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池田高校 幻の3連覇

2011-03-09 11:55:48 | 事件の真相


【池田登場前】

昭和57年夏から始まった池田高校の爆発的快進撃は日本中に衝撃を与えた。


この池高の衝撃を語るには、その前段階から語ると理解しやすい。


昭和55年に登場した一人のスター投手は日本中をブームに巻き込んだ。

早稲田実業の荒木大輔である。


この荒木は1年生ながら、1回戦から準決勝まで1点も失点せずに勝ち上がる。

1年生のスターはこれまでもいたが、この荒木が格別だったのは、1点も取られなかったピッチングではなく、そのマスクであった。


この人気は絶大で、甲子園史上最高と言っても過言ではないだろう。


決勝では、これまた敵役にピッタリの男・愛甲率いる横浜に敗れ優勝ならなかった。


2年では報徳の金村に延長で敗れるなど春夏、そして3夏と決勝にも進めず、迎えた3年は早実、荒木にとって、そして荒木ファンにとって絶対に優勝旗を獲得したい有終の美を飾りたい大会だった。


順調に準々決勝まで進んだ早実を粉砕したのが池田であった。

荒木を滅多打ちにし14-2で圧勝。

荒木の高校野球は終わった。


この池田が決勝まで進み、決勝では名門中の名門、広島商業を12-2で粉砕。

驚きの初優勝を飾った。


【連覇】

この時のエースは畠山。

この畠山が卒業すれば、普通高校野球では連覇は難しい。

ところが、この畠山の後継にとんでもない怪物がいた。

それが水野である。


おの水野の快投と豪打でセンバツも勝ち進み、夏春連覇を成し遂げる。


こうなると史上初の夏春夏3連覇が期待される。


しかし夏の大会は打倒池田を狙う強豪校が目白押しだった。


老獪な野球が持ち味の箕島、同じ四国の強豪高知商業、人気の左腕仲田を擁する沖縄の興南、能力の高いあ1年生を擁するPL学園、そして前年準優勝の名門広島商業、水野に並ぶ高い評価のエース野中を擁する中京、そしてセンバツ準優勝の横浜商業。

この7校に池田を加えた8校がビック8と言われ注目された大会となた。


【まさかの敗退】

順調に勝ち進む池田は3回戦で中京高校と対戦する。

事実上の決勝とまで言われたこの試合は、予想通りの投手戦となるが、3-1で競り勝つ。


準決勝は1年生を中心とするPL。そしておそらく決勝はセンバツと同じ横浜商業との対戦。

接線とはなっても優勝は間違いないと思われた。


ところがPLの1年生エース桑谷ホームランを浴び、そして完封される。

0-7。

史上最強チームにしても3連覇はならなかった。


このPLは池田にとって代わり、これから3年間甲子園を席巻する。

KKコンビ、桑田と清原の登場である。


【真相】

この試合は早実から池田に変わった主役をPLが奪った試合として高校野球ファンに印象深い試合である。


池田の豪打を上回った恐るべきKKコンビとして。


しかし実はこの伏線は2回戦にあった。


広島商業と対戦した池田高校は7-3と勝利するが、この試合、水野は左側頭部にデットボールを受けている。


頭への衝撃は首から下では反対側にでる。

つまり右である。


これまで見たこともないピッチングをした水野を右肩か肘の重みまたは痛みが襲っていたのではないか。


準々決勝では出なかった痛みが準決勝で出たのは、日を置いて痛みが起こったのか、或いは中京との激闘で痛みが増したのか。


本人も蔦監督も何も語らなかったので真相はやぶの中ではある。

コメント

1998年

2011-03-02 09:28:17 | スポーツとその時代

●社会全体 

国内では自社さ連立政権が橋本龍太郎首相のもと樹立していたが、5月に社民党が閣外協力解消を表明。野党に転じ反自民路線に戻った。 

この年に行われた参議院選挙では自民党が惨敗し橋本首相は退陣した。 

新総裁に名乗りを上げたのは、小渕恵三、梶山静六、そして小泉純一郎の3名。 本命視された小渕氏が圧勝し総理に就任した。  


その他政界では民政党、新党友愛、民主改革連合が民主党と合併。所謂新民主党が誕生。この民主党に自由党を加えたのが、のちに政権党となる民主党である。  


日本版金融ビックバンのスタート、ヤクルト社がデリバティブ取引に多額の損失を出した事が発覚し、経営陣が退陣。


そしてプロレスのアントニオ猪木が引退したのもこの年である。

 

●スポーツ界では 

プロ野球では横浜ベイスターズが38年ぶりの優勝。日本シリーズでもライオンズを4勝2敗で下し日本一に輝いた。


しかしこの年、注目を集めたのはプロ野球ではなく高校野球。

春の選抜を制した横浜高校の松坂大輔は、連覇に向けた夏の大会も好投を見せる。 準々決勝のPL学園戦では延長17回の死闘を演じ、準決勝では8回まで0-5でリードされる苦戦。 

ところがこの日、休養を取っていた松坂がブルペンで投球練習を開始すると明徳義塾に動揺が走り、奇跡の逆転で横浜が決勝に進む。 


決勝ではその松坂がノーヒットノーランを達成すると言う偉業を達成。 この3試合の激闘は野球漫画さながらの劇的さであった。  


大相撲では大関若乃花が春・夏と連覇し横綱に昇進。貴乃花と共に初の兄弟横綱が誕生した。 ことろが、この直後から兄弟絶縁騒動が勃発し、結局この騒動は今に至るまで尾を引いている。  


Jリーグは鹿島と磐田の2強時代が続く。 この年も1stが磐田、2ndは鹿島が制し、チャンピオンシップは鹿島、ナビスコカップは磐田が優勝とまさに2トップの時代だった。  


サッカーでは念願のワールドカップ初出場の日本。 リーグ戦は3連敗に終わったが、この意義は大きかった。 

このワールドカップに直前まで帯同したエースのカズがメンバーから落選したことが社会的な論争に展開した。  


そして長野五輪。 日本は冬季五輪最多の5つの金メダルを獲得。 スピードスケートの清水のロケットスタート。 ジャンプの金メダルは特に忘れ難い。



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