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花まつり

2006-04-08 | シネマ★雑記
光あふれるこの季節、お花見の方も多いでしょうねv
今日4月8日は、お釈迦さまのお誕生を寿ぐ「花まつり」です。
2500年前お釈迦さまは、天界から白い象の姿になって、ヒマラヤのふもとにあるカピラ城のマヤ夫人の胎内におくだりなり、誕生されたそうで、誕生を祝う竜王が甘露の雨を降らせ浄めた逸話から、甘茶をそそぐ「花まつり」が興ったそうです。
先日、とあるお寺で、とっても目がチャーミングな白い象の絵に出会い、花まつりの季節であること思い出し、あわてて『白い象』の蓋置(お茶のお道具)を飾ってあげました。
     
茶道をちょっとかじっていたのは、お花の先生がお茶も教えていたので、断りきれず…でしたが、「お花」は大好きで、
最も女性はみんな花が好きですよねv
今でもお花を扱うときには、お稽古の時先生が「美しいものを美しいと感じるココロが大切よ」教えてくれたことを思い出します。

♬♬♬♬♬

さて「お花」が効果的に使われてた映画
探せばたくさんあるでしょうけど、
特に私が印象に残っている、大好きな一本はコレです。

『女王陛下の007』<1969/英>
- On Her Majesty's Secret Service -
シリーズ第6弾、2代目ボンド、
ジョージ・レイゼンビーの唯一の007作品

007といえば、アクション映画の金字塔で、それがどう「お花」と結びつくの?と思うでしょうw
実は、以外とロマンチックなんです。
ボンドとトレイシーとのロマンスのはじまり~闘牛場のシーンから~デートを重ねる二人(BGMはルイ・アームストロング♪、公園、馬での遠乗りなど太陽の下でのデートというところも新鮮)ラストの結婚式のシーンまで、とにかく、ふんだんに大量に花が使われているのです。

花=トレイシーの象徴で、ボンド作品に「美」を添えるということは難しいのですが、とても効果的に使われてます。

この作品は、唯一ボンドが「結婚する」ことでも有名ですが、ボンドがトレイシーにプロポーズする場所はなんと、敵から追われストックカーレースに乱入した後逃げ込んだ納屋!!
心に残るシーンですv

当時はこの指輪のレプリカが流行ったそうですが、
この作品の最後のセリフでもある
『WE HAVE ALL THE TIME IN THE WORLD』
(日本語字幕は“世界は2人のもの”)と印字されているそうです。

ラストは悲劇が待っているわけですが、この作品、レイゼンビーがボンドとして魅力的であったかは別として^^;
イアン・フレミングの最高傑作でもあり、ボンド作品として、かなり良いのではないでしょうか。
個人的にはかなり好きです。

また、スイスのアルプス頂上「シルトホルン
悪役(ブロフェルド役は『刑事コジャック』のテリー・サバラスで、ボンドの相手としても申し分ない)の要塞となったこの建物も、ロケ地として現在でも観光スポット。
ダイナミックなアルプスをバックに迫力のアクションも満載で、スキーやボブスレーのチェイスシーンもみどころ。


<James Bond: The Secret World of 007>より

当時、007シリーズの撮影チームがシルトホルンを見て理想的な場所だったので即決、撮影に全面協力してもらう条件で、セットとして回転レストランをつくってあげたんだそうで、今も映画のセットをそのまま利用した、約3,000mという高さにつくられた世界初の回転展望レストラン『ピッツ・グロリアPiz Gloria』で多くの観光客が雄大なパノラマと食事を満喫しているようです。メニューにはボンドが愛飲していたグラスシャンパンつき「ジェームスボンド・ブレックファースト 」もあるとか!

スイス観光局<シルトホルン>



- On Her Majesty's Secret Service -
悲劇を乗り越え、生まれ変わるジェームスボンド
優雅で非情なスパイの誕生です