本当に久しぶりの更新です。
お伝えしたい話題はたくさんあったのですが、
パソコンが壊れて、データが消失してしまったり
いろいろあって、すっかり滞ってしまいました(ハイ。言い訳です。ゴメンなさい。)
さて、今一番お伝えしたい事。
昨日のお話ですが、地元の食品会社の社長さんの計らいで、
意見交換会にお招きいただきました。
出席者は、主催者で、韓国の食品・食材の輸入・製造・販売をされているM社長。
いつもお世話になっているI動物病院のH院長ご夫妻。
医療ネットワークをサポートするNPO役員のY先生。
そして、私の5名。ランチを頂きながらの意見交換でした。
テーマは『生と死について』
ちょっと壮大なテーマですが、M社長の飼っていらした「ナビくん」という猫ちゃん
(もちろん主治医は、H先生。葬儀は私どもで行いました)との生活とお別れを通して、M社長が
長年抱いていた死生観・人生観が大きく変わったというお話から、様々なお話を
させていただきました。
ワンちゃんやネコちゃんの健康面の話題から、人間という動物の事。
話題は、哲学的な事から宗教的な内容まで、とても多岐にわたり、私なんぞ
日頃漠然と考えていた事が論理的に解説されたりして、「へぇ~ナルホド!」と
感心しきりでした。
M社長はお隣、韓国のご出身。日韓友好と食育をライフワークに全国を
飛び回っている大変エネルギッシュな女性です。いつもポジティブで、尚且つ
大変きめ細やかな方です。
またH先生ご夫妻は、動物医療に対する真摯な姿勢と、いつも穏やかで優しい
お人柄から、多くの患者さんから頼りにされていらっしゃいます。
Y先生とは初めてお会いしたのですが、コンサルタントもされていて、様々な話題を
見事に論理的に解説され、その見識の広さ、深さに圧倒されました。
交換会を総括すると、「連綿とした生命の連続性」「生命のリレー」といった
キーワードに要約されるのかな?
ワンちゃんやネコちゃんと触れ合う事により、豊かで美しく生きる事。
己一人の生命ではなく、次の世代にリレーする大切な命であると言う事。
大変勉強になりました。
この仕事をしていてこの様な機会に恵まれるとは思ってもいませんでした。
M社長には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
(M社長。このあとすぐに「ナビ」くんのお参りにいらっしゃいました。)