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【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】TOKONA-X/トウカイテイオー

2020-11-15 21:23:38 | 名盤紹介

JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。

第4弾は、今は亡きJ-HIPHOPのレジェンド!!!TOKONA-X/トウカイテイオー


日本のヒップホップって恐縮ながら聴いてて痛々しく感じるものも幾つかあるんですが、探せば良質な
アーティストもいるものなんだなぁと痛感しています。日本人がヒップホップ?wwwみたいな気持ちも
分かるのですが、古く遡れば戦後の流行歌、オールディーズ、GSブーム、フォークや日本のロックと
呼ばれるもの、インディーロックや現代のヒット曲だって海外の音楽の影響をふんだんに受けて作られている事を
考えるとヒップホップだけを槍玉に糾弾するのも個人的にはどうかと思います。

それにどんなジャンル(こういう括りを置くのもまたいちゃもんが付きますが)にせよ本腰入れて探せば
良い音楽をやってる人たち、強いては自分の感性に響くものは誰しも見つかるんじゃないかという
理想論を持ってます。海外から入ってきた音楽を格好だけ真似るのは論外にしても日本人お得意の「応用力」
で独自解釈したものは新鮮で音楽界全体のいい起爆剤や刺激、スパイスになるんじゃないかなとも思ってます。

話は元に戻りますが、特に気に入ってる日本のヒップホップアーティストは
「TOKONA-X」と言います。



名古屋のラッパーで残念ながら30歳前に若くして亡くなった故人ではあるのですが、この圧倒的な存在感と
年齢に見合わない声質(いい意味でw)名古屋弁を駆使して繰り出す独特のフロウは未だに根強い人気を誇っている
ようです。実際初めて聴いた時は面食らったものですが、いやはや面白い!かっこいい!そしてオリジナル!
彼を出発点に様々なアーティストを探してみましたが、やっぱりこのかっこ良さを超えるラインには今のところ巡り
合わないですね。トラックの作りが普段聴いてる音楽よりもグッとメインストリーム色の強いものなのですが、
偏屈にならず楽しんで聴けます。

ちょうど自分が高校の時にドラゴンアッシュが大ヒットして、キングギドラやスケボーキング、ラッパ我リヤ、
リップスライム、S-WORD、麻波25などがこぞってチャートを賑わす「バブル期」みたいなものがあったと記憶
してるのですが、当時は全然興味がなくて「ふーん」って感じでした。

あの当時はB-BOY?みたいな若者が繁華街に続出して(といっても俺とモロに同世代なんですがw)チーマーとか
カラーギャングなんて言葉があった時代でしたね~。自分の住む田舎でもバイクの単車で蛇行運転しながら
積んであるスピーカーで(街宣車並の音量。)steady&co「春夏秋冬」を流してる人を見た時に微笑ましい
気持ちになったものです。

今も昔も聴くのを遠慮するアーティストも多いですが、TOKONA-Xは聴いてて楽しいなぁ。別格に感じます。
最初に出会ったのが彼だったらヒップホップにもっと肩まで浸かっていたかも。ちなみに2004年に熱中症で亡くなったそう
ですが原因はドラッグ(コカイン?)ではないかと囁かれています。アルバムでもコカインの常用をおおっぴらに発言してますね。

フルアルバムはソロ名義では「トウカイテイオー」のみ。客演や、グループでは数作出しています。
このカテゴリではアルバムを一枚えらぶ形なので「トウカイテイオー」を選びました。他の作品も刺激的で
かっこいい!!!おすすめはラストシングルの「知らざあ言って聞かせやSHOW」
実はCDとして出た彼の作品はすべて集めたり、レンタルやダウンロードしてほぼ全ての音源を持っています。

TOKONA-X - 知らざあ言って聞かせやSHOW , I'm in Chrge , Nexxxt Big Thing


実に惜しい人をなくしました。彼の音楽に魅せられて以降、様々なラッパーを聴いてみましたが、なかなか
心に刺さるヒップホップは見つかっていません。

TOKONA X 伝説



※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

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