JUNSKY blog 2015

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畠山被告宅取り壊し

2008-01-10 18:18:18 | 事件・事故
秋田小1児童殺害事件-88
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 まだ地裁判決も出ていないのに、検察側が「米山豪憲君の殺害現場だ」と主張する証拠物件を取り壊してしまうのだと言う。


   (写真は共同通信配信)

 数少ない物証を無くしてしまうらしい。余程この物的証拠を残しておくのは困るらしい。
 控訴・上告された場合に、殺害現場という「最も重要な物的証拠」の一つが無ければ「記録」による審査しかできないではないか?!
 おまけに、その“記録”なるものが、検察側の意図に忠実に書かれていることは当然のことである。

 たとえば、畠山被告宅に有ったという『豪憲君の髪の毛や尿や血液の痕跡』が本当に豪憲君のものであるかどうかは、すでに物的証拠が無くなり、その“記録”で判断する他はなくなるのである。
 もっとも『豪憲君の髪の毛や尿の痕跡』が実際に豪憲君のものであったとしても、殺害した証拠とはならないことは、この連載の最初の方で述べた。
 畠山鈴香宅に、いつも遊びに来ていたからである。

 この“殺害現場”には、殺害の証拠が全く見当たらなかったに違いない。
そういう検察に不利になる「反証」を、控訴・上告審まで残しておく訳には行かなかったのであろう。

 被疑者が「殺害を認める」発言をしているからと言って、それが決定的な証拠にならないことは、これまでの数多くの冤罪裁判が証明しているところであるし、
多くの無実の被疑者が冤罪を証明されることもなく、刑に処せられていった重い過去があるのである。

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秋田小1児童殺害事件-88

【連載第1回目から読む】 「“任意”で16時間の取調べで“自供”?」    
    第87回へ     第89回へ 


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畠山被告の自宅解体始まる
   藤里町の町営住宅、月内にも作業終了



   (コンテナなどが運び込まれ、解体作業が始まった町営住宅 )

 藤里町の連続児童殺害事件で公判中の畠山鈴香被告(34)が当時住んでいた同町粕毛の町営住宅の解体作業が10日、始まった。作業は月内に終わる見込み。

 午前8時ごろ、作業を開始。前日から組んでおいた足場にビニールシートを張って周囲を囲んだほか、廃棄物を収容するコンテナを運び込むなどして、解体作業に取り掛かっていた。

 解体業者などによると、作業は、住宅内の不燃物や、電気系統の配線などを撤去した後、重機を使って住宅を取り壊す段取り。跡地は更地にし、その後の活用方法は、近隣住民の意見を聞いた上で決める予定。

 住宅の近くに住む60代の女性は「解体されても事件の記憶そのものがなくなるわけではない。それでも(住宅が)あるよりは、解体した方がいいのかもしれない」と話し、静かに解体工事を見守っていた。

【さきがけOnTheWeb 2008.1.10】 (2008/01/10 11:28 更新)


畠山被告の自宅解体始まる 秋田・藤里町の町営住宅(共同通信) - goo ニュース

畠山被告宅取り壊し=秋田連続児童殺害 (時事通信) - goo ニュース


1 コメント

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Unknown (SINANO)
2008-01-11 17:40:46
当時は夢の超特急とも呼ばれた車両、新幹線「500」系のぞみ。
1997年には日本初の最高速度300km/hを実現し、表定速度と平均速度はなんと!
TGMを上まわりギネスブックのも登場したあの車両がですよ!?
2008年(H20)3月15日のダイヤ改正でこだまになってしまう上に東京~新大阪間の東海道新幹線の停車や通過が見れなくなるんですよ!?
皆さんほんとにそれでいいんですか?
今年のダイヤ改正で東海道山陽の直通便はすべてN700系になるんですよ!?
そんなことが在ってはいけないと思いませんか?!
私はそんなJR東海とJR西日本を裏切りたくはありませんが、皆さんの力を貸してほしいです。
皆さんの力でもう一度だけチャンスを考えていただけませんでしょうか。
皆様のご活躍を心よりお待ちしております。
著作者/野沢菜好きな鉄道ファンのページ。*/江戸川しなの
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