保護者みなさま 地域のみなさま
去る13日（金）に、1年生は福祉体験を行いました。内容は、白杖体験、車いす体験（電動・手動）、点字体験、福祉用具体験、手話体験を行いました。
平成28年に「障害者差別解消法」が施行され、障がいは個人ではなく周りの環境にあり、基礎的環境整備、合理的配慮等によって誰もが過ごしやすい社会を目指すこととしています。
白杖体験では歩道に荷物等が置かれている場合の危険性、車いす体験では段差やコントロールする困難さ、点字体験では、点字で情報を伝えるためには膨大な時間がかかること、体の機能をサポートすることによって、重たい荷物が持ち上がる福祉用具体験などから、1年生の生徒たちはたくさんの気づきを得たことと思います。
困っている人に対して、「何かできることがありますか？」と自然に言える第一歩の体験になったことと思います。
保護者のみなさま 地域のみなさま
11日（水）～13日（金）にかけて、本校の2年生はキャリア教育実践を行っています。従来は、職場体験で地域の事業所のみなさまにお世話になっているところですが、新型コロナウイルスの関係で今年度はできません。でも、本校の2年生の教師集団及び生徒集団は消極的になるどころか、「今できることはないか」と積極的に行動しています。今、大きく三つのグル―プに分かれて取組を進めています。
（１）フェイスシールドの作成
ある焼肉店の店長がフェイスシールドを作成していることをテレビで知り、本校で作成できないかを相談すると、快く引き受けていただくことができました。また、制作機械等も貸していただき、レクチャーを受けながら取り組んでいます。できたフェイスシールドは、いつも職業体験等でお世話になっている事業所に寄付できたらいいなと思っています。
＊メッセージを添えて完成したフェイスシールド
（２）実生ゆずの消毒液づくり
箕面のゆずを使った消毒液を製造されている企業のスタッフに来校いただき、消毒液を手作りで作っています。できた消毒液は協力いただいた企業さんと本校で分けて使用できたらと思っています。
＊箕面のゆずを手しぼりしています。とても良い香りです！
（３）手作りマスク
市役所でゆずるタオルを購入し、マスクを作っています。講師として、本校でお世話になった佐伯先生をお迎えして、被服室で作成しています。 できたマスクは、近所の幼稚園に寄付できたらと思っています。
＊「ゆずるくんマスク」です。市販しても良いくらい？の作品です！
各班ともやる気に満ちていて、計画より速く進んでいるようです。
【ご協力・ご支援いただいた事業所】
フェイスシールド班 海南亭（焼き肉店）
実生ゆずの消毒液班 有限会社re・make
