わっぱ煮づくりを伝授
海岸から流木を拾って、火をたき石を焼き、取り立ての魚も焼きます。魚は磯のさかなメバル・アイナメ・アブラッコで~す。特に9月下旬のアブラッコは産卵前で脂がのっています。ワッパ汁の上に黄色い脂が出て味噌汁が冷めません。自分で宿の人と磯に魚釣りに行ってその釣った魚でやるいいかもしれません。
焼いた魚と味噌ををわっぱという入れ物に入れる。
お湯を注ぎます。昔はわっぱの片方にご飯をびっし詰めていて、山や海仕事をしたら昼ご飯に、海岸へおりて作りました。粟島の海岸は清水がでていたのでその水を使っていました。ちなみに、夏の暑いときはキュウリの味噌汁冷やし汁が最高! あっという間に汗が引いてしまいます。粟島のみずみずしいキュウリでないとできない。
赤く焼けた石をわっぱに入れます。お湯からやっているから2個くらいで沸騰します。味噌汁があふれ出るようだったら薬味のネギを入れます。酒を少々入れます。ふぐのワッパ煮はタマネギが最高。まだまだこれではできません。
最後の仕上げもう一度赤い焼けた石を入れて完成です。
熱いので舌を灼かないように食べてください。熱燗は一度焼けた石を水に入れてさましてからわっぱ酒に入れて熱燗の完成です。外で食べると最高。
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