VA/VEやIEといった手法は、このような絶対基準(閉鎖空間)でのコストダウンに用いるだけではなく、「受益者からの視点」すなわち「提供先にどういった経済的なインパクトや快適性、リスク低減などのメリットをもたらすか」といった外からの評価指標を加えて使ってみると、さまざまなワークを設計・改善するためにも活用できるのです。そして、この考え方を反映し体系的にまとめられた手法が、マッキンゼー社のOVA(オーバーヘッド・バリュー・アナリシス)です。
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先週の木曜日、朝から神奈川にある某産業用化学品メーカーの研究開発センターへ行ってきました。ここ何年も投資効率の悪さが続いている「R&D戦略&体制」の見直しが主なテーマで、4ヶ月ほど前からプロジェクトがスタートしています。その骨子は、変化の激しい化学技術を包括的にマネジメントするため、技術戦略のプラットフォームとしてテクノロジー・ポートフォリオを構築して、秋口までに運用にこぎ着けようというものです。 . . . 本文を読む
今月初旬(2010年6月)、東海地方にある某船舶・港湾設備機器メーカー(特殊クレーンや搬送用機械製造/従業員約1600人の準大手)の経営者および経営企画部の方々とお会いしてきました。戦略の策定・運用体制とメンテナンス部門の充実に関してのご相談を受けたのですが、それに先駆けて、現在作成中の経営計画書を見せていただき驚かされました。 . . . 本文を読む