TAKAののらくろ日記

好奇心・・ 古希を過ぎてもなお衰えず! あれもこれもあっちもこっちも・・ まんまTAKAの、のらくろ日記です。

配線長さは200m?

2006-02-01 | 雑記
:今日はがらりと視点をかえて、電気配線や配管工事の話!

日頃の仕事のひとつで、新設設備や追加設備の設置工事にはついて回り、何時もどん尻で、他の工事のしわ寄せ満載のあれ! 今回の既設建物の3Fに無線LAN中継設備を新設をモデルに・・

今回は機器への電源供給と信号送受の為のケーブル這いまわしがその実態、銅線だけでなく最近は光ケーブルの事もあるとか、これは曲げと結線がもっと厄介・・

1系統は、非常用の発電機へ電源(停電信号)を送る事&発電電源を受け取る事にある、ケーブルは3.5mm2のCVTという被覆ケーブルだ、

機器は既設建物の3Fにある1室に設置するがこの部屋の分電盤NFBから電源100V(停電信号)を分岐して地上屋外にある新設発電機へ向かう、ケーブルで2F天井で横走り、後に床をを突き抜けて1F床下の地下ピットまでラック(電線梯子)伝いに引き下げて、ここから地中配管へ導入、

Aマンホール経由でBマンホールから 今回作った発電機基礎の中央までこれも新しく作った地中配管の中を通して引き出して、キュービクル発電機の端子盤に接続、これを停電時起動端子(停電で発電機が起動)とする、

逆の経路で発電した100V電源を3Fに置いた非常用の無線LAN中継器まで送り込むケーブルを布設、行き帰りで都合2本のケーブルと専用アース線の3本を並列に引き回す、全長は100m弱か・・

配線容量自体は大きくないが、一部は地中配管/地中マンホール、他の一部は縦型のラック(梯子状の電線支持部品)更に天井裏をフリーにと、行く先々で経路と形を変えながら、もちろん繋ぎ目なしで目的地・・が鉄則、

もう1系統は、通信の為の信号線をアンテナに導く経路・・ こっちは屋上の一角にパラボラアンテナを2基(中継局なので)設置、ここから同軸ケーブルで部屋の新設の50mほどの配管経由で建物の壁を抜いて、天井に入って機器までを引き込む、、こちらは配線よりパラボラアンテナの取り付けが難物かな?

という事で、大抵は配管や、チューブ、ラック等であらかじめ通り道をしつらえるが、この作業(工事)がかなり厄介な作業になる、高所や壁・床を通り抜けるので、穴あけや配管アンカー止めなど、様々な部品や道具が飛び出してくる、、

実はこのあたりが本体工事の影で大きな工数になる事が多い、うっかりすると、こっちのほうが本体よりずっと難工事だったりする、特に高所や屋外工事ともなると大掛かりな道具や天候にも左右され、作業人数や時間の予測もつけにくい、

本来の建築図面の電気敷設図面がしっかりしていてもなかなか掌握しにくいが、たいていはまともな図面もないまま工事が言い渡される、、 蓋をあけてからさー大変!の場面が多い、、

困ったもんだがこの辺は、設計は建築屋さんなので電気系統は設計自体も人事なのか、今回のような大規模な施設でも配線を追加する事などあまり考慮されてず、図面も実態も不可解で往生するという、

とか? こんなそんなで、苦労が多いとか、それに今の時期あちこちで年度末の予算消化工事?真っ只中な季節でもある、人手の取っこで手が集められないのも悩みの種らしい、、

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