終戦のエンペラー
'12:米
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◆原題:EMPEROR
◆監督:ピーター・ウェーバー「ハンニバル・ライジング」「真珠の耳飾りの少女」
◆主演:マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、片岡孝太郎、羽田昌義、伊武雅刀、夏八木勲、中村雅俊、火野正平、桃井かおり、コリン・モイ
◆STORY◆
1945年8月30日、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の司令官としてダグラス・マッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が日本に上陸。彼は日本文化に精通している部下ボナー・フェラーズ(マシュー・フォックス)に、太平洋戦争の真の責任者を探し出すという極秘任務を下す。わずか10日間という期限の中、懸命な調査で日本国民ですら知らなかった太平洋戦争にまつわる事実を暴き出していくボナー。ついに最大ともいうべき国家機密に近づくが、彼と敵対するGHQのグループや日本人たちの一団が立ちはだかる。
「真珠の耳飾りの少女」「ハンニバル・ライジング」のピーター・ウェーバー監督が、太平洋戦争直後の日本とアメリカの史実をもとに描く歴史サスペンスです。
これって、岡本嗣郎のノンフィクション「陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ」が原作なんだってね。
初日にいったからか、年齢層は高いのですが、満員でした。
さて、舞台は終戦後の日本です。アメリカからみた日本ですね。
進駐軍を率いて終戦直後の日本に降り立ったマッカーサー元帥から、
太平洋戦争の責任者追究を命じられた男が、
衝撃の事実にたどり着く姿を息詰まるタッチで追っています。
私はこれ言い方は悪いのですが面白かったです。
アメリカからみた日本人はやっぱり理解できない人種だったんだなあ~って思いました。
日本文化を研究していたボナー・フェラーズ准将が、
太平洋戦争の真の意味での責任者は一体誰なのかを調査するよう、
マッカーサーから極秘に命じられたのはわかるような気がする。
文化をしらないと答えがでてこないんだろうな~
だって日本人を知らないと、軍事裁判にかけるひとを今日中に逮捕とか言ってたけど、
自害するって文化なんてわかんないんだろうな~って思う
東條英機が自殺未遂したときも理解ができないって感じだったしね。。。
問題ははたして天皇に責任を取らせれることができるか。。。
たしかにアメリカからしたら、日本のトップの天皇って、
一番責任があるようにみえるんだろうな~
そして軍事裁判にかけたいんだけど、それをしてしまったら日本人はどうなるのか。。
たしかに皇室がないアメリカにとっては皇室ってあんまりピンとこないんだろうな~
あの天皇にお会いするときに対するあの取り決めなんてアメリカ人からすれば、
何をやっているのかわかんないんだろうな~って思った。
目をあわせてはいけないとか後姿をみせてはいけないとかさあ、、
でもこの時代は特にだけど、いろんな取材やいろんな方と話をしてわかるのは、
日本にとっていきる活力になるというか、神みたいもんなんだってことだよね。
だから天皇を軍事裁判にかけると日本はどうなるか。。。
ってそれだけは想像できたんだと思う。
また、昭和天皇の真摯な姿勢と、日本にきたのがマッカーサーだったから、
日本はよかったんだな~って改めて思ってしまいました。
いやーーーこの俳優さんたちよかったね。
アメリカの俳優さんたちも日本の俳優さんたちもすばらしかった!!
初音映莉子ってどっかでみたことあると思ったら、純情きらりのあのライバルの子ね~
まあこれがすべて事実とは言わないと思うけど、いい映画みたなって思いました。
Nakajiの満足度 ★★★★(4.5) 7/27 劇場鑑賞 56 作目
![]() | 「終戦のエンペラー」オリジナル・サウンドトラック |
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![]() | 終戦のエンペラー映画パンフレット 監督 ピーター・ウェーバー キャスト マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行 |
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