先週末の事。
高校卒業時の恩師が定年を迎えられたのを機に、久しぶりのクラス会を開こうと
いう事で、幹事会を開きました。
高校の在る、隣の市での開催で、お酒も入る事だし電車に乗って出かけました。
普段、車での移動がほとんどで、東京に出るにも高速バスを利用しているもの
ですから電車に乗るのはホント久しぶり、ましてや隣の市まで2駅なんて高校を
卒業して以来かも・・・。4両編成のローカル線にガタコト揺られながら、30年近く
前の学生時代に思いを馳せつつ目的の駅に到着。すると駅員がいません。
「あれ?駅員は?」とキョロキョロしていたら私の前の女性も同じようにキョロキョロ・・・
「駅員さん、いませんね」と声を掛けたところ、その女性が「あれぇ~?専務?」
そう、偶然にもペットメモリアルの母体会社で、以前働いていただいていた女性
でした。「いやぁ~!しばらく」などと話しながら改札を抜けると、そこにはやはり
同じ時期に働いていた別の女性が・・・。聞くと、年に1度、当時働いていた仲間で
同窓会を開いているとの事。「会場はどこ?」と訊ねると、奇しくも私が向かう先と
一緒。懐かしく話しに花を咲かせながら歩いて会場の居酒屋さんに向かうと
先に到着していた同級生達が怪訝な顔。
同窓会の打ち合わせが始まって、こちらも昔話で大いに盛り上がりました。
すると、先ほどの女性が暖簾の陰からチョイチョイと手招き。
「ちょっと席外すね。」と同級生達に断りを入れて、もう一方の「同窓会」席に
お邪魔すると、またもう1人の懐かしい顔が・・・
今もって未熟者ですが、10数年前の私なんぞいたらない点ばかりで大いに不満
もあったでしょうに、こうして声を掛けてくれた事に改めて感謝した次第です。
こうして、同じお店の中で、二つの「同窓会」の席を掛け持ちしながら、懐かしい
夜は更けていきました。