:桜が終わったら・・ 次は「ぼたん」散策・・ それに遅ればせの、娘と爺の目の治癒のお礼参りに、出かけた!
近年、遠州は袋井市、ぼたん寺として有名になった
可睡斎、この時期にはぼたん祭りが開かれてにぎわいます、 しかし数年前に門の脇の奥?に大規模な
可睡ゆりの園が開設され、最近はむしろこっちが人気スポットになっています、爺も数回訪れていますがこっちもなかなかGood・・ もちろんユリはまだ、、
可睡斎の正面山門です、、ほらほら、ぼたんの株を抱えている人が、居るでしょう? 左の奥が屋外ぼたん園になっています、このほかに室内展示もあって、沢山の可憐な花を見せてくれます、
屋外ぼたん庭園です、、新らたに左手上の丘でも育てられていて、、前よりずっと規模が大きくなってた!もちろんさまざまな満開ぼたんがいっぱいに・・
さっそく拝観!うわー・・ なんといってもこの淡い色、柔らかな花びらがすばらしいですね、触ると壊れて落ちそうな可憐さがまた魅力で・・
もちろんオーソドックスな赤もあります、が、あまりにも沢山ありすぎて、 便宜上ちょっとだけあげてます、すみませんね・・ そのうち本家HPにも上げますね、、
これは珍しい黄色のぼたん! 従来の種とは違う今年初めて発表?新種なのだだそうです、そういえば園内にも 数株しかなく、静かなデビューのようです・・
:可睡斎から車で10分程の山あいに「目の霊山」として親しまれる油山寺がある、このお寺は諸病平癒、特に目に霊験あらたか、、実はその昔、若き日の我等も子供の視力回復を願って、ご祈願に訪れた事があります・・
天平勝宝元年(749)46代孝謙天皇(女性)がこのお寺で御眼病平癒の祈願が下され本尊薬師如来に祈願、境内のるりの滝水を加持し、天皇はこの霊水で御眼を洗浄なされ、ひとえに薬師如来を尊信し玉うところ霊験あらたかに眼病が御全快し、ここを勅願寺に定められました、、以来今日まで千数百年余の長きにわたって目の霊山として信仰を集めているという。
平成の今日でも、全国各地から開眼のご祈願に訪れる方が絶えないそうです ・・ 下の写真は礼拝門、宝生殿、方丈、札所の入り口にあたります、 左手のお堂は天狗杉堂、中には樹齢千年余という大きな杉の切り株があります、
石段を上がって礼拝門をくぐると、木立の奥に静かなたたずまいの宝生殿が見えます、その奥が方丈、、 ここの庭園にもシャクヤクやぼたんがあります・・
宝生殿へお参り、石段を戻って左手の山道を10分ほど登った頂上に、、丹精な三重塔を従えたお堂があります、つくりは素朴ですが、内部は至って荘厳な雰囲気です、、
ここが本日の目的地! 薬師本堂・・ 目の霊山といわれるゆえんのご本尊、薬師如来さまがおわします、こちらは目の仏様、
その左側に、もう一方、足腰の病に霊験あらたかであるところの、足の神様、軍善坊大権現さまがお祀りされております。
薬師本堂の奥にはご本尊の薬師如来さまが安置され、静かな祈りの場、「めの字」奉納がこの場のすべてを物語っている・・
いたる所にかけられた無数の絵馬には、近隣はもちろんはるか遠くから来訪された方々のご祈願が書き綴られて・・ 実は、、かって我等夫婦も願掛けに参りました、そのときお納めした絵馬を探したけれど、、さすがに、昔過ぎて?見つからない・・
お堂の前の石段の下には、桃山の三名塔といわれる、とても丹精な作りの三重塔がそびえる、代孝謙天皇がこの地で眼病全快された後、頼願所と定まる鎌倉時代の建久元年、の源為朝公の寄進とある・・ その後の諸公の寄進もあれこれとある様ですがここでは省略、、
そもそもの願掛けは、小学生だった娘の視力改善・・ ずっと後に起こった、爺の網膜はく離を含めて、、その後無事に視力回復&視力維持する事が出来て・・
こんなにうれしい事はありません。。 薬師如来さま、ありがとうございました・・ 心から、、念入りにお礼を申し上げた事は、、言うまでもありません、
久しぶりに心静かに、心からのお礼参り、と散策の一日でした、、時にはこんな風にのんびりとすごすのもいいものですね、、ありがたい事です、、
こうして年を重ねて、安穏と散策など、、楽しめること、我が家族と・・ ゆかりのすべての周囲の人々に、、心から感謝しつつ・・
帰り道、、新しく出来て、おっ家内殿が気がかりだった、掛川バイパスの道の駅(ここ意外と面白い!)で休憩して家路につきました、、今日のオッター君はひたすら黒子?で、奉仕96Km・・