歌い出す)という歌詞のように、昨年はいろんなことがあって、本当に大変だった。だから、寒い日々が終わって、これからは春のように暖かい毎日がずっと続いたらいいな、そう願いながらレコーディングしました。

――いろんなことを乗り越えたからこそ、歌える歌、それが「BLUE」であると。

【V.I】 ファンのみなさんも、BIGBANGのことをすごく心配して、きっと僕らと同じように心を痛め、悲しい想いをしていたと思うんです。だからこそ、この曲を通して、心が温まり、春の日差しのように明るい気分になってもらえたらいいなって。


【G-DRAGON】 僕は「FANTASTIC BABY」が特に印象深く残っています。もともと僕は歌詞を詩的に書いたり、抒情的なメロディーをつけるのがわりと得意なんです。でも、この曲のように聴く人を一気に踊らせるようなものを作るときは、僕もそれに値するようなパワーを曲に入れ込まないといけない。そのテンションに自分自身を持っていくのに苦労して、出来上がるまでに1~2ヶ月かかりました。そのあとに「BLUE」を作ったんですが、いきなり憂鬱な世界へと変わって。そのギャップの激しさに、僕自身がついていけなくて(笑)。まだ「FANTASTIC BABY」のテンションが残っていたので、それを転換するために悲しい映画を観たり、泣きたくなるような音楽を聴いたりして、実際に自身の気持ちを憂鬱にして、曲の世界に自らを置いて制作しました。


【SOL】 僕は「BAD BOY」が一番好きです。個人的にHIP HOPが好きで、この曲はHIP HOP色が強いだけでなく、メロディーがすごくいいです。

【T.O.P】 僕は「FEELING」。この曲は日本だけの限定曲で、BOYS NOIZEさん(ドイツ出身の世界的DJ&プロデューサー)と一緒に作業することで、ラップも歌詞もすごくいいハマり具合になりました。

――T.O.Pさんはみずからラップ詞を手掛けられていますが、この曲で伝えたかったメッセージはありますか?

【T.O.P】 夜に感じる寂しさからはじまって、それを埋めるために、誰かと一緒にいたい!楽しいヴァイブを感じたいという、素直な欲求や想いを歌詞に込めました。

【D-LITE】 僕も「FEELING」が気に入ってます。楽しいビートなのに、でも幻想的なイメージがあって、その2面性に惹かれました。

――それに対してD-LITEさんのソロ曲「WINGS」は、聴いた瞬間にパッと太陽のまばゆい光が差しこむような、明るい楽曲に仕上がっていますね。

【D-LITE】 本当は「WINGS」って言いたかったんですけど、恥ずかしくて、あえて言わなかったんです(笑)。自分で自分の曲を褒めるのはどうなのかなと。

――謙虚ですね。じゃあ、そういうのをすべて取っ払った本音でいうと?

【D-LITE】 「WINGS」が最高!一番気に入ってます(笑)。




メンバーの知られざる弱点とは!?




――「FANTASTIC BABY」の歌詞に<僕ちゃんはパーフェクト 弱点探すのなんて 100年早い>とありますが、あえて自分の弱点があるとしたら、どこだと思いますか?

【V.I】 僕は目の下のクマがひどくて、ずっと僕のコンプレックスなんです。でも、これはどうにもならないので、それが気にならないぐらいほかの魅力でアピールします!

【D-LITE】 僕は心配性なところです。

【SOL】 うーん。僕はありすぎて困ります……弱点だらけです。

【T.O.P】 僕もたまに心細くなってしまいます。特に仕事の前は、敏感になって、感情の起伏が激しくなったり、諦めてしまうこともあるんです。


――そうなんですか!?常に堂々としていて、何事にも動じないイメージがあったので、正直、ビックリしているんですけど。

【T.O.P】 一度諦めたら二度とトライできないのが、僕の弱点だと思います。

【G-DRAGON】 僕は……(しばし沈黙)。

――弱点なんてひとつもないと?

【G-DRAGON】 いや、その反対で、たくさんありすぎて、果たしてどれが弱点なのか……(苦笑)。

――えっ!?むしろG-DRAGONさんは、無敵のG-DRAGONじゃないですか!?

【G-DRAGON】 全然です(笑)。手の指をずっとつまんだりする癖がありますし、センシティブなところがけっこうあります。


――それだけ感情が豊かであると。


【G-DRAGON】 よく捉えれば、そうなりますが、自分ではあまり好きなところではないですね。僕もT.O.Pと一緒で気分に大きなムラがありますし、すごく調子がいいときと悪いときの差がとにかく激しいんです



――G-DRAGONさんもステージの上では強い男性像イメージがありますけど。

【G-DRAGON】 全然強くないです。しょっちゅう落ち込みむし、僕は弱い人間だと思います。

――なんだか今回はみなさんの意外な素顔も垣間見ることができました。

【G-DRAGON】 僕の感情が変化する様子は、曲にそのまま表わされているので、アルバムからもわかってもらえると思います。




斬新なファッションや試みをしていきたい



――BIGBANGといえば、ファッションにも注目が集まっていますが。それぞれのファッションポイント、この春のテーマなどがあったら教えてください。

【T.O.P】 最近はクラシック的な要素を取り込んだカラフルなファッションが好きです。

【SOL】 僕はファッションでもHIP HOPスタイルが好きなんですけど、とくにキャップとスカーフ(バンダナ)はたくさん集めています。スカーフは柄物、伝統的な絵の模様がプリントされているものがお気に入りで、シンプルなファッションのときでも、柄物のスカーフをポイントにつけるだけで一気に派手になるので、すごくおススメです!

【D-LITE】 春はニットがいいと思います。見ている人も着ている人も温かい気持ちになれるから。

――髪の毛の色もブロンドにして随分イメージが変わりましたね。。

【D-LITE】 いろんなことがあったぶん、心機一転じゃないですけど、気合を入れるために髪の色も明るく変えてみました。

――とくにG-DRAGONさんは、楽曲ごとにファッションやヘアースタイルなど、ヴィジュアルのイメージも一掃されてますよね。

【G-DRAGON】 僕は人の好奇心を刺激するのが何より好きなんです。例えば「BAD BOY」は長い髪と帽子の組み合わせ、「BLUE」は短い髪と、自分だけのコンセプトを楽曲ごとに作ることで強く印象付けられるし、ファンの方に連想してもらうのも1つの楽しみといいますか。


――そこまで考えられているとは!

【G-DRAGON】 BIGBANGのファッションを真似をしてくれる方がたくさんいるので、みなさんのファッションを見るのも僕らのライブの楽しみになっているんです。ファンの近くに行って、アイコンタクトをしながら、あっあれは○○~のファッションと一緒だ!可愛いな~って(満面の笑み)。ライブでは、逆に僕らが連想する立場に変わるんです(笑)。

――それはおもしろいですね。BIGBANGの場合、女性ファンもファッションの真似をしている人が多いですよね。

【T.O.P】 僕のファッションをしている女の子はみんな俺の彼女(笑)。

【V.I】 あれ、俺の嫁(笑)。


――じゃあ、男性は?

【T.O.P】 俺の彼女(笑)。というか、僕のファンは老若男女幅広いので、みんな同じぐらい愛しています。

【V.I】 本当にT.O.Pは男性からの人気も高いですし、女性からも“キャー素敵ー!”って、みんなからモテまくりです。

【T.O.P】 僕は欲張りなんです(笑)。

――ちなみにG-DRAGONさんの最近のファッションテーマ、こだわりは?

【G-DRAGON】 こだわりは特にはないんですが、エンターテイナーとして、みなさんの興味を掻き立てるような斬新なファッションや試みをしていきたいと思います。


――V.Iさんは?

【V.I】 今までは末っ子らしく若々しいファッションをしていたんですけど(笑)、最近は男らしく大人っぽい感じを目指して、髪の毛を短くして、ピアスも……ものすごく痛かったけど(笑)。

――男になるために我慢したと。

【V.I】 男になるためにというよりは、このアルバムのために、自分のやる気を見せるために耐えました。





西洋と東洋の究極のコラボレーションライブに






――みなさんの熱意や並々ならぬBIGBANG愛が今作、そして、ライブツアーでも感じられます。

【G-DRAGON】 前回の『BIG SHOW』は僕らが作り上げたものだとしたら、今回の『ALIVE TOUR』はBIGBANGと(レディー・ガガらを手がける)ローリーアン・ギブソンたちと作り上げた、西洋と東洋の究極のコラボレーションライブになると思います。ファンの人たちと一緒に楽しむことはもちろん、それ以上にショーとして圧倒させるようなステージ作りをしています。サウンド、パフォーマンスもクオリティーが上がっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。


――日本のみのスペシャルな内容とか、他国とのステージに違いはありますか?

【V.I】 今、みんなでそれをどうしようか話し合っている最中です。

【SOL】 もちろん日本語でリリースした曲は、日本語で歌います。でも、それ以外はほとんど変わらないと思います。なぜなら今回はワールドツアーとしての準備をしてきたので、日本のファンのみなさんにもぜひ全体を通して、エンターテインメントの一環として楽しんでもらいたくて。

【V.I】 歌やパフォーマンスでカッコよく見せることももちろん重要だと思いますが、日本のファンの方は、BIGBANGと人間的な関わりを求めていると思うんです。だから、ステージ上でもギャグとか言ったりして、みなさんを笑わせたりすることで、フレンドリーなBIGBANGのイメージも同時に持ってもらえたらいいなって。

――それがV.Iさんの役目でもあると。

【V.I】 僕は一番年下だから。

――そのために日本語も頑張って、日本のお笑いもマスターして。

【V.I】 僕は特別なことをしているわけではなく、BIGBANGをよりたくさんの人たちに知って、好きになってもらいたくて、当たり前のことをしているだけなんです。

【SOL】 V.I君は本当に一生懸命努力して、頑張っています。

【V.I】 いやいや……(照笑)それはほかのメンバーにもいえることで。日本語を頑張って覚えているので、きっと5月のツアーは、みんな日本語がペラペラになっていると思います(笑)。

【T.O.P】 ……頑張ります。




この1年でよりBIGBANGへの想いとメンバーの絆が深まった




――T.O.Pさんはステージの上では、いい意味で他を寄せ付けない圧倒的な存在感、クールなオーラを放たれていますが。

【T.O.P】 (照笑)ありがとうございます。でも、とくにパフォーマンスを決めているわけではなく、自分をそのままステージに投げるような感覚といいますか。感情や感性のままに自分を表現しているだけなんです。ただその中で、時代性はある程度考えてはいます。どの時代でもダサくならないように、洗練された姿を見せたいという想いは常に頭にあります。

【V.I】 BIGBANGは5人で1つのチーム。メンバー全員BIGBANGのことを愛していますし、寝る間を惜しんで頑張っています。

【G-DRAGON】 特にこの1年で、よりBIGBANGへの想いとメンバーの絆が深まったと思います。

【D-LITE】 僕たちも日本でのライブを本当に楽しみにしています。

【V.I】 今回のツアーは、バンドメンバーも僕らと同じ世代で、刺激になります。自分たちの想像以上に素晴らしいコラボレーションができていると思います。僕たちのよさはサウンドを聴いて楽しむだけでなく、目で見て楽しめる、エンターテインメイト性のあるところだと思います。なので、たくさんの人たちに生のステージを体感してほしいです!

【T.O.P】 みなさん愛してます!みなさんに会いたいです。ぜひ会場で会いましょう!




(文:星野彩乃/撮り下ろし:草刈雅之)

http://www.oricon.co.jp/music/interview/2012/bigbang0516/index.html



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2012年05月14日/10asia/BIGBANG (SOL) Vol.1

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyleより

Vol.1 ― BIGBANGのSOL「今、僕の中でとてつもないパワーが沸き起こっている」

10asia|2012年05月21日18時39分


「2年後にまた会いましょう」インタビューを終えてSOLが残した挨拶の言葉だ。2006年、2008年、2010年、2012年。BIGBANGのデビュー以来SOLと2年ごとにインタビューをしたこの偶然の出来事は、ひとりの人間の変化と成長の記録を詰めた必然的なものとなった。2006年、リアリティー番組を通じてデビュー過程を公開したアイドルグループのメンバーは2008年には初めてソロ活動とともにブラック・ミュージック界の新星となり、2010年には作曲家でありプロデューサー、そしてパフォーマーとして満足できる技量を見せた。そして2012年、BIGBANGは新しいアルバム「ALIVE」で音源チャートを掌握し、「MTV EMA 2011(EMA:EUROPE MUSIC AWARDS)」で“ワールドワイド・アクト(Worldwide Act)賞”を受賞した。そして文字通りワールドツアーを控えている。6年の間で、18才の少年は24才の青年となって、彼が属したグループは最高の成功と最悪の危機を乗り越えて新しい世界へ旅立つ準備をしている。20代半ば、そしてアイドルグループとして頂点に位置づけられ、また新たな始まりを準備している瞬間である。BIGBANGが今よりもさらに大スターになるとしても、今この瞬間、彼らが持っている美しさは再現できないだろう。「10アジア」が今のBIGBANGを5日間ひとりずつ記録する。一番目は、もちろんSOLだ。2年後にもまた会えることを願いながら。

「考えてみたら僕は本当に自由な魂でありたかった」



―国内活動が終わりましたね。まるで1年分を3ヶ月に縮小したかのようにたくさんの仕事をしましたが今はどんな気持ちですか?

SOL:忙しかったけど、個人的に新たなスタートのようで良かったです。このように休まずに活動した時、昔は大変でした。ところが今回は忙しい分、成果もあったし、難しい時期にアルバムを出したときも忙しくて大変だとは思いませんでした。アルバム自体に自信もありましたし。

―言葉通り今回の活動はBIGBANGの新たなスタートでした。アジアはもちろんアメリカとヨーロッパでも反応を引き出しました。MTV EMAで受賞して、プロモーションなしでビルボードアルバムチャートにも入りましたね。

SOL:本当に有難いことだけど、一方では当たり前なことでもあります。個人的に自分が描いてきた姿だったからです。

―こんな姿を予想していましたか?

SOL:どこまで成功するのかを考えたわけではなく、心がけに関することだと思います。多くのことを体験して、アルバムを準備しながら色んなことに気付きました。メンバーが最も大切に感じられたし、僕たちがこんな志と自信さえあれば何でもできるということにも気づきました。もともと活動をする時、僕は計画を立てて構想を描きつつそれを進行させます。

―海外のミュージシャンと会って音楽作業をする可能性が開かれたこともその構想の一部だったんですか。もうBIGBANGはUnderdogsやDiploのようなミュージシャンたちと共同作業することができるんですね。

SOL:昔、僕たちが憧れていたプロデューサーから僕たちと一緒に作業したいと提案されました。そのこと自体が嬉しく驚きました。ただ、こういったことを常に胸中に描いてきました。そうなりたいと思っていたけれど、またそうなれるとも思っていました。しかしMTV EMAでクイーンのギタリストである、ブライアン・メイに会えたことで本当にたくさんのインスピレーションを得ることができました。そのときはクイーンの曲をちょくちょく聴いていたわけではなかったけれど、その方に会って以来、頻繁に聴くようになりました。それ以来クイーンのフレディ・マーキュリーの影響を受けることになりました。全然似合わないかな(笑)

―正直そう思いますね(笑)

SOL:歌唱法ではなくフリーな姿から考えるとそうですね。以前音楽以外のことをする時、色んなことを悩んだりしたし、見せたくない姿も多かったです。ところが今の僕は結構変わりました。

―そんな変化がみんなにも伝わったようです。バラエティー番組で突然踊ったり、IUと肩を組むSOLの姿は以前は見られなかった姿でした。

SOL:みなさんからすると今の僕は見慣れないかもしれません。だけど、これが僕自身なんです。僕が芸能人で完璧な姿だけに執着していたらこんなことはしないでしょうね。でも、今になってみて、僕は本当に自由な魂でいたかったようです。

―だからなのか、最近ステージ上でのSOLはとても躍動的に見えます。前はとても控え目の動作だったのが「FANTASTIC BABY」では本当に楽しそうに見えます。

SOL:以前はステージの上である動作をするとき、どんな風に歌ったら息が切れていないように聞こえるのか緻密に計算をしました。僕自らそうしなければならないステージを作ったから。しかし今はステージ上では最も良いエネルギーを持っていればそれで良いと思っています。前はステージに上がる前、トイレで10分間集中していました。頭を整理しなければならなかったから。ところが今はスピーカーを常に持ち歩きながら僕が今ハマっている音楽を続けて聴いています。僕の頭の中にあるものを全部捨てて、本能だけを残すんです。


「最終的に僕の音楽の源はジャンルを問わず、それ自体が持っているエネルギーだ」




―2年前、ソロ活動をしたときは音一つ一つの細かい部分まで集中していましたね。ステージの上でも精密な構成を見せていましたし。それとは反対に今回は即興性が引き立って見えます。

SOL:実はそれが僕の持っている才能だったと思います。ところがいつからか僕が考えている方向に自分を酷く合わせてきたんです。自分を抑えながら音楽やステージ上で完璧な完成度を追求しました。だけど音楽というものはとてつもなく広いです。愚かにもその中で完璧な答えを探そうとしたんです。それを判断するには僕がまだ未熟だということが分かりました。もちろんそんな過程で音楽を理解するようになったけれど、時間が経つにつれ望んでいる姿を探せた感じがします。

―何かきっかけがあったのですか。

SOL:特別なきっかけがあったのではなく、去年旅に出たことが良い影響を与えたようです。昨年に何かもどかしくて計画なしでロサンゼルスに行きましたが、その時TEDDY兄さんと一緒にクリス・ブラウンがいるスタジオに遊びに行きました。そこで彼らが作業している環境を見ながら、たくさんのインスピレーションを得ることができました。韓国でも良い音楽がたくさん作られているけど、やむを得ず音楽を聴く人々に気を使ってしまうところがあります。ところが彼らはそんな悩みを忘れて、遊びながら音楽をしている感じでした。そうしてみると、ひとつのアルバムを作るのに100曲くらい録音をしていたんです。僕たちは聞いてみて、あまり良くなかったら最初から諦めるのに、そこではまあまあの曲まで全部歌っていた。好き嫌いを問わずにその時の感情をそのまま詰め込んで録音していました。それを見て音楽とはあのように自然なものなんだな、と思いました。今まで僕は音楽が好きだったけど、喜びより悩みの方がもっと多かったです。

―特に去年のソロアルバムがそうでしたね。部屋でふと窓の外に降る雪を見て、作業したと聞きましたが、それだけ退屈な気持ちで作ったのですか。

SOL:理由は僕にも分からないけど、そうだった気がします。僕がやりたかったことに対して意欲がとても大きかったし、それを勝ち抜くエネルギーもなかったんです。アイドルグループが5年ほど経つと、最大の山場を迎えると言いますが、僕達の苦境は事件と事故でした。僕たちの間では何の問題もなかったですし。そうしながら辛いこともあったし、僕も休まずに活動していて、多くの人たちから関心を受けていたので、自ら目をつぶっていたようです。普段は音楽をする時や仕事をする時は、その時その時計画を立てて構想を描きながら進行していましたが、今回はアルバムがリリースされる前まで何の構想も浮び上がりませんでした。

―他人の視線にプレッシャーを感じたというように聞こえますが。

SOL:そうです。過渡期だったようですね。言葉で表現するのは難しいけど、自分が自分をそうさせたんだと思います。今はそんな視線から解放されました。実は昨年、ソロアルバムを出そうとしたけど、最終的にはできませんでした。メンバーが大変な状況なのにひとりで活動をすることに気乗りしなかったんです。その代わり旅をしながら色んなことに気がついたようです。その内に自分の感情に素直になれて、バラエティー番組でも突然踊ることができたみたいです(笑)

―デビュー当時、とても本能的なダンスを披露した時もありましたが、その時の感じを再び取り戻したんですか。

SOL:そう。それが僕の持っていた才能だったんです。最終的に僕の音楽の源はジャンルを問わずにそれ自体のエネルギーだったんです。その当時、音楽に対するエネルギーがそのまま歌で聴く人々に伝わっているんです。R&Bにしても何にしても、その人が持っているエネルギーがその音楽のすべてであることが分かりました。だからなのか最近は録音する時、最初のテイクが一番良いですね。録音していたら技術的にはもっと良い曲が作られることもあるけど、最終的に選ぶ曲は最初のテイクですね。今回のアルバムはほとんど最初のテイクを収録しました。

―最初のテイクだとしたら「FANTASTIC BABY」のボーカルは本当に驚くべき曲です。速いエレクトロニカサウンドを土台に置いた曲なのに、ブラック・ミュージックで見せている特有のトーンをそのまま維持しながら曲のダイナミックな雰囲気にうまく溶け込んでいますね。

SOL:どんなふうに歌うかは大きな問題ではないです。今はブラック・ミュージックでもそれ以外のミュージックでも自分の色で完全に埋め尽くせるエネルギーを見つけることが出来たようです。

―それでは今後、歌いたい曲が増えそうですね。

SOL:例えばソロアルバムに対する構想も凄く幅広くなりました。今まで執着でない執着のようにソロ曲では必ずブラック・ミュージックをしなければならないと思っていました。人々がSOLから期待している歌はそういう音楽でないとだめだという視線があったから、本来自分がやりたかった音楽を探すことが難しかったです。だから自分が歌える曲を全部受け入れることができなかったようです。それに前は本当にブラック・ミュージックだけ聞いていたけど、今となってはできればたくさんの音楽を多様に聴こうとしています。


「僕がいるこのチームを世界一のグループに作り上げたい」




―今ではソロミュージシャンとしてのSOLとBIGBANGメンバーとしてのSOLを区別する意味がないということですか?

SOL:明確に分かりました。そんな質問を受けるとき、僕はいつも違うと否定したけど、その一方で葛藤に陥っていたんです。一時期はBIGBANGの中で僕がやるべきことがあって、100%の力を注いで作る音楽は僕のソロアルバムであると思ったりしました。ところが最も大切なことは僕がどこに居ようが僕が歌える曲はどこへ行っても一番にならなければならないということでした。今回アルバム作業をしながら僕が所属しているこのチームを世界一に作りあげたいという気持ちでした。今はもう葛藤は無意味です。

―世界一。ビルボード1位ではないようですが。

SOL:もちろん違います。僕の中での一番は、音楽で誰よりも自由な人になることです。

―これから始まるワールドツアーが、より自由に活動できるきっかけになるかもしれないですね。

SOL:期待できますね。今回の活動をしながら、多くの方々からたくさんの注目を浴びていることが分かりました。僕たちにとっては初めて経験して初めて成し遂げたことが多いけど、韓国にもこんな歌手がいるということを見せてあげたいです。

―本当にパワーを全部ぶちまけそうですね(笑)

SOL:今年の計画は休まないということです(笑) 本当に今まで年ということを考えたことがなかったけれど、この頃年のことを考えるようになりました。今24歳という僕の年が、人生の全盛期なのかもしれないことを。それで遊びに行きたいと思うんですが、結局遊びに行かないんです。今、僕の中でどうすることもできないパワーが沸き起こっているようで、それを遊ぶときに使ったらステージ上で見せるものがなくなると思います。だからいつもそのパワーを貯めておきます。だけど活動休止の時は本当にやることがなくなるので、結構大変ですね(笑)

―やることが多くて楽しそうに見えますよ(笑)

SOL:本当に幸せです。どんな時よりも今回の活動の時が幸せでした。やりたかったこともたくさんしたし、活動方向も良かったです。公演だけでもちゃんとしたバンドでのライブを実現しましたし。今回バンドのセッションを引き受けた海外の演奏者たちは僕たちの曲をあらかじめ全部練習して聴いてみることを勧めてくれました。完璧に練習ができたんです。そんな経験で新たな世界が開ける気がしました。それだけではなく聴けば聴くほど以前の曲も演奏をするときより良くなりました。

―そしたら今「僕だけを見つめて」をバンド演奏で歌ったら、以前とはだいぶ違うでしょうか?

SOL:こんなこと言うのも恥ずかしいけど、「僕だけを見つめて」はこれが本当に僕の曲なのかと思うほど良い歌だと思います(笑) 歌うたびに本当に良い歌だな、と思うけど、その曲を初めて歌った時は僕が幼かった気がします。自分のものにするには少し難しかったし、完全に没頭できなかったですね。今歌えば一層深く理解して歌えると思います。

―今の時点で6年前の自分を振り返ってみるとどうですか?

SOL:時々自分で自分の姿を見ると少し愚かに見えたりもします(笑) 自分で言うのもなんだけど(笑) あの頃は本当に純粋でしたね。そうだったと思います。

―最後の質問、SOLにとって今のBIGBANGとは何ですか?

SOL:BIGBANGに関する質問を受けたらいつも“BIGBANGはBIGBANGだ”と答えます。それが正解だと思うから。色んなものと例えても似合わないです。みんながどう見ているのかは重要ではなく、僕たちは僕たちであるということ。もちろん以前のようにたくさんの人から関心を集めることができず、人気がなくなるかもしれません。だけど、本当に何も怖くないです。それだけではなく何か起きて大事なステージに立てなくても大丈夫です。僕たちが音楽をやれるということは、5人が一緒にいるだけでも楽しいし、それはみんなが音楽のことが好きだから。どこへ行って、何をしても、一緒にいるだけでも感謝したいです。だから怖いものはないです。今後もそうだと思います。

元記事配信日時 : 2012年05月14日09時04分記者 : カン・ミョンソク、ユン・ヒソン、写真:チェ・ギウォン、編集:イ・ジヘ、翻訳:チェ・ユンジョン

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2012年05月15日/10asia/BIGBANG (V.I) Vol.2

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyleより


Vol.2 ― BIGBANGのV.I「絶えずちゃっかり根性でやる」

10asia|2012年05月22日17時52分


山頂での風は、より強いもの。昨年BIGBANGが経験した事件や事故は、彼らが頂上の位置に立っているからこそ危険なものだった。そして、反省と出直す時間を経て出したBIGBANGのアルバムタイトルは「ALIVE」。音楽チャートでの成果、海外授賞式での受賞、放送とインターネットを通じて出会う様々なステージと活動などの前に、ファンたちにとって一番嬉しいのは、危機に陥った状況でも崩れなかったBIGBANGのカムバックニュースそのものだろう。そして、反省と治癒の時間を一言一句語る代わりに「冬が去って春が訪れます」という歌詞で新しい時を告げた「BLUE」は最も静かだが、最も重くBIGBANGの復帰を知らせる方式だった。まさにその第1小節で、BIGBANGの春を呼び起こしたV.Iに会った。昨冬、氷の下で生きていただけでなく、止まらずに成長してきた7年目を迎える芸能人が打ち明けた生き残りの極意は素直で淡々としているが、一方では驚くべきものでもあった。

「実は、BIGBANGが再び活動することはできないと思っていた」



―国内での活動はまとまりましたが、依然として忙しいようですね。海外活動や、CM撮影もあって。

V.I:それほど忙しくないかもしれません。ただいつも忙しそうに見えるのが、BIGBANGのコンセプトなので(笑) 実は、今回の活動は色々なこともあって、出演する番組も限られていたし、BIGBANGのファンたちの期待に応じなければならないという負担も大きいものでした。個人的にも、これまで見せてきた活発で明るくて陽気な末っ子V.Iのキャラクターより、重みのある姿を見せようとすごく努力しました。メンバーの兄さんたちにも認められたかったし。

―ちょうど「BLUE」が最初の曲として公開された時、感情を抑えながらも美しい導入部の声について、良い評価が多かったですね。

V.I:レコーディングする時、とても大変だった曲です。BIGBANGの歌の中で僕はリフレイン(繰り返し部分)を担当する部分が少ないけれど、先に公開されるタイトル曲の導入部を歌うことは負担が大きかったです。でも、レコーディングしながら、G-DRAGON兄さんが「君の声が生きてこそ、この歌が生きる。君の声を考えて作った歌だ」としきりに励ましてくれました。何度も修正しながらレコーディングを終えたのを覚えています。

―BIGBANGの従来のタイトルは弾む感じが強かったですが、「BLUE」は穏やかで耳に残る曲なので、変わった感じでした。

V.I:スピーカーでもイヤホンでも、常に音楽を聴いていると耳が疲れるじゃないですか。そういう点で、僕たちは最初に聴きやすい音楽よりは、飽きずに長く聴ける曲を作ろうという考えに至りました。そのため「BLUE」だけでなく、アルバムが全体的に刺激的というよりはソフトな雰囲気で作られたんだと思います。

―歌う立場ではどうでしたか?メロディーだけでなく、歌詞も大事な歌ですが。

V.I:レコーディングする時、歌詞に気を使って欲しいとも要請されたけど、冬が去って春が訪れるという歌詞そのものに多くの意味が込められています。今更だけど、実は僕は本当にBIGBANGが再び活動することはできないと思っていました。多くの人々の落胆を克服するにはまだ若かったし、臆病だったから。そのうち、MTV EMAのため、久しぶりに5人が集まりましたが、その時やり直せるという希望が見えてきました。14時間も飛行機に乗って、6時間かけて授賞式会場に向かって5人が一緒にいるのに、全然問題ないような気持ちでした。

―5人が集まった時、そういうエネルギーを作り出すことができる理由は何だと思いますか?

V.I:5人の好きなものが一つだからだと思います。僕たちはみんな音楽が好きだから。実は、5人の中で一人だけでもつまずくと崩れるかも知れませんが、そういう共通点があるから、一応会って話すことができます。また一緒にいるとき、共感するものがあるからこそ相乗効果が生まれるんだと思います。


「今や他の人をアシストすることが段々好きになっている」




―そういったことを経験したからか、ステージに向かう姿勢が以前とは確実に変わった気がします。歌の中に本人のインパクトをはっきりと残す方法が分かったというか。

V.I:グループで僕が担当したパートが大きいとは言えません。でも、いつカメラに自分の姿が映るか分からない状況なので、常に緊張しています。そして、少ない分量でも自分のパートを確実に満たさなければならないと思って、練習もたくさんしました。BIGBANGでできる役割を果たさなければならないから。

―特に、表情の演技がかなり印象的でした。男の雰囲気が十分に感じられるほどでした。

V.I:ドラマに特別出演しながら少し演技の経験もしたけれど、歌手もステージ上で演じる必要があります。音楽が始まると、映画一本が始まるという心得で歌を歌うんです。イ・ビョンホンさんがインタビューで「目をつぶってもカメラがどこから僕を捉えているのか感じられる」とおっしゃったことがありますが、それがプロフェッショナルだと思います。歌手も自分のパートでカメラが自分を映しているという自覚を持つべきで、どこでどうやって自分の姿がカメラに映るか判断できなければならないと思います。

―今はより広い視野を持って状況を見極めるようになったという話ですが、バラエティーでもそういう判断をするようになるんですか?トーク番組に出演した時も前面に出るよりは、話を始めさせる役割を果たしていたと思いますが。

V.I:SBS「強心臓(カンシムジャン)」のような番組に最初の1回、2回出演した時は、自分で全部やりたくて“私はですね!”とすごく意欲にあふれていたけど、今はほとんどその意欲がなくなりました。面白い話を自分が全部するよりは、自分を少し下げて、他の人をアシストすることが段々好きになっています。立場を変えて視聴者の気持ちになってみたら、そんなに積極的な自分があまりカッコよくないと思いましたし。それで、今は状況を作って渡す方です。D-LITE兄さんはどうですか、と言うように渡すんです。

―目立つことが大事な職業ですが、芸能人たちがそうやって相手の立場で考えることは難しいのではないですか?

V.I:でも、自分自身を自覚せず、問題点を修正しようとしなかったら立派な人になれないと思うんです。そして、たくさんの人々に会って海外で活動をして、他の国の様々なマナーに触れながら、いつしか自分なりに成熟していくと思います。見て聞くことで学ぶことが多いはずだから。

―ただ物心が付いただけでなく、BIGBANGの中で自分の役割をより確実に見極めることでもありますね。

V.I:僕はBIGBANGの中でまとめ役をしたいです。メンバーの兄さんたちが中心に立ってくれると、僕はそこにもっと味を加えることができる存在になります。ステージやトーク番組、バラエティー番組に出た時にも、メンバーたちができない部分を満たすことが自分の役目ではないかと思っています。

―どうやらソロとして活動する時とは心得が違うようですね。ソロアルバムでは、ステージでも番組でももっと楽しむ感じでした。

V.I:見た目とは違って、実はソロ活動はものすごく負担も大きくて、精神的なストレスも大きかったです。時間に追われながらやっていかなければならなかったので、自分で想像できる部分も狭くなり、選択においても苦労します。自分がすべてを決めなければならないから、選択がハッキリしないんです。ところが、チームで活動する時はリーダーがいて、5人が意見を集めて選択をするため、もっと広い状況で素早くステージについての議論ができます。そのおかげで、それぞれのパートにもっと集中できますし。

―しかし、一人ですべてのことを引っ張っていくことによってやりがいと満足感もあるのではないですか?

V.I:「VVIP」アルバムが急に作られたプロジェクトではあったけど、その時は正直言って自信満々でした。でも、2年が経ってみたら、一人ですべてできると思っていた自分が少し愚かだったことに気付きました。実は、僕はミッドフィルダーなのに、いきなりフォワードとして出てゴールを決めようとしたんです。後でマンチェスター・ユナイテッドの試合を見ながら、そう思いついたんです。パク・チソン選手をウェイン・ルーニー選手のようにワントップで出場させることはできないのに、パスを受けることにも慣れておらず、シューティングも正確ではない自分のやる気だけが先立っていたんです。色んな部分で不自然だったと思います。

―そういった部分について客観的に考えられるようになったほどに成熟した今、ソロ活動をすると色々な面で違う方法を取るようになると思います。

V.I:最近もたくさんの人々がソロアルバムはいつ出るのかと聞いてきます。でも、今はソロに対する欲はこれっぽちもありません。芸能界の活動にはタイミングがあるんですが、今は僕のタイミングではありません。特に、2012年度は兄さんたちのソロアルバムもあって、T.O.P兄さんは演技活動も準備中ですし。僕が前に出て自分の芸を繰り広げるタイミングは、2、3年後に来ると思います(笑)

―まさにプロデューサーの気持ちで情勢を読んでいるようですね(笑)

V.I:7年ほど活動してみたら、大きな流れがあるように思えました。以前のソロ活動で大きな利益を得られなかったので、また徹底的に準備して出ようとしても、おそらく今のままだったら結果は同じだと思います。認知度と実力をもっとつけて、メンバーたちの力も借り、それらを合わせて数年後に出ると、勝算があるのではないかと思います。


「あの時も今も負けず嫌いだ」




―公開オーディションに参加し、芸能界入りを渇望していた少年が、数年後を見通せる専門家として成長するまで長い歳月が流れた。自ら自分の変化を実感していますか?

V.I:あの時も今も相変わらず負けず嫌いですね。BIGBANGのオーディションが放送される時も、脱落して家に帰るのがとても恥ずかしかったです。家に帰ったら、また学生にならなければならないのに、学校に行くと子供たちに指をさされ、女の子たちには耳打ちされて、先生には辞めろといっただろうと言われるだろうし、そんな状況を想像するだけでも本当に嫌でした。今も僕がBIGBANGのV.Iとして良くない姿を見せたり、何らかのミスをして人々に非難されたりすると、僕はそれが負けることだと思っています。
―自分と勝負し続けていくのですか?

V.I:絶えずちゃっかり根性でやるんです。僕は誰よりも優れた人、というわけではないけど、負けないようにしています。3年ほど前、ヤン・ヒョンソク社長の前で「本当に頑張ります」と話したことがあります。でも、あの時社長に「君が頑張らないでどうするつもりだ」と言われました。BIGBANGの活動をして聞いた言葉の中で一番ショックでしたが、本当にその通りでした。僕は頑張らなければならない人間であり、それは会社や他人のためではなくて自分のためだからです。だから、頑張るという話は意味自体が成立しないし、それはメンバーのみんなが同じです。社長がBIGBANGをちょっと強く育てているように見えるだろうけど、そういう話が本当に僕の心に火をつけました

―頑張らなければならないこと以外にも、BIGBANGは今のV.Iにとってどんな意味があるんですか?

V.I:死ぬまで一緒に活動していきたい友達です。もちろん、お兄さんたちだけど、時には友達のように感じられます。特に、僕は修学旅行にも行った事がないくらい中学校、高校時代の思い出がないため、BIGBANGメンバーたちとの友情がとても大事です。血で結ばれた仲ではないけれど、兄弟になりたい友達と言ってもいいと思います。苦労をともにしてきたし、一緒に成功したいから、もう切っても切れない関係だと思うし、こういったものが崩れるには本当にたくさんの誘惑が必要ではないかと思います。


元記事配信日時 : 2012年05月15日09時00分記者 : ユン・ヒソン、カン・ミョンソク、翻訳:ハン・アルム、チェ・ギウォン、チャン・ギョンジン



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2012年05月16日/10asia/BIGBANG (T.O.P) Vol.3

2012-05-01 00:00:00 | INTERVIEW

Vol.3 ― BIGBANGのT.O.P「今のこの青春が色褪せるのは見たくない」

10asia|2012年05月23日18時06分


悪い男に出会った女の子は、彼が“普通の男とは違って”とても辛いと話した。しかし、BIGBANGは普通の歌手とは違うおかげで魅力的なグループになった。ラッパーがブレイクダンスを踊らないし、ぴったりと息の合ったダンスや曲の中にはっきりしたリフレイン(繰り返す部分)をあえて入れたりはしないが、それでも人々はBIGBANGの曲を覚えて彼らのステージを待つ。彼らは他人よりも上手にやるために頑張るというより、他人とは関係なく自分たちが願うことを上手にやり遂げようと頑張ったために、鮮やかな彼らならではの世界を築くことができた。

彼らのこのような態度が現れるのは、音楽だけではない。インタビューで出会ったBIGBANGのメンバーたちはファンのために大げさに答えたり、人々の反応を予測した答えを出したりはしなかった。皆が聞きたがる話を聞かせるより、自分たちが言いたい話、しなければならない話を素直に打ち明けた。そのため、そんな彼らが非常に大人っぽく見えると同時にとても純粋に見えたりもした。普通の男と違って大変な時は素直に大変と言うT.O.Pも同じだ。アイドル独自の楽天主義を捨てた悪い男は、決して簡単に「大丈夫」と言わなかった。しかし、彼は自分の中で固く確信することがあると話した。次のインタビューは、信じるほかない彼のストーリーである。



「“バカっぽいけどかっこいい”そんな感じを与えたかった」




―今回のアルバムで再び多くの人から注目されましたね。活動を終える感想は?

T.O.P:BIGBANGの活動の中で最も気を使ったアルバムでした。一つ一つが完璧に見えるようにするため、かなり気を使ったので、デビュー以来、一番大変なアルバムでもありました。活動をしながら精神的にも肉体的にも大変でした。

―他のメンバーたちは皆、大変さより楽しさが大きかったと言っていましたが、意外な答えでした。

T.O.P:より多くのものを盛り込もうとしたせいで、僕には楽しむ余力がありませんでした。多分、活動期間が今より長かったら、これ以上耐えられなかったと思います。コンセプトやステージでのキャラクターが現実と少し離れている雰囲気があったため、気を使わなくてはならない部分が非常に多すぎたと感じます。

―ステージを見る時、表情や動作の一つ一つから完璧な演技を見せようとしていると感じたりもしたのは、そのせいでしょうか?

T.O.P:時間が経てば経つほど、責任感を持つようになると思います。隙間を見せないように頑張ったりもしますが、それはステージ上での完成度を徐々に上げて完璧に近付きたいという渇望が生じるからだと思います。だから、目つきや出せるパワーを頭の中で綿密に計算し、精神面でそれに集中しようとしました。

―GD&TOPの活動をする時は非常に自信に溢れているように見えましたが、BIGBANGの活動を再開して観点が少し変わったように見えます。

T.O.P:自分自身や状況を一歩下がって見る目ができたと思います。僕という人間と、BIGBANGというチームを前より少し現実的に見るようになったということです。なぜなら、僕たちの職業は自分を経営する仕事だからです。すべての人々から“新しくかっこいい”と言われるステージを見せるために、もう少し賢くならなければならないと考えました。僕たちが洗練されたものだと思って進む方向も、人々から“度が過ぎている”という評価を受けてはいけないのです。

―ラップの時、本能的な感じを守り、理性的な判断を下すことは簡単ではないはずなのに、秘訣はあるんですか?

T.O.P:それは……秘密です。僕だけのノウハウだから(笑)

―そしたら、理性的な目で見た時(笑) BIGBANGの中でT.O.Pの役割は何だと思いますか?

T.O.P:みんなが望むのはT.O.Pという人物が残すインパクトだと思っています。そのため、記憶に残るジェスチャーや目つき、ラップ、歌詞にかなり気を使っています。他の人がやるジェスチャーを同じようにする時は控えめにやろうとしたり、みんなに、なぜあんな動きをするのかと思われることをしたかった。非常に変だし良くない表現だけれど、他に説明できる方法がなくて、あえて荒い表現を使ってこれを話すとしたら、いわゆる“バカっぽいけどかっこいい”というような感じを与えたかったんです。

―他の言葉に変えるのが難しい表現ではありますね。そんな雰囲気を演出するため、ステージではどんなことを考えるんですか?

T.O.P:理性を手放します。今はステージ上でみんなの顔色を見ずに自分をただそのステージに投げつけるようにして、自分をコントロールすることができるようになりました。表現したいことがその日の気分によっていつも変わりますが、そんな考えだけを持ったままステージに上がります。以前はみんなを盛り上げたり夢中にさせる方法だけを考え悩んでいたとしたら、今は動く自分を上から見る感じで、むしろ少し離脱して雰囲気を捉えようとしています。

―ステージ上での状況はリアルタイムで繰り広げられるのに、そんなふうに自分を客観視することが可能でしょうか?

T.O.P:確信が強くなり、ステージや音楽に対する勘が研ぎ澄まされ、自信が付くほど、自分自身に対して客観視できるようになるんだと思います。自分をモニタリングしながら、冷静に見ることができると思うし。以前はつまらないことを悩んだりみんなの視線を恐れたりもしたけれど、もうステージ以外のものは欲張らないから、むしろ気楽になったのもあります。仕事と恋愛の両立ができる時期になったと思います。



「最近は心の中がだんだん単純になって来ている」




―仕事と恋愛をしたおかげか、今回のアルバムで見せてくれたラップは特に印象的でした。中でも「FANTASTIC BABY」で見せた空気はこれまでとかなり違うように感じます。どんどん展開される曲調も非常に新しかったし。

T.O.P:そういうのは本能的に作られる部分です。ただ、ラップを18ビートに割るとか、よく使わないライム(韻を踏むこと)とフロウ(ラップの節回し、節の上げ下げ)を使おうとする努力はしました。特に「FANTASTIC BABY」では、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーを想像しながらラップをしましたが、彼独特の奇抜なダンスを踊る時に感じられる新鮮さを演出したかったからだと思います。色んな面でカッコいいラッパーたちが多いけれど、もはや強がったりカッコつけたりすることがカッコよく見える時代は過ぎたと思います。単純だけどユニークなラップを作ることが目的でした。

―「人気歌謡」(SBS)で披露した「BAD BOY」のステージの中で、導入部ににっこりと笑う姿を一度見せたことがあるんですが、それが面白かったです。従来の枠とはまた違うユニークさを確保しようとしたと思うのですが。

T.O.P:本当に悪い男はいつも笑いますよ。感情を隠さなければならないから(笑)

―歌詞を書く時、個性を守ろうと悩む方ですか?

T.O.P:実際、作詞をする時は別に何も考えずその時その時作るタイプです。今回のアルバムのラップはほとんど収録当日に書いたものだし。ほとんど僕の経験を書くから記憶とラップの感じが似ているように作られていると思います。

―アルバム作業の時も時間が十分あったというわけではなかったはずなのに、どのようにインスピレーションを引き出すんですか?

T.O.P:完成品のフィギュアを見たり、よくデザインされた家具を見に行ったり、誰かが作り上げた完成品を見る時、心が落ち着くけれど、そんな時に自分の中からストーリーが出るんだと思います。たくさん考えていた時に比べ、最近は心の中がだんだん単純になって来ました。それで良くなった部分もありますが、反抗的だった昔の性格が柔らかくなり、より幅広く人々を観察したりして感じるようになりました。

―そんな変化が音楽だけでなく、他の部分にも影響を与えたりするんですか?バラエティー番組で前より積極的に撮影に参加する姿に、デビュー初期のやんちゃな姿を見るようだったというファンたちがいました。

T.O.P:これまで僕が少し重く見えたとすれば、それは僕が出演した作品の影響だと思います。戦争映画を撮って学徒兵役で出演し、トラウマのようなものに非常に長くとらわれました。演じた役から抜け出すことがなかなかできずにいて暗かったし、自分の姿を隠したいとも思いました。これからもどんな役に扮するかによって性格はまた変わると思います。ステージでもそうですし。

―心の中に課題が残っているのに、ステージで自分の最大限の力を見せるためには相当な緊張感が必要だと思いますが。それに、今は海外でも見守るファンが多いですし。

T.O.P:いつも緊張感を持とうとしています。そうしないと怠惰になる性格だから常に気を引き締めています。そして、詳細部分にまで気を使って完成した姿を見せようとしますし。見ている人々の趣向はそれぞれ違うけれど、それらを超えるためにはうまくやっているように見えるより、かっこよく見える必要があります。そのため、時には限界を感じるほど疲れたりもするけれど、責任感があるし負けず嫌いだからやめるわけにはいきません。

―責任感というのはチェ・スンヒョン(T.O.Pの本名)ではなくBIGBANGのメンバーだから持つ感情なのですか?

T.O.P:正直、チェ・スンヒョンでのソロ活動をまだしていない理由もそこにあります。意欲もあるし自分自身で手に負えない時もありますが、チームの一員じゃない時はそんな部分を諦めてしまうんじゃないかなと思います。個人として特にこれになりたいということもないですし。

―たくさんの人々から関心を受ける人なのに、本人は世間事に関心がないように見えますが。

T.O.P:観点が少し変わったけれど、昔はこんなふうに、あんなふうに見られたいと思う姿があったとしたら、今は僕の前に人々を呼び集めたいと考えるようになりました。ステージに立つ時も僕がファンやテレビの方に近づくんじゃなく、僕に向かう視線を受け取ることに目的が変わりました。

―ステージでもそんな姿が見られますね。以前はまっすぐに視線を向けるから目を引いたんだとすれば、今は少し違う方向を見て注目させるようにしてますね。

T.O.P:そういうことは無意識的な行動だけれど、考えが180度変わってそんな差が生まれたんだと思います。大事だと思うのは、僕自身が常に新しくなるべきだという点です。いつも同じようにカメラに向かって目を凝らしたりするのではなく、違う姿を研究し続けなければなりません。ただ、まったく違う方向に行かないために、基本的な枠と伝統を考えたりはします。




「心理的にアンバランスな状態になってしまったが、それを受け入れる年月も経た」




―常に新しい状況を迎えることができるという点から、演技に対して愛着を持つしかないと思います。演技を通じて見せたい新しい姿がありますか?

T.O.P:特に演じてみたい役はないです。いい作品をやることだけが重要だと思います。

―いい作品の基準というものは人によって違うと思いますが。

T.O.P:僕の場合は、自分の時間とエネルギーを注ぎ込んでもいい程の価値がある作品を意味します。もし自分が俳優だとすれば、たくさん見てたくさん演じたらその分自分にプラスになります。しかし、僕の本当の職業は俳優ではないため多くを演じることはできないし、俳優よりは観客の立場から作品を見る目を持っていると思います。そのため、自分より演技力が優れている俳優が演じればいいと思える作品より、自分が演じて似合うと思う作品を選ぼうとします。そんな中でも幼いファンたちがいるという位置も考えなければならないから、芸術映画に出演していきなり服を脱いだりすることは避けるべきだし(笑)

―ステージも演技も、選択から細かい部分までかなりのエネルギーを消費しながら仕事をしていますが、もう大人になったという証拠ではないでしょうか。

T.O.P:精神年齢は12歳の時と同じなのに、仕事に対する精神年齢だけ高くなっているみたいです。逆に映画の場合は、昔は白黒映画をたくさん見ましたが、最近は気軽に楽しめる映画を見ます。心理的にアンバランスな状態になったけれど、それを受け入れる年月を経たと思います。

―本質は変わらず内面では成長したと言えますが、デビューの頃を振り返ってみたらどれほど変わったと思いますか?

T.O.P:考えることは今と同じですが、その時はより多くのことを隠そうとしたと思います。今は自分でも分からない自分自身を10個の中でふたつくらいは見せた感じがします。10年ほど過ぎたら、その中からまたいくつか外に出すんじゃないでしょうか。

―これからステージを通じてさらに様々な面を見せていくと思いますが。

T.O.P:実を言うと、僕は、みんながこれ以上BIGBANGを望まなくなったら活動を中止するんじゃないかと思っています。そんな時が来たら、ステージに立たなくても構わないです。色々大変だけど、やりたい音楽をやりながら幸せな時間を過ごしています。だけど、今のこの美しい青春が色褪せるのは見たくありません。BIGBANGとしての気持ちはいつも美しいもので残したいです。他の人の記憶の中でもそうであって欲しいですし。

―未来の心配なんか置いといて、今のBIGBANGを見たらどんなチームだと思いますか?

T.O.P:非常にたくさんの注目を集めていて、遠くからも注目されているチームというのは間違いありません。しかし、自分がいるチームだから錯覚したり自慢したりして言う話ではありません。確かに、以前よりたくさんの関心を集めていますが、それを十分楽しみながらも新しいものを見せることができるチームだと思います。


元記事配信日時 : 2012年05月16日09時00分
記者 : ユン・ヒソン、カン・ミョンソク、写真:チェ・ギウォン、編集:チャン・ギョンジン、翻訳:ナ・ウンジョン

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[インタビュー記事]201203人気歌謡マガジン

2012-03-31 17:36:57 | INTERVIEW
人気歌謡マガジン via bestiz

(翻訳機)

Source:
bestiz










氷を破ったビッグバン,これ見よがしに還生下だ
つぼみがちょうどさく烈した途端,2月29日0時冷凍人間が氷を破って復活.
よみがえるという意味をこめているビッグバンの五回目ミニアルバム(ALIVE)の
総トラックリストが公開された。 まだ誰にも話さない,
どんな特別な話を取り出すのか
ドキドキする心に彼らの音楽に耳をクィウリンダ.
先公開された'BLUE'のアコースティックなその他戦慄が
春の門の敷居に立っている私をさらにときめくようにしたし。
予想外に暖かくて詩的な'感性'が雨が降るよう
雲がいっぱい挟まった空の下憂うつになった私たちの心を慰めてくれた。
さわやかさと温もりは春だけが持つ宝物ではないということを証明することでもするように
五男は氷を破って3月春よりさらに暖かく私たちのそばに帰ってきた。
彼らの暖かい春の日はこれからまた開始だ。




G-DRAGON
歌謡界に本来意より特化した意味で使われる二単語,
アイドルとアーティスト アルバム全体のプロデューサーをマッ〓ア多くの曲作業に
参加するG-ドラゴンはアイドルの星を破った典型的なアイドル型アーティストだ。

同じ年頃24才が若者たちが今まさに進路に対する悩みで登山路に
入る頃自身の話を解きほぐすことができる驚いてきた音楽性一つで
彼はすでに山頂を越えた。 今回の<ALIVE>アルバムの収益が700億以上が出てくるという
予想がネチズンを驚かせたが。 数字を離れて,アルバムのイントロから
最後のトラックの'翼'まで全曲作詞/作曲に名前をあげたG-ドラゴンの音楽的能力は
'priceless'値を付けることはできないビッグバンの資産だ。 既存のリリースしたビッグバンの音楽の枠組みを
越えて,もう少し広い世の中で氷を破って彼がまた戻った。



'ALIVE'生きている。(活気,感情,活気などが)あふれる,存続する

キルリントラック. 一言でそのアルバムで'最も良い曲'を意味する単語で普通は
そのアルバムで最もヒットになったタイトル曲を称する言葉だ。
だが,ビッグバンの五回目ミニアルバム<ALIVE>ウイ'キルリントラック'は聞く人の
'主観的な判断'により変わるようだ。 イントロを除いた六曲皆を
タイトルで前に出した画期的な試みのため. "今回のビッグバンアルバムに含まれているすべての曲らは
各自に溶け合っている話とそれなりの個性を有しています。 本当にただ。 ある穀道
捨てること惜しかったんですよ。"メンバーの挑戦意識と情熱が感じられるアルバムのイントゥロゴク'ALIVE'を
始め一番最初に線公開されてチャート上位圏を占めている'BLUE'. 明るい感じの
中毒性あるリフレーンが引き立って見える'愛ホコリ'. 魅力的なビットとリズミカルなフック(HOOK)の
ヒップホップ曲'BAD BOY'. 水が流れるように回って回るリフレーンが中毒性ある曲'つまらなくて'.
ビッグバンの強みである卓越したクラブ チューン ヒップホップ音楽'FATASTIC BABY'. 希望のメッセージを
含んでいる大成のソロ曲'翼'まで多様なジャンルの六曲全部
十分な完成度と個性を表わしている。 見せるための音楽でない彼らがしたい
音楽をしているという気がするほどメンバー個人が引き立って見えるのではなく
相互間の調和がとれた感じが強い。 ヒップホップ. エレクトロニック. ロック スタイルのトラックまで
多様な試みが印象的な今回アルバムに'ビッグバンの音楽的意図'という表現は適していない。
ビッグバンの前に数多くの機会を推し量ってみれば彼らの音楽で見せるより多くの
可能性が今回のアルバム中で光っているからだ

G-DRAGON >> MUSIC TALK

Q
10ヶ月目に発売する五回目ミニ アルバム<ALIVE>でカムバックしたビッグバン.
今回のアルバム全体プロデューサーをしただけ。 アルバムに対する個性のある紹介をお願いします

GD
アルバム タイトルである'Alive'という単語は今私たちのビッグバンの状況にぴったりな
題名です。 言葉どおり'ビッグバンは依然として健在だ'という話を今回のアルバムを通じて
伝達したかったです。 大衆がそのような感じを受けられるように高いクォリティーに
重点を置いたし。 各トラックごとに固有の色が溶けて入れるように最善を尽くしました。
ヒップホップ,エレクトロニックなど多様なジャンルを消化するビッグバンを発見できるおもしろい
アルバムになることのようです

Q
今回のアルバムはイントロを除いた全曲がタイトル曲でしょう。 どのようにこのような画期的な決定を
することになったのか気になります。

GD
アルバムを準備した後。 タイトルを選ぼうと全曲を聞いていました。
ところで本当に,一曲を選ぶのがあまり荷が重かったんですよ。
曲ごとに意味があって色がとても強くて。 ある一つの曲だけを押すには
残りの収録曲がとても惜しい。 アルバム自体に申し訳ない感じでした
それで会議終わりに全曲をタイトルで多くの曲らを聞かせて差し上げる方法を選択しましたよ


Track 02. BLUE
作詞:G-DRAGON,TEDDY /作曲:G-DRAGON,TEDDY

私は'BLUE'という曲を挙げたいです。 ひとまず。 先公開を一曲でもあり
"冬が行って春が訪ねてきます'という導入部分が本当に気に入ります。
ここに多くの意味が含まれたと考えるのに多分聞く方々ごとに多様な意味を
入れてみることができそうです。 アコースティックなその他サウンドを使って,多様な年齢層が
気軽に楽しむことができる歌で感性的な感じで五人メンバー皆が一つになる
調和がとれた感じを含んでいます

Q
G-DRAGONのPLAY LIST! 今,本人のプレーリストで
最も多く再生した曲は何でしょうか?

テルレパムミュジクの'Breathe'という曲が好きです。 ゆっくり口ずさむような歌詞と
彼と反対に少し早く展開するテンポのメロディが気に入ります聞けば
アルネジで幸せさが来たからだをくるむようです。



TOP

ビッグバン スタイルという話があるほどタソンナムジァのスタイルは独創的で
彼らだけが消化することができる固有なのだ。 今回アルバムでも例外はなかった。

'メンバー電源破格変身'というタイトルの下公開されたアルバムジャケット!
その中でも断然塔のサファイア ヘアカラーとトゥブルロクコッが印象的だ。
あんな海魚カラーが似合うことができる人が国内いや海外をあわせて
何人にもなるかという考えが突然頭をかすめて
ビッグバン. それも塔ならば十分に可能だという結論を下す。

また再び流行がここで誘発されているとしてもこのヘアカラーまでまねようとするならば
それは本人損害に近いということを記憶すること!

'ARISEできる,発生する,(何の結果で)誘発する

2006年8月29日シングル アルバム<BigBang>で派手にデビューした後。 音楽的領域を越えて
ビッグバンが強勢を表わす大部分はスタイルだった。 彼らが着た服. 着用する
アイテムが10,20台のIT ITEMになったし世界最高名品と呼ばれる
ルイヴィトンはもちろんMCMではビッグバンのためのライダージャケットを自らの製作する愛情まで
見せて言葉どおり名品もビッグバンの選択を待たなければならなかったこと。 昨年2月ビッグバンが
コルソ コモ10と共にしたコルラボレイションプロジェクトで本人が直接デザインしたという
ティーシャツ レースボール ジャンパーは派手なパッチワークを誇って300万ウォン序盤台高い価格にも
SOLD OUT! 国内を越えて,海外ファッション ピープルの注目をあびてビッグバンは文化全般にわたって
莫大な波及力を発生させた。 "大衆の注目をあびようとするなら見る面白味も。 マラルゴリも
提供しなければならないでしょう。 新しいことを望む方々のためにパフォーマンスも準備しなければならなくてファッションショーの
ショー北のように多様なスタイリングを見せるのが当然の任務だと考えます。"
毎日何千枚が超えて売れる彼らのレコードのようにここに独特のピクペンピョスタイルは今日また
一つの流行を先導してファッション業界の久しく残るページを飾る。


TOP >> STYLE TALK

Q
今回のアルバムもやはり! 一人一人が既存の姿を思い出させることができないほど強烈なイメージ反転を
しました.ビッグバンの破格変身! 各自今回のスタイルのインスピレーションをどこで受けられたことか
今回のアルバムを通じて,ビッグバンが提供するスタイリング. 新しさは何かおっしゃって下さい

TOP
今回のアルバムで見せてくれたスタイルはアルバム コンセプトを定めながら自然に出てくることになりました
メンバーらとYGファミリーの額を集めて意見を出してまた,社長と相談して
コンセプトと合うスタイルに変身しましたよまた,カムバックフォトで強烈さを付加した酸素呼吸器は
凍らせていた存在が目覚める感じることを見せるために使った画期的なアイテムでした

Q
2011年2月24日発売した4番目アルバム<TONIGHT>煮込んで,今回アルバム<ALIVE>を比較した時
ビッグバンが最大限維持しようとしたビッグバンの音楽的スタイルと反対に
180度違うように差別化を置こうと注力した部分があるならば何ですか?

TOP
アルバムを作る時,あえて差別化するために努めはしないです
いつも音楽をしていて,その時その時出てくる音楽がすぐに私たちの色だと考えます

Q
今回の<ALIVE>アルバムで最も好む曲を一つ挙げてみるならば?


TRACK 05.つまらなくて
作詞:G-DRAGON /作曲:G-DRAGONDJMURF peejay
一曲を挙げることはとても難しいです。 本当にすべての曲があまりにも気に入るアルバムであることのようです
そのような悩みが嫌いで,六曲全部をタイトルで私の徹夜したことでもあって(笑い)収録曲
中に'つまらなくて'という曲を紹介してみるならば題名と違うように本当におもしろい曲です(笑い)
90年代ユーロ. ディスコ,そしてヒップホップの組合に歌特有のサウンドを加味させました
自身の恋人に嫌気がさした一人の男の感情を語っているが
恋愛に真っ青になった退屈な男女の心理をよく描いたおもしろい曲だと考えなります。
'つまらなくて'と繰り返されるリフレーンは曲が伝えようと思う退屈なことは伝えながらも,中毒性が
とても降下でしょう。



Q
塔のPLAYLIST! 今。 本人のプレーリストで最も多く再生した曲は何ですか?

TOP
ナイン インチ ネイルスのLA MERという曲を常に聞くことになるようです。 特に,
考えを整理しなければならない時,必ず聞きます。 美しくて,さらに不安な感じが良い曲であることのようです



TAEYANG
"私どもは音源順位にこだわりながら,音楽をしません。 1位2位をすることより
自由に舞台を楽しむということがさらに重要なようです。"
派手なレッド カーペットの上より自由と情熱がいっぱいである舞台の上で最も光る太陽.
彼の話のようにビッグバンは決して順位にこだわるミュージシャンではない

だが。 今が瞬間!
ビッグバンは地球の中でアルバム収録曲中最も産んだ曲がリアルタイム音源チャートにランクされたミュージシャン中
しようで今でも地球あの反対側でビッグバンという名前の下もう一つの記録が誕生して
あるということは否定することはできない現実だ。



'Achieve'達成する。 成就する,(-を)やり遂げる。 成功する。

去る6年という時間の間ビッグバンという名前がレコード順位てっぺんで一時間でも
降りてきたことがあったのか? ビッグバンというタイトルに上がった公演の客席がただ一つの席(一桁)でも
空いたことがあったのか?
2月22日0時. ポータルサイトの人気検索語1位から3位までは全部ビッグバンBLUE関連
検索語であった。 カウントダウン! ビッグバンの新しいアルバムは発売と同時に国内すべての音源チャート1位を
一気に処理したし現在までエルボンスロール曲皆を主なチャート上位圏チャートに列を作る爆発力を
自慢していて去る11月北アイルランド ベルファストで開かれたMTVヨーロッパ ミュージック アワードEMA
エソ ワールドワイド エクトゥ賞を受けながら,海外での人気を立証したことがあるビッグバン!
鳥界各国の海外ファンたちも首がパジョハビッグバンのレコード発売カウントダウンを叫ぶ!
米国とカナダ,英国,フランス,メキシコ,オーストラリア,ニュージーランドなどで発売と同時にアルバムチャート
TOP 100位圏以内に進入! 米国で最も大きいオンライン音源市場であるアイチューンズで
ベスト チャート7位! フィンランドではアルバム順位3位に上がったk-popスターが海外で
良い成績を上げている渦中にも私は強くすべてのジャンルのアルバムを網羅する
米国のアイチューンズ ベスト チャート トップ10進入はその意味が格別でまた,世界最大
動画サイトであるユトゥブで<ALIVE>ウイ収録曲BAD BOYのミュージックビデオは
2012年3月1日早朝からk-popチャートでない総合部門アイチューンズ
米国7位カナダ4位を記録してk-pop歌手の単一映像物では最高水準の記録を
徹夜した。 このグローバルな記録の中心にビッグバンの太陽のソウルフルあるボーカルが最も大きい牽引車
役割をした。 最近ビッグバンの2012 BIGSHOWワールド ツアー総監督でありマイケル・ジャクソン
レディー・ガガさあネット ジャクソン,ビヨンセなど立派なミュージシャンらと作業をしてきたローリーアンドギブスは
"太陽を見ればマイケル・ジャクソンが浮び上がる"という発言をして,多くの人々の共感を買ったし
驚くべきことに今回のインタビューで太陽が言及した尊敬するアーティストも断然
マイケル・ジャクソンだった。 尊敬するミュージシャンに似通っていってそれに(彼に)劣らないグローバルな記録を
吐き出す今の時点でビッグバンが全世界人の魂をひきつけた立派なアーティスト
目録に堂々と名前を上げる日も遠くなく見える

TAEYANG >> FREE TALK

Q
毎度自由な感じの舞台と破格的なパフォーマンスで新しい舞台を見せるビッグバンである
だけに今回の舞台も格別な心血を注いだことのようです<ALIVE>アルバムの題名のように
新鮮でドラマチックな舞台が多いことのようですビッグバンの今回の舞台で大衆が
最も注目しなければならないポイント振付け師いるならば何ですか

SOL
ファンタスティックベビーのリフレーンに現れる別名ワイパー踊りがあります
手の平を顔へ向かうようにしてとても〜楽しく揺さぶれば良いのに今回のピクショエソも
本当に多くの方々が楽しくまねた振りつけの中の一つです思ったより反応がとても良くて
チョ〓も下としながら気持ちがアップなりましたよ今後最も人気を呼ぶことができる振付け師
なりはしないかと思います(ウスム)

Q
毎度自由な舞台を見せるビッグバン アルバム コンセプトのように本当に冷凍人間になって
何の制約がない十年後未来に行くならばどんなパフォーマンスの舞台を見せてあげたいのか気になります

SOL
誰も想像できない風変わりな舞台に対する考えは目を開いて閉じる瞬間まで常に
悩んでいる問題だと見れば良くてラックのようです10年後という遠い未来よりは現在!
今が重要でしょう。 現在進行形で直ちに今回の舞台からビッグバンの変わった浮気心と
情熱. 音楽的な試みをお見せしますね十年でも待つ必要ない! 今当面の
ビッグバンの舞台に注目して下さればこの質問に対する十分な答になると思います(笑い)

Q
今回の<ALIVE>アルバムで最も好む曲を一つ取り出すならば?

TRACK 04. BAD BOY
作詞:G-DRAGON /作曲:G-DRAGON Choice 37

私はBAD BOYという曲を挙げたいがひとまずクルブハン リズムが本当に良い曲です
90年代のニュージャック スイング公式に従っているけれどR& Bとヒップホップのビット
若干のラボが調和するように混ざっています私のコーラス パートが中毒性が強くて
ソウルフルだという(笑い)反応が多かったんですよ。 多分強烈なビットの曲らだけお聞きになって
BAD BOYをぴったり! 聞くことになれば新しい感じを受けられるでしょう
明確に,今流行している他のk-popのエレクトロニックあるリズムとは差別化される
曲であることに間違いないということのようです

Q
太陽のPLAYLIST! 今本人のプレーリストで最も多く再生した曲は何ですか?

SOL
普段にも尊敬するアーティストでもあるマイケル・ジャクソンのspeechlessという曲を最もしばしば
聞いています彼の最後の正規アルバムに収録されたバラード曲なのに歌自体がやわらかいそのチァチェエドョ
マイケル・ジャクソンの切実な声は聞く時ごとに私を泣くようにさせます



DAESUNG
新しい開始の前に他の人々より大きくシュモフプをしなければならない男. 大成はビッグバンの希望の
アイコンだったいつも愉快な笑い明るい性格で見る人まで気持ち良くさせる
日差し同じだった彼に濃厚に垂れた悲しみはなかなか彼とは似合わなかった
大成はソロ曲翼で大変な時間を孤独だでない希望で勝ち抜こうという印象的な
メッセージを伝えてこれ見よがしにファン韓米所に戻った/

YELLOW!
生命の気勢を含んでいるカラーと呼ばれる金髪で風変わりな変身を繰り返して,ビッグバンの
主人公になって,氷を破って現れた男いよいよ! これまでの彷徨に終止符を打つ時が来たものだ



'Awake' I'm still Awake 'ビッグバン'は依然として目覚めている

シンガーソング ライタースタイルのアイコン毎度新しく生新なビッグバンの無数の記録をひっくり返して
デビュー後から大衆の粘り強い関心と愛を受けた彼らに危機が訪れた
いろいろ残念で不名誉である記事でビッグバンは昨年一年憎い鴨子になったし
言論の叱責を受けた。 だが,ビッグバンはせいぜいそんなことで崩れない
ビッグバンは胸中に永遠のスターだという多くの応援文等が今一度倒れた彼らの手を
捉えたし幼い年齢に耐えがたい悩み. 心に深く割れた傷を等しく分けてのせて
負けたビッグバンは本当におとなになって,再び舞台に戻った"今年の一年は本当に恩恵を返すという
感じでそして歌でお返しするという考えで違った時よりさらに熱心にするべきことのようです。"
特に最も精神的苦労をした大成はファンたちに会いたい切実さとさらに熱心にするという
マンムガジムで武装したままさらに強くなっていてビッグバンが舞台委でマンニウン聞いて出すリアリティーが
今一度よみがえったし彼らの音楽は凍りついた大衆の心を溶かし始めて誰か
彼らの歌を聞いて希望を思い出させるならばこれより良いことがまた,あるだろうか?
ビッグバンの大成はいつもそのように私たちに生命の気勢を伝える明るい男なので。

DAESUNG >> MIND TALK

Q
BIGBANG IS BACK 10ヶ月ぶりに帰ってきながら,各自胸中に抱いている
確約があることのようです個人的に今回のファルドンウ リウル開始する確約をいって下さい

DS
10ヶ月休む間考えもたくさんしてそれだけ自らを新しくする時間でした
舞台に対する大切なこともより大きくなったし舞台に一日はやくのぼって,ファンたちに会いたいという
切実さがいつの時よりさらについた時間でしたこのような心がけを最大限長らく
維持しながら,今回の活動をザ ファイティングあふれるように始めたいです

Q
今回の<ALIVE>アルバムで最も好む曲を一つ挙げようとするなら/

Track 03.愛ホコリ
作詞:G-DRAGON TEDDY /作曲:G-DRAGON TEDDY

私は愛ホコリという曲を一番好みます塔兄のスムーズあるフローラボが本当にすばらしいです
憂鬱な歌詞だが,全般的に明るい感じの曲なのも気に入って
何よりカムソッ〓ヂョギン サウンドでホコリになって消える愛を表現した
歌詞最も印象的なことのようですところで... アルバムを聞いてみるならばいつも私も気づかない内に
翼がチェシンデでありましたよ(笑い)

Q
大成のソロ曲翼に対する紹介を抜いておくことはできないですどんな曲でしょうか


Track 07.翼
作詞:G-DRAGON大成/作曲:チェ・ピル川G-Dragon

翼は私のソロ曲で,曲自体にも郷愁懐かしさ過去の幸せだった記憶希望などの
メッセージが含まれていて悲しみから解放されたという意味を翼で表現したとても希望的な
感じの曲ですたくさん愛して多く入って下さい

Q
大成のPLAYLIST! 今本人のプレーリストで最も多く再生した曲は何ですか?

ユ・ジェハ先輩のあなた私のふところにという曲を本当にしばしば聞きます
特別ゆすぐ夜なら聞こえてくるあなたの音声〜白くつぶれる花粉なって,あなた花上に座りたい
というある便宜時を読むような歌詞が私の心を動かします歌詞1行ものがすことはできない程
吟味しながら聞くことになるあまりにも大切な曲であることのようです



SEUNG RI
勝利=自信という公式は芸能感を通じて,浮上されたが彼が舞台で見せてくれた堂々としているということが
アだったらビッグバン内で最も安定したソロ活動を成し遂げたメンバーで勝利の名前をくることは
ことは不可能だったことだ新しい開始.その前にはこの男の丈夫さが必要だ

男らしい容貌に熱い血ざあざあ沸く22才勝利のビョン市議注目するとすぐに最近
ファンタスティックベビーミュージックビデオと最初に公開されたアルバム ジャケットを通じて,既存の可愛いイメージで
すっきりしていて鋭い男性美を完成させて短いヘアスタイルのスワッコッと硬い腹筋を
公開した。 それで認知いつの時より勝利の目つきでは燃える自信が感じられる




'(NOT) Afraid' I'm not Afraid私は全く恐ろしくないとの自信

'私は今がビッグバンが一歩さらにオップクレイドゥならなければならない時点'と考えます
今やオノボダヌ ニウン音楽で世界が一つになる時代がきたようで私どもは
このタイミングを絶対のがしたくありません'ビッグバンの音楽'で国内舞台に立つもちろん
熱い韓流の開くの中心に立って,韓国の立派なアーティスト音楽文化を世界に知らせるのに
先に立ちたいそれだけの自信がこのあります(笑い)"もう韓国を越えて,世界へ跳躍する
仕事だけ残ったという自信! これが国内で唯一無二だというビッグバンが持つエネルギーであり
ビッグバンが違うアイドルと絶対代替されることはできない理由だ。 世界という舞台に上がる前
最高出力. 100万馬力故回転自動変速が可能なビッグバンのエンジンが熱く燃え上がる。
くねらせるコーナーも鋭く食い込む彼らの音楽舞台では一種の
喜びが感じられるビッグバンは私たちが絶えず励まして愛しなければならないワナビースターなので
彼らは音楽の前でそして舞台で全く恐れたり停滞する必要がない。


SEUNGRI >> WANNA BE STAR TAKL

Q
ビッグバンの初めてのワールド ツアーであるオライブ ツアー2012世界的なエンターテインメント企業家
ライブネーションと共に開催をして規模や演出面で一次元高い公演になるという
展望が多いですビッグバンがk-popをチョンセゲに知らせるのに大きい助けになると期待されるのに
どんな思いでワールドツアーを準備しているのか気になります

VI
今韓流の開くが熱くはない! それだけビッグバンも大きな愛を受けているので今回
ビッグバンの初めてのワールドツアーオライブ ツアー2012を企画することになりました私どものビッグバンが
世界へある足取りぴたっと近付くことができる良い機会がいよいよきたような気持ちです
今回全世界16ヶ国25都市を回るので生まれて初めでパンムンハは国々も
多いようでときめいて期待されます今回のアルバム活動とワールド ツアーがよく仕上げされれば
より多くの国で私どものビッグバンを愛されることのようです

Q
自信が格別なビッグバン! 韓国を越えて,グローバルするように活動を広げるのにビッグバンが成し遂げて
したいワナビースターの目標がありましょうか?

VI
今回のワールドツアーもそうで今は私たちがその国で公演をしに行くが
これからはその方が直接韓国を訪問して,ビッグバンの公演を見ることができるようにすることが
目標ですそれだけ海外でも影響力あるグループになるために最善を尽くすから
応援たくさんして下さいファイティングです!

Q
今回の<ALIVE>アルバムで最も好む曲を一つ尋ねるならば?


Track 06. FANTASTIC BABY
作詞:G-DRAGON /作曲:G-DRAGON TEDDY

私は個人的にファンタスティックベビーを最も好みます強烈なビットとはやい速度感が
感じられる溜まったことのようで確かに中毒性があるようですそして聞くならば
私も気づかない内にからだが自ずからリズムに乗っています私があまりにも楽しいダンス曲を
好みます(笑い)歌は楽しくなってこそチェ味違いますか?

Q
勝利のPLAYLIST! 今本人のプレーリストで最も多く再生した曲は何ですか?

私はこの頃タブロー兄のアルバムを多く入りますその中でも特にミンマダクでという曲を
とても好みます歌詞がとても印象的でこのアルバムが兄がしたかったすべての胸の中の
言葉を代弁するという真実が感じられて良いです今回タブロー兄が
新しいYG家族になったが私どものチームもとてもよく用意して,普段兄の音楽をとても
好んだファン(パン)で今後兄の音楽をさらに頻繁に近く聞いてみる予定です(笑い)





Become legendary,
BIG SHOW

遊ぶ水が格別なファンタスティックある野郎

"ここにつけ全部某女蘿we gon' party like. ラララララ〜"まともに遊びたい人は
何の声のほかついてくることを。 ここに見たことも聞いたこともないミュージック アイルランドに導く
五人のファンタスティックあるニョソグルが帰ってきて特別違うことあるかという問いを投げてくるならば
'デビュー以来初めてのワールドツアー'という短い説明で返事することができる
まだ分からないと? それでは'アジア アーティスト歴史上16ヶ国25都市で開催する
最高のファンタスティック ショー'というヒントを投げかけること外に

<2012 BIG SHOW BIGBANG ALIVE TOUR>
2月29日ミニ アルバム5集<Alive>で10ヶ月余ぶりにカムバックすると同時にデビュー6年ぶりに
初めてのワールド ツアーを開くビッグバン. 去る3月2日から4日まで<オリンピック公園体操競技場>で開かれた
BIGSHOWを始まりに総16ヶ国25道市で開かれる今回のワールド ツアーは
既存の楽しむピクショワは差別化を置いたストーリーラインが硬い一方のミュージカルのようなショーという
G-Dragonの説明で期待感を高めるこれらのワールドツアーおよびカムバックの便りは国内を越えて
世界的なイシューになっているが特にイルボノルロンはビッグバンの成功的なカムバックを当てて特筆して
期待感を隠さなかったと

<BIGSHOW>見なくては話をしないで下さい
今回のワールド ツアーはビヨンセ アルリシャ キス ケイティ フェリーなど海外有名アーティストと作業を
して世界的なミュージシャン レイディガガのさらにモンスター見るツアーの演出を引き受けたローリーアンド ギブスンが
総監督を引き受けて注目されていていて彼女はトレンドを失わないながらもハング彼氏米を
刻印させる虎故障が起こって,大型太極旗を利用した舞台演出で世界舞台に韓国アティスウティ
代表走者であるビッグバンをまともにアピールする予定彼女はビッグバンを置いて世界的なアーティストらと
比べても全く遅れをとらないとし,ビンテージ的な要素と未来的な要素を全部備えたという
絶賛を惜しまなかったとそして最後にセンスあってすっきりしている仕上げで
今回のコンサートに対する自信を表わした"<BIGSHOW>見なくては話をしないで下さい"



PLAY 1. RETURN
"及ぼす準備された人大声を出して!"精一杯興奮したメンバーの声がトゥナイトの前週と
交わって溢れでるとすぐにファンたちの叫び声はメンバーが立っている舞台委で全部オールイン!!
熱くなるだけ熱くなった雰囲気に乗って音楽にファンたちの叫び声にからだを任せたまま
リズムをタヌ ニウンメンバーは待つことでホコリはファンたちののどの渇きを一気に解決してくれた
その歌手にそのファン(パン)だとこのようによく遊ぶことができるファンたちも珍しいだろう?

勝利
ワ〜今日の雰囲気が本当に熱いようだ!
ア〜本当にチョウだ! 完全チョウだ! 本当に大〜パク!
いや次のアルバムにはファンたち声を入れてみるのも良いと思うが
私たちのプロデューサー様が直接の話ほどほどにして下さい!
GD
ア〜私ですか? 私は... コールです!
TOP
私どもが単独コンサートを1年ぶりにまたすることになったが
私どもぐらい熱情的に応援して下さって感謝するという申し上げたくて
皆さんのおかげでさらに頑張ることができるようだ!
GD
皆さんは歌皆聞かれたでしょう? 何か曲が一番良いです
(みな良いです)皆さんお言葉のとおりみな良いが私はBLUEが良いです
勝利
今BLUEがずっと1位をしていて良いことでないビウプだから
心がとてもブルーブルー〜するでしょう?

GD&TOP
皆さんが私どもよりさらに熱情的に遊んで苦しがられるから気持ち良くコンサートをできるようだ!

ビビッドな色感が引き立って見える舞台演出で視線をひきつけたチディエンタプ
チーム内でも指折り数えられるペショニスドゥルダプケ共にした時,船力も行って,倍加されるシナジー効果を
正確に発散. その上派手な色感にも埋められない二人の光るマスクに
精神が混迷している状況! 舞台に立っている自体だけでも格別なポス漂って下さるチディエンタプ
ついて行く自家ない最高のユニットという事実を否定するサラミイスルカ?



PLAY 2. SPREAD WINGS
今回のワールド ツアーの初めての開始はより大きい翼を踏んで非常なビッグバンの発足になった公演
"許される試みを飛び越えた舞台'という言葉で今回のコンサートで見せてくれた格別な
スケールを説明できていつもそうしたようにクォリティー高いサウンドと洗練された映像美の
調和とりわけ多様なビッグバンの音楽を最大化させて,表現やり遂げる三抑えがたいなった照明の活用は
舞台フプ入道を最高値でアップさせるのに固く一助になったと!

勝利
"は〜私たちのファンたちが歌をこのようによく歌うこと初めて分かりましたならない!
終わってカラオケにみな集まってくださいよ!"

一方のアクション映画を見るようにワイルドある舞台演出で男性美を強調した勝利
その上節度ある振りつけまでより増した勝利の舞台は末っ子というタイトルが彼には
これ以上似合う単語でないことを悟るようにした
チディエンタプが観客を注目させる力があるならば勝利には観客を自身の
ペースのとおりもむ力があるということを確かにアピールした舞台

勝利
冬が行って春は訪ねてきます.
チュ・ウン冬がビッグバンには過ぎ去ったことのようです
今後暖かい春の日だけ訪ねてきたら良いです

太陽
"皆一緒に歌を歌う時,その声がとても良かったですもう一度呼んで下さい〜"

どんな舞台もどんな歌も自分だけのスタイルで消化する方法知り合い男
静かに溶けてなくなるような微笑みを見せた順どんとこの太陽は跡形もなくて
ここに触れることはできないアウラ吹き出す上男太陽たくさんあるだけ!
クルブハン ウェーブと咲く充満したボイス本来素晴らしいとはよく知っていたが
このようにセクシーだとは思わなくて特にファンたちの歌の声をもう一度聞きたいとし
愛嬌混ざった要請をする時,彼の魅力は空高いとは知らずに垂直上昇したという事実!

チドゥレゴン
今回のコンサートを契機に私どものビッグバンは
再び熱心に努力して,皆さんのそばに留まるから
皆さんはその場を守って下さいよろしくお願いいたします



PLAY 3. ALIVE
今回のコンサートを準備するメンバーはその間の仕事を踏み台みなして,新しく生まれるという
心掛けで臨んで私たちが報いることができるのは音楽だけという言葉が意味するように
新しいアルバムを含んで,既存の曲らまで整っているように構成して,観客の
興味を刺激して中間中間笑いと感動を適切に,マッチさせたメンバーのコメントは
観客の心を動かしたもう一つのset list

大成

"個人的に好む歌は愛ホコリなのに変に度々翼が握り締めていて!
マアまれだね〜"

このように明るい姿にまた戻って,ありがとうございます! 場内をチャリンチャリン鳴るファンたちの
叫び声音に即座に目がしらを赤らめる心が弱い南者ビッグバンとの距離をもう少し近く
する打った禁じることを持ったという写実するがだけでもほめられて当然な大成
自身より大きい翼をつけてコンサート場をゴウゴウ飛んだ姿は前よりより一層非常な大成の
明日を代弁するようでジーンとすることをプレゼントすることも見ることだけでも感動を善事(プレゼント)した彼の
舞台はただ一曲だけでもファンたちをひきつけるのに充分だった

大成
その間カジァンマンが思い出したのが皆さんであったし
皆さんの愛で大変な時間を勝ち抜くことができました
舞台に再び立つことができることになったこと
私の周囲にあるすべての大切なのを悟るようにして下さって
あまりにも感謝申し上げます愛しています

TOP
今回のコンサートとアルバムを準備社としながら
とても多くのストレスと悩みに苦しめられたのに
今日で皆みな忘れることになったようでとてもうれしいです。

太陽
私どもを舞台に再び上げられたのも
このようにワールドツアーの良い開始を開いてくれられたのも
全部皆さんのおかげだと考えます
深く感謝申し上げますI LOVE YOU





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スペースシャワーTV(インタビュー部分)

2012-03-20 09:18:54 | INTERVIEW
120318

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(インタビュー部分のみ)

字幕付きロングインタビューは貴重


○あなたにとってBIGBANGとは

DーLITE:
BIGBANGになって変わったことは、それまでただの歌が好きな学生でしたが、
芸能人として生きるようになってからかなり多くのことが変わりましたね。
その中で感じているのが、それまでは音楽だけが好きで他人の視線は気にせずにやりたい通りにしていたのですが、
今は何かをすれば必ず注目されるし、自分の行動が多くの人々の考えを変えられると思うのでどこへ行っても明るく見せようと希望を与えようと努力しています。
なので僕にとってBIGBANGとは一言で「時計」だと言いたいです。
僕だけでなくみんなが毎日時計を見ながら時間に合わせて生きていますよね。
僕もいつの間にかすべてをBIGBANGに合わせて、またBIGBANGも僕に合わせて生きてると思います。

TOP:
20代を一番熱く過ごしている、そしてこれからも熱くしていくであろうそんなもう一つの大切な僕の名前です。
だから24時間考えているし、これから進んでいくべき方向について悩みもするし、1日の中で一番考えていることが多い名前です。

SOL:
僕がBIGBANGとして人々に知られるようになり、夢みていた多くのことができるようになりました。
たくさんの方々に愛され歌を歌える機会もたくさんいただいて。そういう部分ですね。
それからBIGBANGという仲間ができたことで、これまで歌手になる準備をする中でできなかったこともたくさんありました(友だちとの思い出や友情など・・・)、
でも5人で一緒にいるときにもっと濃い思い出や友情を感じています。
BIGBANGは僕が手に入れられなかったすべてのものを与えてくれる存在です。

V.I:(日本語で)
BIGBANGっていうことは自分全部だと思います。
もちろん、音楽が好きだから始めたんですけれど、すごくなんか、5人のメンバーが、なんていうか、
バランスがすごくとれてるっていうか、
すごくかっこいい人たちと働いてるのはすごくそれは気持ちいいんですよね。ほんとに。

G-DRAGON:
僕にとってBIGBANGは鎧のような存在です。
BIGBANGの中にいるときは怖いものなどなくいつも心強いです。
そういう意味で鉄の鎧のような存在ですね。


○各メンバーのキャラクター

TOP:
BIGBANG、1人1人そのままの姿だと思います。
みんな正直で大らかで素直なので今見せている姿がありのままの姿です。

SOL:
BIGBANGは5人それぞれ個性がはっきりしています。
スンリ(VI)はとても活発でエネルギーに満ちているし、ジヨニ(G-DRAGON)は感受性が強いですね。
テソニ(D-LITE)はとても重みがあり一緒にいる僕までハッピーな気持ちになる。ハッピーなエネルギーでいっぱいの奴です。
たぷひょん(TOP)はその行動が全く予想できない、かなりダイナミックなギャグセンズを持つ面白い性格の人ですね。

GーDRAGON:
テヤン・・・SOLは・・・どっしりとした木のような奴です。
意志がものすごく固くて頑固だし、そういう部分が音楽的な面に上手く影響していると思います。
でも、あるときはかなり子供っぽいものを好む純粋な面を見せることもあります。
VIは僕らの中で一番年が若いのですが、一番大人っぽく見えると思います。
人付き合いが上手くて初対面の人ともすぐに仲良くなれるんです。
だから、友達も一番多いと思うし、外部での活動が一番多いメンバーですね。面白い奴です。
勘も良いし機転が利くメンバーです。
テソン(D-LITE)は本当に心が清いですね。
韓国では仕事以外はいつも教会にいるし。
友達は多くはないけれど前からの知り合いとは一番上手く関係を維持していると思います。秘密が多いですね。
いつも僕ら4人の悩みを聞いてばかりで自分の悩みは言わないので、年上の僕としては申し訳なくも思いますが、
ものすごく優しい奴なので一番信頼できるメンバーだと思います。
体が一番セクシーですね。
TOPは意外な面が一番多いメンバーです。
皆さんの目にはとても完璧で無駄なところなどないように見える、
そんなステージ上での姿とは違って素の彼は抜けた部分も多いし、
面白くて自分が壊れることも好きなのですが、ステージでは完璧でいようと一番努力していると思います。
演技の経験もあるので実生活が演技なのか本当なのかわからないくらい、面白い性格の良い兄貴ですね。

V.I:(日本語)
リーダーさん、G-DRAGONさんは・・あのー、すごく、ファッションがいいじゃないですか、
スタイルがよくって、いろんなヘアースタイル髪形もいつも変わって、それもいいなーと思うし、
ちょっと、なんか、スタイリッシュな感じ。
だから日本でもモテモテなんだと。
TOPさんは、顔とか、なんか、強くて、なんか、強い感じがするっていいたいんですけど。
SOLさんはちょっと真面目な感じっていうか、なんかすごく笑顔な感じがいいじゃないですか。
目がこうー、こうーいういう風(↓写真)にいぬみたいになっちゃって。

ステージの上ではかっこよくみえるけど、ステージの下では笑顔でいるみたいに可愛くなっちゃって、そんなイメージがするって思うんです。
D-LITEさんは明るくってお笑いを担当している人っていうか、いつもなんか、雰囲気メーカー(ムードメーカー)ていうか。
スタッフのみんなと中にいるときいろんな雰囲気をメーカーする人って説明したいんですよ。

D-LITE:
最近、スンリ(VI)とは仕事以外で会うのが大変なんですよ。
いつも約束があってビジネスマンみたいです。社長みたいですよね。
最年長のTOPはTVではとても静かで、カリスマのある姿を見せていますが、僕らだけのときはふざけることも多いし、
最近はそんな姿をすこしずつTVでも見せているようですが、それがたぴひょん(TOP)の本当の姿です。
G-DRAGONはリーダーなのでいつも責任感を持っていて、ふざけていてもある線を越えたらきっぱりやめて
「この辺でやめて練習しないと」というようにそんな強いリーダーシップがあると思います。
それから僕らにムチをたくさん与えますね。
そんなムチに対してSOLがアメをくれて、後ろで大丈夫だと慰めてくれます。
SOLはお母さんみたいです。
VIは愛嬌も多くて明るいムードメーカーです。


○髪の色を変えての評判

TOP:
意外と良い反応です。これまでになかった新しいカラーなので面白がってくれています。
今回のアルバムを準備しながらふと思い浮かんだ色で、こんなミントカラーになりました。


○アルバムタイトル「ALIVE」

TOP:
多くの話し合いを経て「ALIVE」というタイトルになりました。

G-DRAGON:
今の僕らにとって一番必要な言葉だったし
僕らの決心や覚悟が表せる言葉は何があるか考えていたところ、「ALIVE」が思い浮かびました。
多くの出来事を経験し、再び戻ってきたことを人々に知らせるための意味も含んでいます。


○韓国で先行発売された「ALIVE」の反響

G-DRAGON:
韓国でのミニアルバムの反応は良いですね。
日本で出すアルバムもとても期待しています。
多くの方々が久しぶりに出る僕らのアルバムを喜んで愛してくれているので楽しく活動しようと思っています。


○日本語でのレコーディング

D-LITE:
日本語でのレコーディングはいつも発音に苦労しますね。
「FEELNG」でいうと「・・・感じるバイブス」、こんな感じの発音があったのですが、
バイブ「ス」の「ス」を必ず入れてほしいといわれてかなり苦労しました。
それから「ん」の発音ですね。発音が曖昧ですから。

V.I:(日本語)
いつも日本語勉強やってるんですけども、たしかに、発音的に難しい発音があって、その他にエピソードはあまりなかったと思います。
発音は難しいんですよね、たしかに。
「ず」と「つ」の中間の発音でやってくださいっていわれて、
ええー!、「ず」と「つ」の中間の発音ってなんでしょうかーって。
歌うときは、普段しゃべる発音とは違うと思いますね。
だから、ちょっと。
英語みたいな感じで日本語歌ってくださいっていわれて
ええー!どういう感じですかって。
発音の分は難しいですね、たしかに。

TOP:
今回のアルバムは全曲に日本語のラップが入っています。
先に組まれたフロウや歌詞の内容は僕が書き留めておいた内容だったので
日本語を1文字1文字、韻や字数などを何度も相談して修正を重ねながら録りました。
そんなふうに日本のスタッフの方々とレコーディングしながら
途中で歌詞を変えながら何度も修正して
1つ1つより美しい言葉を選んで・・・
あと英語が混ざっている歌詞の場合、日本語の語感の方が良いと感じた部分は
英語よりも日本語を使いたいと話して修正しながらラップが完成しました。


○アルバム制作について

G-DRAGON:
いつもアルバムを作るときは特に期間を設けないので
昨年の初めに作った曲もあれば一昨年作った曲もあるし
制作を続ける中で完璧さを求めてすこしずつ修正してきた曲もあるので・・・
あえて言うなら1年くらい制作していたと思います。
プレッシャーはいつもありますね。
ファンのためだけではなく僕らは欲深いので、クオリティーの高いアルバムを作ろうと努力しましたし、
それぞれ個人の力量を見たときにもう少しアップグレードしなければと思い
使命感とプレッシャーを持って作りました。


○ラップのテーマ

TOP:
その時々で僕の経験から感じる正直な話を今回のアルバムではたくさん取り入れました。
フロウでももっと洗練された感じを出したいと思いシンプルなフロウを取り入れようとしました。
ナチュラルな感じのラップになったと思います。


○「ALIVE」の歌詞

SOL:
前回のアルバムよりも今回は、日本語の歌詞を書いてくださる方が韻も上手く踏んで
リズムにも合うように作詞してくださったと思います。
前回のアルバムでは韓国語歌った歌詞の中に、たとえば「Catch」という言葉など
日本語では表現しにくい部分があったんですが、
でも、今回は歌詞の部分を上手く表現して下さって、レコーディングのときにとても楽でした。

G-DRAGON:
様々な状況を反映させて歌詞を書こうと努力しました。
アルバムを聴いたときにたくさん共感してもらうために歌詞に気をつかいました。
いつも作曲するときは心血注いで作るので、エネルギーを消耗しますが、
5人一緒に頑張って上手く団結してアルバムを作ることができました。


○楽曲制作のインスピレーション

G-DRAGON:
とても些細なことから感じることが多いのですが、一番多いのは周りの人々との会話の中でですね。
TVを見ながら得ることもあるし、街の看板を見て得ることもあるし、
インスピレーションはどこからでも来ると思いますが
一番僕に必要なものは人を通じてくるようです。
インスピレーションを掻き立たせる人たちが何人かいて
そういう人たちといるときによく刺激をもらっています。
そんなやりとりがとても面白いですね。


○様々な音楽要素を含んだ楽曲

G-DRAGON:
少しは意識したと思います。
多様なカラーのアルバムにしたかったし、1曲1曲がタイトル曲だと思って作りました。

SOL:
アルバムを準備するたびに大変な部分はありますが、
今回は僕らの決意が特別なアルバムです。
でも、大変だったかというと、新たにスタートする感じでアルバムを準備したので
それほど大変ではなかったと思います。
僕らだけで集まってレコーディングしようと制作しようと頑張ったので
とても順調に集中して作ったアルバムです。
多分、他のメンバーに聞いても大変だったという感じはなかったと思います。


○M-02 FANTASTIC BABY

SOL:
サビの部分にも出てきますが、この曲を聴きながら楽しく踊れるようなビートと
僕らが新鮮に感じるくらいの挑戦的な音楽だと思います。
だから、ミュージックビデオもかなり洗練されていて、色彩の強い印象を受けると思います。
ミュージックビデオのセットなど僕らの動き自体が自由で
かなり古い閉鎖された都市の魅力が感じられるはずです。


○日本語歌詞を手掛けるのはVERBAL(m-flo)

G-DRAGON:
歌詞をVERBALさんにお願いしましたが、
ラップの曲なので他の作詞家の方が書くよりは
ラプのことがわかっていて、ウィットのある歌詞が書ける方を考えたところ
思い浮かんだのがVERBALさんでした。
単純に韓国語を翻訳するのではなく、自分の考えが入った、
ある程度ビジョンがある歌詞を選びたかったのでお願いすることにしました。
それに見合う作品ができたので満足しています。


○M-09 WINGS(D-LITE SOLO)

D-LITE:
作曲はPKさんとG-DRAGONが、作詞は僕とG-DRAGONが担当しました。
これまで歌ってきたソロ曲はほぼ悲しいスローテンポのバラードだったのですが
今回はファンの皆さんにたくさん元気をいただいたので
感謝の気持ちを伝えたかったんです。
だから、希望に満ちた明るい曲を歌いたくて「WINGS」という曲を作りました。
歌詞ですが、世の中には失恋して落ち込んでいる人々、勉強のせいで憂鬱な人々、
そんな人々が多いのですが、みんな今日くらい全部忘れて
元気いっぱい生きようという意味を込めて書きました。
メロディーも良いものができて良い曲が誕生しました。


○M-03 BLUE

V.I:
「BLUE」とはとても温かな曲です。
冬が終わってもトラウマが多く残っている
そんなサビの部分が繰り返されながら
寒くて辛い苦難は過ぎて暖かな春が訪れるという内容で
温かなメロディーと声で歌う温かな曲です。
MVはニューヨークで撮影を行ったのですが、ものすごく寒かったんですよ。
苦労しながら撮ったことを思い出します。


○M-06 AINT'T NO FUN

G-DRAGON:
「AIN'T NO FUN」はD.J MURF、Peejayという方と共同で制作しました。
曲名とは違ってかなり面白い曲です。
歌詞も面白くて男女関係において、よく会ううちに飽きていく部分について
多くの方々が共感できるような歌詞を書きました。
途中で繰り返し出てくる「つまらない」という部分が
コンサートでは多くの方々が一緒に歌ってくれて・・・。
軽く聴こえるかもしれませんが、気分がアップする曲です。


○M-04 LOVE DUST

D-LITE:
「LOVE DUST」は別れた恋人のことを思い出す
そんな日の思い出を歌詞にした曲です。
時々思い出すけれど、今日が終わり明日が終わればまた
それぞれ元気に暮らしていくだろうそんな内容です。
元気で暮らしている、つまりそんな愛を「塵」に例えたんです。

G-DRAGON:
どうせこのときめきは明日の朝になればすぐに消えてしまうだろう
そんな塵のようにつまらない感情を表現しました。
サビのところで転調があり、Aメロからずっと聞いてみると
突然、曲の雰囲気が変わるのがわかると思います。
何度も聞いてみるとそこがクセになりますね。

○M-07 BAD BOY

V.I:
「BAD BOY」のミュージックビデオもニューヨークで撮ったのですが、
アメリカに2台しかないカメラで撮影しました。
360度回転するカメラだったのですが、このカメラを扱える監督は1人しかいないそうなんです。
その監督になんとかお願いして特別に撮影していただきました。

SOL:
ミュージックビデオをご覧になればヒップホップ的な感じもたくさんすると思います。
ニューヨークの街で撮影したのですが、これまでのミュージックビデオよりもナチュラルで
格好よく仕上がったので個人的に大好きです。

V.I:
その日は特に寒い日でした。

SOL:
雪も降ったんですよ。かなり寒かったです。


○日本でのアルバムに初収録される2曲

G-DRAGON:
「FEELING」という曲と「EGO」という曲です。
韓国のファンの皆さんには馴染みがないと思いますが、僕らがとても大切にしていた2曲です。
「FEELING」はBOYS NOIZEという有名なDJと一緒に作ったのですが、
彼が少しだけ時間を作って韓国に来たときに隣のスタジオで作った曲なんですよ。
その日の彼と僕のエネルギーが込められている曲で
聞いてみると狭い空間よりは平野などの広い場所で
みんなで走ったり踊ったりしながら聴ける曲です。
気分がアップする曲ですね。曲名が「FEELING」なので。
「EGO」は作曲家ハム・スンチョルさんと一緒に作ったのですが、プライドについて歌っています。
プライドの高い男がある女性に一目ボレして
狂ってしまいそうな気持ちを表現した曲です。
この曲もサビの部分が歌いやすく面白くて、聴いていただければわかると思います。
曲ごとにカラーがものすごく違うので
踊りながら聴いて欲しい曲もあれば、しっかり鑑賞して欲しい曲もあるし
情景をイメージしながら聴いて欲しい曲もあるし、聴く人によって違うと思いますが、
僕らの理想としては1曲1曲違うリアクションがあったら嬉しいですね。


○今年の目標

D-LITE:
昨年は本当に様々な出来事があって、その中であらゆるものの大切さに改めて気づき
感謝の気持ちを感じることができました。
なのでニューアルバムやワールドツアーを皮切りに
新たな出発をするという気持ちで可能な限りたくさん活動していくつもりです。
TVではなくても声だけでも伝えながら
そんな僕の姿に多くの方々が力を得て楽しく毎日を過ごせるよう
希望を与えることが目標です。

SOL:
今年はBIGBANGを世界最高のグループにしたいです。
僕も世界最高になるつもりです。

G-DRAGON:
今年の目標ですが、まず、ワールドツアーが始まったのでツアーを無事に終えたいですし、
ニューアルバムもヒットして欲しいですし、
あとは今年中にBIGBANGの(韓国)オリジナルサードアルバムを出すこと、
ソロのセカンドアルバムも出すことが目標です。
やることがありすぎて時間がないです。一生懸命仕事しないとですね。

V.I:(日本語)
日本での目標は、1人ずつの人間的なこと、魅力をみせなきゃと思います。
だから、音楽番組以外にも、バラエティとかアンサー番組とか、いろんな番組に出て
BIGBANGの1人ずつの人間的なこと、人間的に魅力をみせればと思います。
だから今年はぜひいろんな番組に出て、いろんな姿を見せたらと思います。

TOP:
大きくて曖昧な目標ばかり作って、その1つ目がけて走っていくそんなタイプではないので・・・
大きく見るならば、ワールドツアーに力を注いでいます。
今まで会えなかった海外のファンに会えるというときめく気持ちで、
むしろ自分自身を緊張させています。


○2012 BIGSHOW / BIGBANG ALIVE TOUR

SOL:
まずは無事に終わって気持ちよくスタートできたのでとてもうれしいです。
3回公演だったのですが、3回とも多くのファンの皆さんがたくさんの愛を見せてくれて
大きな喜びの中で初めてのワールドツアーをスタートできることに本当に感謝しています。
ワールドツアーという大きな目標が持てるのは会いに来てくれて
僕らの音楽を聴いてくれる皆さんのおかげだと思っています。
ファンの皆さんの愛を改めて感じたコンサートでした。
感謝しながら過ごしています。
それから今回のコンサートが事故なく無事に終わってよかったです。

V.I:
日本で行うコンサートは日本語でレコーディングした曲があるので
基本的には日本語で歌う予定です。
その前に僕らでもう一度相談して1、2曲くらいは
日本のアーティストの曲をカバーしようと考えています。
日本公演だけの演出もあると思いますね。


○日本のファンへのメッセージ

SOL:
日本のファンの皆さん
BIGBANGを待っていてくれるその気持ちを僕らはいつも感じています。
会いたいという気持ちをなくさないでほしいし
いつもその場所にいて、これからもずっと見守っていてください。
さらに良い音楽とステージでお会いする予定なので待っていてください。
いつもありがとうございます。

TOP:(日本語)
オヒサシブリデスネー。アイタイデス。ガンバリマス。

D-LITE:
日本のファンの皆さん
10か月ぶりにアルバムでお会いしますが、
この間いつも側で力をくれて愛してくれて本当に感謝しています。
これからもアルバムや様々な姿で、さらに良い姿、良い音楽を届けますので
さらに熱い応援と関心をよろしくお願いします。
いつも感謝していますし、愛しています。
ありがとうございました。

V.I:(日本語)
今年、BIGBANGの新しいアルバム「ALIVE」、すごくいろんな音楽が入ってるし
もちろん、韓国で先に発売したんですけれど、日本のは新曲もう2曲がもっと入ってます。
それも、ぜひチェックしてみてください。
そして、もっと今年は、一生懸命やるからですね、ちゃんと見守っていてください、みなさん。
ほんとにもっと頑張ります。

G-DRAGON:
日本ファンの皆さん、G-DRAGONです。
もっとたくさんお会いすべきなのに
久しぶりに姿を見せるので申し訳ないですね。
僕らは離れていますが、いつも心は一緒だということを覚えていてください。
僕らを忘れないでくださいね。
もうすぐ日本に行って良いコンサートやステージでお会いする予定ですので
もう少しだけ待っていてくだされば、日本でたくさんの愛を届けたいと思います。
よろしくお願いします。

(おわり)

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2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.1

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyle

Vol.1 ― BIGBANG V.I 「作詞、作曲に挑戦したのはプライドのため」

10asia|2012年02月28日18時23分

作詞、作曲、プロデューサー、レコーディングディレクター。初のミニアルバムである「V.V.I.P」のクレジットにV.Iが自分の名前を載せた分野だ。そして、それは彼の初ソロ作品である「Strong Baby」の時と今が、まったく違う意味を持つ理由でもある。V.IはG-DRAGONやSOLのように、子供の頃から様々な音楽に恵まれた環境で育った“YGの子供”とは違うスタートラインにいたし、BIGBANGの中では他の誰かが決めた場所に立っていなくてはならない立場だった。そんな彼にとって、今回のソロアルバムはどんな挑戦だったのだろうか。ステージの上ではいつも自信溢れる姿を見せている彼が、自分で曲を作る中で感じた不安や懸念について聞いてみた。

―今日の事前収録(1月29日「ショー!音楽中心」)の時、ファンに声をかけながら雰囲気を上手く盛り上げていたが。

V.I:ファンの方たちは僕を見るためにいつも長時間待たなくてならない。5、6時間も待ったのに、僕が曲を歌って踊っただけでステージから降りてしまったら、寂しく感じると思う。僕だってファンの立場だったら寂しく感じるから。もちろん、ファンの方々は僕のステージを見るために来るけど、それと同時に、放送では見られない僕を見るために来るんだと思う。だから、常にいたずらをしたりおもしろい姿を見せようとしている。「今日、寒かったでしょう?みんなで一緒に応援してください!ファイティング!と叫んでください!」と声をかけたりもする。そうすることで、ファンは“V.Iは自分の近くにいる”と感じてくれるはずだから。

「ラスベガスの華やかなショーのような雰囲気を演出したかった」


―そういう姿はある種の余裕とも思えるが、「Strong Baby」の時と比較して、今回は自分が作った曲だからより気楽に感じる部分はあるのか?

V.I:僕自身が歌いやすく曲を作った部分かな。例えば「Strong Baby」はG-DRAGONさんが曲を作った後「歌ってみて」と言われて僕が歌い、うまく歌えなかったらまた作り直すという作り方だった。しかし今回のアルバムの曲は、最初から僕に合わせて作ったので歌いやすかった。そうしないと曲になかなか集中できないはずだ。歌いやすく気楽に歌える曲こそが、自分の曲だと言えるんだと思う。「WHAT CAN I DO」はキーが少し高いけどね。(笑)歌いやすいから、パフォーマンスを考える余裕ができて、同じ曲でも多くの変化を加えることができる。携帯電話も1ヵ月に一度くらい買い換える時代だから、毎週同じパフォーマンスを見せたら「な~んだ。つまらない」と言われるかもしれない。ほんの少し変化をつけるだけでもファンがステージに集中してくれるから、毎回のようにジェスチャーと振り付けを少しずつ変えようとしている。今日のようにステージが面白く作られていた場合は、そのスペースを存分に活用する。元々は真ん中に僕とバックダンサーのみんなが集まって曲をスタートさせるはずだったんだけど、バックダンサーの兄さんたちと話して、今日は兄さんたちが真ん中に立っていて、僕が歩いて来てから皆で踊りだそうと、ステージを見て即興で変えた。

―BIGBANGというチーム自体が、ダンスを100%合わせて踊るよりステージの上で遊ぶという感覚だから、そういう自由な配置が可能だと思うが。

V.I:僕たちに絶対の決まりはない。必ずここでこの振り付けを踊らなくてならないとか、このジェスチャーをしなくてならないというものがない。自分で違うなと思ったらそれを外したり、外したものを他の部分で使ったりする。そうやってミックスしていくのが、こちらとしても面白いし、観客も面白いんだ。そして、ダンサーたちもより楽しく踊れる。ディレクターさんやスタッフの方々も「どんな風に変えるの?こうやって撮ればいいの?」と聞きながら、もっともっと集中してくれるし。

―振りつけというよりパフォーマンスに近い「VVIP」の場合は、曲自体が視覚的な要素を多く含んでいる。マフィアが存在した1930年代のアメリカのショーのような華やかなイメージだが。

V.I:そういったショー、特にラスベガスの華やかなショーのような雰囲気を出すため、間奏に花火の音を入れた。歌の内容自体は“V.Iの世界に入ったらVVIPにしてあげる”という歌詞だが、みんなが歌を聞きながら実際にそういう幻想に陥る感じがするように、変化をたくさんつけた。華やかにスタートして、ラップもやって歌も歌い、ミュージカルのように変わったりする。そういうショーのイメージをよりたくさん盛り込もうとした。

―特に、耳を引きつけるイントロのドラムがそんな空間を作り出している。

V.I:ジャスティン・ティンバーレイクの歌が好きだけど、中でも「Like I Love You」のギターの音が非常に好きだ。それで、そんな感じでいけたらいいなと思ったけれど、作曲家さんが作ったリズムでとても気に入った部分があって、それを生かすことにした。でもエレクトロサウンドは耳を疲れさせる弱点があるから、電子音でなくリアルなサウンドにしたかった。それで、とても有名な海外のドラマーが演奏したドラムラインのサンプルを取って、その上に他のサウンドを重ねて作り上げた。

―そのようにサンプルを録ったり、サウンドを作る過程を含めて、今回のアルバム作りの全過程が知りたい。クレジットを見たら、チェ・ピルガン、Dee.P、Bigtoneなどとの共同作曲が多いが。

V.I:もし、作曲V.I、作詞V.Iの曲ばかりだったら、それはただV.Iが好きな音楽を集めたアルバム、僕だけが満足する音楽になってしまう。僕ひとりで作り、聴きながら「あ~いいな~」みたいな。


「 V.Iの音楽の色を教えたかった」


―そうだとしても、参加された人は非常に多いのでは。

V.I:たくさんの作曲家やプロデューサーと一緒に作業したのは、不安だったから。僕はこれまで音楽に関してあまり詳しくなかった。歌手デビューしてから、音楽について深く考えたり真面目に向き合ったりしたのは、今回が初めてだと思う。以前は、すべてのプロデュースをG-DRAGONさんがやっていたから「こっちに来てレコーディングして。君のパートはここだから」と言われたら、そのパートを録音しておしまい。「振り付けの練習しろ」と言われたら練習しておしまい。そうやって準備したステージを人々に見せて、人気を集めたらそれで終わりだと思った。
だけど、ソロアルバムを準備しろと言われて、どうすればいいのか全く分からなかった。それまでは誰かから言われた通りにすればよかったから。それで今回はたくさんの人と作業しようと思った。いつも3人と一緒に仕事をしながら「変な部分ないですか?直したほうがいいですか」と繰り返し聞いていた。そういう知識がなかったから。

―不安だったと言ったが、それでも今回、自ら作詞・作曲に挑戦した最も大きな理由は?

V.I:僕のプライドだ。最初、ヤン社長は「WHAT CAN I DO」の一曲だけのデジタルシングルを考えていた。しかし、曲がいいと思ったのか、他の曲も集めてアルバムを作ってみようと言い出した。その時、僕に曲を作ってと言ったわけではない。TEDDYさんに頼もうとしたけど、普段あまり親しくなかったので軽く頼んでみる勇気が出なかった。いきなり頼んだら「こいつ、こんな時だけ俺のところに来て頼むのか」と思われると思って。(笑)ソロアルバムを出すとわかっていたら、3年くらい前から兄さんと仲良くしていたはずだけどね。(一同、笑)それとKUSHさんにも頼みたかったけど、兄さんの体調があまり良くなくて頼みにくい状況だった。G-DRAGONさんに頼もうとしても、GD&TOPのユニット活動で毎日明け方に帰ってきていたし。だから「あ、大変だ。僕ひとりで何とかしなきゃ」と、そうやって積極的になって自分でやろうと思った時、新しく入ってきたばかりの新人プロデューサーさんたちと相性がよく合うってことが分かった。

―相性がよく合うというのはどういう意味か。

V.I:皆A型だった。(一同、笑) 2人のプロデューサーさんとチェ・ピルガンさん、Dee.Pさん、そして僕まで、本当に相性がよくて「血液型何ですか?」「A型ですが」「兄さんは?」「A型です」みたいな感じだった。お互いに理解し、配慮し、尊重した。諦めるべきものは諦めて、受け入れるべきものは受け入れたら、あっという間に意見をまとめて曲を作り上げることができた。一週間ですべての曲を作り上げたから。1日のうちに「VVIP」「WHITE LOVE」「OUTRO (IN MY WORLD)」といった3曲を作ったこともある。

―基本的なメロディーラインはすでに頭の中にあったのか。

V.I:違う。ただ、誰かが伴奏を弾いたら、それに合わせて歌って「オッケー、それいいね。使おう」みたいな感じで作った。そんな作業をしながら僕が思ったのは「今までなぜ音楽をやらなかったか」ということ。今回のアルバムを通して、僕は音楽をやる人間だということを改めて感じた。そして、ステージに立ちたいという思いが強くなった。「Strong Baby」の時は、関心を集めたり僕の名前を知らせたかったりしたけれど、今回はV.Iの音楽の色がどんなものであるかを人々に伝えたい。


元記事配信日時 : 2011年02月08日09時00分記者 : ウィ・グヌ、インタビュー:ウィ・グヌ、チェ・ジウン、編集:イ・ジヘ、翻訳:ナ・ウンジョン

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2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.2

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyle

Vol.2 ― BIGBANG V.I 「僕は馬のように前に突き進むタイプ」

10asia|2012年02月28日18時23分

最近、SBS「夜になれば」でBIGBANGのT.O.Pがチームの末っ子であるV.Iの憎たらしい姿をモノマネしながら暴露した。そして、彼より前にG-DRAGONがSBS「強心臓」でV.Iに裏切りの真相を尋ねた。その日、G-DRAGONはBIGBANGのメンバーたちが行方をくらまそうと計画したことがあるが、V.Iがそのことをヤン・ヒョンソク社長に伝えて失敗したエピソードを話した。それに対し、V.Iは自分とヤン社長との取引を打ち明け、大きな話題を集めた。V.Iの口から他のメンバーに関する話が出たり、他のメンバーがV.Iの話をしたり。このようにBIGBANGというスターアイドルのプライベートは、V.Iという“通路”を通し、多くの人々に伝わる。彼のソロ活動に関する話も、やはり彼の基盤となるBIGBANGに関する話に繋がった。


―V.Iの色というのはどんなもの?子供のころからYGで成長したG-DRAGONやSOLのようなメンバーの色とは違うと思うが。

V.I:僕の場合は様々だが、ひとまずポップ的な要素が強い。SOLさんは黒人のR&Bが好きで、D-LITEさんは正統派バラード、T.O.Pさんはヒップホップで中でもダーティサウンド、G-DRAGONさんの場合は非常に幅広い範囲の音楽を好むが、僕は白人の音楽が好きだ。ジャスティン・ティンバーレイクが好きだし、NSYNC、Backstreet Boysなどのボーイズグループも好き。
ただ、僕はYGに属する歌手だから、ソロアルバムのほとんどの曲をR&B調で歌った。もし、YGのスタイルからかなり外れて歌ったら、多くの人が気に入らなかったと思う。“YG所属のBIGBANGのメンバーV.I”に期待する部分というものがあるから。




「G-DRAGONに『この曲、おまえが作ったの?』と聞かれた」


写真提供:YGエンターテインメント
―特に、今回のアルバムでのボーカルは「Strong Baby」の時と比べてテクニックが効いているように感じられた。中でも、「窓を開けて」やIUとのデュエット曲「I KNOW」での歌い方が目立ったが。

V.I:そのためにレコーディングの時、IUさんにもR&Bスタイルを要求した。普段彼女が自分の曲を歌うときとは違う、YG独特の感じが必要だと思ったから。

―IUにとっては少しやりづらい環境だったかもしれないのに、今が旬の人気女性歌手にどうやって交渉したのか。

V.I:ほぼ脅迫に近い交渉だった。(笑) 3年ほど前から知り合いだったので、「君のために甘いデュエット曲を作ったから、録音しに来て」と話した。曲があまり良くなかったら歌いたくないと言われたかもしれないが、IUが曲を聞いて気に入ってくれたみたいで、デュエットで歌うことができた。結果的にうまく仕上がった。

―作曲とプロデュースだけでなく、IUとの曲のようにコラボが目立つ曲もあるが、そういう曲はどのように意見を調整したのかが気になる。特に「窓を開けて」の場合はG-DRAGONさんがラップをしたが。

V.I:「窓を開けて」の場合、最初はPSY兄さんにフィーチャリングを頼もうと思った。曲の中に息の音を入れたりして少しセクシーな感じを出したかったから。でも、PSY兄さんがやったら19歳未満の未成年は聞けなさそうな感じに仕上がるかもと思って。「僕の部屋のドアを開けて、入ってきて」という部分が。(笑)
それで悩んでいたとき、G-DRAGONさんが朝の5時くらいにGD&TOPのプロモーションビデオを撮り終わってヘトヘトの状態で帰ってきて。ヤン社長が「じゃ、G-DRAGONがやって。そんなに時間かからないでしょう」と言って家に帰った。G-DRAGONさんは本当に疲れていたはずなのに、3時間かけてラップを完成させた。眠かったせいか、ラップが夢幻的で妙な感じになった。(笑) 非常に良く仕上がったと思う。

―それで、G-DRAGONさんに何と言った?

V.I:「やっぱG-DRAGONはさすがG-DRAGONだね」。(一同、笑)

―そしたら、G-DRAGONさんは何と答えた?

V.I:「おい、兄さん~!」と言った。(笑)

―そのように、本人の色とYGの色をミックスしてアルバムを作り上げたが、YGの中ではどんな反応だったのか。

V.I:ヤン社長が非常に驚いていた。感情表現はあまり大きくない方だが、歌を聞いた後、「これ誰が作ったの?」「V.Iが…」「歌詞だけ?」「メロディーも…」「え…と…これと似ている曲なんかないよね?」と言っていた。(笑)実を言うと、僕も不安だった。曲がすらすらと頭の中から出てきたから、無意識にどこかの曲から持ってきたんじゃないかと思えたりもして、似ている音楽を探してくれるアプリケーションをチェックしてみたくらい。G-DRAGONさんもかなり驚いたみたいで、「これ誰が作ったの?」「僕です」「これも?」「はい」「これは?」「僕が…」「この曲はなかなかうまくできたけど…おまえが作ったんじゃないだろ?本当におまえが作ったの?」と聞いてきた。

―そんな反応をされたのはどの曲?

V.I:「Magic」という曲を聞いて、本当に僕が作った曲なのかと聞かれた。SOLさんやG-DRAGONさんが毎日のように聞いている曲でもある。聞きながら、「曲はいいけど、おまえが作った曲だから少しイラッとする」と言っている。(笑)その意味を知っているから、僕的には嬉しい。

―そうやって以前もメンバーたちからV.Iさんの何かを認められたことがある?

V.I:ほとんどなかった。メンバーの兄さんたちもヤン社長も僕の扱い方をよく知っているから。(笑)僕はたくさん認めたり褒めたりすると、図に乗ってしまう性格であることをみんなよく知っている。今回のソロ活動も、初ステージの翌朝にG-DRAGONさんから30行ほどのメッセージが来た。モニタリングをして書いてくれたものだが、彼女にもそんなに長いメッセージは送ったことないと思う。(笑)表情やジェスチャー、視線の処理、衣装、歩き方などがどうだったかに関して、非常に細かく書いてくれた。僕は嬉しかったし、幸せだった。指摘してくれる人がいなかったら、イケてないまま活動を続けたはずだから。
実際、僕の会社の人々はそういう面ではものすごく冷静だ。歌手に「最高だ」とか「素敵だ」ばかり言わず、あまり良くないと思ったら「あんまりだった」と素直に言ってくれる。そして、僕は彼らの言う通りだと思っている。




「僕は愛想では国家代表級」


―その分、彼らのモニタリングについての信頼は大きいと思うが。

V.I:ほとんど全てを受け入れるが、30行の中で5行くらいは受け入れない。僕にもこだわりがあるから。たとえ、背が低く見えると言われても、僕がどうにかできる問題ではないじゃない。もともと僕の背はあまり高くないから。それに、顔が長いほうだから、テレビの画面では実際より低く見えたりもする。でも、(靴の)中敷で解決できる問題ではないと思うから、僕のスタイルを貫く。

―メンバー間で行われるモニタリングとフィードバックを見たら、BIGBANGというグループは単なる兄と弟の関係とは違うように思える。

V.I:公私がはっきり区別されていると見たらいいと思う。仕事面ではリーダーの役割がはっきりしていて、4人の意見をリーダーに渡したら、リーダーが承認するという仕組みになっている。しかし、プライベート面では気楽な関係だ。BIGBANGのメンバーほど、人間味あふれる人は他にいないと思う。毎日がシットコム(シチュエーションコメディー:一話完結で連続放映されるコメディードラマ)のようだ。T.O.PさんやG-DRAGONさんと僕は一緒にお酒もよく飲むし、D-LITEさんやSOLさんとは教会に通っているから一緒に聖書の勉強をしたりする。
しかし、仕事のときは冷静になる。たとえばT.O.Pさんの場合、G-DRAGONさんが作ったラップがあっても、自分が作ったラップの方が曲に合うと思ったら、それでやりたいと言い出す。そしたら、G-DRAGONさんもT.O.Pさんの意見を尊重して、そのラップを入れてやってみる。でもG-DRAGONさんのラップの方が似合うと思ったら、また変える。そんな風にやっているため、BIGBANGの音楽は僕たち5人が本当にやりたいこと、聞きたいと思う音楽になっている。

―そんな仕事面でのこだわりや尊重が、もうすぐ発売されるBIGBANGのニューアルバムでどんな風に調和するのか気になる。1人が中心を取って引っ張るか、それとも5人の共通点を強調するか。

V.I:白い画用紙に赤、青、黒、緑、紫を塗ったら、それ自体が作品になる場合ってあるじゃない。BIGBANGがそうだと思う。ハッキリ分かれた5つの色ではあるけれど、それでどんな絵を描いても格好良い絵になるみたいな。

―不思議なのが、5人の個性がそれぞれかなり強かったら、チームとしての相乗効果が出にくい場合が多いが、BIGBANGはちゃんと出ている。

V.I:G-DRAGONさんがメンバーたちの個性をうまく交ぜ合わせているからだと思う。例えばT.O.Pさんの場合、声が独特なので彼の声だけ浮いている時があるが、そういうのをG-DRAGONさんがキャッチして調整する。また、他のメンバーたちの個性が強いため、僕はあまり目立たない場合が多いが、そういう時に僕が目立つようにしてくれる。そうやってG-DRAGONさんがチームの中心に立ち、リーダーの役割をちゃんと果たしているからだと思う。

―そういう公的な部分で、G-DRAGONさんがリーダーの役割を果たすとしたら、BIGBANGのプライベートを人々に伝えるのは、チームの末っ子であるV.Iさんの役割だ。自伝エッセイ集でも明かしたが、BIGBANGのメンバーたちは人見知りでメンバー同士でいることが好きと言った。しかし、V.Iさんは少し違うと思う。

V.I:僕は愛想では国家代表級だ。好奇心が強くて、人に会ったら声をかけてみたくなるから。

―そういう立場から、最近SBS「夜になれば」でT.O.PさんがV.Iさんを題材に話したことはどのように見たのか。

V.I:悪くないトークだったと思う。僕たちの中で“V.Iアカデミー”という講義があるが、T.O.Pさんが数日前に入ってきてすごく頑張った。G-DRAGONさんもいつ講義を受けることができるかと聞いているし。

―そういうバラエティー向けのキャラクターに関して、会社の反応はどうか。以前、YGコンサートでヤン・ヒョンソクさんの「悪魔の煙」を歌い、「ウンジュ、愛してるよ」と叫んだりもしたが。

V.I:それについては、ヤン社長が「V.Iは本当におもしろい」と言ってくれた。「そんなのやらないで」とも言われたが、本当は嬉しく思ってるから、社長は。

―自分でおもしろいと思ったら、とりあえず大胆に試してみるタイプだ。

V.I:よく試しもするが、違うと思ったらすぐ諦めるタイプ。メンバーと比較すると、D-LITEさんと僕の性格は正反対だ。2人でミュージカル「SHOUTING」の練習をしたとき、おもしろいアイデアが浮かんで「兄さん、これはこうしたらどうでしょうか。とりあえず、やってみて、監督さんが“あまり”と言ったらやらなければいいじゃないですか」と聞いたら、D-LITEさんは「先に話してからやるべきじゃないかな」と答えた。つまり、僕は挑戦を繰り返しながら、馬のように前に突き進むタイプなんだ。


元記事配信日時 : 2011年02月08日09時00分記者 : ウィ・グヌ、インタビュー:チェ・ジウン、ウィ・グヌ、編集:イ・ジヘ、翻訳:ナ・ウンジョン

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2011年02月08日/10asia/スンリ Vol.3

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW
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Vol.3 ― BIGBANG V.I 「悪い書き込みでも、僕はありがたい」

10asia|2012年02月29日10時28分

自分を信じる者が勝利する。BIGBANGの自伝エッセイである「世の中にお前を叫べ!」の中でのスンリ(以下V.I)のチャプターのタイトルである。ソウルからほど遠い全羅南道(チョルラナムド)光州(クァンジュ)出身で、Mnet「Let's CokePLAY バトル神話」から脱落した経験のあった彼がBIGBANGの一員となって今の座を獲得することができたのは、絶対に揺らぐことのない自身への信頼があったからだ。自分のミスも、人々の心配と非難も、努力で克服できると信じる彼は、今回のソロ活動で何を証明したいのだろうか。

―BIGBANGの中でも末っ子で、YGの中でもほぼ末っ子なのに、上の人から「何でこんなことしたの」と言われるのは怖くないのか。

V.I:この業界で歳は全然関係ない。記者も若い人が記事をうまく書けば良い記者だと思う。若い記者の文章が、うまく書けないからといって理解してくれるわけではない。この業界は全部同じだ。年齢は関係ない。かえって、僕は若いからもっと努力して乗り越えようとしている。

―そのように自らを乗り越えようとする欲望がもともと強い方だったのか。

V.I:「Strong Baby」の活動をしていたときに変わった。あまりにもたくさんのことが起きたので、その時が僕の人生のターニングポイントと言えるだろう。



「人が僕に何かをやらせるのなら、その倍は見せたい。軽率に振る舞いたくない」



写真提供:YGエンターテインメント
―実際に何かあったのか。

V.I:BIGBANGとしてデビューして人気を得たら、ある瞬間、末っ子と呼ばれたくなかった。その時、ちょうどソロのチャンスがきて「やった!この機会にイメージを変えてみよう」と決心した。幸いこの曲が多くの人々の人気を集めて、音楽チャート番組で3週連続1位になり、クラブでもよく流れた。だから肩に力が入った。若くて大人げなくて、鼻が高くなったみたいだった。みんながそれを見て、それを僕ではなくリーダーに話す。そして、僕はそれをリーダーから聞くことになる。

―その時、どんな気持ちになったのか。

V.I:腹が立った。どうしてそんなことを言うんだろう。僕がどうしてそんな視線を浴びなければならいんだろうと、自尊心が傷ついた。勝負欲がわいてきて、「そうだ、これからこんなことを言われないようにしよう」と考えた。「Strong Baby」のとき、僕のモットーは「僕は最高だ」だったけど、それ以後は「一度失敗したことは二度としない」に変わった。そうしながら2年の間、みんなに礼儀正しく振舞って、人気も欲張らず、練習に練習を重ねる生活だけを繰り返した。そうしているうちに発表されたのが今回のアルバムだ。本当はソロアルバムを出す状況ではなかった。事務所としてはBIGBANGのアルバムを早く発表しなければならない状況だったから。それにファンも、BIGBANGのアルバムを首を長くして待っていた。それでも僕のことを信じてソロ活動のチャンスをくれたのだ。

―そのことが、2年間努力したおかげなのか。

V.I:2年間、一度も欲張らなかった。T.O.Pさんは映画を撮って新人賞をもらった。D-LITEさんは「ニュー!日曜日は楽しい~ファミリーがやってきた」で注目を浴びてブームになったし、G-DRAGONさんは「Heartbreaker」でヒットを飛ばした。そして、SOLはソロコンサートをすることになったのに、僕は何もなかった。友達も「お前は何もしないのか。遊んでるんだ」と言われた。だからと言って「社長、僕も何かやってみたいです。やらせてください」とは言えない。それはプロではない発言だ。人が僕に何かをやらせるのなら、その倍は見せたい。軽率に振る舞いたくなかった。こうやって歯を食いしばって準備した時間が込められたものが今回のアルバムだ。

―そのように人々の認識を変えた時、人々に愛されるという楽しみと人々の心を取り戻したという楽しみはどこか違うと思う。自分にはどっちがより重要なのか。

V.I:この人の心を僕が変えたということは大きい。ある記者の方で、YGとBIGBANGのことが気に入らなかった方がいた。その方に実際会う機会があったのだけど、その時わざと優しく接した。「どうしてそんなふうに思うんですか。僕たち本当に一生懸命頑張っているんです~。今度は良い記事をお願いします」と。その後からは良い記事だけ書いてくれた。

―そんなことは他のメンバーは言えないことだと思う。

V.I:メンバーがしないから僕がするんです。兄さんたちもそんなふうに話しています。自分たちにはできないと。お前には申し訳ないが、お前がそうしてくれるから僕たちはありがたいと思っていると。僕たちの新沙屋(新沙洞にあるYG事務所)では、4階はマネジャー、広告広報チーム、5階は企画チーム、A&Rチーム、6階も企画チームがあるのだけど、5、6階に出入りするアーティストはあまりいない。だけど、僕はいつも会社に行くと、4階へ行って挨拶して「ご飯食べましたか?」と聞いて、5階へ行って見回しながら「お変わりないですか?」と聞く。そして、6階に行って「企画チーム、お変わりないですか。会計チームはあっちの企画チームに行って、0をもうひとつ付けてください」と言う。そうするといつもパソコンの前で領収書の処理だけしている社員でも、「あ、この人私と一緒に仕事をしているんだ」と感じると思う。だけど僕たちメンバーは、そういうことをあまり知らないから、僕が代表してやっている。

―できないと思う人とできると思う人の違いはどこにあるのか。

V.I:兄さんたちは心に浮かんだことでも頭でもう一度考えて、違うと思ったらさっと消してしまう。だけど僕は、心がそのまま出てくる。(笑)兄さんたちも純粋だけど、ありのままを見せるには賢い。



「多くの人にありがたいと思われる人になりたい」



―では、自分自身はどんな人のか。

V.I:機転が利く方で、頭でコントロールする人よりは場の空気が読める人だと思う。それは本当に重要なことだ。わけもなく出しゃばる嫌な人にならないように、場の空気を読んで行動しながら可愛がられる人になりたいけど、それも勉強しなければならない。実際に試してみて、場の空気が読めず怒られたりもした。先ほど話したように、一度失敗したことは二度としてはいけない。

―そのようなやり方が人々との関係を広げてくれた。

V.I:放送収録の時、実験をしてみた。ただ「こんにちは、BIGBANGのV.Iです。よろしくお願いします」と「こんにちは、BIGBANGのV.Iです。カメラディレクターさん、今日もファイトです」と言うのは違う。このように一緒に仕事する方々に笑いを提供することで、心を開いてくれてカメラを握る気持ちも変わってくる。人の心はそんなものだ。

―人の気持ちはそういうものだけど、この業界で仕事をしていると、本人は間違っていなくても嫌がる人がいる。それはどう思っているのか。

V.I:それはありがたい。例えば悪質な書き込みをする人も僕たちに関心があって、僕たちのステージを見てくれたから、それは違うことだと思う。そしたら僕は次のステージで悪質な書き込みを10つから5つに減らして、その次はまた3つに、その次には最初から悪質な書き込みをさせないようにする。

―先ほども言ったように、自分を飛び越える欲望について話していたが、他の人に指摘されるとそれがもっと大きくなっていると思う。

V.I:今回のアルバムと関連があると思う。誰かが僕に「お前は歌手なのに裏声(ファルセット)も出ないのか?初めからやり直せ」と言ったことがある。腹が立ったことは事実だった。鼻音で音が上がらなかったから。そうか、分かったよ。見せてやろうじゃないかと思いながら、1年間裏声ばかり死ぬほど練習した。おかげで今回のアルバムでは、「窓を開いて」や「Magic」「In My World」で裏声で歌うことができた。 もう裏声に対して誰も文句をつけない。
大きく見たら、BIGBANGのメンバーの一員になったことも同じだ。中学3年生のとき、担任の先生が「スンヒョン、君の歌を聞いてみたけど、歌手には向いてないと思う」と言われた。教員室で他の先生も全員見ている前で、とても恥ずかしかったけど、後にリリースされた僕たちのアルバムを持って行ったら、「誇らしく思う。先生はスンヒョンならできると思っていたよ」とおっしゃっていた。(笑)僕にはできないと思っていた人々に結果を見せると、こんな痛快さがある。

―初めてBIGBANGのメンバーになってから現在に至るまで、このように周囲からの心配と低評価に対して結果を見せることで克服していった。その過程の終わりに、最終的にやり遂げたいことはあるか。

V.I:多くの人々に有難いと思われる人になりたい。いつか僕たちの会社の社員に、仕事も大変で歳でもあるのに、どうしてずっとこの会社に残っているのかと尋ねたことがある。そうしたら、SE7EN兄さんが居るからだと答えた。SE7EN兄さんとデビューの時から一緒に仕事をしていたけど、その時自分に優しくしてくれたことが忘れられず、ずっとこの会社で仕事をしていると。どれだけ素晴らしいことなのか。僕もこんな人になりたい。僕、V.Iのことで感動してYGにいるんですと言われたら、本当に素晴らしいと思う。


元記事配信日時 : 2011年02月08日09時00分記者 : ウィ・クンウ、チェ・ジウン、編集:イ・ジヘ、翻訳:チェ・ユンジョン

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2011年03月07日/10asia/G-Dragon

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyle

G-DRAGON 「最初からハードに行くよ」

10asia|2011年12月23日18時22分

「BIGBANG IS BACK」。BIGBANGの2年3ヶ月ぶりのリリースを告げる言葉は非常にシンプルだった。しかし、彼らの姿は以前とは全く違う。その間、メンバーは全員ソロ活動を展開し、BIGBANGは単なる1つのグループというより、5人のスターが集まった独特な色合いを持つグループとなった。G-DRAGON(以下GD)、T.O.P、SOL、D-LITE、V.Iの5人は、果たしてどのようにして今のBIGBANGの音楽を作り出したのだろうか。BIGBANGの記者会見当日、最新ミニアルバムのプロデューサーであるGDの単独インタビューの席が設けられ、彼らの音楽について聞くことができた。


GD&TOPの活動を終えたばかりでBIGBANGとして活動することになったけど、大変では?

GD:GD &TOPは音楽にしろ、ステージにしろ、遊び感覚で活動ができたので、特に大変とは思わなかった。時々寝不足にはなったけど、ステージの上で辛いと思ったことはない。でも、BIGBANGとしては2年ぶりの活動だし、その間メンバーはそれぞれが独自の道を歩んできた。だから、5人の足並みをそろえるため、僕がほかのメンバーの顔色をうかがうことが多いかも。

本当に?(笑) GDが人の顔色をうかがってるの?

GD:昔は、作業をする際に「やれ」の一言で物事を進めていった独裁タイプだったけど、今はかなり変わったよ。まず、僕から見ても、ほかのメンバーがみんなかっこいい。前は後輩か友達の感覚だったけど、今はお互いスター同士というか、互いのファンとしてコラボレーションをしているようでわくわくするし、それが逆に難しい点でもある。



「少しでもアマチュア風に見えたら、それは僕らのミス」



©YG Entertainment
ところで、「TONIGHT」はBIGBANGのような、久々に新曲を出すトップアイドルグループのタイトル曲としては意外な選択に思われるけど。既存のK-POPのイメージとはどこか違うというか、むしろ、最近人気のあるアメリカンポップスの感性に近い気がするよね。

GD:GD&TOPの活動を通してより自信がついたというのもある。「HIGH HIGH」も人気があったけど、「ポギガヨ(Knock Out)」の反応もよかったから。プロモーションビデオを撮りにアメリカに行ったとき、ある黒人女性が車の中で「ポギガヨ」を聞いているのを見かけたんだ。不思議な感じだったけど、今思えば十分あり得ることだったと思う。僕らの世代は住む地域によって違う感性を持っているのではなく、グローバルに感性を共有する時代へシフトしてきている。韓国にいてもインターネットに常に接続しているので、世界の音楽を聴いて、見ている。ファッションも同じだし。

「TONIGHT」は一度クライマックスに達してから、生ギターの演奏が続くよね。ここが、まさにポップスっぽさに溢れていると感じたんだけど、こういうスタイルの曲が韓国で受けるかどうか、心配ではなかった?

GD:その代わりに、全般的にルーズなところなく盛り上がれるように、聞き流されるところのないように作ったんだ。「Lie」は流れの途中でパッとピークに達する感じだったけど、今回は各自のパートごとにピークを作ろうと思ったんだ。また、3分30秒のうちに感情を最低限まで落として一気にピークまで引き上げられるよう、かなり力を入れた。正直、これをステージの上でどう見せればいいのかについては、少し悩んでいるよ(笑)

曲作りの際に、ステージの構成やビジュアルの面まで考えているの?

GD:もちろん。曲を作ったところで作業は終りじゃない。振り付けやステージ装備、照明、セット作り、メンバーの動線など、すべてにおいて考えるのがプロデューサーの仕事だと思う。例えば、今回のアルバムに収録されている曲は、どのメンバーがどのように歌えばいいのかをきちんと考えて作ったから、メンバーも受け入れやすいと思う。

曲の構成はドラマチックだけど、全体的な雰囲気は落ち着いていて、切ない感じもする。こういう曲の展開について、メンバーとはどんな話をしたの?

GD:みんな僕の意見に賛成してくれて、僕が提示した方向に一緒に付いてきてくれたので、すごく感謝してる。僕のやりたいことにかなり合わせてくれた。実際、僕の言うことを聞いてくれないと、僕もOKを出さなかったけどね(笑) 普段、レコーディングをする際は、メンバー各自に任せて自由に歌ってもらうんだけど、「TONIGHT」は僕の求めるものがはっきりしていたから、レコーディングを何度も繰り返しながらかなり修正を加えて完成させた。

感性豊かな曲の雰囲気を生かすためには、ボーカルパートとのコミュニケーションが重要だったのでは? 特に注文したことはあった?

GD:冗談交じりで、先輩らしく歌おうって言った(笑) 今までの僕らの経歴から考えてみて、歌もステージも、少しでもアマチュアっぽいところが見えてしまったら、それはすべて他でもない僕らのミスだと思ってる。それから、一生懸命力んで歌うのはやめようとも言った。BIGBANGは韓国で一番歌がうまいから、またはダンスが上手だからトップになったわけではない。僕らだけの個性を持って、僕らにしかできない音楽をし、僕らにしかない感性があるから成功したと思うので、それについてメンバーと話し合った。それぞれのソロ活動で全員集まるのがなかなか難しかったから、まず曲を急いで作っておいてたくさん聴いて、歌ってみることにした。今は高い音が出せるからといって歌が上手だとは言えない時代で、聴き手に何かを感じてもらえる歌が歌えれば、いい歌手になれると思う。それが実は難しくて、ボーカル担当のメンバーはかなり苦労していた。お互いの意見を調整しながら直したこともあるし、そうする中で得たことも多いよ。

このアルバムでボーカル並みに重要だと思ったのが、全体のサウンドのミキシング。アルバム全体にかけて独特な質感というか、雰囲気が感じられるけど、ミキシングで気を付けたことは?

GD:まずは、ポップスっぽいサウンドを出すために、豊かでありながらも軽い音を目指した。特に「TONIGHT」は軽快感をより重視して作業したんだ。逆に「WHAT IS RIGHT」はわざとごちゃごちゃしたサウンドを作ったりもした。何よりも、今回は5人の声がしっかりと聞こえなければならないと思ったので、発声の仕方についてはかなり気を使ったよ。

凝縮されたサウンドにする代わりに、適度に隙間を作っておいて、各音の微妙な響きを生かしてその空いた空間を埋めようとする試みが斬新だったね。

GD:僕はどんな音にもビートを乗せる必要があると思ってる。だから、音がないところにも何とかビート感を出すための工夫をしてるんだ。例えば、息づかいの音を入れるとか、音をわざと遅らせるとか。



「どこへ行っても僕らのことが話題に上るようにするのが目標」



YG Entertainment

ところで、全体の雰囲気やサウンドの作り方から見て、日本で出した「HANDS UP」や「SOMEBODY TO LUV」は今までと多少傾向が違うように思われるんだけど。

GD:そうかもしれない。でも、両方とも僕らがとても大事にしている歌なんだ。「HANDS UP」は僕らがステージの上で一番楽しく歌える曲だし、「SOMEBODY TO LUV」はまるで自分の子供みたいで、日本で活動をしながら、もっと完成度の高い曲に仕上げられるはずなのに、と心残りに思っていた。だから、今回作り直してさらにいい出来に仕上がって満足している。僕らが日本で活動しているのをまだ知らない人がいたら、この2曲をぜひ聞いてもらいたいと思う。

「Lie」から上記の2曲、そして「TONIGHT」まで聞いていると、GDやBIGBANGの変化が見えてくるね。同じサウンドを使っていても、スタイルや方向性が少しずつ異なる。2年という時間の影響なのかな?

GD:以前は大人になっていく過程で感じられるものがあったとすると、今は大人になってから理解できるまた違った捉え方があると思う。僕が大人っぽくなったとかじゃなくて、以前よりは、感性の面で人を見る目や世の中のことを思う心持ちが変わって、より多くの人と考えを共有したり、人の話に耳を傾けるようになった気がする。そうやって自分の思考をまとめていく中で得たことを曲に反映している。前は自分が疑問に思うことを書いていたんだ。でも、今は自分で気付いたこと、自分の意見がはっきりと分かるから、それを書いている。

ソロ活動とBIGBANGのプロデュースは作業の内容が違うだろうし、本人がやりたい音楽とみんなが期待する音楽にはズレがあるはずだよね。それを調整しながらプロデュースするのは難しくない?

GD:音楽の面から見ると、面白い。でも、その他は確かに大変(笑) メンバーも久しぶりのリリースでナーバスになってる。でも、みんなガッツがあって雰囲気はいい。メンバー全員集まるのも久しぶりで、以前よりコミュニケーションをとる時間も増えたし、まじめな会話も多くなった。心配してないって言うとウソになるけど、全員積極的に頑張ってるよ。

いよいよ本番だね(笑) どういった活動をして行きたい?

GD:BIGBANGとして休んでいた間にも各自ソロ活動はしていたけど、2年ぶりのグループ活動だからみんなベストを尽くそうとしている。しばらくはいつどこに行っても5人一緒になると思う。「BIGBANGが帰って来た」という言葉通り、5人での姿をたくさん見せていきたい。そのためのリリースだから。また、ファンもそれを望んでいると思う。僕らのソロ活動と比較してみると、BIGBANGとしての活動はスケールからして違う。BIGBANGは人々の期待に応えてどこにでも行かなければならない、より身近なグループだと思う。BIGBANGは話題を作り出すグループではなく、常に話題の中心となるグループでいたい。どこの誰もが話題に挙げたがるグループ、それが僕らの目標。最初からハードにキメるよ!(笑)



元記事配信日時 : 2011年03月07日08時05分記者 : カン・ミョンソク、 編集:ジャン・キョンジン

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2010年12月31日/10asia/GD&TOP Vol.1

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW
Kstyle

Vol.1 ― GD&TOP「楽しんで疲れ果てるようにすることが歌手の仕事」

10asia|2012年03月21日13時13分





思っていることを音楽で表現することは誰にでもできることではない。また、音楽を作りながら得られる思考の結果を、再び言葉でまとめて話すこともやはり簡単なことではない。G-DRAGON&TOPはそのニつが可能なミュージシャンだ。彼らはインタビュー中、ずっと音楽の話に集中して、音楽に込められた彼らの思いについて語った。二人の音楽に同意しようが同意するまいが、二人がともに語るインタビューに耳を傾けてみることをおすすめしたい。人々にアイドルと呼ばれる20代前半の青年たちが、自分の音楽を作って人々の前で聴かせるということは、どのような意味があるのか。
―クリスマスに一緒に活動する気分はどうですか?(笑)

T.O.P:お互いにすまないと思っています(笑)

―そんな中インタビューに答えてもらって申し訳ないです(笑) 活動を始めて1週間目ですが反応はどうですか?

G-DRAGON:休んでいた時間が長かったことを実感しています(笑) 以前は熱い反応を一度に感じられたんですが、どうしてもBIGBANGとして活動してから2年が過ぎていて、その時のような感じではありません。だから、これからどうするかによって、関心が集まるかが決まりそうです。必要ならバラエティー番組にも出演して、人々に関心を持って僕たちのステージを見てもらえるようにしたいです。

T.O.P:僕は今でもよく分からないです。アルバムが昨日リリースされましたが、とりあえずたくさん売れているようで嬉しく思います。だけど、そのような反応を実際に肌で感じるにはもう少し時間が必要だと思います。



「ステージに立った瞬間だけは僕が主役」


―久しぶりにステージに立つ気分はどうですか?二人でステージに立つのは初めてだと思いますが。

G-DRAGON:初回の放送の時には緊張したけど、その後からは負担も減って、少し楽しめるようになりました。そして事前に収録をした時は、3・4回続けて録画しているうちに力が抜けてしまい、いつも最後に一番良いシーンが出るんです。最初は放送だから意識して、僕たちも決められた振り付けで、気持ちが高ぶってうまく歌えないけど、そうするうちに最後にはほとんど諦めた状態になって、そうして二人で気ままに歌った時が一番良いシーンが撮れる。だから、いつもそんなコンディションを維持するために、ステージに立つ前に気持ちをあげて行きます。

―文字どおり「HIGH HIGH」になった状態ですね(笑)

T.O.P:はい。振り付けのチームとたくさん相談しながら、群舞よりは見てる人たちが落ち着いて、フリーな感じがする構成を強調したかったんです。

G-DRAGON:とりあえずアイドルと言えば決まった振り付けを考えて、衣装もそこに合わせる場合が多い。だけど、BIGBANGはもっと自然なステージを披露するために努力したり、みんなが見ても「アイドルなのにステージがあんなに自然で、自分だけのカッコよさを見せられるんだね」と言われたかったんです。いつも同じ振り付けを見るより、毎日違う姿を見せたら、さらに面白くなるから。

―だけど、BIGBANGではある程度決められた振り付けを見せていたこともありましたね。でも二人はステージの上で、楽しく遊ぶような姿だけでムードを作っていくスタイルなんですね。

G-DRAGON:BIGBANGの最も大きい強みは一つのチームだけど、ひとりひとりのカラーが明確なところだと思います。一つのチームでもあるけどメンバーの組み合わせによって、相乗効果を出せると思います。このように新しい組み合わせを見せたかったし、僕たちは放送でカメラがどこにあるのか気にするよりは観客たちとその瞬間を共有したいから、最大限にステージのムードを高めなければならない。みんなが見にきて、最後まで楽しんで疲れて帰らせることが歌手の仕事だと思います。それでさらにテレビで見ている人たちさえ楽しく浮かれるようにしたいです。

―初ステージである「MAMA」は特にそうだったと思います。「MAMA」のステージは特別な装置もなかったのに、二人がただステージを動かす感じで公演してましたね。

G-DRAGON:その時、本当に装置がひとつもなかったんです(笑) 準備もなくて、爆竹も使えないし。

T.O.P:二人はもうBIGBANGとして5年目になったグループで、これまでやってきたことがあるから半分冗談で「なぁ、今回は今まで積み重ねてきた経験でいってみようか」と言いました(笑)

―今までの経験でやり遂げたんですか(笑)

G-DRAGON:マカオで開かれたステージで、僕たちを知らない方々に強い第一印象を残したかったんです。ステージの上で大きく動いてこそ、ぎっしり詰まったように見えるという意識も変えたかったし。ステージに何もなく、僕一人でいても、ステージの上で僕が見せる重みや存在感をみんなに伝えたかったんです。二人とも特別な準備もしてない状態で「ステージの上で死んでみよう」と言ってました(笑) その感じがみんなに伝わらないはずがないんです。またその時、社長から強い圧力が込められたメールがたくさん送られてきていて……。

―圧力ですか(笑)

G-DRAGON:「お前らがステージの上で頑張らないと、みんながひどい目にあうぞ」と。その日は頑張ってやるしかなかったんです(笑)

―社長が強く追いつめていますね(笑) だけど追いつめたからといって、みんながみんな、そのように考えないと思います。

G-DRAGON:主役意識があるからだと思います。音楽番組でも1時間の間に約30チームの歌手が出演する時もあって、それぞれに与えられる時間は3分なんです。そしたら自分がステージに上がった時、自分がステージの主役にならないとダメなんです。そのステージが終わったら、また主役が変わるから。家にいる時なら自分が主役だから、気楽に行動して、自分がしたいこと全部やれるでしょう。 いくら人々がいっぱいいても、自分が主役になれば、気楽に何でもして、観客の反応も主役の立場で受け入れることができると思います。そうすればステージで自信を持ってやれそうだし。

―そのような主役意識がアルバムにもそのまま込められているように感じます。今回のアルバムの前半の6曲はストーリーがあるようですね。「Intro」で自分たちを紹介して、「HIGH HIGH」と「OH YEAH」ではステージの上で会場の空気を盛り上げて、そうしているうちにステージから降りてきて、女性に“家に帰るな”と言って(笑)

G-DRAGON:僕たちもそうだしYG(所属レコード会社)、特にBIGBANGのアルバムでは流れを重視します。アルバムが一つの作品ならば、ある程度スムーズな流れが必要です。だから最初はハイでだんだんダウンして、そうするうちに“イってしまう”ような感じで一度切って、その次にはそれぞれのソロの色を見せて。もともとこのような部分にたくさん気を遣っています。

T.O.P:ソロ曲の場合は二人とも作ってからかなり時間が経ちました。僕たちのプロジェクトアルバムが出ることになって、ソロ曲が入るということは後になって決まったことでした。僕の曲は映画「戦火の中へ」とドラマ「アイリス」(KBS)を撮影した時から書き続けていた曲の中から準備したものです。



「今回のアルバムはYGが作り出した本能的な結果」




―ソロ曲とは違って、二人での曲は一貫したムードの流れを作らなければならなかったけど、アルバムの方向についてはどのように話し合ったんですか。

T.O.P:本能的だったと思います。今回どうやって行くかではなく、二人でスタジオに入って、何日も一緒に徹夜しながら作った歌詞を使って録音してみました。前はG-DRAGON が録音した部分はG-DRAGON が、僕が録音した部分は僕が作った後、二人で集まって修正する部分は修正しながら手を加えましたが、今回のアルバムではお互いにさらに良くなるようアドバイスを出し合いました。そして一緒に作業したミュージシャンの方々からも多大な協力を受けましたし。別の見方をすれば、YGが作り出した本能的な結果ではないかと思います(笑)

G-DRAGON:僕たちの組み合わせ自体がそうです。このアルバムを作る前、BIGBANGのアルバム制作をしていましたが、久しぶりにリリースされるBIGBANGのアルバムだから、色々なことを試してみたくて、僕とT.O.Pのコラボもしてみて、SOL、V.I、D-LITEのコラボもあったし、僕もD-LITEともコラボし、 V.IとSOLとも試してみました。

―他のコラボも面白そうですね。

G-DRAGON:だけど、他のメンバーは忙しいと思います(笑) ソロ活動やバラエティー番組に出演しているから。僕たち二人は空いている時間が少しあったので、二人で一緒に作業したことが他のメンバーより多かったんです(笑) だけど時期的に他の作業が延期されていたから、社長が見てBIGBANGのために音楽的に様々なことを試してみて、BIGBANGのアルバムは色んなコラボよりは5人の声が入ったアルバムにすることを提案されました。今後リリースされるV.Iの曲も本来はBIGBANGのアルバムに収録される曲ですが、最初からソロ曲として出して、僕たち二人も、二人でのアルバムを作ることになったんです。

―今の話だと、偶然の結果だということですが、二人はどのように音楽を作っていったんですか?「Baby Good Night」は同じサウンドとメロディーで二人の解釈がまったく違っていた気がしました。

G-DRAGON:その曲はKush、今はe.knockに名前を変えたKush兄さんの家にいた時、渡されました。ただ何気なく家に行った時、兄さんが「この曲作ってみたけどどう?」と言って編曲した曲を聞かせてくれました。聴くやいなやその場で曲を奪ってきました(笑) そしてそのサウンドに合わせてメロディーを口ずさんでいたら「Baby Good Night」ができたんです。そこにT.O.Pがラップを加えて、また僕の歌をのせ、今回のアルバムで初めて歌うことになりました。その後、「家に帰るな」も作りました。

T.O.P:今回のアルバムで一番最初に作業が終わった曲です。G-DRAGONはBIGBANGのアルバム制作の作業をしていたし、僕は映画「戦火の中へ」の撮影を終えて、一緒に作業を始めたんですが、この曲から録音することになりました。そのことにも満足してましたね。その時から二人で一緒に作業することが結構ありました。そんなわけで今回のアルバムの最初の曲が「Baby Good Night」になったんだと思います。

G-DRAGON:その曲はテーマから決めました。もし僕たちが恋人がいて、その人のために歌ってあげる歌があるならば何なのか。恋人が寝ている姿を見ながら、頭をなでるような姿を描きながら歌詞を書いてメロディーを付けました。とてもセクシーな歌を作りたかったんです。みんなが愛する人とムードを作りたい時に聴く歌が僕たちの歌だったら良いな、という願いもありました(笑)

―「Baby Good Night」にフランス語でナレーションを入れたこともそのような理由ですか?

G-DRAGON:BIGBANGのアルバムでもナレーションをよく入れていました。だけど、また僕がナレーションをしたら、ファンたちは気に入ってくれるかもしれないけど、飽きるかもしれないと思って(笑) そして男と女が交わすセリフを通じて、もっと映画的な感じを作りたかったんです。曲のサウンドとマッチする言語を使いたかったです。

―サウンドに合う発音があるということですか。今回のアルバムでG-DRAGONは曲ごとに明確に発音するよりは、サウンドの雰囲気に合わせて最も良いバランスが取れるように気を遣っているようでした。

G-DRAGON:幼い時から発音をよく指摘されて、それを直そうと色々悩んだことがありました。今の世代の音楽を聞いている人が気になる点の中の一つだと思いますが、外国の音楽を聞いた時、その独特な感じが韓国語に変わった時、違う雰囲気になる時がありました。まるで映画をダビングした時のような雰囲気が違っている感じ。だから、歌詞は最大限にハングルで書いて、イントネーションは変えたかったんです。例えば「KNOCK OUT」の“ぐるぐる”の発音をもう少し舌を転がすとか。声自体を楽器と考えました。そんな理由で声一つ一つがかもし出す効果に気を遣いました。

―そういえば、今回のアルバムでG-DRAGONの声には自らエフェクトをかけた感じもします。

G-DRAGON:はい、僕はそのようなテクニックをよく使う方です。最大限に楽器のような感じを出そうとして、楽器で出せる音でも口で出そうと努力しました。

―その反面、T.O.Pは今までリリースした曲の中で、今回のアルバムで最も正確に発音したように感じました。G-DRAGONとは反対の選択ですね。

T.O.P:意図的ではなくて感覚で歌っていたんですが、発声のスタイルを少し変えました。 BIGBANGというグループ自体、多くの人が聞く音楽をやっているので、一文字一文字ちゃんと聞こえるように、本当に耳の近くで話すように、聞かせたかったんです。

元記事配信日時 : 2010年12月31日10時20分記者 : カン・ミョンソク、写真:チェ・ギウォン、イ・ジンヒョク、編集:イ・ジヘ、翻訳:チェ・ユンジョン

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2010年12月31日/10asia/GD&TOP Vol.2

2011-02-02 00:00:00 | INTERVIEW

Vol.2 ― GD&TOP「不仲説にせよ何にせよ、争ったことは一度もない」

10asia|2012年03月22日17時51分



―そのためか二人の声が最も大きい効果を出したようですね。「HIGH HIGH」や「家に帰るな」ではG-DRAGONのポジションはラッパーよりは、サウンドの流れを導く役割のようです。反対にT.O.Pは曲にインパクトを与えています。

G-DRAGON:T.O.Pの声は本当に重みがあって人をひきつけるし、僕の声は細いからコラボしたら、T.O.Pが大体の中心を捉えておいて、僕はその上で自由に飛びまわってこそ(笑)スムーズに流れると思います。

―対照的な二人が作り出したアルバムのサウンドがこのような結果であることが面白いです。言葉通り“HIGH”と言える、本当に少し浮いている感じがします。

G-DRAGON:はい。僕たちはそのようなスタイルが好きです。

T.O.P:夢幻的で、空間を感じられるサウンドを出したかったんです。



「TEDDY兄さんとうまく共同作業をしました」


―そのようなサウンドを選んだ理由は何ですか?「HIGH HIGH」や「OH YEAH」は単にクラブで遊ぶというよりは、歌詞のまま“解脱したような”音楽に酔いしれるような感じが強かったです。

G-DRAGON:僕たちは目を閉じて、歌詞だけ聞いても絵を描くことができるような音楽を考えていました。一編の映画のように視覚的な音楽を作りたかったんです。単に最初から最後まで楽しいだけだったら、つまらないでしょう。ライブでも僕たちがファンのみなさんを盛り上げなければならないけど、そうするにはいつ押していつ引くか、いつ下げていつ高めるかを理解してこそ、みなさんの感情を高めることができます。だから短いMCでも感情や流れも変わって、色んな効果を与えて、ますます没頭できる空気ができるんです。

―それでクラブの雰囲気を活かしたんですか。曲ごとに音楽の中で背景となる空間を作ることに努力した感じがします。曲の内容によって少しずつ質感も違っていました。

G-DRAGON:その部分はとても細かく求めます。「ミキシングが上手い人に任せたらどう?」ではなく、僕たちの録音を終わらせたら「この部分は僕たちが後ろで歌ってるように響く感じを出したいんです。この部分で僕たちがもっと耳元でささやいているようにしたいんです」というように説明するんです。

T.O.P:会社ではこのようなサウンドミキシングに特に力を入れます。社長が直接ミキシングをしたりもしますし。今回のアルバムも同じ曲でもCDで聴く時とデジタル音源でダウンロードして聴く時とで少し違います。聴く環境に合わせて社長が直接ミキシングをしました(笑)

G-DRAGON:だからYGのサウンドはPERRY兄さんの世代とTEDDY兄さんの世代、そして僕たちの世代でサウンドが明確に違います。プロデューサーによりイメージするサウンドが違って、それが顕著にアルバムに反映されるからです。

―だから「HIGH HIGH」や「OH YEAH」は、ちょっと聴くとBIGBANGのエレクトロニカスタイルの曲なのに、二人はクラブの中の空間を再現したようです。ちょっと聴くと一般的な曲なのに、このようなクラブの空間がかもし出すムードに没頭して楽しめる人は多くないかもしれないですね。

T.O.P:僕たちもその部分はちょっと冒険かもしれないと思いました。最初から大衆的な共感を呼ぶことだけ考えていたら、BIGBANGでの曲と同じスタイルで行かなければならなかったけど、それを少し変えました。まずはみなさんに僕たちのカラーを見せたかったんです。それに久しぶりにリリースされるアルバムだから、何かを新しくするべきだと思って。

G-DRAGON:みなさんがクラブ文化を分かっていようがいまいが、僕たちのステージを見た時「あ、クラブに行ったらこうやって遊んで、この歌を聴く時はああやって走ってこそ盛り上がるんだ」という風にしたくて。だから放送を続けていたら、みなさんを理解させる自信もあったんです。

―ところで、最初タイトル曲として発表した「HIGH HIGH」と「OH YEAH」はお二人が作曲した曲ではありませんね。

T.O.P:最初、僕たちだけで作っていた時は、もう少し温かい音楽を作りたかったんです。だけど、ある程度はリスナーへの配慮も必要だったし、社長もそのように考えていたから、TEDDY兄さんにお願いしました。曲の詳細な部分は僕たちの意見が反映されたものの、適度に慣れたスタイルが必要でした。

G-DRAGON:今まで、BIGBANGのアルバムにはTEDDY兄さんの曲はそんなに多く入ってませんでした。TEDDY兄さんといつも話しをするけど、自分の指向を強く持っている作曲家とはどうしてもお互いに合わない場合が多くて、TEDDY兄さんとの仕事も少し苦労しました。だから、これじゃダメだと思って、半年ほど前からTEDDY兄さんとずっと話し合って結論を出しました(笑) TEDDY兄さんの曲をもらう時はTEDDY兄さんが枠を作って、僕たちに渡します。するとTEDDY兄さんはそこから手を引きます。その後またテディ兄さんと調整しました。だから共同作業が正しく行われたのは、この2曲だと思います。

―「HIGH HIGH」はG-DRAGONの作曲ではないけど、曲の展開はG-DRAGONのスタイルという印象が強かったです。曲が部分ごとに一段階ずつ変わる感じでした。

G-DRAGON:どうしても僕から曲が始まるので、僕がスタートで強く出ると、T.O.Pが再びバランスを取ってくれて、T.O.Pが強く出ると僕がバランスを取って、だから曲の流れが面白くなったみたいです。退屈させたくなかったので。

T.O.P:こういうことが共同作業の結果なのかもしれません。それぞれのカラーがあって、TEDDY兄さんが先に方向を示してくれると、二人は新しく解釈をしてそこに付け加えるという過程です。だからか少し新しい感じが出たようです。



「どんな音楽でも、みんなから認められるアルバムを作りたい」


―ところで曲の反応ですが、「HIGH HIGH」や「OH YEAH」も素敵な曲だけど、プロモーションがあまりない「Knock Out」やステージの上で一度も披露していない「家に帰るな」も良いと思います。「Knock Out」のようにメロディーなしで、ラップだけで進めるヒップホップ音楽でリスナーの反応を得るのは難しいと思います。

T.O.P:正直、万人受けする曲だとは考えてはいませんでした。だけど、なぜか好まれそうな予感もしたんです。どうしても二人一緒だとヒップホップ指向が強くなって、ただ、今僕たちが持っている若さでしか表現できないことをやってみたかったんです。約2年間BIGBANGというチームとしての活動を休んでいるとき、僕たちが学んで、感じたことを最も本能的に表現できたことは、ヒップホップ音楽だったと思うし、簡単なスタイルで作ることもできたけど、もう少し大きい絵を描きたかったんです。

G-DRAGON:僕たちはBIGBANGでもV.Iでもアルバムを出す時、自信がないわけではありません。ただ、自信がなくなるのは常に変わる音楽業界の現状についてです。アルバムを出したのにタイトル曲一曲だけ聴いて、他の曲は忘られます。以前は歌への思い出がありました。その時、僕が何歳で、誰と会っていたか、その歌を聴きながら慰められたという、そういう思い出です。だけど最近はすべてのことが3週以内に決められて、「その歌のリフレイン(繰り返しの部分)しか思い出せない」という場合が多いです。そのような音楽市場を捉えようとするには、アルバムの全曲をタイトル曲並みに認識させる必要があります。そうするためにはアルバム全体の流れや全ての曲の完成度を高くしなければなりません。

―「HIGH HIGH」だけがタイトル曲ではないということですか。

G-DRAGON:ある人は「HIGH HIGH」を聴いて好きになって、ある人は「Baby Good Night」を聴いて好きになる、そんなアルバムを作りたかったんです。だからタイトルに特別に大きな意味は持たせていません。TEDDY兄さんと作業した曲は客観的に判断した時、最も多くの人々が好きになれる曲をタイトルチューンにして、他の曲にはその曲にない魅力を満たそうとしながら、バランスを取ることに重点を置きました。

―確かに今回のアルバムは「HIGH HIGH」と「OH YEAH」を除けばエレクトロニカなものより、ヒップホップや最初からそれ以外のジャンルを活かしましたね。

T.O.P:本来、僕たちがやりたかった音楽を最も多く披露したアルバムだと思います。エレクトロニカに偏り過ぎても、僕たちもそのような冷たい感じに飽きてしまうので、僕たちが活動しながら感じたことを新しいスタイルで一曲一曲、丁寧にアルバムに込めたかったんです。

―そうすればもっと冒険できるのではないでしょうか。「Knock Out」をさらに前面に出していたら、音楽界の主流に何か違うスタイルを見せられたかもしれません。

T.O.P:それが少し悔しいです。ドラマでは“イってしまう”という言葉も、悪口も出てくるけど、音楽は審議が厳しくて通りにくいですし。僕たちもこの曲でプロモーションしたいんです(笑)

G-DRAGON:この話をして良いのかわからないけど(笑)「Knock Out」(イってしまう)は「私の名前はキム・サムスン」(MBC)を見て作った曲です。そこでキム・ソナさんがドラマの中で「本当にイってしまいそうだ」というシーンがあったので、それを見てアイディアが浮かんでこの曲を書き始めました。だけど審議で通らない状況です(笑)

―最も個人的な理由を持った音楽ですね(笑) ところで、二人が最もしたかった音楽が人々の反応を得たということについては、どんな気持ちですか? 歌詞の中でも二人の個人的な話をしているけど、それが人々に通じるのだと思いますが。

T.O.P:僕たちが持っているカラーだけで、すべてのリスナーが認めるしかない音楽を作ってみたいという願いがありました。だから今後BIGBANGが出すどんな音楽でも、誰もが認めるアルバムを作ろう思えたことが、このアルバムで願っていた結果だったと思います。

―それだけ音楽に対する考え方も変わってきたと思います。BIGBANGのデビュー以後、二人ともますます個人的な話と趣向を込めた音楽に向かっていますね。

G-DRAGON:BIGBANGとしてデビューして5年が経ったのですが、今になって胸がいっぱいになっています。僕たちがデビューした頃は「Knock Out」を思うように作ることは難しかったと思います。だけど、今は僕たちの意図する通り進んでいる気がしますし、今後ずっとこのような音楽をたくさん出しつづければ、人々もだんだん自然に受け入れることができるのではないかと思います。僕たちが常に望んできた方向に、流れている感じです。

T.O.P:できればアルバムを聴いた時、ただ聞いて、聞き流してしまう音楽ではなく、頭の中に絵が描かれ、このアルバムを作品として認めてくれたら良いなと思います。

G-DRAGON:そしてBIGBANGに対して一言付け加えると、アルバムのリリースが延期されると、不仲説が出たりします。だけど、僕たちのアルバムやV.Iのアルバムが全部BIGBANGのためのプロジェクトだと思って進めてきました。重要なことは誰が先にリリースして、誰がどのように出てくるかではなく、メンバー同士話し合って、全員が望む道を見つけることです。僕たちのステージが言葉どおり“ショー”ならば、僕たち二人のショーもあって、V.Iのショーもあって、またBIGBANGのショーもあります。その時ごとに楽しんでくれればいいんです。そんな噂のせいでメンバーのみんなが傷ついて、話しているうちに頭が痛くなります。

T.O.P:僕たちは不仲説にせよ何にせよ、争ったことは一度もありません(笑)



「今後、BIGBANGの活動の範囲を大きく広げることになると思う」


―今後、BIGBANGの歩みは?

G-DRAGON:BIGBANGのメンバーが集まったら、いつも僕たちのこれからのことを話しています。「これからは心温まる音楽をしよう」と。人々の疲れた日常を軽減してくれる音楽をするのが歌手だと考えることもできるけど、僕たちはもっと広く考えたいです。今の世の中は世知辛く、色々な面で人々が変わって行ってる気がします。僕たちはまだ若いけど、僕たちの世代ともっと若い世代の間にもまた明確な違いがあります。それを音楽で変えられるなら、変えたいです。だから、心温まる音楽がしたいし、またBIGBANGに戻ってリリースする次のアルバムの音楽性は、みなさんが考えている方向とは大いに違うかもしれません。だけど、みなさんがBIGBANGが好きだった理由は BIGBANGの独特のカラーがあって、いつもやってきた音楽があったから。この二つは満たしていなければなりません。

―今回のアルバム制作を経て、何となく大人になったように見えます。

G-DRAGON:昨年の2年間、BIGBANGの活動を休みながら、たくさんの噂もあったけど、返ってそのおかげでメンバー同士の関係が深くなって、堅い信頼を築くことができ、成長した気がします。まだ僕たちは若いけどBIGBANGというチームは前よりも大きくなったと思います。だからまだ、全部話すことはできないけど、次のBIGBANGのアルバムはどんな音楽であるかというより、大きくなったBIGBANGを見せられるかが、最も重要なことだと思います。

―大きくなったBIGBANGですか。

G-DRAGON:今後リリースされるBIGBANGのアルバムでは、各方面にいるアーティストたちと作業をしながら、BIGBANGの活動範囲を大きく広げることになると思います。彼らともっと素敵な絵を描くことができそうで、何だか楽しみです。M.I.A(ミア)のアルバムにも参加したDiplo(ディプロ)が「Knock Out」に参加したことがそのスタートだと見てくれれば良いと思います。アルバムに収録されなかったけど、TIESTO(ティエスト)も参加するはずでした。そのようなセッションを通じたので、みなさんにこんなに魅力的な音楽があります、一緒に聴きましょう、と言いたかったんです。僕たちは先生ではないけど、音楽を少しでも知っている歌手として、「この音楽はこう。一度聴いてみて。そしてこんな風に遊んでみて」とアドバイスできたら良いなと思います。

―二人の職業は人から見られる職業ですが、今回のアルバムでは自分たちの話と人に見せるステージのための姿のバランスが、良く取れている感じがします。

T.O.P:確かに性格的にも大きく変わりました。悪い方へ変わったということではないです(笑) 少し視野が広くなって、だから今回のアルバムでは本当に自由にやることができました。もう僕たちには音楽チャートの成績が重要ではないみたいです。

G-DRAGON:僕たちがプロデュースしたアルバムですから。もし僕たちができないことを歌詞で書いたら、それは虚勢になるかもしれませんが、僕たちの言葉で歌うことは、僕たちにしかできないことだから。だからそのような歌詞を最大限に反映しました。今後、みなさんが曲を聴く時「おお、この人こんなことも考えているんだ」ではなく「彼だからこんなことも考えるだろうな」と、こんなふうに人々を説得させる考えを持ちたいです。

元記事配信日時 : 2010年12月31日10時20分記者 : カン・ミョンソク、写真:チェ・ギウォン、イ・ジンヒョク、編集:イ・ジヘ、翻訳:チェ・ユンジョン

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