今日の休日は、少し長めのトレッキングへと決めていたのだが、いつもの阿讃の山の積雪は半端ではなさそうだ。登山口までの道路の状況も悪そうなので、近場の里山登山と思いながら、遅めに家を出た。
南へ車を走らせていると、女体山系の山々が白くきれいに見えている。今年に入って、まだ女体山には上がっていないので、女体山に行先を決めた。
前山ダムの手前では歩き遍路の方が一人、女体山越えかなと思いながら除雪された県道を走る。
さすがに県道から来栖方面に入ると、路上に雪があり、日陰の部分は夏タイヤでは難しい感じだ。
9:19 前山の来栖神社を出発する
ここから歩くのは、去年の9月以来だ。水がたくさん流れる、来栖渓谷を横に見ながら歩く。誰かが歩いた足跡が雪の上に見える。
いつもの空家につながれた犬にほえられ、山おやじの分岐を過ぎ、水田が2枚ある登山道に入る。
9:35 ここで積雪は10㎝を超える
9:47 最終民家手前から登山道へ入る
登山者か、お遍路さんの足跡が見える、今朝のものか、昨日のものかと思いながら歩いていく。
9:56 急登でイノシシが激しく掘り返している
この掘り返した土が、登山者の足跡の上にかかっている。ということは、昨日の足跡?
10:05 太郎兵衛館上の峠を越え、女体山方面を見上げる
深い積雪の登山道をいったん、林道に向けて下る。
10:08 太郎兵衛館横に下りてきた
さすがにこの積雪では、車が走った跡は見られない。ただ、昼寝方面から上がってきた足跡が着いている。
昼寝方面からの林道 積雪は20㎝
この20㎝程度の積雪でも、足がとられ堪える。数人の足跡を踏みながら第一登山口を目指す。
10:16 第一登山口に入る
10:28 第二登山口に入る
ここから女体山山頂まで、まだまだ標高で150m近くは上らないと。雪の中の上りは、きつい。
10:35 少し上がると、一旦展望が広がる
下を見ると、凍り付いた?林道が見える
10:50 途中の休憩所にやっと到着
最後の岩場も足の置き場に気を付けながら上り、
10:58 山頂直下の岩場に到着 今日は好展望
女体山山頂付近は30、40㎝の積雪
尾根の木々が被った雪も凍っている感じだ
この後、南側の林道にいったん降りる。今日は、東女体山へとも考えていたが、久しぶりに大窪寺に下り、多和経由で周回することにした。
大窪寺へは女体山の南斜面を下るのだが、それでも積雪は非常に多い。
11:20 標高で150mほど下って、奥の院にも立ち寄る
11:28 途中の展望所(休憩所)に立ち寄り、矢筈山を見上げる
休憩所にある看板「大窪寺 女体山の自然」
こちらは大滝山・大相山方面だろう
石田女体山と東女体山
しばらく素晴らしい展望を楽しみ、再び下る。積雪で、木の階段が見えないので注意しながら下って行く。
11:37 88番札所 大窪寺に到着する
雪の中だが、次から次に参拝者がやってくる。本堂前を除雪している方にお聞きすると、今朝の雪を除雪しているとのこと。今朝も降ったのかあ・・・
寒い中歩いてきたので、今日は山門前の食堂で、昼ご飯の打ち込みうどんを食べることにした。店の中に、大きな荷物を持った若いお遍路さんがいたので声をかけると、女体山を越えてきたとのことだ。
昨日は、前山の道の駅で、3人のお遍路さんが泊まっていたそうだ。雪の中、大きな荷物を担い女体山越えは大変だっただろう・・・
11:58 食事をした店を振り返り出発 青空が広がる
一丁目の丁石(今まで見た中で一番立派な感じ?)
いつものように国道から外れ、遍路道の県道を通る。国道は除雪されているが、県道は除雪されていない。兼割の集落を通っていく。途中、ところどころに丁石などが見える。
まずは、5km先の多和の学校跡を目指す。
12:04 矢筈山が右手にしばらく見える
12:16 前回歩いた時にはなかった表示
遍路道保全のために、様々な表示や看板などが増えてきている。「16丁」の丁石が車道から外れたところに残っているようなので、民家の裏の小道を進んでみたが、ずいぶん奥のようなので引き返した。
今日は先を急ぎたい。
12:19 国道に出る少し手前で振り返ると矢筈山が遠くなった
12:30 三本松峠に建つ「竹屋口 三十丁石」大窪寺から3.3km
看板を見ると、250年前に高松の尼僧さんが施主になっている丁石のようだ。
12:33 「でべそ石 三十三丁石」
この丁石、数年前に新しくバイパスが作られたため、忘れ去られそうな旧道に残る。
250年前に地元の方が施主となっている。近くに、遍路墓も残っているとかかれてある。なぜ、でべそ石? 丁石に彫られた地蔵も別に出べそではないようだ。
12:36 「雲の峰 三十四丁石」
看板だけある。丁石は国道の工事で少し移動し、崖の上にあるという。
看板には大窪寺へ向かう丁石が、250年前に3年をかけて、七十丁まで建てられたと書かれてある。また、丁石の石材は徳島側の砥石谷から切り出されたものとある。和泉層の砂岩だろう。この砂岩で、製糖に使われた大なべを磨いていたと書かれてある。
12:48 廃校の多和小学校を通過
12:51 多和小方面を振り返る 向こうに大滝山が見える
県道の東を通る助光の旧道を歩いていると、20人ほどの団体お遍路さんがやってきた。女体山越えの予定を積雪のためこのルートに変えてきたようだ。
しばらく歩いて、県道に出る。除雪されて車道には雪はないが、歩道には除雪された雪が溜まっている。
13:06 額峠の地蔵を通過する
これを越えて、県道から東側の旧道に入り、大多和を目指す。
13:27 集落まで下りてカゴノキがあった 祠も見える
13:33 大多和の多和神社を通過する
13:40 いつもは車で通りながら見る大きなエノキ
この後、近道をしようと以前から気になっていた道へ入る。地図にも、破線の道が延びているのだが・・・
傾いた山小屋が3棟あった(いつごろのものか?)
ここで、破線の道はつぶれていたので引き返した。少しの寄り道。
後は前に歩いたことのある道を歩き、14:13 来栖神社に戻った。4時間54分のトレッキングだった。
後半、大窪寺からの車道歩きが2時間15分、10km以上はあった。雪道を想定しての長靴だったため、後半の車道歩き2時間は少しきつかったかなあ。
南へ車を走らせていると、女体山系の山々が白くきれいに見えている。今年に入って、まだ女体山には上がっていないので、女体山に行先を決めた。
前山ダムの手前では歩き遍路の方が一人、女体山越えかなと思いながら除雪された県道を走る。
さすがに県道から来栖方面に入ると、路上に雪があり、日陰の部分は夏タイヤでは難しい感じだ。
9:19 前山の来栖神社を出発する
ここから歩くのは、去年の9月以来だ。水がたくさん流れる、来栖渓谷を横に見ながら歩く。誰かが歩いた足跡が雪の上に見える。
いつもの空家につながれた犬にほえられ、山おやじの分岐を過ぎ、水田が2枚ある登山道に入る。
9:35 ここで積雪は10㎝を超える
9:47 最終民家手前から登山道へ入る
登山者か、お遍路さんの足跡が見える、今朝のものか、昨日のものかと思いながら歩いていく。
9:56 急登でイノシシが激しく掘り返している
この掘り返した土が、登山者の足跡の上にかかっている。ということは、昨日の足跡?
10:05 太郎兵衛館上の峠を越え、女体山方面を見上げる
深い積雪の登山道をいったん、林道に向けて下る。
10:08 太郎兵衛館横に下りてきた
さすがにこの積雪では、車が走った跡は見られない。ただ、昼寝方面から上がってきた足跡が着いている。
昼寝方面からの林道 積雪は20㎝
この20㎝程度の積雪でも、足がとられ堪える。数人の足跡を踏みながら第一登山口を目指す。
10:16 第一登山口に入る
10:28 第二登山口に入る
ここから女体山山頂まで、まだまだ標高で150m近くは上らないと。雪の中の上りは、きつい。
10:35 少し上がると、一旦展望が広がる
下を見ると、凍り付いた?林道が見える
10:50 途中の休憩所にやっと到着
最後の岩場も足の置き場に気を付けながら上り、
10:58 山頂直下の岩場に到着 今日は好展望
女体山山頂付近は30、40㎝の積雪
尾根の木々が被った雪も凍っている感じだ
この後、南側の林道にいったん降りる。今日は、東女体山へとも考えていたが、久しぶりに大窪寺に下り、多和経由で周回することにした。
大窪寺へは女体山の南斜面を下るのだが、それでも積雪は非常に多い。
11:20 標高で150mほど下って、奥の院にも立ち寄る
11:28 途中の展望所(休憩所)に立ち寄り、矢筈山を見上げる
休憩所にある看板「大窪寺 女体山の自然」
こちらは大滝山・大相山方面だろう
石田女体山と東女体山
しばらく素晴らしい展望を楽しみ、再び下る。積雪で、木の階段が見えないので注意しながら下って行く。
11:37 88番札所 大窪寺に到着する
雪の中だが、次から次に参拝者がやってくる。本堂前を除雪している方にお聞きすると、今朝の雪を除雪しているとのこと。今朝も降ったのかあ・・・
寒い中歩いてきたので、今日は山門前の食堂で、昼ご飯の打ち込みうどんを食べることにした。店の中に、大きな荷物を持った若いお遍路さんがいたので声をかけると、女体山を越えてきたとのことだ。
昨日は、前山の道の駅で、3人のお遍路さんが泊まっていたそうだ。雪の中、大きな荷物を担い女体山越えは大変だっただろう・・・
11:58 食事をした店を振り返り出発 青空が広がる
一丁目の丁石(今まで見た中で一番立派な感じ?)
いつものように国道から外れ、遍路道の県道を通る。国道は除雪されているが、県道は除雪されていない。兼割の集落を通っていく。途中、ところどころに丁石などが見える。
まずは、5km先の多和の学校跡を目指す。
12:04 矢筈山が右手にしばらく見える
12:16 前回歩いた時にはなかった表示
遍路道保全のために、様々な表示や看板などが増えてきている。「16丁」の丁石が車道から外れたところに残っているようなので、民家の裏の小道を進んでみたが、ずいぶん奥のようなので引き返した。
今日は先を急ぎたい。
12:19 国道に出る少し手前で振り返ると矢筈山が遠くなった
12:30 三本松峠に建つ「竹屋口 三十丁石」大窪寺から3.3km
看板を見ると、250年前に高松の尼僧さんが施主になっている丁石のようだ。
12:33 「でべそ石 三十三丁石」
この丁石、数年前に新しくバイパスが作られたため、忘れ去られそうな旧道に残る。
250年前に地元の方が施主となっている。近くに、遍路墓も残っているとかかれてある。なぜ、でべそ石? 丁石に彫られた地蔵も別に出べそではないようだ。
12:36 「雲の峰 三十四丁石」
看板だけある。丁石は国道の工事で少し移動し、崖の上にあるという。
看板には大窪寺へ向かう丁石が、250年前に3年をかけて、七十丁まで建てられたと書かれてある。また、丁石の石材は徳島側の砥石谷から切り出されたものとある。和泉層の砂岩だろう。この砂岩で、製糖に使われた大なべを磨いていたと書かれてある。
12:48 廃校の多和小学校を通過
12:51 多和小方面を振り返る 向こうに大滝山が見える
県道の東を通る助光の旧道を歩いていると、20人ほどの団体お遍路さんがやってきた。女体山越えの予定を積雪のためこのルートに変えてきたようだ。
しばらく歩いて、県道に出る。除雪されて車道には雪はないが、歩道には除雪された雪が溜まっている。
13:06 額峠の地蔵を通過する
これを越えて、県道から東側の旧道に入り、大多和を目指す。
13:27 集落まで下りてカゴノキがあった 祠も見える
13:33 大多和の多和神社を通過する
13:40 いつもは車で通りながら見る大きなエノキ
この後、近道をしようと以前から気になっていた道へ入る。地図にも、破線の道が延びているのだが・・・
傾いた山小屋が3棟あった(いつごろのものか?)
ここで、破線の道はつぶれていたので引き返した。少しの寄り道。
後は前に歩いたことのある道を歩き、14:13 来栖神社に戻った。4時間54分のトレッキングだった。
後半、大窪寺からの車道歩きが2時間15分、10km以上はあった。雪道を想定しての長靴だったため、後半の車道歩き2時間は少しきつかったかなあ。
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