今日はちょっとまじめなお話・・・
今日のお別れは、4歳のネコちゃんでした。
若いご夫婦がとっても大事にされていて、大粒の涙を流されながらの
お別れでした。
とかく、最愛のパートナーが若くして亡くなられた方は一様に、「普通は、何歳まで
生きられるものなのですか?」とお聞きになります。
「もっともっと一緒にいたかった。」「病気に気がつかなくてごめんね」
諦められない気持ち、悔恨の思い・・・お気持ちは痛いほどわかります。
しかし、仮に20歳まで頑張ったとしても、愛しい者を失った悲しみや喪失感は
かわりません。
今日のご夫婦のネコちゃんは、もともとノラちゃんだったそうです。
ご夫婦のもとに来なければ、もっと早くに天に召されていたかもしれません。
4歳という年齢が早すぎたかどうかは、他と比較する必要はありません。
仮に一緒にいた時間が、客観的に短いものだったにせよ、その時間は
飼い主様にもパートナーにとっても、掛け替えの無いものだったはず。
どうか、その掛け替えの無い時間を宝物としていつまでも大切にしてほしいと
心から願っております。