教育のためのお金を稼ぐ方法

小学校受験→私立小中→私立高校入学退学→アメリカボーディングスクール編入→卒業→アメリカ私立航空大学入学

アーミッシュになりたいですか?

2021-03-06 20:31:16 | 日記
昨日に引き続き、アメリカの事を、、、
アーミッシュを知っているだろうか?ハリソンフォードの映画、「刑事ジョンブック目撃者」を見たことのある人だと、わかると思う。

今なお、存在する、電気を使わず、車も持たないドイツ系移民。移民当初からの自給自足生活だ。信じられないが、本当にこの地球上にいる。

特に、ペンシルバニア州、オハイオ州、インディアナ州に多く生活している。そんなことも知らずに、私はペンシルバニアのホームスティ先に決まった。

当時、17歳の私は、ペンシルバニア州で毎日、普通に彼らを見かけた。英語の聞き取りができない、私はてっきり、彼らは趣味で馬車に乗っているのかと思っていた。

とんでもない、彼らは車を持っていないのだ。馬車が唯一の移動できる乗り物だ。

道路に走る、馬車は馬のひずめ(蹄鉄?)の音が響きわたるので、すぐに彼らだときがつく。車より、ゆっくりなのでよく追い越していた。写真は、とても嫌がるので、撮らないようにとホストファミリーに言われた。

彼らは、うまく共存しているところが、すごかった。村のスーパー(市場)には、ちゃんと馬車を停めるスペースもあった。だが、基本、彼らは自給自足なので、農耕や牧畜で生活できる。

彼らが営む、ショップに普通の人が行くことも可能なので、一緒にそこでハムなどを買いに出かけたりしたこともあった。もちろん、全てがオーガニックなのと、手作業が多いので、彼らの食べ物はおいしい。また、ニワトリなどを持っていけば、潰してくれる。

エコな生活なので、私たちも見習うべきことがたくさんある。

教育も自分たちの教会の横に学校をつくっていて、学べるし、家も結婚した夫婦に皆が建ててくれる。すべて共同作業で、行われる。お洋服も決まったものしか、着ない。よく見かけたのは、黒と紫のコンビネーション、男性は黒と白、麦わら帽子。

彼らは、とても器用なので、キルトを作り、生活を豊かにし、平和的に暮らす。毎日のお祈りと太陽の光、夜はろうそくがかかせない。

ランカスターにも行ったことがあるが、ここは非常に多いので、一部、観光の対象にもなっているアーミッシュがいる。馬車に乗せたり、はちみつやキルトを売ったりする。ノー面の人形が有名だ。私も、プレゼントにもらったが、、、。

ただし、一生、アーミッシュでいなければならないのかというと、そうではない。18歳の成人の時に、選べるということらしい。私はまた、もとアーミッシュという人とも何度か会話したが、普通の人になっていた。当たり前だが。

俗世界で、生きるか、アーミッシュでいるかを18歳で決めなければいけないなんて、、、


人は、自分がここに生まれてきたくて生まれてこない。たまたま、日本人だっただけだ。感謝感謝。