さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

来栖~長尾谷~女体山~来栖 周回トレッキング

2012年08月15日 | トレッキング 女体山系
 午前中と午後の用事を済ませ、かなり疲れているが、体が鈍りかけているので、15:00ごろから出かけた。少し歩いておかないと・・・ここのところ食べ過ぎ、飲み過ぎ。


 15:11 いつもの来栖神社から歩き出す。ヤブミョウガに実がつき始めている。


まだ残っているキツリフネ 花期が長い


ソクズ?


来栖渓谷には水がたくさん流れ、ひんやりとした空気が漂う

 今日のこのルートの目的の一つ、舟石のイワタバコ、花がついているものの、写真に撮るほどでもない。もう少し先が見頃だろうか。

 林道沿いにノリウツギの花が目立ちだし、16:13 大窪寺まで4.1kmの看板を過ぎる。標高は、やっと500mを越える。


谷の方からうり坊が2匹飛び出している 

 追い払うために声を出すと、谷の下から親イノシシの声が響く。この時期、親イノシシが子どもを連れ行動している。気をつけないと・・・

 満開になったヤマハギや実をつけたアカメガシワ、クマノミズキなどを見ながら標高を上げていく。


16:29 東かがわ方面の鉄塔群が見える

 今日は東方面の展望が良い。鳴門大橋や淡路島方面も見えた。

 16:30 大窪寺まで2.9kmの看板を見て、女体山方面へ右折する。標高は700mに近づく。

 女体山山頂林道では、カワラナデシコやヒヨドリバナ、まだ蕾のオトコエシ、群生して満開を迎えるメヤブマオ、実をたくさんつけたキブシなどが目に入る。


16:35 南には美しい阿讃の山が西陽を受ける


16:51 大窪寺への下山口を過ぎ 女体山山頂へと上がる

 山頂への道には、明らかにヒメキンミズヒキと分かる花がたくさん咲いている。


16:56 女体山山頂 774m 来栖神社からは約540m上がった


山頂から西の展望 讃岐平野の中に点在する山が見える


岩場からの展望 屋島 志度湾 小豆島方面


センボンヤリの花茎が伸びている(秋には閉鎖花をつけ冠毛ができる)

 ここからしばらく、滑りやすい岩場の下り。疲れている足では、一層気をつけないといけない。ゆっくり下る。


タゴガエルが登山道に現れる


17:13 第2登山口に下りてくる


17:20 第1登山口を出る


ヒノキの切り出し用に作られた仮設の作業道 急な上りだ

 太郎兵衛館手前から、前山ダム方面へ繋がる遍路道に入る。


17:28 峠への最後の上り

 
「四国の道」遍路道の草刈りはまだのようだ

 草が伸びた遍路道を、マムシに気をつけながら歩き、


17:36 最終民家の棚田の稲 今のところ順調のようだ

 こういう環境だと、水田の中には多くの生き物がいそうだ。沢からの水を引くためにいろいろ工夫されている。冷たい沢の水を温ませる工夫も見られる。

 再び林道に出て、


イノシシに酷く掘り返された放棄水田


こちらの棚田では穂が伸びている

 電流柵や網など猪対策がたいへんそうだ。そのおかげでイノシシに荒らされていない。


17:48 やまおやじの分岐まで戻る


17:57 譲波 住んでいないが手入れされた民家 その上にお堂 

 今日歩いたルートには、廃屋がかなりある。そこも、昭和30年、40年頃までは賑やかだっただろう。特に、今日のようにお盆の時期はどんな様子だったのだろう。

 18:00 来栖神社に戻る。2時間42分、約16000歩のトレッキングだった。  


 





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