畑山隆則(ボクシング)
1975年青森県青森市生れ
少年時代から喧嘩が強く、辰吉丈一郎に憧れてボクサーを目指した。
16歳の時に高校を中退し上京、翌年に京浜川崎ジムに入門した。
新人王を獲得するなど早くから有望視され、平成8年にはOPBFジュニアライト級タイトルを獲得。
3度の防衛を経て9年3月に韓国の雀に挑戦するが惜しくも引き分け。
その年の10月には日本チャンピオンのコウジ有沢と日本人頂上対決を行いKOで勝利し、翌年に再び省に挑戦、判定で破り遂に世界タイトルを獲得する。
1回の防衛のあと、ラクバ・シンにKO負けを喫し王座を陥落。そのまま引退した。
しかし、12年に復帰を宣言し3月、有明コロシアムでいきなりライト級世界王者のヒルベルト・セラノに挑戦。
8RKO勝ちを果たし2階級制覇を成し遂げる。
その後、坂本博之とのスーパー対決を制すなど2度の防衛を果たすが、13年にロルシーに判定で敗れ引退した。
通算24勝(19KO)2敗3分け
派手なキャラクターと気の強さで辰吉、川島、鬼塚といった90年代前半の黄金期の去ったあとのボクシング界を支えた名選手だった。