アフリカ アルジェリアでのイスラム系のテロ組織による暴動は、日本人
を含む外国人をターゲットに人質として、ついに最悪の状態での死亡（射殺）に
震撼とさせられました。なんとも痛ましい結果にテレビで報道されるたびに
わたしは手を合わせ涙しました。
今朝日揮プラント関係の犠牲者9人と生存者7人が政府専用の航空機で
日本へと到着しました。何故に日本人のしかも現地での協力者であるプラン
トのエンジニアである方たちがと思われます。皆さんそれぞれに立派な掛け
がえのない有能なエンジニアであり、悔しい思いはわたし達でさえですから、
家族、日揮社員にとっては測り得ぬものがあるでしょう。
アフリカにしろ東南アジアにしろ、今や日本の技術は世界に指導者として
海外へ進出という立場です。まだまだ安全圏でない所もありうるのでしょう。
今回の日揮の社員の生活の場（キャンプ）もミリタリーゾーンでアルジェ
の軍部で守られている場所であったとも言われますが、武装勢力にとっては
なんら意味もなかったようです。
今後のあり方は、国際問題としてそれぞれの国（政府）が対処していかな
ければならないでしょう
無言の帰還となった犠牲者のご冥福を祈ります。