本日は中禅寺湖のこれからの時期に、初夏の釣り、そして高水温に有効な釣り方、フライパターンなど、自分の思うところを書いてみようと思います。
約30年通っている中禅寺湖ですから、過去様々なフライで様々な釣り方もやってきました。
昨今の自分はヘッドを沈めてのマラブーのみの”リトリーブ”の釣りのみにこだわってやってきましたから、高速リトリーブがツライ時期でも、なんとか釣果を出そうと思って、魚をリトリーブで魅了できるスタイルのフライに変化していったことは必然であった、と思います。ここ何年かは中禅寺湖ではフローティングラインの釣りをしませんが、今の時期から特に有効な釣り方として記してみます。
*フローティングラインでのモンカゲニンフたらし釣り⇒まさに今、有効です。若干のウエイト入り、ノンウエイトのフライを漂わせるようなイメージ。ブラウントラウトの大物に有効。もち、レークの反応もいいです。フライはオーストリッチを使用したパターンが強いです。
*フローティングラインのドライフライ⇒モンカゲをパクパク食っていたら、ドライフックの#12、#10を使用してマーチブラウン,クイルゴードンをパラシュートドライフライに巻いて、4Xのティペットで投げてみてください。その他、スペントバジャ―なども有効なパターンです。
*フローティングラインでのウエットフライ⇒モンカゲへのライズがある時で、イマイチドライへの反応が悪いときにウエットフック#8にタイイングしたマーチブラウンイングリシュ、プロフェッサー、キャッツキル、グリズリーキングなどなどを投げてゆっくりと表層を意識してひいてみてください。
*フローティングラインのセミ釣り⇒セミへのライズがなくても、セミを探してブラウン、レインボー、でっかいウグイがうろうろして、反応します。自分はアワセません。フライを持って行かせ、ラインが引きこまれるまで待ちます。自分のセミパターンは先輩たちから30年伝わるでっかいやつですから、のまれることもありません。魚がデカい場合ほど、アワセいらずです。
*スカジット系フローティングボディー+各シンクレートシンクティップ、あるいはシンキングリーダー⇒リトリーブにスレたレークトラウト、ブラウンに有効。投げたらおっぽいといて、たるんでくるぶん、超ゆっくりリトリーブしたり、軽く誘ったりして釣れます。よしのぼりやニンフを底近くでついばんでいる魚に大変有効です。フライはリトリーブで泳がせるマラブーよりもマーカー釣りでたらしておくパターンのマラブーがいい結果を出しているようです。
*ヘッドを沈めてのリトリーブ⇒子ますが国道側で見られているようです。それに加えて、ワカサギ、ウグイが岸辺で見られるようになりました。それらを追い回し、でっかいレークトラウトの反応が再び良くなります。#6, #4 のひっぱりで魚を誘えるマラブーパターン、ゾンカ―、マツーカ、ヘアウイングストリーマーなど、大きめのフライで頑張ってぴっぱり続けてください。また小型のウエットフライでのリトリーブ(チョコチョコ引きで!)もかなり有効です。
モンカゲ、ワカサギ、ウグイ、セミ、陸生昆虫など、かなりの生命感が岸辺で見られる今の時期こそ、大物に出くわすチャンスです。
昔は6月10日前後がピーク、と言われておりました中禅寺湖FFです。今年はそれに当てはまっている感じがいたします。
今後釣行予定のみなさん、それぞれ頑張ってください。
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