D300 + Ai AF Nikkor 20mm F2.8S
「鳥居をくぐれば」
常陸国一宮、鹿島神宮の鳥居をくぐると、
たちまち深い深い森の懐に呑み込まれる。
天に届くほどに高い高い樹々が、
参道の両側から覆い被さるようにそびえ立つ。
鹿島神宮に行ってきました。
神域自体はさほど広くはない感じでしたが、
森の懐の深さと木々の高さは圧倒的で、
さすがに全国有数の古社だけのことはあります。
ここは武芸の神様とのことで、
宝物館に巨大な直刀が展示してありました。
持って大きさと重さを体感するためのレプリカが
実物のすぐ前にあったので、持ち上げようとしたけれど
到底無理でした。2.25メートルの刀って・・・ありえん(笑)。
D300 + Ai AF Nikkor 20mm F2.8S
「拝殿前」
抜けるような秋の空、天高く聳える巨樹。
気持ちのいい陽射しの中、
たくさんの人が参拝に訪れていた。
D300 + Ai AF Nikkor 20mm F2.8S
「たかいたかい」
木々の高さが、感じられるだろうか。
高い秋の空、ちりばめられた雲。
D300 + Ai AF Nikkor 20mm F2.8S
「木々に埋もれる」
森の深さが、ひしひしと迫ってくる。
その昔、人々はこの森の中に神を感じたのだろう。
D300 + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
「闘争」
鹿園にて、牡鹿同士が角をぶつけ合い、
激しい闘いを繰り広げていた。
カチン、カチンと硬質な音が響いてくる。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「緑の舞い」
下生えの群生が、木漏れ日の中で
舞っているように見えた。
日光の恵みを喜んでいるのだろうか。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「影絵」
木漏れ日が、地面にくっきりと影絵をつくる。
D300 + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
「金色の波紋」
夕刻、公園の池に浮かぶ水鳥が羽を震わせる。
大きな波紋が金色の水面に広がる。
切り取った、黄金の瞬間。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/09/23/9283.html
↑ドイツのケルンで開かれる写真機材の大展示会、
「フォトキナ」が今年も開催されました。
記事を見てもなかなか各社力が入っていて面白いのですが、
個人的に気になったのは
・オリンパスの「マイクロフォーサーズ」試作機
・ライカの中版?一眼レフ「S2」
・富士フィルムの「立体写真カメラ」
といったあたりです。
マイクロフォーサーズ試作機はコンパクトに徹したデザインで
スナップによさそう。これなら怪しまれません(笑)。
D300は素晴らしいカメラなんですがあまりにも堂々と
してるのでうかつな場所では持ち出せません。
まあGR DIGITAL持ってるんだから
そっちを使えって話なんですけどね(笑)。
でもこっちは撮像素子がフォーサーズサイズなので
さすがにGR DIGITALよりいい絵が撮れそう。
レンズ交換式ですしね。
ライカは・・・なんか思いきりましたね。
45×30ミリですから
中版と呼ぶには小さめの撮像素子なんですが、
最初からレンズラインナップ揃えてきたようですし、
値段次第ではそれなりに人気が出るかも。
まあ100万以下ってことはなさそうなんで、
あくまで「プロ」に人気ってことですが。
しかしライカが中版かぁ・・・うーん。
富士の「立体写真カメラ」は・・・
ステレオカメラのデジカメ版!
マジですか(笑)。壮絶なネタだ(笑)。
「3D対応の印刷サービス」とか言ってるので、
全国の写真屋さんの救済策でもあるのかも。
まあ撮像素子ふたつ並べていろいろやろうっていうのは、
単純に試みとして面白くはあります。頑張れ富士フィルム。
そしてフィルムを売り続けてくれ(笑)。
ステレオカメラっていうのはこんなの。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「閉ざされた、扉」
帝都防衛のために築かれた砲台の跡地。
閉ざされた扉は弾薬庫の跡か。
錆び付いた扉は、いまはもう開かない。
七月末に観音崎に行ってきたときの写真です。
撮ってからだいぶ時間がたってしまいましたが、
夏もそろそろ終わりということで出しておきます。
そろそろちゃんと秋になって欲しいなあ。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「礎石」
観音崎の森の中にいまも残る、砲台の礎石。
明治の昔、ここには大砲が設置され、
東京湾の防衛にあたっていた。
今はただこの礎石だけが、はるかな明治を物語る。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「こもれび」
照りつける陽射しも、森の奥までは届かない。
ただ地面にくっきりと、シダの影を映す。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「隧道」
森の中を通る、狭いトンネル。
古びた煉瓦作りの壁に、
蛍光灯の灯りがリング状の模様を作る。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「艶かしい闇」
蛍光灯に照らされたトンネルの壁。
そしてコールタールのように黒く、艶かしい闇。
D300 + Auto Nikkor 50mm F1.4S
「A3」
D300でオールドレンズを試してみた。
ニコンF2の時代の標準レンズ、オートニッコール50mm。
ピントのあった場所は全然シャープ。素晴らしい。
ボケはきれいとは言えない。堅くてごわごわな感じ。
本日のビッグニュース。
オリンパスとパナソニック、「マイクロフォーサーズ」規格を発表。
↓
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/05/8979.html
きましたねフォーサーズ陣営。
ミラーを排除してライブビュー専用にすることで、
超小型のレンズ交換式デジカメを実現する。
小型カメラの伝統を持つオリンパスが
進むべき方向へ進んだ感じで、これは正常進化でしょう。
フォーサーズはさらなる小型化へと向かうようです。
また、これはカメラ史上の
大きなパラダイム・シフトでもあります。
なにしろミラーを排除した時点で「一眼レフ」とは
呼べなくなる(レフ=反射ミラー)わけで、
この規格は「デジタル一眼レフ」ではなく、
完全にデジタル時代にシフトした
「レンズ交換式カメラ」の規格ということになります。
ついに「来るべきものが来た」ような感じ。
フィルム時代を引きずった形状から脱却し、
カメラは新しい進化へと向かうようです。
いずれにせよ実際の製品発表を待ちたいところで、
オリンパスには「ペンF・デジタル」とか期待したいところです。
あるいはライカの「M10」はこの規格で来るとか。
シグマが賛同しているというニュースも気になるところで、
Foveonセンサーが載るなら相当面白そう。
わくわく。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「脈動」
横須賀に向かう連続するトンネルの中。
車が空気をびりびりと震わせて追い越してゆく。
オレンジの照明灯はかろうじて足もとを照らすだけで、
出口の光がやけに明るく感じられる。
横須賀行きの道中に撮った写真。
今回は「ロード・ムービー」調に。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「クロスライン」
池袋に向かう陸橋の上から。
うねる立体交差。見慣れた光景。
だが、あまりに異様な光景でもある。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「夏雲」
皇居近く、祝田橋の手前で。
遠く、東京タワーが望まれる。
夏空から降り注ぐ陽射しは、どこまでも熱い。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「ウォール・アート」
横浜・桜木町のガード下。
延々とウォールアートが続く。
まるでニューヨークのよう。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「40」
横須賀湾岸道路にて。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「直線」
真っ直ぐに続く道路。
椰子の並木。遠く望む海岸のビル群。
ちょっと日本とは思えない風景。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「フェンスの向こう」
金網の向こうに佇む記念艦“三笠”。
かつて、ロシア艦隊と戦った日本海軍の旗艦は、
早朝の静寂の中、ただ静かに眠る。
連休に横須賀に行ってきました。自転車で(笑)。
前回“ポタリング”とか書いた覚えがあるんですが、嘘です。
往復150キロはポタリングとは言いません(笑)。
そりゃもう素晴らしく暑かったですが、
久しぶりに身体を動かして気持ち良かった。
それにしても去年は自転車でコケてひどい目に逢ったのに
全然懲りませんね、自分(笑)。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「銅像」
三笠記念公園に立つ、東郷平八郎提督の銅像。
皆決まって銅像の前で記念撮影をしていた。
「んー、日本人。」な感じ(笑)。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「砲列」
かつて幾度となく火を噴いた、大砲の列。
明治日本の力の象徴。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「黒鎖」
巨大な艦を繋ぎ止める、鋼鉄の連なり。
照りつける陽射しの下、黒く重厚に輝く。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「主砲」
巨大な鋼鉄製の主砲。
広島で見た長門級の砲に比べれば随分小さいが、
十二分に迫力がある。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「エントツ」
かつては黒煙を噴き出していたであろう煙突。
素直な円筒形の造形に、作られた年代の古さを感じる。
D300 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「いわし雲」
見上げればマストの上に広がる青空、いわし雲。
それにしてもこの写真だったらD40でも撮れたんじゃ?
・・・ってそれは言っちゃダメってことでひとつ(笑)。
D300 + Ai AF Nikkor 20mm F2.8S
「浜離宮より」
浜離宮より汐留のビル群を望む。
伝統的日本庭園から望む近代的なビル群。
ここならではの景観ではないかと思う。
「D300」、導入しました!
世間的にはD300と言えば「アクティブD-ライティング」だの、
「51点AF」だの、ピカピカの新機能が目に付くわけですが、
自分的にD40→D300移行で一番ありがたかったのは
「旧タイプAFレンズでオートフォーカスが効くようになった」こと。
D40はボディ内にオートフォーカス駆動モーターを搭載していないので、
超音波モーター内臓の「AF-S」レンズ以外ではAFが効かないんですね。
で、次が「MFレンズ装着時に内臓露出計が働く」こと。
一体いつの時代の話をしてるんだとお思いでしょうが、
計画性のない買い物をしてると現代でもこうなります(笑)。
みなさん気をつけましょう(笑)。
D300 + Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8S
「今年初めての、向日葵。」
マニュアルフォーカスのマイクロレンズで一枚。
鮮やかな黄色の花弁が夏を彩る。
D300 + TAMRON SP 90mm Macro
「オレンジ!」
鮮やかなオレンジ。自分をレンズ沼に嵌めてくれたレンズ、
タムロンSP90mmで一枚。
D300 + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
「RED & GREEN」
鮮やかな緑と赤のコラボレーション。
大きなボケは180mmF2.8の明るいレンズの賜物。
D300 + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
「ペロリ。」
浜離宮の猫。なにやら咥えてきてバリボリやっていた。
実は相当暗いシーンだったのだが、
なんとかピントが合ってるのはさすがにD300。
D300 + Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8
「かゆいの。」
会社近くの噴水に飛来してきた鴨。
体がかゆいのか、熱心に毛づくろいをしていた。
明日からの3連休はD300片手にポタリングの予定。
さて、どこ行こうかな?