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ある's ROOM 2nd

ああでもよし、こうでもよし。

ルーウィン先生、体を張った授業

2013-01-21 21:07:02 | 新聞から
おっ、新聞で面白そうな人を見つけたぞ!

ウォルター・ルーウィン先生。
この記事には「体を張った・・・」とある。
ちょちょっと検索してみると、うん、あった。

Walter Lewin - For The Love of Physics
http://mit.tv/xJCSI0

ホントだ、体を張っているぞ。
知っている公式を英語で読むのを聞いたのも初めてだ。
しばらく、このサイトに通わせてもらおう。
MITのWalter Lewin先生のページから観ることができますよ。

文明崩壊への警告(ジャレド・ダイアモンド氏)

2012-01-04 20:20:33 | 新聞から
昨日(1月3日)の朝日新聞朝刊15面
インタビュー2012
文明崩壊への警告(ジャレド・ダイアモンド氏)
見出しピックアップ
・時空超える地理・歴史学者:ジャレド・ダイアモンド氏
・環境問題で滅びたマヤやイースター、地球は孤立した島
・温暖化の方が深刻、原発を手放すな
・先進国は消費水準を落とせ
社会と結婚生活、存続の秘訣は同じ「現実的であれ」
 結婚生活を続けるには、夫婦の間のあらゆる問題で
 合意や妥協が必要です。それと同じく、水、森林、治安、
 人口、外交など、次々と生じる社会問題のひとつからでも
 目をそらし、対策を怠れば、そこから社会は崩壊してしまう。


文明というと過去のことで、現在と途絶されているように
思ってしまう。でも、ずっと未来から今を眺めれば、同じ
ようになぞられるのだろう。そういう意味で、これまでの
人類の足取りを振り返り、歴史を学ぶことは大切だな。
どこから来て、どこへ行くのだろうか?

ずっと昔のことを掘り起こすのは難しくかも知れない。
でも、最近に起こったことを、僕は知っているだろうか?
ルワンダの虐殺、ソマリアの崩壊、つい最近のことだ。

大学を卒業しても、専門的なことしか(すら)分からない。
社会人になっても、それをキャッチするアンテナを持つ
に至らなかった。でも、学校のせいにしちゃだめだな。
僕自身の問題意識がなかっただけなのだ。
この記事を読み、?だったことを、一つひとつ調べよう。

娘たちへと買い求めた「なるほど知図帳世界2012」は、
まず自分が使うことになった(日本版もあるよ)。

付箋をペタペタ貼りながら、積み重ねていくよ。

ちょっと、ドキ

2011-12-19 22:04:37 | 新聞から
朝日新聞全面広告「第16回手帳大賞(高橋書店)」
身近な人の名言・格言、今年の受賞作を発表!より

[椎名誠賞]
 ばっちゃん、
 今日はいっぱい死んでるな。

東尾緯子さん作
「ばっちゃん、人間が死んだらどうなるの?」
「おほしさまになるのよ」
 田舎の夜空を見上げて
「ばっちゃん、今日はいっぱい死んでるな」

イメージが浮かんできます。
僕のおばあちゃん、今、どこにいるのかな?
あまたの星の中に、きっといると思います。

「幸せの国」ブータン

2011-12-16 22:39:40 | 新聞から
12月15日朝日新聞2面
「幸せの国」ブータン、どんなとこ?

最近、新聞だけはペラペラめくって眺めています。
おや?結構ハデな着物を着た夫婦の姿。
ほぅ~、ブータンのワンチュク国王夫妻か。
奥様、キレイな方ね。
ん?「幸せの国」だって?
GNP(国民総生産)よりもGNH(国民総幸福)を国是とする。
6年前の調査では、国民の97%が「幸せ」と答える。

とっても興味がわいて、ネット検索。
ブータンから幸福度を学ぶ(NHK)
青年海外協力隊員としてブータンで3年間体育教師を
勤めた関健作さんが語る。
「ブータンではお金や名誉に執着するのではなく、
 心を磨くことが生きる目的となっていた。」

「幸せの国」って、今の世界にもあるんですね。

Amamoさんのサイト「Webと人のアマモ場」
幸福度指数で日本人の幸福度を測れないのはなぜ?
95%が幸福と感じているブータン王国の国民に学べ!
http://www.amamoba.com/psychology/gnh.html
もステキなエピソードが紹介されていました。

チベット仏教75%、ヒンドゥー教25%の立憲君主制の国です。

入試に小説 なぜ出ない?

2011-12-06 22:48:28 | 新聞から
2011年12月06日 朝日新聞
「入試に小説 なぜ出ない?」

入試で小説の出題が減っている。その背景には
 「(解釈の微妙な違いがあり)選択式に不向き」
 「(出題者と回答者の)道徳共有が崩れた」
があるということだ。
そんな中でも、作家の阿刀田高(たかし)さんは、
「合理的な評論ではなく小説を学ぶことは
 人間の曖昧で計り得ない部分を探ることにつながる」
と指摘している。

白でも黒でもなく、世界はグレーで溢れている。
デジタルではなく、アナログの信号もある。
行間に込められた、作者の言葉にならない思いがある。
これを入試問題に使うのは、相当難儀なことだろう。
だけど、分かりやすい評論だけでは、足りない。
だって、国語であって、論理学や知識学ではないから。

話は飛びまして、
高校受験の模試で、小林秀雄さんの文章を読みました。
ちょっと衝撃的でした。30年経っても覚えています。
いつかこんな文章が書ける人になりたいと思いました。
最近になって、小林秀雄さんの写真や講演CDを聴き、
作品を読み、偉大な文芸評論家であることを知った。
はるか遠い高みにいらっしゃる方だったんだなぁ~。

受験、受験と追い立てられ、ステキな文章との出会い
を膨らませられなかったのが、ちと残念です。
時間を持て余していたあの頃、本を読んでいれば…。
ま、仕方ない。少しずつ、取り戻していこう。
娘たちの読書や勉強に便乗して!

○入試出典頻度ランキング(代ゼミ)
2001年度──────────
 1.中村雄二郎
 2.河合隼雄
 3.村上洋一郎
 4.山崎正和
 5.加藤周一
 6.鈴木孝夫
 7.大岡信
 8.鷲田清一
1991年度──────────
 1.外山滋比古
 2.夏目漱石
 3.大岡信
 4.中村雄二郎
 5.山崎正和
 6.加藤周一
 7.森鴎外
 8.芥川龍之介
1980年度──────────
 1.小林秀雄
 2.森鴎外
 3.外山滋比古
 4.加藤周一
 5.大岡信
 6.夏目漱石
 7.柳田国男
 8.加藤秀俊

あ~、え~、知らない名前ばっかり。

○「中学生『超』勉強法(小宮山博仁著2002年刊)」より
 これは高校入試によく出典される作品ということです。
・井上靖  「わが一期一会」「あすなろ物語」「しろばんば」他
・鈴木孝夫 「教養としての言語学」
・森本哲郎 「ことばへの旅」「日本語表と裏」「この言葉」
・外山滋比古 「省略の文学」「ことばの作法」「ことわざのこころ」
・加藤秀俊 「暮らしの思想」「独学のすすめ」
・中野孝次 「山に遊ぶ心」
・芥川龍之介 「蜘蛛の糸」「杜子春(とししゅん)」
・庄野潤三 「夕べの雲」
・五木寛之 「生きるヒント」
・杉みき子 「さまざまな出会い」「ある冬のかたすみで」他
・辻仁成 「そこに僕はいない」
・阿部夏丸 「峰雲へ」
・三浦哲郎 「春は汽車の窓から」

いっぱいありますね。