jwmirage(ジェイダブリュミラージュ)の自由と放埓の日々

これからのモットーは "eccentric excellent"

KSCレストア大作戦

2007-10-28 14:50:33 | Weblog
 
 
 
 
 
 
A誌の特集名をパクっただけです。内容は大した事無いのでご勘弁。






で、ブリーチトラブルが発生していたナイトホーク1号機。






これを改修。






というほど大げさなものはなくて。






地道~にバリ取り、ヤスリがけ。






KSCのブリーチは取付け方法が独特で一見さんお断りな雰囲気バリバリです。






別名「初心者お断り」がつくのもうなづけます。






えー、いまのところ確認できているのはP232、ナイトホークですが、(はて、M945はどうだったんだろう、憶えていない)、スライド後方、というかハンマー打撃面そのものに六角ねじが使われています。







ふつー考えればこれ外せばブリーチ外れるんだろう、と思うのですが、なぜかまだひねり技があります。






ナイトホークの場合はリアサイトのねじを外し、ブリーチを下げながらリアサイトを外して、スライドをこじ広げながら無理やりブリーチを抜いていくという方法。






P232の場合はエジェクター取付けねじを外し、エジェクターを前方に引き出してブリーチを引っ張り出すという方法。
またややこしいことにP232もリアサイト取付けねじがあるのですが、これはブリーチとは何の関係もありません。







ナイトホークのスライドこじ広げ方法はかなり勇気が要ります。タニオコバかフリーダムアートのマルゼンガバメント用パーツ(どんなパーツか忘れた)の付属品でスペーサーがあるので、そういった広げて止める部品(単なる板で十分)があるといいようです。







で、ブリーチ部品のすり合わせ、バリ取り(この場合、長年使用による形状変化部分も含む)、を行ないます。






9mm、45口径などの大型機種になるとショートリコイルした際にアウターバレルのチャンバー部がブリーチ先端部をくわえ込んでしまう事があります。
この現象はマガジン装填時に顕著です。
これは、
1.通常マガジンを装填しない状態で確認してもわからない
2.マガジンを装填した状態でも『バレルがショートリコイルした状態』でないとわからない(通常にスライドを引くとスライド後退後にショートリコイルが動作するため)
3.空撃ちだと見かけ上問題なく動作するのでわからない
の3点確認が必要であるため動くんだけどBB弾が噛みこんでしまうという原因不明の現象になりがちです。






これの確認のためには、
1.フィールドストリップ状態でブリーチは問題なく作動する
(使用するうちにスプリングのヘタレもあるのか動作が渋くなりがちなので干渉しそうな部分は分解して全て角を落とす)
2.手動でスライドを動かしてブリーチが後退する事を確認する
(マガジンあり、なしそれぞれで確認したほうが無難。マガジンなしで引っかかりがあるようならまだヤスリがけが必要です;簡単に書くけどかなり面倒。1.、2.をそれぞれ確認し、分解組み立て、まだだめならもう一度…;なおかつ、ブリーチガイド前端のスライドとのはめ合わせ部分がゆがんでしまい、ブリーチ単体では動くけどスライドにつけると動かない事もあります;必要なのは技術より工具より根気です…)
3.マガジンを入れた状態で、バレルを後方に押しつつスライドを引いてブリーチが作動するか確認する。
(このあとは煮詰めです。アウターバレルのチャンバー部とブリーチのかみ合い部分の角を落とす、一応ブリーチのマガジン接触部分の角を落とす、等々。)







3.までやっておけばブリーチが出たままになる事はかなり減ると思います。
この状態でたまにブリーチが出る状態になっても、スライドをそのままちょっと強めに最後端まで引けば戻るようならBLKの衝撃でも戻ると思います。






それでもダメなら?










ブリーチ関係部品丸ごと買ってください。








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