jykell7引越し先

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リヴァイバル~第4話~

2005-11-17 04:07:24 | ノンジャンル
俺はインビジ状態を保ったまま、まず先ほど初心者殺しをしていたナイトに斬りかかった。インビジ解除、やつはまだ事態を飲み込めていない。が、すぐさま対人装備に切り替え反撃してきた。 ふふふ、さすがにPK慣れしているな。しかし、ツルギ+7は容赦なくそいつの体を斬り刻み、HPが半分を切ったであろう頃、やつの体を赤い光の点滅が包みはじめた。
 赤ポーションをがぶ飲みか。そんな物で回復が追いつくと思っているのか、雑魚め。

ほどなくそいつは鮮血を撒き散らして絶命した。・・あと、何人だ? 俺は後ろを振り向いた。その瞬間、冷気を帯びた矢が俺の体に突き刺さった。・・弓エルフか。距離をとられてはまずい、俺はヘイストポーションを飲みながら弓エルフの元へ走った。 近接攻撃さえできれば、エルフの装甲など紙同然だ。一気にカタをつけようと、俺は更にブレイブポーションをガブ飲みした。これで対人用ナイトとしての最速状態になる。

恐ろしいまでのツルギの切れ味に自分自身も軽い恐怖を覚えながら、弓エルフを切り刻んでいく。 
だが・・・。こいつ、エルフのくせに意外と硬い。ナイト並みの装備ができるということは・・・
LV40は超えているのか。 FFでいうならおな強、か。そんな事を考えられる余裕があったのも、ここまでだった。残りHPあとわずか、というところでなんとそのエルフの体力が一気に回復したのだ。 なに!グレーターヒールだと?(ケアルⅣくらい)
バカな。エルフが何故、回復など・・。くそ、回復役の後衛がいるな。俺はあせりつつ、カメラ視点を切替える。・・・いた。岩の陰に潜む白魔道士。俺はタゲを急変更した。人を殺すときにはまず、後衛から、という鉄則を忘れていた自分に腹を立てつつ、
その怒りを白魔道士にぶつけた。通常、後衛はタゲられたらすぐに飛ぶ(瞬間テレポート)のが常識だ。 だが、こいつは飛ぶ気配がない。 ふふふ、仲間思いの優しい白さんだな。ならば・・・ここで死ね!! あっけなくそいつの純白のローブは真っ赤に染まった。あと1人・・残されたエルフの方に向き直るとそいつは戦意を喪失したらしく、罵声を浴びせると、テレポートしていった。 ・・・ふん、チキンエルフめ。

===まだつづくw===