さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

来栖~女体山~長尾谷 周回トレッキング

2013年09月16日 | トレッキング 女体山系
 午前中、休日出勤。昼過ぎに戻り、台風一過のいい天気になったので、体を動かそうと出かけた。昨日の食べ過ぎを何とかしなければ・・・20分ほど車を走らせ、茶色に濁った水が貯まった前山ダムの奥へ。

 台風の大雨での被害が気になる、女体山周辺を歩くことにした。台風の後は、いろいろな動物との出会いもある。



13:33 来栖神社を歩き出す

 水が流れている車道を歩いていく。右側に見える来栖渓谷には、ものすごい音を立てて水が流れている。


今日のルートでもタマゴタケと出会う

  赤い色の美しいきのこだ。女体山系で出会うのは初めてかもしれない。今年は、タマゴタケによく出会う。


13:43 譲波公民館手前の来栖川の様子


13:46 水田の畦に真っ赤なヒガンバナ

 やまおやじの分岐を過ぎ、いったん車道から登山道に入る。昨年の台風の後では、マムシに出会っている所だ。


大水で削られた登山道を上がる


13:50 ここの水田は、稲刈りが終わっていた

 再び車道に出て、石がごろごろ転がっている道を歩いていく。


14:00 確か昨年から放棄された水田 「四国の道」の道標も見えない


 14:01 最終民家手前の分岐を過ぎ、沢の横の登山道を上がる。


水田は今年も作られていたが、また大水で被害を受けている

 草が伸びマムシの出そうな遍路道を上がっていく。



14:06 山小屋がついに・・・


岩に足を置いて、水が流れる沢を渡る


ここでもタマゴタケ発見 まるでおもちゃのよう


すぐ隣には、たまごから顔を出したばかりのもの・・・



そして、たまごにひびが出来たばかりのものも・・・

 これだけ各成長過程を観察できると、「タマゴタケ」と名付けられた訳が納得できる。今週半ばには、美しく傘を開いたタマゴタケが、急登を上るお遍路さんの気持ちを和ませるだろう。


 14:16 太郎兵衛峠まで上がり、矢筈山方面を見上げ、ヒノキ林の中の整備された登山道を下る。

 14:19 太郎兵衛館横に下りて、水が流れる車道を歩く。この辺りの車道も、大雨の後はいつも水があふれ出る。



14:25 第一登山口に入り、急登を上がる

 ここでの上りでは、2年前の台風の後に、大きなヒキガエルと出会っている。


色の淡いヤマジノホトトギスが咲いていた


14:36 水が流れる第二登山口 標高600m


14:40 少し上りいったん展望が開け、五色台まで見える



岩場に落ちていたウラジロノキの実


14:53 山頂直下の岩場に着く 来栖から標高で570m上がった

 これほどの好条件の展望は珍しい。高松平野南部のクレーター五座、北に見える屋島、五剣山、遠くに女木島、男木島も見える。


14:57 山頂林道に下りて、先週蕾を見たヒガンバナ

 この後は、先週と同じように山頂林道を東に歩き、長尾谷を通って来栖に戻ることにした。去年の台風の大雨の後は、長尾谷方面が被害が多かった。


15:14 林道の途中から大窪寺の背後の山と徳島の山々・・・美しい


烏帽子山 矢筈山あたりかなあ 行きたいなあ

 15:19 四電工が電線?にかかりそうな木の伐採作業中の分岐を過ぎ、長尾谷方面へ下っていく。


東女体山と東讃の山々もよく見える

 途中(15:29)、土砂(まさ土)が崩れ、3分の1が塞がっている場所があったが何とか車が通れそうだ。

 しかし、下っていくほど、水が車道にあふれ、谷から流されてきた石が車道に転がり始めた。普通車の車では通行するのは無理だろう。


ニホンザルが数匹現れる 写真に撮れなかった 残念


途中、大きなヤマカガシが日向ぼっこ 気温が下がり動きが鈍い

 15:57 林道小倉線との分岐を過ぎ、この後、道路沿いに現れる長尾谷川も大きな音を立てて水が流れている。

 16:10 やまおやじの分岐まで戻る。ここからは、最初に通った道を戻る。車までもう少しと、スピードを上げて歩いていると車道の真ん中に何かが・・・


イタチと大きな蛇が


トリミングしてみる

 このイタチと蛇(アオダイショウだと思う)、ちょっとだけ戦った?のだが写真に撮れていなかった。すぐ横を流れる川の水音で私の足音が聞こえなかったのだろう。10mぐらいの距離にいたが、気づいていない様子だった。蛇はこの後すぐに藪に逃げ込んだが、イタチは道路でうろうろ。1分近く、近くにいて様子を見ることができた。


少し近づいて撮ったもの こちらの気配に気づいた

 16:25 来栖神社の車に戻る。2時間52分、約14200歩のトレッキングだった。最後にイタチに出会え、最高のトレッキングになった。




 


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