第六中学校の生徒のみなさん
4月8日（水）に、入学式と始業式を行い、「さあ、新しい学年・クラスの門出」を祝うはずであったけど、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、休校状態が3月から引き続くこととなりました。特に、新1年生のみなさんは、第六中学校のことを知らないので、「行事や部活はどうなるの？」「新しい友だちできるかな？」「授業はどうなるのかな？」など、希望より不安が大きくなっていることと思います。それは、当たり前の反応だと思います。あなたたちにとって、中学校は未知の世界ですからね。ただ、1年生のみなさんに知ってほしいことがあります。それは、先輩たち（新２・3年生）は、君たちが来ることを心待ちにしていたことです。六中には、「希望の道」と呼ばれる正門から体育館前に続く道があります。そこの脇の花壇に、君たちの先輩（新2年生）が、1年生を歓迎するために、チューリップを植えていました。いろんな色のチューリップが咲きました。いろんな色の花に込められた意味は何だと思いますか？ それは、「みんな違っていてもいいんだよ」ということです。いろんな意見があって、折り合いをつけることで、新しい創造的なものは生まれてきます。ぜひ、登校可能になったらクラスの中で、意見を出し合い、いいものを創造していきましょう。もう一つ、チューリップの「花言葉」を知っていますか？それは、「思いやり」です。今、世の中全体がイライラしています。自分のことで精一杯になりがちですね。そんな時に、鏡に向かって笑顔を作ってください。そして、身近な人にも君たちの笑顔を分けてあげてください。流れにのまれず、健康に気をつけて、笑顔を大事にして日々の生活を送っていきましょう。
校長 橋 本 敏
