ブログ しみぬき見聞録

しみ抜きを生業とし昭和、平成、令和、不肖の二代目です
仕事を通して日々感じたこと、思うことを、勝手気ままに書いてみたい

七五三

2021年11月28日 | Weblog
今日、昼食の後、「久しぶりに歩いてみる?」 と カミさんから声がかかりました
日頃の運動不足は自覚しているみたいで、その解消に引っ張られ、お付き合いする事になりました

港の方は、寒いから、氏神様の神社まで
ハイハイ、わかりました

歩き始めて、アレ?? スピードが違う
以前は、リードするぐらいだったのに、負けてる   これはアカン
顔には出さず、並んで歩く   しんどいです

氏神様に到着、 仁王門から一礼  参拝の人たちが、本殿前の階段からチラホラ見えています
静かな中に、子供たちの声
晴れ着を着た、女の子、男の子   七五三の参拝です
お父さん、お母さんが入れ替わりに、カメラマン

我慢、我慢のコロナパニックの影響から、フッと解き放たれた様な嬉しさを感じました
カミさんもニコニコしています

お賽銭をあげ、参拝  折り返し

心も身体も温まり、よかったなあ~  と 思った帰り道
「帰ったらロールケーキとカフェオレで一服  これが楽しみ」とカミさん呟く

え~っ!!! 何のために歩いたの???   お付き合いした時間を返して



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洗う

2021年11月12日 | Weblog
洗うと言う言葉から何をイメージするのだろうか?
何もかも、きれいさっぱり、新品同様になる
そう思う、そうであるべきと考えるのが、清潔好きの日本人にとっては普通かもしれない

食事の後 汚れた食器、洗剤を泡立てごしごし、調理に使った鍋、フライパン ゴシゴシ
こびりついた汚れは、金属たわしでゴシゴシ    きれいさっぱり  ピッカピカ

同じ事が、お召し物にできますか?   出来ない事は当たり前で、皆様とっくにご存じです
しかし、洗う それはイコール きれいさっぱりと言う言葉のイメージは、強く残っています

「こんにちは この着物 洗ってください」 お客様の第一声  
「いらっしゃいませ 検品させて頂きます」

一通りお召し物の状態に目を通して、これからお召しになるのか、着用後でおしまいになるのか
ご予定をお聞きして、お手入れの提案をするのが、私の流儀です

洗ってください クリーニングお願いします  お客様の求めてる意味が大事で、それに答えないと
洗えば、シミも何もかも、きれいさっぱり そう思われているのなら、「違います」と言うべきだと思います
洗って落ちない汚れ、シミには、別途しみ抜きの仕事が必要です
怪訝な、お顔をされたり、「何で、洗って落ちないの?」と言われる方も、おいでです

有機溶剤を使ったドライクリーニングでは、水溶性の汚れは落ちにくい
水を使った、ウエットクリーニングでは、油性の汚れは落ちにくい
変色、その他シミも落ちない物が沢山あります シミも多種多様なんです

「お客様に洗えと言われれば、黙って洗えばいい 汚れやシミが残れば、これ以上落ちませんでいい
何を要らない事言うのか  洗っても落ちないシミや、汚れがあります それは口にするな」
同業者の先輩から、𠮟責されたこともあります

でも、それは、何か変  そう思いながら  洗いは万能じゃないと、お客様に、くどくどと御説明し続けています

どの様にして生まれた品物が、今 どの様になっているのか
末永く、気持ちよくお召しになっていただける事
 
そのお召し物に、今、必要なお手入れを、必要なだけする事        それが大切











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流れ

2021年10月31日 | Weblog
選挙に行ってきました
当然の義務であり、毎回欠かすことはありません
淡々と事務的に進み、所要時間、数分
小雨ちらつく中、人の流れはパラパラながら尽きません

暖簾に腕押しのように、手ごたえが無いと言うのが、本心です
しかし、なすべき事をなさずして、文句を言うなかれ 
これで、少なくとも政治家(政治屋)?に対して、対等に意見を言えます

時代、世情の流れに、個の声は虚しいと感じる事は多々あります
しかし、変わらない事も在ります

七五三お祝い、お宮参りなど、子供たちの晴れ着のしみ抜きのご依頼が、増えてきました
本来、和服は、一代限りの物ではなく、お譲りが当たり前の文化が根底にありました
お客様の声をお聞きすれば、異口同音に、私の為に父母がしつらえたものだから、祖父、祖母の想いがあるから
綺麗にしてほしい   その言葉を耳にします

どんな時代になっても、流れの中に変わらない物 我が子、孫達に対する想いを感じて、胸を熱くする

ご依頼に、全力でお応えします       それしかない





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中綴じ  その後

2021年10月26日 | Weblog
先日のお召し物、しみ抜き補正後、納品しました
お客様に充分に説明をして、了解の上、仕立て屋にお願いして、中綴じの直しを依頼する事になったようです

着物の生き死には、仕立てで決まる
この道に踏み込んで、何度も聞かされた言葉です
張りすぎず、緩すぎず、一筋の糸で生地を合わせる
生地の性質は、素材、糸の撚り、様々要素で決まります   伸び縮み 個性のあるものです
それらを、知り尽くした、職人技の仕立てをして頂いているお召し物こそが、お値打ち品だと思う

しみ抜きの作業上、濯ぎなどの為に、水を多用しますが、当然生地の変形を引き起こします
それを修正して、仕上げをする為の目安にするのが仕立て糸、中綴じの糸の状態です
仕上げの物差しにするのです

表に見えず、裏にも見えず 大切なもの

こじつけに、なるかもしれないけれど、昨今の世情、人と人との繋がりを切ってしまう様な事を
連想してしまう

家族、妻との中綴じは、?????? きれてないかな
引っ張って試してみたいけど、怖い  怖い




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中綴じ

2021年10月24日 | Weblog
袷着物には、中綴じがされている
表地と裏地八掛を縫い合わせて、一体化させるのが中綴じです
基本的に、表地と裏地は性質が違うので、それぞれの伸び、縮みの兼ね合いをとって、とじ付けます
表にも、裏にも縫い目を見せず、縁の下の力持ちとも言えます

仕立て屋さんにお聞きすると、以前は綿糸を使っていたそうですが、変色(カビなどによる)の問題があり、合繊の糸に
変えられているそうです

さて、先日 同業者の方から、しみ抜きのご依頼を承りました附下着物

衣紋掛にかけてみると、表地と裏地の釣り合いがおかしいい
裾周りに、ぶかつき 表地のゆるみが集中している
背筋の表地をつまんでみると、付いてくるべき裏地が、付いてこない
脇、背筋とも中綴じが外れている

平台に着物を置いてみると、裏地と八掛け(裾回し)の継ぎの部分に、焦げ茶色に変色した糸が引っ掛かている
縫い目の間に細いピンセットを差し込み、つまみ出してみた
顕微鏡で見ると、絹糸のようではあるが、軽く引っ張るだけで、切れてしまう
切断面は、綿毛のように毛羽立ち、完全に脆化している

中綴じには普通、綿糸を使用すると思うのだが、おかしい
糸、そのものに原因があるのは確かで、裏地、表地にも変色は見られない

依頼業者様に、状況を説明して、顧客様にその旨連絡、抜き出した中綴じ糸を見ていただくようお願いしました

これまで、数えきれないほどの着物のお手入れをさせて頂いていますが、この様な事は初めての奇妙な経験です










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更新

2021年09月30日 | Weblog
先日、伝統工芸士の更新手続きに、京都に出かけてきました
今、この状況でとは思いましたが、五年に一度の義務でもあり、文字通りの、とんぼ返りとなりました
久しぶりの京都は、平日と言う事もあり、人の流れは多く、それなりに活気はありました

しかし、道中の新幹線は指定をとる必要など、全くなく快適でした
車中のアナウンスでも、感染対策が流され、非常に静かでした

会場では、久しぶりに京都の師匠に、お会い出来ました
電話では、声をお聞きするものの、お元気な姿を拝見するのは久しぶりで、嬉しく、楽しい時間を
過ごしました
時節、場所柄、僅かなひと時でしたが、京都まで出向いた価値がありました

個人面接も終わり、又、五年間、頑張ってくださいの言葉を頂き、退室しました

コロナ、コロナとパニックになり、人と人とのかかわりを制限され、我が身を削ぎ落されるような
思いをして、初めて知る    

   人と人との関わり、これ程有り難く、励みになるものはない

「抹茶のお菓子美味しかったなぁ~  お土産に買うてきて 」 妻の言葉を思い出し、
馬に人参、家族にお土産、  京都駅をウロウロ

これだけ歩けば、今夜はぐっすり、それが私の幸せ    そんな想いの一日でした

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ワクチン その後 2

2021年09月10日 | Weblog
二人の息子達も二度目の接種が終わりました

ファイザーを受けた長男は、二度目の接種の後、妙に身体がしびれるなどと言っていましたが、発熱も僅かで副反応も
乗り越えたようです

モデルナを受けた次男は、発熱、頭痛が酷く、朝方、解熱鎮痛剤を服用して、しかめっ面をしてうなっておりました
本日17時で24時間経過となりますが、少し落ち着いてきたようです

副反応は個人差も、ワクチンの種類によっても様々なようです

正直、副反応で体調に異変が起こるのを見ると、もし接種無しで感染したら  考えるだけでも恐ろしい
自己判断でとは言う物の、打ってみないとわからない事

さて、残るは妻一人
何とか予約は取れましたが、ブツブツ言うのは止まりません


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ワクチン その後

2021年08月14日 | Weblog
65歳以下の接種も進み始め、自治体の対応にも差があるとは思いますが、息子達も第一回接種終わりました
職域接種と自治体の集団接種の二通りになりました

腕が痛いなどと、言っておりますが、親としては命あっての物種と思い、聞いて聞かぬふり

さて、我が家族で残るのは、妻一人
どうする? 揺さぶりをかけてみますが、動じません

そのくせ、新聞の感染者数を気にして、ブツブツ


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ワクチン その七

2021年07月03日 | Weblog
ワクチン接種後、現在48時間以上たちました
体調は、全く問題ありません

昨日からの頭痛は、今朝起床時には無くなりました
体温は、昨日二十二時の37度3分がピークで、今朝は36度5分に戻りました

結局、用意したカロナール錠は飲まず、クリア出来ました

不適切な言い方かもしれませんが、少し副反応が出て、ワクチンの作用を確認出来て
「やっぱり効いてる」 などと 勝手に納得しているというのが、正直な感想です

日頃の不摂生極まりない生活を、振り返る良い機会になりました
身体の状態に気を使ったことは、無かったからです
コロナパニックと言える、今、真偽ないまぜの情報が氾濫していますが、よく考えて
ワクチン接種をお勧めします

妻に、「次は、おまえやで ワクチン打てよ」と言うと、モゴモゴ歯切れが悪い

日頃の勢いはどうした

言い訳を考えるんじゃない



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ワクチン その六

2021年07月02日 | Weblog
昨日は、接種後は大した違和感もなく、チョット肩透かしかなと思っていました
六時間後の二十二時になっても、接種部を押さえても、痛みなし

二度目の接種の方が、副反応が強いという記事を、多く目にしていたから、何にもないのは逆に
ワクチンの効果が無いんじゃないか と考えてしまいました

しかし、今朝の三時過ぎに寝返りを打とうとして、左上腕部に前回と同様の痛みを感じて、目が覚めました
やっぱり来ましたか

六時過ぎに起床して体温測定すると、36度2分  いつも低めなので平熱範囲

九時前に仕事場に降り、開店
腕も上がるし、痛みの範囲は少し広がって来たが、前回と同じ  各段不自由なし
ただし、前回と違って、頭が重い、少し痛みもする
酷くならなければ良いけど

十三時過ぎ、体温測定 36度9分  頭痛いが我慢できる
これから、ひと山 あるかも

乞うご期待

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