夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

 箱根駅伝 復路

2013-01-03 11:21:47 | Weblog

  今日も熾烈な争いの箱根駅伝復路が午前8時スタートで往路6区から1位
の日体大から順次スタートでした。10分以内の差とならなかった7チームは
一斉スタートです。
             

  2分35秒差で出発した日体大はその差を離し、追随を許さずでの走りです。

   6区で順位が変わり2位早稲田は東洋と、明治に追い越され4位となり、
また7区での区間賞は神奈川の我那覇選手と、上位を走る選手ばかりが
区間賞とはいかないこともあります。
   8区の青山学の高橋選手宮城出身で、震災で家も流され、陸上選手
の姉も亡くしての出場、それでも区間賞と立派でした。
   同じく8区では3位を走っていた明治にアクシデントがあり、二人に抜かれ
ダウン寸前ようやくにしてタスキ渡しができました。

  9区でのトップの日体大は昨年は最下位でタスキリレーにならず野無念さ
 をバネに今回は1位でのアンカーへと、十分な差をつけての堂々1位、
 総合優勝の栄誉に輝きました。昨年19位から30年ぶりの総合優勝でした。

    復路優勝は駒沢大でした。
      往路でのテープ            復路でのテープ
         
                 別府監督の胴上げ
              

  過酷なレースの箱根駅伝には脱水症や低体温などのアクシデントもあり
 何が起きるか分からないです。抜きつ抜かれつの必至の走りに こちらも
 力が入り応援の拍手でした。
    最終上武大にも拍手でした。

  闘い済んで各選手、監督の思いはそれぞれでした。優勝が当然と願って
いた東洋、早稲田、駒沢などは悔しさに涙する姿もあり、また長らくシード権
から遠ざかっていた大学にとって今回シード権を得られたことで喜びの姿
見られました。

  昨年の順位を落として貢献できなかった選手の涙、途中でリタイヤ
となり、順位からも外された中央、城西の選手の悔しさは彼らの生涯に
残るでしょうが、これをバネに戦いに挑んで欲しいと思います。
       ラスト100Mでのデッドヒート 早稲田5位に落とす
         

  昨年の悔しい思いから誰しも予想外だった優勝へと見事立ち上がった
日体大には万来の拍手でした。