●ファフロツキーズ／空からの落下物

　空からの物体が降る現象、珍事でもあり奇っ怪でもある。この現象はかなり以前から…というか、昔から発生しているという事です。この現象は、英語で「空からの落下」を意味する「FAlls FROm The SKIES」の略語として「FAFROTSKIES」(ファフロツキーズ)と呼ばれる。命名者は、未知動物学や超常現象の研究家でもあるアイヴァン・サンダーソンが名付け親とされています。　この現象をよに知らしめた人物として、超常現象研究のパイオニアであるチャールズ・フォートで、彼はこの現象に大変興味を持ち、多くの事例を収集しています。今日この現象が我々の間に広く知られるようになっているのにも一躍買っているといえます。特に超常現象ファンの間では…。 実際、降ってくる現象で主だったもので記録的に残っているものについて紹介します。昨今の日本での魚やおたまと言ったもの以外に驚くべきものが降ってきているという事実があります。また、自然的現象での説明でもつじつまが合わない事例も多く、ある種、謎であり、一種の超常現象的な側面を持っていると言えそうです。

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　自分なりににわか仕込みで調べた結果、私的考察を交えながら語っております。説明がつく現象として代表的なのに、竜巻などがあります。局地的に発生する竜巻は、地上物を巻き上げながら進みます。その巻き上げる対象に、池や池の生物も含み、それが数キロ離れた場所に落下するのです。ですから、今回の日本での落下騒動でも、近々に竜巻等が発生していないかとの調査がありましたが、どうも発生は認められていないと言うことで、謎が深まるばかりの結果になっているようです。皆さんは、どう思いますか？

【世界でのファフロッキーズ現象】
1828年→アメリカのメリーランド州ケンブリッジで、数百匹もの魚が降ってきたとの報告。
1830年→インドで腐った魚が空から降ったと報告。
1833年→インド、日干しになった魚が3000～4000匹も空から降下。
1859年2月11日→イギリス、最長で13センチの魚の雨が10分間隔で２度も大量に降る。
1918年8月→イギリス、ミイラ化したウナギが10分間降る。
1939年9月→グアム島で、ヨーローパにしか生息しないコイ科の淡水魚が雨のように降る。
1948年6月→イギリスのゴルフ場、数百匹の生き魚が降る。
1989年→オーストラリアある方の自宅庭の芝生、小雨の中、約800匹もの小型のイワシで覆われた。
1922年→9月5日→フランスで、２日間ヒキガエルが降る。
1954年6月12日→イギリス、何百匹ものカエルが空から降た。
1969年→イギリス、カエルが空から降った。
1877年→アメリカ・ノースカロライナ州の農園に、長さ30センチほどの小さなワニが降った。
1893年→サウスカロライナ州、ワニが一頭、空から落ちた。
1894年5月11日→ミシシッピ州ボヴィナで、15センチから20センチの氷塊に閉じ込められた亀が降った
1811年→ザクセン(1806年から1918年までドイツに存在した王国)に、幼虫が大量に空から降った。
1858年5月→フランスのモルターニュで、カブトムシの幼虫が大量に降った。
1896年11月→アメリカのルイジアナ州バトンルージュで、死んだ鳥が大量に晴天の空から降った。
1933年→アメリカ・マサチューセッツ州ワーセスターでは氷漬けの鴨の群れが降った。
1869年8月1日→アメリカ・カリフォルニア州ロス・ニエトス郡区の農場で、3分間に渡って猛烈な血と肉、髪の毛の雨。
1968年8月27日→ブラジル、1キロのエリアに、大凡5分間空から血と肉が降る。
1977年3月13日→イギリスで、榛(はしばみ)の実が空から降った。
紀元前54年： 南イタリアのルカニアで、スポンジ状の鉄の雨が降った。
1953年→アメリカのコネチカット州ニューヘブンで、銅の欠片が雨のように降った。
2005年7月→アメリカのテキサス州で、金属球が空から降った。
1968年→イギリス南東部で、空から、4、50枚のコインが降った。
1995年2月21日→イギリス、オックスフォードシャー州キドリントンでは大量の10ポンド紙幣が空から降った。
1800年頃→インドのセリンガパタムで、象ほどの大きさがある巨大な氷が降った。
1976年3月7日→アメリカ・ヴァージニア州、夜にバスケットボールほどの大きさの氷塊が降った。

コメント：星野　千一夜