奥日光～西の湖へ

奥日光の二日目は西の湖へ行く
赤沼から小田代ヶ原、西の湖、千手ヶ浜まで低公害バスが走っている。

西の湖バス停で下車　湖までの１・５キロの道はknさんと私以外に歩く人も居ない静かな林道で
時々日本画のような風景に出会える時がある。

紅葉の真っ盛りは、例えると油絵かなぁ～

葉を落とした林を冷たい風が通リ抜けて行く、気温５～６℃。
この時期の西の湖は静かで寂しく、たまに熊が出没するらしい。

落ち葉の道を行くと１本だけ枯れ紅葉が枝から離れず季節の移ろいに色を添えている
派手な紅葉と違い晩秋の寂しさを漂わせる風景に、売店のおじさんの言葉を思い出す。

「皆　紅葉を写しに来るけど、その後の風景の方が味があって俺は好きだなァ～」

更に千手ヶ浜に向かって歩くとチリン・チリン鈴の音をさせた中年の夫婦に出会う　「今日は」
中禅寺湖から吹く風が更に冷たく寒い！

帰りは千手ヶ浜からバスに乗車、途中３匹の鹿が悠然と道を横切って行く。

晩秋の奥日光

友人と奥日光へ行く！
急にknさんとカラマツの黄葉を写そうと話が決まり、情報を集める。

日光では奥日光の湯元温泉付近のカラマツが黄葉しているとの情報を得る。
早速　奥日光休暇村に電話を入れると２日後の１１月４日に一部屋空いているとの事、宿泊Оk！

東武日光駅からバスで移動、いろは坂は紅葉真っ盛りで綺麗！綺麗！
しかし　いろは坂の途中で下車する訳には行かない、今回はカラマツ林が目的、紅葉が終るとカラマツの葉が黄色くなるはず。

竜頭の滝で下車して湯川沿いの林を行くとカラマツ林に出る、
２日前は見頃だったはずのカラマツは早くも黄葉が落ち始めた感が有るが、夕日に照らされ金色に光っている。

辺りにはknさんと私以外は誰も歩いていない、落ち葉を踏む音だけがカサカサと心地良く聞こえる。

翌日は低公害バスで小田代ヶ原～西の湖へ行く。