日常の翳り

日々の寒さも緩み始め、これから新年度を迎えて、明るい兆しを求めてスタートダッシュ

本来なら、鬱々とした厳しい冬を乗り越えて、ため込んだ元気を発散させる時が近づきウキウキするものだ

しかし

近所のお店の灯が消えてしまった
閉店、休業のお知らせの張り紙を目にするのは、今の世情を突き付けられるようで、悲しい
喫茶店で、こだわりのシフォンケーキが評判だったらしい
優雅に、コーヒータイムを楽しむ事など無縁の私でしたが、時おり早朝に店頭で、季節の野菜など並べて、無人販売を
していました
プチトマトは私のお気に入りで、売り切れないうちに、慌てて、買い求めていました
可愛いい陶器の貯金箱に硬貨を入れ、チャリーン

もうそれも無くなりました　残念

近くの老舗の料亭も、休業のお知らせのまま、かつての賑わいは無い

季節の変化とは裏腹に、日々の生活の翳りは何処まで続くのだろう

出来る事なら、満月に変身する狼男のように、雄たけびをあげて心の中の暗雲を吹き飛ばしたい
溜まっているストレスを吐き出したい
そんな想いを、皆抱えているのだろう

今日も酒量が増えそうだ

でも、頑張りたい　　この道を選んだから