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MOLYBARON / SOMETHING OMINOUS

2023-10-02 | Rock&Pops
<発売日>2023/9/15予定 

<JAN(規格番号)>0196587798024 

<内 容>
我が道を進むフランスのオルタナティブ・ロック集団=MOLYBARON(モーリーバロン)の3rdアルバム『SOMETHING OMINOUS』 

Gary KellyとSteven André(2022年脱退)によって2014年にパリで結成されたMOLYBARON(モーリーバロン)。彼らは、2017年のデビュー作『Molybaron』、2021年のセカンド『The Mutiny』というわずか2枚の作品で注目を集めるバンドとなった。事実、郷愁を誘うメロディ、王道のメタル、ハードロック由来の強力なリフ、個性豊かなGaryのヴォーカル、タメを効かせたバンドのグルーヴィなパフォーマンスなど、MOLYBARONは我々を強く魅了する確かな才能を感じさせた。
「MOLYBARONのサウンドは1つのジャンルに定義することはできないと思う。俺は、自分の中に湧き出てきたアイデアを頼りに、全ての曲を書き、プロデュースしている。誰かのスタイルを真似しないように心がけているんだ。だから、自分から他の音楽を聴くことがない。それゆえに、世間で何が流行っているのか、さっぱり分からない。映画館やテレビ、エレベーターの中、全て俺にとってどうでもいいことなんだよ」とGaryは語る。
最新作『SOMETHING OMINOUS』は、前作よりもさらにバンドの限界と可能性を拡げた見事な内容だ。シングルとして公開された「Breakdown」は、崩壊寸前の心の葛藤を言葉に紡ぎ、孤独感、混乱、脆弱性を捉えている。ダイナミックなサウンドは、ヘヴィかつポップ、そして爽快感と没入感を同時に与えてくれる。今作では、10曲に削ぎ落とされた楽曲を歌詞が駆け抜けていく。深遠かつ挑発的なテーマを掘り下げ、現代人の複雑な経験を追求しているのだ。取るに足らないこと、人間関係に費やした限られた時間への後悔の念、愛する人を失う予感、年老いて孤独になることへの恐れ、さらに、政治や国家、メディア、大企業の癒着、大衆操作、異論や独立ジャーナリズムに対する組織的検閲にまで深くメスを入れている。さらに、Garyが綿密に仕上げた楽曲には、卓越した音楽性、変幻自在に操られた様々な音楽スタイル、フィーリングが落とし込まれており、聴く者を夢中にさせてくれる。独自性にこだわり、力強く歩みを進めるMOLYBARON。今作『SOMETHING OMINOUS』も要注目である!


<MOLYBARON>
Gary Kelly – vocals, guitar
Florian Soum - guitar
Sébastien de Saint-Angel – bass
Camille Greneron - drums