脱原発・放射能

利権によって動かない組織、我々の力で変えて行こう

被爆による健康被害報告(9/29) 下痢、嘔吐、鼻血、咳、頭痛、喉の痛み、微熱、めまい、口内炎など

2011-09-29 01:04:50 | 原発・放射能

子供たちにクマが・・・ (リル)
2011-06-02 18:36:30
東京です。
息子たちの目の下にクマがでてきました。
小1の息子のクラスでもほとんどの子にでていて、恐くなりました。

>ぐっと深い長いクマが入っていたら、甲状腺が悲鳴をあげています!
>一刻も早く避難させて。
>http://mayamiroku.exblog.jp/tags/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA/

息子たちは下痢を繰り返し、末の娘は月に2回も発熱、嘔吐、長引く下痢などありました。
そういう症状は風邪ではと議論されていますが、クマはどうですか?
元々子供にあるものですか?
どうぞ子供たちの顔をよく見てあげてください。
チェルノブイリの子たちはみんなクマがあるそうです。
そういう人種だと思っていたくらいみんなクマがあり顔色もねずみ色なのだそうです。
外部被ばくだけじゃなく給食や汚染野菜の流通で内部被ばくもさせているバカな大人たち。
顔色が悪くなっている子供たちをよく見てほしい!
その子たちの目を見て自分たちのしていることに胸を張れるのかだろうか?!

はじめまして (Unknown)
2011-06-02 19:13:10

最近体の調子が悪く被爆!?
と思い少しネットで検索した所
拝見させて頂いたのですが、
首都圏ではなく宮城県在住ですが
最近私の妹5歳がよく鼻血を出します。
私自身は体がダルく咳がよく出るし
なんだかもともと便秘気味なのに
下痢も多くなりました。

まわりの人は風邪が治りにくいと
いう人が2-3人はいます。

原発に関係あるような気がしてきました…

気がついたことの記録をつけます (るし(東京・杉並))
2011-06-03 01:14:57
はじめまして。
こうした情報を収集するのは大切なことだと思います。懐疑的な人はコメントする必要ないと思います。

東京在住、中三娘と49歳母の感じた異常や違和感です。だいたい去年までは、ほとんど熱もださない子でしたが、3月の事故後から、咳、喉の痛み、微熱、疲れが続いています。

事故後、15日に初外出。18日-21日まで名古屋。21日東京帰。その後も3月中はほとんど家の中にいましたが、東京の数値の高い日に移動していたことが、いまさらですが、悔やまれます。とくに帰宅時の東京の空気は異常でした。
22日の翌日か2日後ぐらいから、鼻の奥の粘膜に血が混じった固まりができるようになりました。まとまった出血ではなく、じわじわ滲んだのが寝ている間に固まったような感じです。
首、手首など、露出してた皮膚に、私が3箇所、娘も数か所、いままで一度もみたこともできたこともない、小さな痛みのある、1ミリあるかないかくらいのヤケドの水泡のような粒がプチっとできました。これはすぐつぶれて剥けました。ほかの傷より直りが遅く、いまもあとが残ってます。
その週の後半から、二人とも下痢と微熱がでてきて、娘はさらにめまい、虚脱がひどく起き上がれませんでした。低線量の放射線障害かなと思いました。29日に病院で受診、血液検査で炎症反応がでました。娘は貧血もでてました(Fe服用開始)。
新学期がはじまり登校しはじめると、異常に疲れて良く寝ます。以前から寝る子でしたが、4月中は帰宅するとすぐ寝る、という感じ。微熱もあって、市販のカゼ薬をずっと服用してしのぐ感じでしたが、4月29日にまた発熱、咳と喉の痛みがひどくなり、GWはほとんど寝てました。5月入っても体調はそう良くならず、娘の友人も、みんなで喉アメなめたりしてました。14日また発熱。最近は運動会に向けて疲れてるのか、娘はずっとダルくて機嫌が悪いです。休む子も増えてるようです。あまりにも頻繁に発熱が続くので心配です。私の喉もずっとはれてます。
これからも健康の記録をつけていこうと思っています。

下痢 (tubu)
2011-06-03 14:00:14
千葉県の小児科で働いています。
最近、大人も子供も下痢の患者様が多いです。
こちらで、読んだ内容を今日ドクターに話しました。
私にも何か協力できる事はありますか?


まさか・・・ (かぶママ)
2011-06-03 20:57:47
原発作業員の被爆を調べていてこちらの記事を見つけました。
読んで本当に驚きました。

埼玉県南部在住です。
高1の息子が先月中旬から喉の痛みを訴え、現在はなかなか咳がおさまらず、長引く風邪なのかと心配をしていましたが、まさか低線量被爆なるものがあるとは・・・。

ときどき下痢や吐き気もあるようですが、わりとお腹はゆるいほうだったので気にもしていませんでした。

高校に入学し環境が変わったせいかもとか、5月だから新学期の疲れが出たのかもなどといろいろな理由を考えて、もちろん風邪薬も服用しましたし、栄養ドリンクを試したり、早く寝かしたりとあらゆる手を打っていますが、どうも体調がすっきりしないようです。
熱は全く出ないので、学校には行っています。

もしも低線量被爆が広く起こっているのだとしたら、本当に恐ろしい事ですね。
情報をありがとうごさいました。
今後は息子の体調の経過と共に、自分たちでも気をつけて観察していきたいと思います。

 

症状 (福島の県南地域住民)
2011-06-03 22:25:34
アパートの友人家族は、みんなで下痢の症状。爆発直後だったので、地震のために精神的に参っていてそういう症状かもしれないと思っていた、とのこと。

最近になって、我が家の子どもが喉の痛みとなかなか治らない口内炎を訴えています。そのほか頭痛、吐き気、だるさ、鼻汁、体が冷え切っていました。癌体質も冷えからくるといいますよね。

私自身も、頭痛、だるさ、喉のヒリヒリした痛み、および乾燥したような痛みがあります。空咳もあり。下の息子も声がかれています。娘は頭痛と口内炎、だるさを訴えていました。

体を温めるような食事に気をつけ、衣服で調節などしてしのいでいます。このような症状になった頃、チェルノブイリでの初期症状をネット上で調べたら、ほとんど当てはまってしまったので愕然としました。下痢と、嘔吐と鼻血はでていません。

放射能管理区域にあたる地域ですので、避難も視野に入れつつ、食事と生活習慣で補えるところは工夫していくつもりです。

 

【関連記事】

「史上最悪」の福島(約3分動画)
http://www.youtube.com/watch?v=C4VqpVIs49g

チェルノブイリ事故による健康被害報告まとめ
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/b80f87cd0fbfc2c44e7a805e0d91a8cf

被爆による健康被害まとめ(めまい、嘔吐、下痢、鼻血、口内炎、喉の痛みなど)
【鼻血,下痢,吐き気,赤い発疹などは大量被曝の症状】
 すぐに病院にいき,カルテに記録を保存しておくことが必要
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/293aeae83dc5ec866351f124c082e34b

 


最高裁元判事が東芝に天下り~福島原発事故を予測し、的確な指摘をした原告団を無視同然に扱った裁判

2011-09-24 16:35:13 | 原発・放射能

最高裁元判事が東芝に天下り 

原発設置許可処分取消の訴えで、92年に住民側敗訴を下した判事のひとりが、

原発メーカー(東芝)の社外監査役に天下っていた!

福島原発事故を予測し、的確な指摘をした原告団を無視同然に扱った裁判だった。

  

週刊金曜日 6月12日(日)12時57分配信
 
 四国電力伊方原発一号炉と東電福島第二原発一号炉に対する設置許可処分取り消しを求めた二件の裁判(一九七二~七五年にかけて提訴)で、最高裁第一小法廷が「国の設置許可に違法性はない」として住民側敗訴判決を下したのは九二年一〇月。その時の判事のひとり、味村治氏(故人)が、原発メーカー東芝の社外監査役に天下っていたことがわかった。

 味村氏は東京高検検事長や内閣法制局長官を経て九〇年に最高裁判事となった。そして退官後の九八年、東芝社外監査役に就任する。

 東芝は沸騰水型原子炉の開発元である米ゼネラル = エレクトリック社(GE)と明治時代から深い関係にあり、事故を起こした福島第一原発や訴訟対象の福島第二原発一号炉を含めて多数の原発設備工事を受注してきた国内有数の原発メーカーだ。問題の判決があった九二年頃は、チェルノブイリ原発事故(八六年)の影響で脱原発の世論が高まっていた時期。だが「原発は安全」とする判決がお墨付きを与えた格好となり、その後の原発ラッシュを後押しした。

 
 
 伊方と福島の原告団はそれぞれの裁判でこんな指摘をしている。
(1)「想定外」の災害が起きる危険、
(2)圧力容器や格納容器が壊れる可能性、
(3)耐震設計が甘すぎる、
(4)使用済燃料プールの脆弱性――。


 現在福島で起きている現象を的確に予言しているが、
 裁判官はこれらの警告を無視同然に扱った。

 
「原発は安全」判決を下した最高裁判事は、味村氏のほか小野幹雄大堀誠一橋元四郎平三好達――の各氏。また東芝役員に天下った高級官僚大学幹部は、現職取締役平林博・元外務省フランス大使佐々木毅・元東大総長など過去六〇年間で二〇人司法・警察官僚では、筧榮一元検事総長清水湛元広島高裁長官新田勇元大阪府警本部長がいる。

 東芝は取材に「法律の専門家としての幅広い実績と識見に基づき、当社の経営に適切な監査を行なっていただくことができるため(採用した)」「裁判官はその良心に従い独立してその職権を行なっており監査役就任に当たって問題はない」(広報室)と応えた。

(三宅勝久・ジャーナリスト、6月3日号)
最終更新:6月12日(日)12時57分
週刊金曜日
 
 
 
 
 

『中国の核実験により、1960~70年代の日本は放射能を既に浴びています』

2011-09-23 23:25:43 | 原発・放射能

『中国の核実験により、1960~70年代の日本は放射能を既に浴びています』

中国の核実験によるウイグルでの悲惨な死

楼蘭近くであったメガトン級の3回の核爆発で、急性死亡19万人以上を含む死傷者100万人以上となった核実験災害。
多数の中国軍兵士にも犠牲があったはず。初めての科学報告です。
http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/NEDonSilkRoadJap1.html カザフスタン国境調査とRAPSによる計算が根拠

世界ウイグル会議総裁で、ノーベル平和賞候補のラビア・カーディル女史が言う共産党機密情報では、現地で75万人が死んでいるのです。
しかも甚大な核放射線被害を受けた多数のウイグル人たちが、なんら補償もされずに放置されています。

これは決して対岸の火事ではない、日本の問題です。
ひとつは、こうした危険国家、中国独裁政府が、日本を標的にメガトン級の核を搭載した弾道ミサイルを配備しているからです。
もうひとつは、NHKの番組に誘導されて、中国が核爆発を繰りかえしていた1996年までに
日本人が楼蘭周辺のシルクロードを27万人も観光していたからです。
このリスクには、核爆発に巻き込まれる最悪の事態から、帰国後に白血病などの健康被害が想像されるのです。

シルクロードでの危険な核ハザードは、こうして長年にわたり中国共産党と日本のNHK・偽反核団体により隠蔽されてきました。
その結果、大量の日本人がその核放射線被爆のリスクを負わされたのです。
http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/

 


浜岡原発:2.8m隆起跡の活断層あり! G.E.製MARK1格納容器問題あり 福島原発事故:設計欠陥でベント失敗

2011-09-23 20:38:34 | 原発・放射能

浜岡原発:2.8m隆起跡の活断層あり!

G.E.製MARK1格納容器問題あり 

福島原発事故:設計欠陥でベント失敗

 

http://www.youtube.com/watch?v=5fqstfytoP8 (中日新聞)

浜岡原発:2.8m隆起の断層あり! 5/23 中日新聞より。
*概要*
浜岡原発2km東、2.8m隆起跡の断層あり。
1000年周期に局地的ずれ。
国想定の断層とは別の活断層あり。

 

<関連> 福島第一原発は米・GE(ゼネラル・エレクトリック社)が1975年に構造設計、建設したものだが、この時の構造設計者3人、Dale G. Bridenbaugh 、Gregory C Minor 、 Richard B. Hubbard は、構造上の欠陥があり、建設するのは危険だと会社側に進言して、それが認められず、退職していた。
2.原子炉圧力容器に重大な事象発生の場合、GE製BWR MARK1格納容器は設計上の大きさが小さすぎる為、緊急時の圧力に耐えれない構造が米国で建設後発覚。
3. 圧力を逃がす為、後付けでバンドエイドの様な修理でベントを設置。
基本設計がGE製BWR MARK1の福島1・2・3号機は、その圧力ベントを開く調整をしたが、総て失敗し水素爆発した。予想されていた欠陥設計であった。by ガンダーセン博士

*ネット調べ→ガンダーセン博士が危険指摘GE製マーク1
浜岡原発の場合=浜岡原発1号機BWR-4格納容器MarkI&2号機BWR-4格納容器Mark1:廃炉予定。
3号機BWR-5改良標準型,格納容器MarkI改良型,開始87年8月28日、4号機BWR-5改良標準型,格納容器MarkI改良型,開始93年9月3日
5号機は、日本製設計だが、先月停止した時に冷却水排管に別の配管の蓋が外れ、ぶつかり破損させ、原子炉に大量の海水が流入した。原発のレイアウト設計欠陥の疑いあり、­静岡県対策室より詰問中。また、09年の駿河湾地震でも想定を超えるガルの震度発生し、緊急停止。地盤にも問題アリ。浜岡1-5号機総てに問題がある可能性アリ。


4号機はやはり爆発していた!なんにも無い、3号機より酷い

2011-09-21 12:42:06 | 原発・放射能

4号機はやはり爆発していた!それでこの有様になったんだ!なんにも無い、3号機より酷い

 

福島第一原発4号機が爆発した瞬間

鷹のブログ http://ameblo.jp/youzandaisuki/entry-10853304023.html

2011年04月06日
〔動画資料〕福島第一原発4号機が爆発した瞬間
45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(北海道)[sage]
投稿日:2011/04/06(水) 11:53:54.06 ID:2uK2PXTZ0

これ見てない人保存してくれ

4号機爆発の貴重な映像byイスラム圏かインドあたりのニュース
http://www.youtube.com/watch?v=y8LuCaWLUYg#t=0m51s

4号機はやはり爆発していた!それでこの有様になったんだ!なんにも無い、3号機より酷い
鷹のブログ

 

 

 

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版<リンク> 

低気温のエクスタシーbyはなゆー様<リンク>

(04/06)福島第一原発の放射線量が毎時167シーベルトまで上昇していた!
(04/06)米紙が米原子力規制委員会「福島原発の秘密報告書」をリークした!


チェルノブイリ事故による健康被害報告まとめ

2011-09-20 07:09:34 | 原発・放射能

「チェルノブイリ事故が住民と環境に与えた結果」

統計図表が明晰に事実を証明した報告書

http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/core/bookdata/1000/b1083.htm

 

ヤブロコフ・ネステレンコ報告 

汚染強度
4,000Bq/m2 (0.11Ci/km2)以上の汚染地域に4ヶ月住んでいた人数は4億人。いまだに1,500万人がセシウム137汚染が40,000Bq/m2(1.08Ci/km2)以上の地域に住んでいる。

チェルノブイリ Ci/km2 Bq/m2 mSv/y microSv/h
強制避難区域 直ちに強制避難、立ち入り禁止 40.0 1,480,000 134.9 15.40
一時移住区域 義務的移住区域 15.0 555,000 50.6 5.78
希望移住区域 移住の権利が認められる 5.0 185,000 16.9 1.93
放射線管理区域(15,000,000人居住) 1.0 37,000 3.4 0.39
ヨーロッパ(4億人居住) 0.1 4,070 0.4 0.04


疾病率(morbility)、障害(impairment and disability)

白ロシアでは1985年には健康な子供は90%であったが、2000年には20%に低下
白ロシアでは1986ー1994年の時期に新生児の死亡率は9.5%が205%に上昇。
事故の後始末に働いた若者は5年後に30%は病気になった。10年後には健康な若者は9%以下
ウェールズのホットスポットでは1986-1987年の新生児の体重が1.5kg以下に低下した

加齢の加速
白ロシアでは幼児の消化管上皮の老化
ウクライナ寿命が7-9年短くなる
事故の後始末に働いた若者は同年より10-15年早く病気になり寿命は5-15年短くなる
事故の後始末に働いた男子の81%、女子の77%は心臓病になった

循環器系の疾病
白ロシアでは避難者の血液とリンパ系疾病は事故後9年ではその前より3.8倍増えた。汚染地域に住民は他の地域の住民に比べ2.4倍になった
ウクライナでは事故後12年間は循環器系の病気が11-15倍に増えた
ロシアのブリヤンスク県では事故後10年間に渡り、子供の白血球数が極端に低くなった
白ロシアの新生児の赤斑が事故後2倍になった
事故処理労働者の致命的心筋疾患が一般人の平均の2.5%から22.1%に増加

遺伝子損傷
電離性放射線は遺伝子を損傷する。この損傷遺伝子は数世代に渡って残るであろう。汚染地帯では染色体異常が沢山観察された
チェルノブイリの遺伝子に与えた影響は放射線強が広島や長崎の数1,000倍以上であったのでこれを多量にあびた第一世代への影響が大きかった
事故直後の半減期の短い放射性物質にさらされた人、バックグランドと同じレベルに下がるのに300年を要するストロンチウム90、セシウム137と共存して生きる人、プルトニウム、アメリシウム汚染地域に住む人、およびその子供達は7世代にわたって影響が残るであろう
ノルウェーでは染色体異常10倍になっているのが56人の成人で観察された
スコットランドで21番染色体が1本余分に存在するトリソミー症(ダウン症)が2倍
セシウム137が3Ci/km2(111,000Bq/m2)のロシアのチェルノブイリ近辺で染色体異常が2-4倍になった
オーストリアで17名の成人の染色体異常が4-6倍になった
白ロシアで1987-1988年にかけてダウン症が49%増え、その他の国でも1987-1994年にかけ17%増
放射線をあびた両親の子や白ロシア、ウクライナに住んでいた子供のサテライトDNAの突然変異が2倍
白ロシアで事故後6年時点でウクライナにおいて放射線を浴びた父をもつ子の先天性発達異常は他の地区の1万人当たり960-1200人に比し、1,135-1,376人と増え た。脾臓、副甲状腺、甲状腺、副腎皮質、卵巣、睾丸などの内分泌線の疾病は3倍になった

内分泌系
ウクライナでは1988-1999年にかけ、内分泌線の疾病が8倍になった
白ロシアで1987年、事故の後始末に働いた人の子の免疫細胞に重大な変化が見られた
ウクライナの汚染地域では免疫細胞と体液が大きく損なわれた
ロシアの汚染地域に住む子供達に抗酸化と交感神経系の機能不全が見られた

呼吸器系
一般人、事故の後始末に働いた人の区別無く、10-15年後に免疫力の低下にとともに鼻咽頭および気管支疾患が増える。汚染が15-40Ci/km2に居住していた子供は3年後に3.5倍。汚染地帯に住んだ女性から生まれた新生児の非感染性の呼吸器系障害は9.6倍。事故の後始末に働いた人の慢性肺疾患は事故後15年間に10倍になった

泌尿器系
放射線はホルモンのバランスが崩れるために腎臓、膀胱、尿路、卵巣、精巣が影響を受ける。2000年までのデータでは生殖器の不全は女子で5倍、男子で3 倍になる。1981-1995年間に白ロシアでは子宮内膜症が2.5倍になった。不妊症は1986年に比べ1991年には5.5倍。このうち精子異常は 6.6倍であった。1988-1999年に泌尿器生殖器疾患は2倍となった。54.1%の妊婦に癇前症、貧血、胎盤の破壊と多量失血が見られた。事故の後始末に働いた人は1988-2003年の間、泌尿器生殖器疾患が10倍となった。

骨格・筋肉系
ホルモンバランスのずれ、または破骨細胞と造骨細胞が放射線で死ぬことにより骨粗鬆が増える。歯がだめになることにより健康障害が発生する。慢性の筋肉痛は正常な生活を阻害する。骨筋系の欠陥は特に子供の発育と活動の障害となる。ウクライナの事故の後始末に働いた人の筋肉と腱の障害は1991-2001年にかけ2.3倍となった。ウクライナでは胎盤のセシウム137が0.9-3.25Bq/kgだった子供に中空骨や脊椎軟骨の損傷がみられた。ロシアでは事故の後始末に働いた人の30-88%に骨粗鬆

神経系
低放射線レベルでも神経系への影響は大きい。高度神経系においても視覚神経系においても神経精神病理学的不調においても同様である。脳は放射線に対し敏感であることの証拠が増えている。中央ならびに自律神経系を変えて脳障害を引き起こす。高度汚染地域では低度汚染地域に比べ幻覚・幻聴がより頻繁に経験される:白内障、ガラス体の変質、焦点調整不能、紫外線脆弱性、結膜炎

消化系
事故の後始末に働いた人には消化器官の疾病が増え、汚染地域で生まれた赤ん坊の先天的消化システムの機能不全が見られた。低放射線の影響は変わっていて胃腸器官上皮の機能は子宮内にいる期間だけでなく影響を受ける。事故の後始末に働いたロシア人の消化器官疾病は9年間に渡り7.4倍になった。白ロシアでセシウム135が検出された若い避難者の40%は胃腸器官疾病患者であった。ウクライナの5-15kBq/m2レベルの汚染地域の人々と、管理グループを比較すると、胃の粘膜の退化が5倍、腸の変質が2倍であった

皮膚
汚染地帯では事故直後、皮膚と皮下組織の病気が増えた。原因としては外部からの放射線に加え、内蔵疾患の影響が考えられる。1988-1990年において皮膚疾患は4倍になった。ロシアの汚染地域の子供とティーンエイジ世代の60%で皮膚疾患がみられた。事故の後始末に働いた人で乾癬を発症した人の97% は神経系と胃腸に問題を抱えていた

感染症
放射線は寄生虫など我々の共生生物たる微生物相、動物相に働きかけて生物共同体を変えてしまう。汚染地域では食中毒、胃腸炎、敗血症、ビールス性肝炎、呼吸器系ビールスが増える証拠がある。
病原菌が強くなったのか人間が弱くなったのか、両方なのかはいまだ不明である

先天性奇形(CM)
汚染地帯では子供の遺伝的異常、先天性奇形が増える。手足、頭、身体の損傷を含む。先天性奇形はいまだ増えつつあり、その程度は汚染度に比例することは仮説ではなく、事実である

腫瘍
1986-2056年のガン患者は9,000-28,000人とするWHO予測は過小評価である。I-131とCs137だけでもヨーロッパで 212,000-245,000人、その他世界で19,000人であろう。高濃度Te-13、Ru-103、Ru-106、Cs-134と長期にわたる Cs137、Sr-90、Pu、Amは数百年の影響をのこすであろう

死亡率
1990-2004年のウクライナ、ロシア、白ロシアの死亡者21.2万はチェルノブイリ事故が原因で全死者の4%
事故の後始末に働いた若者の総数83万人の15%の11.2-12.5万人は2005年を迎えることなく死亡
ヨーロッパの数億人の住民のうち、数十万人がチェルノブイリが原因ですでに死亡し、これからも増え続ける
ドイツのババリア州では1987年の死産率は45%増えた
デンマーク、ドイツ、ハンガリー、ノルウェー、ポーランド、ラトビア、スエーデン男女比逆転、死産が増えた
英国では事故後10ヶ月間は妊娠後期の胎児死亡率が増えた
スエーデンでは事故直後と1989-1992年の幼児死亡率が増加
ロシアの事故の後始末に働いた若者で事故後12年以内に死亡した人の87%は30-39才であった
セシウム137の汚染強度が555kBq/m2(15Ci/km2)以上の地域住民の平均寿命は8年短縮された
1999年のウクライナの汚染地域の死亡率は1,000人当たり18.3人で他の地域の14.8人より28%高くなる
1994-2004年のロシアの汚染地域のブリヤンスク県の死亡率は22.5%増えた。特に45-49才でみると87%増

地域

1990-2004年の死者数

ヨーロッパロシア

67,000

白ロシア  

59,000

ウクライナ 

86,000

小計     

212,000

>15Ci/km2(40Bq/m2) or 50mSv/yで転居して統計外  

25,500

統計外合計

237,500

ソビエト外ヨーロッパ>1.08Ci/km2(40Bq/m2) or 3.4mSv/y

170,000

ソビエト外ヨーロッパ<1.08Ci/km2(40Bq/m2) or 3.4mSv/y

255,000

ヨーロッパ外全世界               

323,000

全世界合計

985,000

 

環境への影響
影響は人間だけでない。哺乳類、渡鳥、昆虫、森林、農作物がダメージを受けている
放射線は植物の形態異常、腫瘍を生じる
動物相も放射線で影響を受ける。これは人間と大差ない
ミツバチは完全に居なくなった
微生物相はあまり研究されていないが放射線を受けての変化は急速である
食料の汚染が最大の問題

Rev. August 21, 2011

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ヤブロコフ・ネステレンコ報告全文報告書

 


[福島原発]原子炉で何が起きていたのか 専門家が詳細なデータを元に分析、実態が明らかに

2011-09-17 17:35:33 | 原発・放射能

NHKで放送された、サイエンスZERO
「原子炉で何が起きていたのか」
http://www.dailymotion.com/swf/video/xkzyb0 約30分

一部書き起こし

地震から7分すぎ 1号機 
非常用冷却装置(IC)が正常に起動したが、急激な冷却を防ぐため、
手動でICを停止。この後、津波により高さ15mまで浸水し、全ての電源を喪失、
電動の冷却装置も使えなくなった。

原子炉の中の状態が把握できない、緊急事態に陥った。

原子炉の中の温度が上がり続けると、
燃料を冷やしていた水が蒸発。

水位が下がりはじめ、燃料棒全体がむき出しに。

いわゆる空焚きの状態。

空焚きになってから、40分後、メルトダウンが始まった。

3月11日、夕方5時すぎ、溶融開始。

メルトダウンは急速に進んだ。

メルトダウン開始から数分後、燃料が一部溶け落ちはじめた。
メルトダウン開始からおよそ4時間20分で
すべての燃料が溶け落ちてしまった。

事態は悪化し続け、燃料が圧力容器を破り、
格納容器に落ちる、メルトスルーがおきたのだ。

炉内計装管(原子炉内のいろいろな情報を
測定するためのセンサーが入っているパイプ)が溶けて、
圧力容器の真下に5cmの穴が開いた。

そのうちの1つの温度変化 (図)

温度上昇を続け、午後7時37分、1450℃に達した・・・


原発構造上の弱点があきらかに

3月12日、水素爆発により建屋が破壊された1号機、
なぜ、このようなことが起こったのか?

溶けた燃料から出た水素が建屋の中に溜まったことが、
水素爆発の原因とされている。

注目したのは、格納容器の圧力。

プラントで計測されたデータ(格納容器)
設計上の最高気圧の2倍程度になった。

(解説)この図はプラントで計測されたデータ(格納容器の圧力)からプロントしたデータ、
格納容器の圧力は12日未明から上昇し、設計上の最高圧力の4.3気圧を
大幅に超える7.5気圧程度で安定している。
このデータが水素が漏れ出したことを示している。

格納容器の中から気体が漏れ出す現象は、
1970年代に既に報告されていた。

そこには、格納容器の設計上の弱点があった。


アメリカで原子炉の稼動前に、格納容器の機密性を
確かめる実験が行われた。

格納容器に空気を送り続けたところ、
圧力がある一定のレベルに達したところで、
高止まりしたのだ。

格納容器の接合部から、空気が漏れ出していた。

---書き起こし終わり---

 

設計上の不備が指摘される福島第一原発。製造元のアメリカでは、その欠陥が認められていたが……。

英考塾http://eikojuku.seesaa.net/article/224227068.html より


今回のNHKの調査では、原子炉の「設計の不備」を問題として取り上げている。

福島第一原発の原子炉は、アメリカ製である。

福島と同じタイプの原子炉が、アメリカ・ノースカロライナ州の「ブランズウィック」原発でも使われている。

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今回注目されたのは、このアメリカの原子炉で1970年代に行われた「ある実験」である。

この実験では、原子炉内部に大量の空気が送り込まれた。原子炉がどれくらいの「圧力」に耐えられるか、その限界を調べるためである。

その結果、ある一定の圧力を超えると、原子炉内部の「圧力の上昇が止まる」ということが確認された。


原子炉内部の「圧力の上昇が止まる」とは、どういうことか?

空気を送り続けているのにも関わらず「圧力の上昇が止まる」ということは、どこからか「空気が漏れている」ということを意味する。穴が空いたタイヤに空気を送り続けるようなものである。

これは原子炉としては、「致命的な欠陥」である。なぜなら、「空気が漏れる」ということは、外部に「放射性物質が漏れ出す」ということを意味するからである。


原子炉は、一個の塊から削り出して造られるわけではないので、必ずどこかに「つなぎ目」がある。

一番大きな「つなぎ目」は、原子炉上部の「ふた」の部分である。この「ふた」は燃料棒を交換する際の出入口ともなっている。

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この「ふた」は、シリコンゴムの「パッキン」とボルトで強固に密閉されているはずだった。しかし、上記の実験の結果は、どこかにできたスキマから空気が漏れ出していることを示している。

シリコンゴムには、「高温により縮む」という性質がある。圧力が高まれば温度は上昇する。高温でパッキンが縮めば、当然そこにスキマが生まれることになる。

gen4.jpg


3.11の津波後、その原子炉の圧力は、なんと限界の2倍近くまで上昇した。

そして、その後の圧力はアメリカで実験された時とほぼ同じ数値に落ち着いた。

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つまり、原子炉の圧力が急上昇した時に、「ふた」と本体の間にスキマができ、そのスキマから中の気体が外に漏れ出し圧力が一定になったと考えられるのである。

この原子炉の圧力の上下とシンクロするように、原発正門の放射能の数値は急上昇している。

弱々しい原子炉であった「マークI」。福島第一の事故推移は、アメリカのシミュレーション通り。

英考塾http://eikojuku.seesaa.net/article/224348312.html より

アメリカ国内では、原発の「安全性」に対する激しい議論が巻き起こる。

その時、スリーマイル島の原子炉を差しおいて槍玉に上がったのが「マークⅠ(ワン)」という原子炉。この原子炉は、他の原子炉に比べて、あまりにも「格納容器が小さい」ため、事故の危険が高いとされたのだ。

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「マークⅠは廃炉にすべきである」とまで責め立てられた。

ご存知の方も多いと思うが、この「マークⅠ」こそが「福島第一原発の原子炉」なのである。


スリーマイル島で事故を起こした原子炉(PWR)は、「マークⅠ」に比べれば、はるかに巨大な「格納容器」に守られている。

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「格納容器」が大きいほど、外部に放射性物質が漏れ出る可能性を抑えることができる。

なぜなら、炉心溶融により発生する「水素(水素爆発の原因となる)」を、巨大な格納容器内で再燃焼させて、炉内の圧力を下げることができるからである。


「格納容器が小さい」という設計上の致命的な欠陥をかかえていた「マークⅠ」。

すでに設置された「マークⅠ」には、「建て替える」以外の改善方法は見当たらなかった。当時、すでにアメリカ、スペイン、そして日本で、30基以上の「マークⅠ」が稼働していた(日本には10基、そのうち5基が福島第一)。

建て替え以外の窮余の策とされたのが、「ベント」の設置である。「ベント」とは、原子炉内の圧力が急上昇した時に、空気穴から炉内の空気を抜いて圧力を下げることである。


そもそも格納容器とは、炉内の汚染された空気を外部に漏らさないためのもの。しかし、「ベント」を付けるということは、その格納容器に「外部への道」を付けることになる。これは設計の目的からすると大きな矛盾であった。

「マークⅠ」の欠陥は、格納容器の小ささだけに留まらなかった。

冷却水を循環させておくドーナツ型の「圧力抑制プール」の不備も指摘された(1976)。原子炉内の圧力が高まると、このプールはその圧力に耐え切れずに破損してしまうというのだ。

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この不備を勇敢にも指摘したGEの技術者ブライデンボウ氏は、残念ながら辞職に追い込まれている。メーカー(GE)と電力会社の圧力に押し出された悲しい結果である。

福島の事故を見た彼は、その悔しさを新たにした。福島第一2号機の「圧力抑制プール」が破損したことを知ったからである。これはブライデンボウ氏が指摘していた事故想定とまったく同じであった。


スリーマイル島の原発事故(1979)以降、その脆弱性が次々と明るみに出た「マークⅠ」。

多数の指摘を受けて、アメリカでは「マークⅠ」の設置地域が東側一帯に限定される(24基)。なぜかといえば、東側の方が「地震がおこらない」とされたためである。

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「マークⅠ」最大の弱点は、「地震」にあると考えられた。これがアメリカ原子力規制委員会(NRC)の結論である(NRCは「地震多発地帯」での「マークⅠ」の安全評価は行っていない)。


地震多発地帯である日本に「マークⅠ」がやって来たのは、1967年。栄えある初上陸の地として選ばれたのが「フクシマ」である。

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当時の日本は、まったく原発の知識・技術を持たず、完全にアメリカ(GE)に「丸投げ」状態であったという。追々、東芝や日立が学んでいくというスタンスであった。

しかし、GE側の考えは、「マークⅠ」を電力会社に引渡した後、「GEには一切の責任がない」というものであった。つまり、「マークⅠ」の構造上の問題が顕在化した後の責任は、日本の電力会社がすべて担わなければならないのである。


上述した以外の「マークⅠ」の弱点は、「全電源喪失」のリスクであった。

このタイプの原子炉は、電源を失ってしまうと手も足もでない状態となるのである。実際、福島原発事故の原因の根源は、「全電源喪失」にあった。

当然、その全電源喪失のリスクを回避するために、「非常用発電機」は追加で建設された。福島第一の「非常用発電機」は、原子炉一基に対して2つずつ造られた。2つ造ったのは、万が一1つがダメになっても、もう1つが動くようにとの配慮からである。

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ところが、福島第一では、2つの非常用発電機が全く同じ場所に造られた。しかも、地震を考慮して、「地下一階」に2つである。ご存知の通り、この2つの非常用発電機は、津波によってアッサリ水没して使い物にならなくなっている。


これには、アメリカの研究者たちも呆(あき)れ顔である。

「信じられない過ちです。

リスクを分散させるために2つ造るのに、なぜ2つとも同じ場所なのか?

しかも、空気を取り込む配管まで同じ高さではないか!」


日本の電力会社が「想定外、想定外」を連発する中、アメリカの研究者たちは、全く違う思いでフクシマの事故を見つめていた。

「恐ろしいほどに想定通りだ。」

全電源喪失による原子炉の高温化。その結果の炉心溶融。炉心溶融で発生した水素に起因する水素爆発……。

 

 

上杉隆氏は正しい(非常用復水器を止めたからメルトダウンした!)

引用元:元気な日本への道しるべhttp://mpa.seesaa.net/article/226202100.html 

なぜか政権から独立した原発事故調査を拒む民主党(約3分)http://www.youtube.com/watch?v=abVflo2p0Oc&feature=player_embedded
 
原発事故調査・検証委員長は元保安院の官僚との関係が有り保安院の意向に従って約20年前の原子力安全委員会の資料を根拠にベント遅れは無いと会員向けに発信しているので真相は明らかにされないだろう。

東電の会見では非常時には急速に冷却する場合も有ると認めているし、電源喪失時には55℃/hを超えて冷却出来ると公表している。よって緊急冷却装置を止めたのは現場の人為的ミスである。

ベントの構造の欠陥が水素爆発の原因である。

ヘリへの散水を最優先した為に大量の放射性物質を日本中に放出された。

今でも福島第一原発について判断ミスやベント構造に欠陥が無く、手順書が正しければ全て冷温停止出来たと思っている。

自分は何が何でも反原発では無いが、緊急時の途上国以下の対応を是正するまでは再稼働はすべきではないと思う。

保安院と厚労省労働基準局全衛生部安全課は原子力を除く圧力容器の基準を統合したが、それ以後厚労省安全課の検査も保安院と同様デタラメになっている

保安院と天下り先のJNESと原子力安全委員会の組織だけでなく厚労省の安全課と天下り先のボイラ協会まで改革しなければ、途上国以下の基準では非常に危険である

(一)1号機は非常用復水器を止めたのが決定的ミスである。
冷却を止めたのは操作ミス.pdf参照

(1)http://ustre.am/_132X3:KXN (110620共同会見IWJ)
 
 動画55:00~56:30の間に東電も「通常は55℃/h以下になるように定められているが大きな事故の場合は守らない場合が有ると認めている

(2)2号機3号機はS/R弁(主蒸気逃がし安全弁)を開くことによって(資料③)急速に減圧した。(②参照)

(3)S/R弁を使って減圧することは飽和蒸気の性質から2号機の原子炉内の熱水は1時間で276℃(6MPa)から160℃(0.63MPa)まで冷却された
(①②参照,圧力や温度の値を入力すると、蒸気の性状値を計算TLV.COLTD

(4)東電は「外部電源喪失時の冷温停止機能」 平成21年3月10日にS/R弁を使えば1.5Hで冷温停止できると公表している。
【1.5時間で冷温停止するには(276℃(6MPa)-100℃)/1.5=117℃/h以上の速度で原子炉が冷却されることになる】(③参照)

(二)「東電の格納容器の設計圧力の2倍になった時にベント実施基準」によって放射能が漏れて作業を困難にした。
ベント基準が作業の妨げになった.pdf参照

(1)法律で定められた定期検査は格納容器を設計圧力まで気体を入れて漏洩率検査を行っているので放射能漏れが無いことが保証されているのは設計圧力までである。

原子炉格納容器漏えい率検査 原子炉格納容器の耐圧漏えい試験と漏えい率試験参照

1号機は定期検査時 4.35気圧の圧力で漏洩率検査している。

(2)ベント実施圧力は設計圧の2倍の根拠は何?

1号機 ベントの判断に遅れかNHK「かぶん」ブログより引用

1号機の運転手順書によりますと、ベントは格納容器の圧力が使用上の上限の2倍に当たる「853キロパスカルに達すると予測される場合」に行うと定められています

(3)格納容器の圧力が設計圧を超えて放置したので高線量の為に小弁を手動で開ける事を断念した(I 参照)

(4)失敗学の畑村福島原発事故調査・検証委員会委員長は新規産業室振興係長の畑田康二郎氏(前の仕事は原子力安全・保安院)と関係が有ったので委員長としては不適格である(ベンチャー経営の「失敗談」データベース、経産省が公開 リアルな声、足で稼ぐ参照)

I 失敗学ではベント実施圧力が設計圧力の2倍と知りながらベント遅れは無いと結論を出して報道が間違っていると結論つけている。(No.472011-6-12 発行参照



遺体は完全に炭化 【フランスのマルクール原子力施設で爆発】

2011-09-15 19:16:30 | 原発・放射能

遺体は完全に炭化 【フランスのマルクール原子力施設で爆発】

フランス南部の核施設爆発で、地元消防が立ち入り規制区域設定。仏紙フィガロ(電子版)報道。
2011/09/12 22:09 【共同通信】


仏核施設、爆発後に火災発生、沈静に向かっていると仏電力広報担当者。AP通信報道。
2011/09/12 22:24 【共同通信】

34 : 名無しさん@涙目です。(兵庫県) : 2011/09/12(月) 22:36:41.06 ID:qR18/LTg0 [1回発言]
>爆発は12日正午前に発生。核廃棄物を熱で溶かす溶融炉内で起きた。
遺体は完全に炭化しているといい、爆発のすさまじさを物語っている。

 

フランス南部の核施設で爆発したのは溶融炉。
放射性廃棄物を溶かすための炉。
ロイター通信報道。

http://www.47news.jp/news/flashnews/


フランスのマルクール原子力施設で爆発、放射能漏れリスク-TF1
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920017&sid=alorHmXxc9Cw

 9月12日(ブルームバーグ):フランスのマルクール原子力施設で爆発があったと、
民放のTF1が消防署員らの情報としてウェブサイト上で報じた。爆発は炉内で発生し、
放射能漏れのリスクがあるという。

 

 

仏核施設爆発:仏環境相が現地で安全性強調 原因は示さず

会見するコシウスコモリゼ仏環境相=2011年9月12日、AP

 【パリ福原直樹】フランス南部マルクールの低レベル核廃棄物処理施設で12日起きた爆発事故で、仏のコシウスコモリゼ環境相は同日、現地を訪問し、「放射性物質の漏出はない」と安全性を強調した。だが仏原子力庁(CEA)など仏当局は事故原因や、作業場からの放射能漏れに関する防止体制などを示しておらず、今後、仏政府は詳しい説明を求められそうだ。

 現場を訪れた環境相は、犠牲者家族との面会後、「施設の内外で放射線は検知されておらず、心配ない」と強調。一方で、事故原因については「分からない」と述べた。環境相によると、現在、仏原子力当局や警察が原因を調査中という。

 事故は現地時間の12日昼ごろ発生。仏電力最大手・フランス電力公社(EDF)の関連会社が運営する施設で、金属などの核廃棄物を溶融する際、爆発が起きた。死亡した作業員は全身を焼かれ即死状況で、他の作業員1人も「重篤(じゅうとく)状況」(CEA関係者)という。

 事故後、仏政府やEDFなどは「被害者には放射能汚染はなく、原子力事故ではなく産業事故だ」「作業現場の放射線レベルは非常に低い」と強調。周辺の土壌などの検査はするが「事故による環境への影響はない」としていた。

 だがCEA関係者は事故直後、毎日新聞に「低レベルの放射能漏れの危険性がある」と説明。また12日付フィガロ紙(電子版)によると事故のあった溶融炉は12年前の稼働時から、仏当局が「従業員の保護対策が不十分」と指摘していたという。同紙によると、溶融炉は金属などの核廃棄物を1600度で溶融、廃棄物処理のために体積を縮小するのが目的という。

 一方、AFP通信によると、隣国イタリア政府幹部らは事故に関し、「隣国の核施設が事故を起こした際は我々も(被害に)巻き込まれる」と発言。「状況を注視している」と、核施設の脆弱(ぜいじゃく)さに懸念を示した。またグリーンピースなど環境保護団体は「周辺住民に事故状況を即刻、通報すべきだ」と核関連事故での情報の透明性を求めた。

 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110913k0000e030030000c.html

 

フランス:核廃棄物施設で爆発 1人死亡、4人重軽傷

【パリ福原直樹】フランス南部ガール県マルクールにある低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」の溶融炉で12日午後0時半(日本時間同午後7時半)ごろ、大きな爆発が発生。炉の近くで作業をしていた施設職員1人が大やけどで死亡、4人が重軽傷を負った。遺体は完全に炭化したが、放射性物質は検出されていないという。

 仏原子力安全当局は過去数回、セントラコの運営会社に「(管理面などに)厳格さが足りない」との注意を与えていたといい、今回も人為ミスの可能性が取りざたされている。

 原子力安全当局は「極めて低レベルの放射性物質が出た恐れがある」としながらも、爆発から約3時間半後には「事故は収束した」との見解を示した。仏原子力庁は、施設外への放射性物質の漏えいはないとしている。

 現場は日本人観光客も多い観光地アビニョンから北約20キロ。

 現地からの情報によると、爆発は低レベルの金属製核廃棄物約4トン(約6万3000ベクレルに相当)を溶融炉で溶かす過程で発生溶融炉は建屋内にある遮蔽(しゃへい)された空間に設置されており、爆発で遮蔽壁が吹き飛んだものの、建屋自体に大きな損傷はなかったという。火災は、発生から約30分後に鎮圧された。

 セントラコは1999年に設立され、仏電力公社と仏原子力大手アレバ社が共同出資したソコデイ社が運営。国内の原発から発生する低レベル廃棄物の35%を受け入れている。

毎日新聞 2011年9月13日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110913ddm001030057000c.html

 


 

マルクール原子力地区 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%9C%B0%E5%8C%BA

衛星写真。モザイクがかかっている!www
http://maps.google.co.jp/maps?q=44.143333,4.709444&ll=44.14289,4.704337&spn=0.022604,0.04446&t=h&z=15&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,0


マルクール原子力地区はフランス原子力庁の関連企業体である持株会社アレヴァの下で運営されている。
マルクール地区は原子爆弾製造に必要とされた研究施設として設立された。CEAマルクールで天然ウラン黒鉛ガスを完成させる。
現在のマルクール地区では多くの核事業を行っている。
各種事業はコジェマの下で、MOX燃料の生産、放射性廃棄物の管理、使用済み核燃料の保管およびその他を行っている。
1995年以来、MOX燃料の一種であるMeloxの少量生産が始まる。


現施設
フェニックス:高速増殖炉実験用原子炉
アタランタ(fr:Atalante (laboratoire)):高レベル放射性廃棄物の管理に関する研究所。
Melox(fr:Melox):MOX燃料の製造工場。
Centraco(fr:Centraco):放射性廃棄物の処理・調整センター


六ヶ所再処理工場 セシウム137だけで、年間放出量(1.7×1010Bq) の3万2千倍漏れ

2011-09-13 21:13:44 | 原発・放射能

同じ箇所から2度も超危険な高レベル放射性廃液が漏えい

漏れてはならない廃液が150リットルも漏れた原因を徹底究明せよ

  国は事業指定を取り消せ


行方不明のセシウム137は再処理工場が年間に環境に放出する1.8万倍に匹敵

「漏えい警報がなっても無視」等々-ずさんな管理は

原燃の体質日本原燃に再処理工場を動かす能力はない!

 

 

 六ヶ所再処理工場の、これまで多くの問題を引き起こしてきたガラス固化溶融炉のあるガラス固化セルで、2月1日にまたも高レベル放射性廃液が漏えいした。1月21日に漏えいしたのと同じ箇所からの2度目の漏えいである。

この漏えいについて当会は1月23日付で記事を掲載したが、そのときはまだ原燃の報告書がでる前であった。それ以後、原燃が1月30日に原子力安全・保安院に提出した報告書によって新たな事実が判明している。そして、2回目の漏えいは報告書を出したまさにその翌々日に発生している。その報告書と2回目の漏えいから次のような事実が明らかになる。

(1)廃液供給槽Aの減少量からすると約150リットルの高レベル廃液が漏えいしたことにな
る。セル内の受皿に溜まっている量は約16リットルであり、それぞれの濃度を考慮して比
較すると、およそ300兆ベクレルのセシウム137が行方不明になっている。きわめて大
量の廃液が蒸発し、セル内を汚染し、放射能が排気筒から大気へと放出された疑いがある。

(2)最初の漏えいを止めた措置がきわめてずさんであったがために、2度目の漏えいを引き起こしている。それどころか、そもそも漏えいを止めることは最初から不可能な条件にあったことが明らかになった。

(3)なぜ漏えいが起こったのか、その原因は明らかにできていないことを原燃は1月30日報告ではっきりと認めている。それなのに他方では「対策」について述べている。原子力安全・保安院への報告書をだす1月30日の締め切りに合わせるように作文をしたに過ぎない。

(4)この漏えいはガラス固化溶融炉で起こった問題に対処するための措置に付随して起こっている。ガラス固化でこれだけの問題を起こした以上、もはやガラス固化は中止するしかないのは誰の目にも明らかである。

(5)「対策」で述べられている内容は、原燃の廃液管理がきわめてずさんであるという、恐ろしいまでの実態と安全軽視の姿勢を示している。
原燃に危険な高レベル放射性廃液を取扱う資格はない。ここで明らかになった原燃の体質
の問題はこのセル内にとどまるものではない。原燃には再処理を実施する技術力も能力もないことが明らかになった。国は事業指定を取り消すべきである。

 


報告書を提出した翌々日に2回目の漏えいが発生

2月1 日、またも高レベル放射性廃液が漏えいした。このことを日本原燃は2 日に公表した(原燃ホームページhttp://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/090202-recycle-b01.html)。

漏れた箇所は、1 度目の漏えい箇所とまったく同じフランジ部である。1 度目の漏えいを止めるために、配管接合部のボルトの増し締め作業を行い、漏えいの停止を確認したというその箇所からの漏えいである。回収したはずの廃液が配管内に残っており、増し締め作業後も密閉性が不十分なままに放置していたため、前回と同じ接合部から漏れたのだ。

しかも、1 度目の漏えいに関する報告書(「固化セルにおける高レベル廃液の滴下について(原因と再発防止対策)」1 月30日付)を保安院に提出した直後だ。報告書で原燃は漏えいを、「・・高レベル廃液の滴下という看過ごしてはならない事象・・・」と位置づけながら、その舌の根も乾かないうちに「看過ごしてはならない事象」を再び起こしたのである。2 度目の漏えいは、報告書が、机上の作文であることを事実で示した。


2度の漏れに対し保安院は「(セル内に)放射能レベルが高い廃液があってはならない。原燃は漏えいに対する認識が甘い」と指摘したという(2/3 デーリー東北)。また、「149リットル漏れた廃液のうち、受け皿で回収された16リットル以外はどこへ行ったのか、また、配管内のどこからどれだけ回収されたのか、具体的な言及がない」(1/31 東奥日報)などとして追加報告を指示せざるを得ない程だ。


非常に危険な高レベル廃液の2 度もの漏れについて、保安院は原燃に対し再処理事業指定の取り消しをも含めて徹底した調査と原因究明、およびその結果のすべてを公開することを指示するべきである。おざなりな報告書で済ますことは許されない。

 

1 度目のずさんな対応が2 度目の漏えいを引き起こした
「当該箇所には廃液が行かないことが前提」(原燃)。 漏えいをとめることは最初から不可能。

1 度目の漏れへの対処のずさんさが2 度目の漏れを引き起こした。1 度目の漏えいの後始末として配管内に残っている廃液を拭き取るのに、接合部のふたを取らずに緩めるだけで済ませていた。

そのため、配管内に残っていた廃液が2 度目の漏えいを起こした(2/3 デーリー東北)。しかも、このふたは密閉性が不十分であることを知りながら、ボルトを強く締め直しただけでことを済ませ、密閉性のあるふたに取り替えなかったのである。記事は、「原燃は『すぐふたを換えなかったのは、交換手順の検討と準備に時間が必要だった上、配管内には廃液が残っていないという認識だった』としている」と批判している。1 度目の際に十分に調査せず、思い込みで対処したことが、2度もの漏れになったのである。

実は、漏えい部分は、はじめから漏えいを防ぐ構造となっていなかった。報告書で原燃は、「・・・閉じ込め機能を期待して設置したものではない。このため、当該閉止フランジを取付ける際の考え方として廃液の移行がないことを前提としていた・・・」(7頁)と明記している。この前提から閉止フランジに「再使用のガスケットを使用し」ている。漏れるはずがないと頭から決め込んでいたことを認めているのだ。漏えいをとめることは最初から不可能な条件であったということだ。

 

約150リットルもの廃液が漏えいしていた
150リットル中のセシウム137は、再処理工場が海洋と大気に年間に放出する3 万2 千倍に匹敵

セシウム137だけで300兆ベクレルが行方不明

1 度目の漏れが判明したのは、1 月9 日に漏れはじめてから12 日後である。その間に、供給槽Aの液量の減少に気付きながら(12 日)、さらには15 日以降各種の警報が鳴り、漏えい部の受け皿でも注意警報が鳴っていたにもかかわらず、警報を無視し、廃液漏れではないと頭から決め込んだ。また、受皿に溜まった液体の調査もせず、シール水(設備内水)か冷却装置の凝縮水であろうと勝手に思いこみ、高レベル廃液とは考えようともしなかった。
これらは、漏れは起こらないという先入見に基づく廃液管理の実態を示している。
特に重要な漏れた廃液の量については、供給槽Aからの減少分で約150リットルにも達している。

供給槽内の廃液中のセシウム137の濃度は、3.6×109Bq/ml、すなわち36億ベクレ
ル/ミリリットルであり、150リットルでは36億ベクレルの15万倍、つまり540兆ベク
レルとなる。他方、受け皿に溜まったセシウム137は、濃度1.6×1010Bq/ml で16リッ
トルなので、256兆ベクレルとなる。そうすると、その差約300兆ベクレルのセシウム13
7が行方不明となっている。

これらはセルの床面にこびりついているかも知れないが、排気筒を経て大気中に放出されたものも多くあると考えられる。300兆ベクレルのセシウム137は六ヶ所再処理工場から海洋と大気に年間に放出される量1.7×1010Bq約1万8千倍にも上っている。今回漏えいした150リットル内のセシウム137は海洋と大気に年間放出するセシウム137の3万2千倍に匹敵する。いかに高レベル廃液が恐ろしい放射能かを如実に示している。

 

今回の漏えいはガラス固化の対症療法に伴って発生した
ガラス固化を直ちに中止せよ

今回の漏えいは、ガラス固化溶融炉に挿入したかくはん棒が曲がったことに端を発している。
溶融炉内に白金族が溜まったためにかくはん作業を行ったが、かくはん棒が大きくエル字形に曲がり、抜けなくなった。棒を抜くために、廃液を入れる原料供給器を外したが、そのとき廃液供給配管も途中の接合部分ではずさざるを得なかった。その残った配管の口にふたをしたところ、そのふたから漏えいしたのである
。これまでのさまざまな対症療法が、すべて裏目裏目にでて、トラブルを拡大している。その挙句の果てが、高レベル放射性廃液の漏えいとなったのである。
ガラス固化でこれだけの問題を起こした以上、もはやガラス固化は中止するしかない。

 

報告書が明らかにしているずさん極まりない原燃の廃液管理原燃に危険な高レベル廃液を管理させることはできない
原燃の技術の限界がはっきりした。国は再処理の事業指定を取り消せ

報告書の「9.再発防止対策」の記載内容は、ずさん極まりない廃液管理の現状を見事に示している。
以下、各項目にわたってずさんな管理実態をみてみる。(□内が引用、アンダーラインは引用者)

 

(1)まず、漏えい原因と推定している空気流量増大への「対策」を次のようにとるという。

(1)エアリフトのパージ空気流量の変動防止
エアリフトのパージ空気流量が大きくなったことについては、原因の特定ができなかった
が、想定される流量変動の発生原因に対する対策を図ることにより同様の事象の発生防止等を図る。

一度目の漏えい原因を、廃液を運ぶエアーリフト内の空気の流量が、通常よりも3 倍以上になったためと推定する。そのことを実物大模擬装置での実験(モックアップ試験)で確認したという。
しかし、なぜ空気の流量が3 倍にもなったのか。この肝心な点については、上記の通り、「原因の特定ができなかった」と認める。
ところが、原因は「特定できなかった」が、「変動の発生原因に対する対策」を図る、と記載す
るである。原因不明なものに対してどんな対策が取れるのか。書いていること自体が支離滅裂というほかはない。

 

(2)2 度も漏れた箇所への「対策」は、次のとおり。

(2)閉止フランジの取付け方法の見直し
・・・セル内の廃液等の系統に設置する閉止フランジの取付け作業を行う際には、万一の場合のことを考え再使用禁止等閉止フランジに廃液が移行することを考慮した取付け方法に見直しを行う。

現在の管理は万一の場合を想定していない。万一にも廃液が移行するとは考えていなかったから、フランジは「再使用」つまり中古品を使用したのであろう。今回の教訓として初めて「万一の場合」を想定するらしいが、今回の漏えいそのものが、原燃の姿勢を厳しく糾弾したのである。

 

(3)液量監視のルールさえなかったことへの対応

(3)重要な槽の液量変化監視ルールの強化
供給槽Aのような、高レベル濃縮廃液、不溶解残渣廃液、プルトニウム濃縮液を内包する貯
槽等については、現状実施している定期的な液量の記録に加え、監視制御盤におけるトレンドにより長期的な変動監視を行うことをルール化する。

プルトニウム濃縮液が含まれるような超危険な槽でさえ、変動監視を行なっていない。「記録」だけなのだ。「監視制御盤」がありながら、いまさら監視をルール化するというのは、何という杜撰な管理だろうか。

 

(4)異常事態に対処する方法が確立していなかったことへの対応

(4)通常とは異なる運転状況が発生した際の対応方法の改善
高レベル濃縮廃液、不溶解残渣廃液、プルトニウム濃縮液を内包する貯槽等からの漏えい拡大防止用の漏えい液受け皿については、注意報の発報等により液位上昇が確認された際の対応方法に対して改善を図る。
具体的には、漏えい液受皿の液位上昇に関連する槽液量等のパラメータを抽出するとともに、液位上昇が確認された際に関連するパラメータの評価及び監視を行うことを手順化する。

 

通常とは異なる状況が生じ、注意報が発報しても適切な対応をすることなく無視してきた。
また、受皿に漏えいした液が溜まっても、どこからの漏えいかを調べることを「手順化」して
いなかったことが「具体的に・・」以下から判明する。
今の管理では、漏えいしても、漏えいに関する槽液量等のパラメータ、関連するパラメータを
必ず評価することを決めていないのだ。
ここに書かれていることはすさまじいまでのずさんな廃液管理実態および原燃の安全軽視の姿勢である。
では、この「再発防止対策」をガラス固化セル内に限ってでも直ちに実施するのかと思えば、そうではない。9章のあとわざわざ次の10章を設けている。その内容がまた、原燃の体質を物語っている。

 

10 ガラス溶融炉の点検作業について
ガラス溶融炉の熱上げ作業を実施するにあたり、以下の処置を実施する。
・9章 再発防止対策のうち恒久対策以外の対策
(略)

 

「恒久対策」は実施せず、溶融炉の熱上げを優先させると明記するのだ。これだけの事を起こしておきながら、またもやスケジュール優先である。ガラス固化の中止こそ、「対策」である。
すさまじいまでのずさんな管理および安全軽視の姿勢が、今回の廃液漏えい事象を通じて明らかになったが、これは原燃に固有の普遍的な体質だと見なすべきである。このような原燃に高レベル廃液の管理を任すことができないのはいうまでもないが、それだけに留めることはできない。
原燃に再処理工場を動かす能力はない。国は再処理の事業指定を取り消すべきである。


東京電力 内部文書の存在 「福島の復旧は不可能」「死者は1000万人規模」

2011-09-10 23:24:51 | 原発・放射能

東京電力 内部文書の存在 「福島の復旧は不可能」「死者は1000万人規模」

 内部文書の予測のとおり、再臨海が起こった可能性!

378 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[sage]
投稿日:2011/09/08(木) 21:51:55.02 ID:cb4iBUou0 [2/2]
4月ごろ東電内部に出回ったという「福島の復旧は不可能」「死者は1000万人規模」との内容の文書は本当だったのではあるまいか



201 名前:名無しの心子知らず
投稿日:2011/04/28(木) 17:43:49.64

T電の方のお話ですが、書くのもためらわれるのですが書きます。
(判断はご自身でされてください。私も確かめてないので)
T電の社内では、福島第一の復旧は不可能という報告書が出回っているそうです。
内容は、すごく細かく書かれているそうなのですが、3月11日の燃料棒破損の時点で既に復旧は難しく、1ヶ月が経過してさらに破損が広がっているようです。
それと、放射能の広がりが早くて手の着けようがないとのこと。一番困るのが今後の見通し。



24 名前:名無し不動さん[]
投稿日:2011/04/30(土) 00:27:49.92 ID:/mM+vkeg

2011年5月~遅くとも10月内に第一原発の全ての機が再臨界を起こす可能性が90%を超える、その場合、年内に関東全域は人が住めない地域になってしまう、もし住み続けたら5年以内にいくつかの病気で1000万人以上が死んでしまうとのことなのです。

関東周辺の方は速やかに避難をさせるべきである、という内容だそうです。

T電の一部の方が、どうしてこの報告書を公表しないんだ、と役員さんに詰め寄ったらしいのですが結局公表されていないそうです。でも社内では密かに出回っているそうです。

その分厚いコピーの一部を見せてもらいましたが、なんだか泣けて来ました。

信じるも信じないも勝手ですが、そういう情報を隠していることが許せなくて。

私たちはどうしたらいいのか、、、哀しすぎます。

 

  

東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか

zakzakhttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110909/dms1109091222007-n1.htm

  http://blog-imgs-45.fc2.com/j/p/n/jpnx01/dms1109091222007-p1.jpg福島第1原発から約180キロ離れた岩手県奥州市で、同市が管理する前沢下水浄化センターの汚泥から、食品の暫定基準値を大きく上回る高濃度の放射性物質「ヨウ素131」が検出されていたことが9日、分かった。ヨウ素131はウランの核分裂で生まれ、半減期が8日と短いことから、検出日の直前に何かが起きた可能性があり、動揺が広がっている。

 奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。

 同市下水道課では「原発関係とは思いますが、原因は分かりません。いまは数値が下がるのを待つしかない状況です。市民から不安の声も寄せられ、取り急ぎ、肥料原料の出荷をストップし、最新の調査結果を待っています」と話す。次回は12日に採取し、14~15日に結果を公表するという。

 実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日~16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。

 都下水道局では「原因は分からない。2週に1回のペースで調査を続けており、数値の推移を注視している」(広報サービス課)。8月下旬に採取した汚泥の調査結果は、9月9日に公表するという。

 原発事故から半年近くたったいま、なぜこのような現象が起きたのか。元立正大学長で水環境科学が専門の高村弘毅氏は「ヨウ素131はウラン235の核分裂反応で生じ、半減期が短い。それが検出されたということは、その時期に新たに生成されたと考えるのが自然」と説明する。

 福島第1原発から排出された放射性物質が、ピンポイントで降り注いだ可能性も「ゼロではない」としながらも、「そうした事実が東電から発表されていない以上、明確な説明はつかない」と語る。

 夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。

 【ヨウ素131】ウランの核分裂で生成され、半減期は約8日。ヨウ素133(半減期約20時間)とともに原子力発電所の事故でもっとも注目される放射性物質。甲状腺に集まる特徴があるため、甲状腺がんなどを引き起こしやすい。チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故では大気中に大量に放出され、幼児に甲状腺がんなどの機能障害を発生させた。

 

速報、拡散! ●アメリカはフクシマ原発4号機につき警戒していますが、核分裂の際に放出されるヨウ素131が岩手、東京都内でも。フクシマ原発4号機で、新たに核分裂が起った可能性が大RT @burning_weedman 新潟でも、ヨウ素出てます

 


津波シュミレーション 【東海地震と東南海、南海地震が連動発生した場合…】津波は最大15m級!!

2011-09-08 21:54:29 | 原発・放射能

津波シュミレーション 【東海地震と東南海、南海地震が連動発生した場合…】

津波は最大で15メートル級!!

30年以内に87%の確率で起きると予測される東海地震と東南海、南海地震が連動して発生し、東日本大震災と同じマグニチュード(M)9・0となっ た場合、東海地方沿岸部を襲う津波の到達時間が、想定より最大で10分程度早まる可能性があることが、名古屋大大学院工学研究科(海岸工学)の川崎浩司准 教授らの調査で分かった。

津波の高さも、最大で想定の2倍近い15メートル級になる可能性が判明。国の中央防災会議は現在、M8・7とした3連動地震の想定見直しを進めているが、想定外だった東日本大震災を受け、想定の引き上げは必至。今回のデータは、新たな想定の目安の一つになりそうだ。

川崎准教授らは、駿河湾沖から高知沖の震源域のプレートが700キロにわたってずれ込み、3つの地震が連動してM9級の地震が起きたと想定。津波の速度や力を算出し、東海地方沿岸部への到達時間や高さなどをシミュレーションした。

~川崎准教授は「地震の規模が大きくなれば津波の高さと速度が増し、到達時間は震源から離れるほど想定より早くなる」と説明する。三重県伊勢市では3~5 分、愛知県伊良湖でも2~3分それぞれ到達時間が早まる。震源域に近く、到達想定時間が10~20分と最短の三重県尾鷲市と大王崎は従来通りだった。一方、津波の高さは最も高い三重県南部で10メートルと予測。想定の7~8メートルを上回った。ただ、今回の調査には津波の威力が増すリアス式沿岸部の詳細な地形データが反映されておらず、「地形を精査すれば、想定の倍以上になる可能性もある」(川崎准教授)という。~

転載元:atmc-Tokyo

http://atmc-tokyo.com/social_situation/3132/


福島に取材に行ったり、福島産の食物を食べて体調が激変!!

2011-09-06 21:23:46 | 原発・放射能

福島に取材に行ったり、福島産の食物を食べて体調が激変!!

 

柳美里(芥川賞作家) 7月20日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/93363762505060352
私は、なんでも食べます飲みます。どこにだって行きます。出されたものは、残さず食べます飲みます。でも、子供の口に入るもの厳選しています。東日本産の疑いのある食材・牛乳・水・調味料は子どもの口に入れず、外食もさせていません。微量だろうがなんだろうが、子供が内部被曝するのはノー!



柳美里(芥川賞作家) 7月20日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/93365300589899777
わたしの子どもは11歳。20歳まで、あと9年。9年は生きて書いて育てる責任がある。どこに行って、なにを食べて飲んでも、9年は生きられる。9年あれば、書きたいものを書ける。だから、なんでも食べて飲み、どこにだって行くのです。



柳美里(芥川賞作家) 8月8日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/100439395353624577
ご実家の福島市飯坂町の桃、届きました。5月に飯坂のフルーツロードで、桃や梨を摘花する農家の方々の姿を拝見いたしました。その姿を思いながら、頂きます。ありがとうございました。
http://twitpic.com/62t4go



柳美里(芥川賞作家) 8月8日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/100452893651509249
ふしぎだよね。福島に取材に行ったり、福島産の食べものを美味しいと言ったりすると、フォロワーが減る。わたしは、食べますよ。子ども、妊産婦、年齢に関係なく子どもを産む予定があるひとは、細心の注意を払ったほうがいいと言っているのです。わたしは、食べます。



柳美里(芥川賞作家) 8月12日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/statuses/102082887502934016
夕方発熱。たぶん同居男性の三叉神経痛が染ったんだと思う。拷問のような頭痛と吐き気。顔も痛い。目が押し出されそう、歯がこぼれ落ちそうなくらい、痛い……痛い……
http://photozou.jp/photo/show/857665/93371535



柳美里(芥川賞作家) 8月13日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/102087037024350208
痛い…痛過ぎる…43年生きて、最大の痛み…これ、何時間つづくんだろう…堪えられないかも…痛くて痛くて……



柳美里(芥川賞作家) 8月13日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/102088553319768064
痛みで全身あぶら汗…いま医者が目の前にいたら、泣いて痛みを訴えると思う。自分は痛みには強い、我慢強いと思ってたけど、これは駄目…痛い痛い痛い……Twしませんできません、何日か……



柳美里(芥川賞作家) 9月4日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110268715743969280
8月11日以降、痛み止め・吐き気止めの点滴や錠剤、解熱剤の座薬、精神安定剤や睡眠薬が全く効かず、頭と顔面に稲光が走るような、目と歯が全部脱落しそうな激痛に襲われつづけ……氷枕、額こめかみ顎の上に氷水タオル、両頬に保冷剤……食べ物・飲み物一切受けつけず、氷だけ舐める日々を過ごし……



柳美里(芥川賞作家) 9月4日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110270516337709056
43年間生きて、何度か死線をさまよったことがあるので、痛い、という感覚を解っているつもりでいましたが、未経験の、堪え難い痛みでした。



柳美里(芥川賞作家) 9月4日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110270713063149568
なにしろ、目に入るもの、耳に入る音(自分の声も)痛みに変換されるので、目を開けることができなかった。息子の「ママ、だいじょうぶ?」という声が痛くて、「お願いだから、しゃべらないで」と囁くことしかできなかった……



柳美里(芥川賞作家) 9月4日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110271198096658433
仰向けで目を閉じたまま寝返りも打てずに何日も何日も何日も……床擦れができました。


柳美里(芥川賞作家) 9月5日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110455512444833793
わなないて起きた。なんか一晩中わなわなしてた。最近、心臓が、おかしい。あんなに走ってたわたしが、病気後は駅まで歩くことができないんですよ。行きはなんとか行けても、帰りがね…マジ杖ほしい…急に30くらい歳とった感じ……


柳美里(芥川賞作家) 9月6日
https://twitter.com/#!/yu_miri_0622/status/110813581179756546
あんまり言いたかないんだけど、グアイガワルイ。昨日は、からだをタテにできなかった。今日は、タテにしたい。書かないと……


汚染瓦礫の焼却で、再びセシウムが降ってくる

2011-09-04 16:59:21 | 原発・放射能

汚染瓦礫の焼却で、再びセシウムが降ってくる

恐ろしい汚染瓦礫の焼却を許してはいけない!

日本中が汚染されてしまう!

 

フェアウィンズ・アソシエーツ、アーニー・ガンダーセンhttp://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/858.htmlより一部引用

日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。
キロあたりの放射線濃度が8000ベクレル以下ならばです。

これは1キログラム当たり原子核崩壊数が毎秒8000個です。
日本政府はその焼却許可をしようとしています。

アメリカであれば、放射性廃棄物として
処分して何千年も地中に埋めなければなりません。

ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えるというのです。
それだけではなく、もっと当惑させることがあります。
放射能汚染瓦礫を、他の瓦礫と混ぜる許可をしようとしています。

たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで、他の2つが未汚染ならば、
全部足して3で割ると8000ベクレル以下になり、焼却許可されます。

これを行えば、深刻な問題が生じます。

まず一つは、福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を
再び空気中に拡散させることになります。故意に!

福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、
瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。

別の地域の放射能の雲が、日本に災いをもたらし、
瓦礫を燃やす地域は、今は汚染がない状態または少ない状態でも
再汚染され線量が高くなるでしょう

その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、
もちろん太平洋を越えて、太平洋北西部にも届きます。

汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。
地面に落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。

また、地面に落ちた放射性物質が川に入り、
海に流れているという福島から比較的離れた地域のデータもあります。

福島原発そのものに注目が集まっている間に、実際に今は、
遠く離れた川が汚染され、海が汚染されているのです。

 

ガンダーセン博士 8月21日 がれき 焼却で 汚染拡大

 http://www.youtube.com/watch?v=LoEC7Tph9OM&feature=player_embedded

 


チェルノブイリ事故後、8000キロ離れた日本で関係者がドギモを抜いた放射能汚染の実態

2011-09-04 01:04:24 | 原発・放射能

チェルノブイリ事故後、8000キロ離れた日本で関係者がドギモを抜いた放射能汚染の実態

 

放射能はいらない(1/4)http://www.youtube.com/watch?v=-CeLnWq8rjs&feature=related

要約

このお茶は、放射能で汚染されている

1986年5月、
チェルノブイリの放射能は8000キロも離れた日本に到達し、
雨となってこのお茶の上にも降り注いだ。

その直後に測定したデータ

三重県わたらい茶の汚染値(Bq/kg)
(1986年5月7日)

セシウム137  118.5
セシウム134   62.9
ヨウ素131   925.9
ルテニウム103 129.6
ルテニウム106  32.2
合計      1,269.1

このうち、半減期の短い放射能のいくつかは減衰したが、
まだ、このお茶には200ベクレル近いセシウムが
含まれている。

 

放射能はいらない


円高のグルメブームを反映して、
今、私たちのまわりには
おびただしい量の輸入品があふれている。

国内メーカの食品にも知らない間に
輸入食品が使用されている。

チェルノブイリ原発事故以降、
日本はヨーロッパ諸国からの食品輸入を大幅に増やし、
あまい基準値と、抜け穴だらけの検疫体制によって、
大量の汚染食品が市場に出回ることを許してしまった。

厚生省の輸入検疫はまったくあてにならない。
自分たちの命と健康は自分達で守らなければならない。

数多くの市民グループが食品放射能測定を進めている。

フィンランド産のチョコレートから
キログラムあたり40ベクレル検出された

国産の半額程度で出回っているが、注意が必要。

イタリアからのスバゲッティは、
多いものは40ベクレル、ほとんど出ないものもある。

フィンランド産のピートモスは、
2000ベクレル程度検出されているので、
非常に注意が必要。


チェルノブイリ原発が放出した放射能は、
われわれのごく、身近なところに
その姿を現した。

これらの汚染食品は、人体にどのような影響を
及ぼすのだろうか。

例えば、国産の粉ミルクには、
オランダなどから輸入した乳糖が使用されており、
どのメーカのものでも、2、3ベクレルは汚染されている。

食品を選ぶことも、拒否することもできない
乳児にとって、この汚染値はどういう意味を
持つのだろうか。

⇒埼玉大学理学部、市川定夫教授。
ムラサキツユクサによる微量放射能の
研究で世界的に著名な遺伝学者である。

(市川定夫教授)乳児は大人の100倍ぐらい感受性が違うから、
         赤ちゃんが2、3ベクレルのミルクを飲んでいるということは、
         大人が2、300ベクレルの食べ物を食べているのと同じこと。

         胎児はもっと感受性がつよいため、
         放射能により傷つく度合いが大きいと、
         流産してしまう。

 

チェルノブイリの放射能はジェット気流に乗り、
わずか1週間で日本に到達した。

雨、大地、野菜、水道水、牛乳、母乳など日本国中ありと
あらゆるものが放射能で汚染された。

その中でも特に濃度が高かったのは、
ヨウ素131である。

千葉の雨水    13,300pCi
茨城のほうれん草 10,300pCi
福井のヨモギ   16,000pCi

8000キロも離れた日本で、
これほどの汚染値が検出されようとは誰も
予測できなかった。

測定値が壊れたかと思うほどの
放射能に数多くの関係者がドギモを抜かれたのである。

370Bq/kg = 10,000pCi

 

21)

05)

13)

私たちが知ることができるのは、ほとんどの場合食品に含まれるセシウムの汚染値だ。

25)

38)

だが、チェルノブイリ原発事故は、セシウムの50倍から100倍も危険だとされるストロンチウム90も大量に放出した。

47)

 

全文ソース⇒radiation01[1]輸入食品に含まれる放射能について解説……ドキュメンタリー「放射能はいらない」【動画&文字おこし1】

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65744745.html


被爆による健康被害まとめ(めまい、嘔吐、下痢、鼻血、口内炎、喉の痛みなど)

2011-09-03 06:47:27 | 原発・放射能

【鼻血,下痢,吐き気,赤い発疹などは大量被曝の症状】 すぐに病院にいき,カルテに記録を保存しておくことが必要

避難してきた人たちがみせていた体調の状態は,チェルノブイリ事故10年後にプリペットという町の住民が訴えていた症状ととてもよく似ていた。

これらの症状は,めまい,嘔吐,下痢,鼻血,口のなかに金属の味,脱毛,皮膚の赤い発疹で,これは典型的な急性放射線障害の兆候 http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20383501.html

  

 【警告】風邪の症状でも内部被爆の初期症状の可能性

 JCO臨界事故被曝の「健康実態の調査結果」を例に見てみます。
・・事故直後に吐き気、下痢、頭痛、全身倦怠、脱力感、めまい、のど痛、リンパ腺の腫れ、黒色便、食欲減退、口内炎、白髪増加等の症状が出ています。

元気だったのに、事故後少し動き回っただけで疲れてぐったりする状態になり、体重も51kgから47kgに落ちました。
  
特にリンパ腺の腫れが気になり、内科と歯科に行きましたが、原因もわからず、いらいらがつのっています。
  しかも10ヶ月後もそれらの症状が続いた上に、息切れ、むくみ、風邪が治りにくい、怒りっぽくなった、熟睡出来ない等の症状が新たに出てきています。

被爆症状とはどんなものなのでしょうか。
 
2.事故後1カ月以内の症状について
 
 3割以上の人が、事故後1ヶ月以内に何らかの自覚症状を訴え、
そのほとんどの人が2つ以上の症状を訴えています。
 
全身倦怠・疲れやすいと訴える人がもっとも多く、続いて、
のどの痛み、脱力感、頭痛、下痢、食欲不振
の順になっています。(図1)
 
また、被曝線量が高くなればなるほど、自覚症状を訴える人の比率が高くなっています。
 
1ミリシーベルト未満は26%、
1~10ミリシーベルトは36%、
10ミリシーベルト以上の場合は50%
 
と半数の人が何らかの症状を訴える結果が出ています。

 
 
 

3.現在の自覚症状
  
 調査した時点で何らかの身体の不調を訴えた人は、実に半数近く存在することが明らかになりました。
 
症状別にみてみると、「風邪を引きやすくなった」が最も多く、次いで咳・痰、「体がだるい」、眼精疲労、肩こり・首の痛み、頭痛、イライラの順になっています。
 
免疫機能の低下によって抵抗力が落ちた時に生じる症状が
相対的に多い点に注意
 
する必要があるでしょう。
 
現在の自覚症状(事故前からのものは除く)についても、事故1ヶ月以内の症状と同様、
被曝線量が高いほど多くの人が症状を訴えています。ここでも被曝線量との相関関係が示唆されます。
 
また現在の自覚症状の特徴は、被曝線量1ミリシーベルト未満及び1から10ミリシーベルトの場合でも、症状を訴える人の割合が高いことです。
 
 
  
急性放射線障害が既に多くの人に・・!!チェルノブイリ原発事故による周辺住民と同じような症状
  
既に多くの人達が同じ症状を発症している・・・
体調に異変がある方は比較してみてください。
 
一九八六年
 
1. アレクセイ・クリヴェノク(二〇才、「五月一日」コルホーズの労働者)
  
  四月三〇日
    医療担当者の指示に従い、放射能汚染に対する解毒剤を服用した。
    病人は衰弱し、動作も鈍っていた。ホイニキ中央病院に現れたときにも
   一回おう吐し、三日間便秘していた。
   尿中タンパクは、四・五グラム/リットルで、白血球数は、三六〇〇に
   低下していた。
 
  五月一日午前二時
     ホイニキ地区中央病院を、ボルシチェフカ村(三〇キロ圏の住民、
    アレクセイ・クリヴェノク(二〇才、「五月一日」コルホーズの労働者)が訪れた。
 
    彼は、全身衰弱、上腹部の痛み、口の渇き、おう吐、頭痛を訴えた。
 
    症状は、四月二八日吐き気と頭痛で始まり、三八~三九度の発熱があり、
    一晩に三~六回おう吐があった。
 
 五月三日
  ゴメリ州病院へ移された。患者の診療にあたった医師、M・V・コスによると、
  「患者はプリピャチ川の岸辺で二日間、日光浴と釣りをしていた。
  来院した際、肝臓あたりの放射線量は五から一〇ミリレントゲン/時で、
  甲状腺のところは一五ミリレントゲン/時にも達した。
  衣服は強く汚染されていた」。
 
  ホイニキ中央病院の副医師長V・I・コビィルコは、四月二九日ボルシチェフカ村
  で当人を診察している。そのとき、彼はすでに動作が鈍り、言葉も話すのも
  苦しそうだった。頭痛を訴え、何度もおう吐した。
 
 五月一日
  コビィルコは  病院で再び彼を診察することになった。急性放射線障害
  という診断は、だれにも疑いようのないものであった。患者のその後の
  運命は明らかでない。
 
 
2. レオニード・ルキヤネンコ(四七才、搾乳夫)
  
 五月二日午前二時
  同じくボルシチェフカ村から、レオニード・ルキヤネンコ(四七才、搾乳夫)が
  来院した。発病したのは五月一日で、吐き気、おう吐、全身衰弱、上腹部の
  痛み、心臓の痛みが現れた。
 
 
3. オリガ・クズィメンコ(四七才)
  
五月三日
  モローチキ村から、オリガ・クズィメンコ(四七才)が来院した。発病したのは、
  四月二八日で、吐き気、おう吐、急速な全身衰弱と下痢をともなった。
  病院でもおう吐した。吐き気、唾液の分泌、上腹部の痛み、下痢を訴えた。
  甲状腺の放射線量は、三〇〇〇マイクロレントゲン/時で、衣服や彼女の
  体からは二〇〇マイクロレントゲン/時であった。白血球数は三五〇〇。
 
4. 二・七才の幼児、マリーナ・ニコラエンコ
  
五月六日
  ポゴンノエ村(人口一五〇三人)から、二・七才の幼児、マリーナ・ニコラエンコが
  やってきた。この子の村も、汚染地帯にあった。唾液分泌の過剰と唇のむくみが
  観察された。口の中の粘膜、頬、唇にはおびただしい発疹が認められた。
  体温は三七・八度で、食べ物を受けつけなかった。五月六日、この子は
  州病院に移された。
 
5. ヤーニナ・バグレイ(四三才、ストレリチェボ・ソフホーズの搾乳婦)
 
五月六日
   ヴィソーカヤ村からヤーニナ・バグレイ(四三才、ストレリチェボ・ソフホーズの
  搾乳婦)がやってきた。彼女は、五月二日から六日まで、一〇キロ圏
 (チェムコフ村やウラースィ村の近辺)で搾乳に従事し、毎日一二時間
  その辺りにいた。
 
五月六日
  頭痛、めまい、吐き気がし、鼻出血があった。
  顔の皮膚や手の先が充血し、白血球数は三〇〇〇であった。
 我々が地区中央病院の記録保管室で探しあてた症例は全部で、
  第Ⅱ度の急性放射線障害七例、第I度の急性放射線障害例七五例であった。
 (中略) 
  三〇㎞圏住民避難の指導にあたった医師コビィルコは以下のように述べている。
  「五月四日から七日にかけて、五二〇〇人が避難した。私のみたところでは、
  一〇〇人を下らない人々が、急性放射線障害のあらゆる兆候を呈していた。
 白血球数の三〇〇〇以下への低下は、避難した人の三〇~三五%に認められた。
 三人に一人に、初期の反応(第I度の急性放射線障害の兆候)が観察された」
 
 
 
「最初に下痢がはじまります」肥田舜太郎、被曝について語る
既に、東北の人達は下痢が始まっている。被爆の最初の症状です。
 
これは、薬をつかっても止める事ができないのです。
 
現在、元気な人も含め、放射線の病気が始まってくるのは、
この秋から来年の春にたくさんでてくると思われる。
 
しかし、下痢になったことを今の医学で証明する事ができない。

理由は、放射線のつぶは、定規の1ミリの60億分の1である。

これが体の中に入って悪さをする。
細胞の中のさらに、60億分の1のところを今の医学では、
みつける方法がないのだ。
 
 
 
 
【対策方法】放射線内部被曝の初期症状:喉痛み,ドライマウス,鼻血,下痢,せき,微熱,声がれ,皮膚の痒みが出たら
口の中や食道、胃腸など消化器の粘膜は、皮膚よりも放射線の感受性が強く、低い線量で粘膜炎を起こすことがあります。


現在関東を中心に、喉痛み,ドライマウス,鼻血,下痢,軽いせき,微熱,味覚異常,嚥下痛,声がれなどの症状を訴える人が増えているようですが、放射線治療を行った際にも同様の副作用が起こやすくなるそうです。

要するに、これらの症状は、内部被曝の初期症状です。

また、被曝後数ヵ月後にこれらの症状が出ることもあるそうなので要注意です。。
主な後遺症(晩期障害)の症状と対応策
放射線による主な後遺症(晩期障害)の症状と対応策.jpg
http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20364726.html

乳幼児の内部被曝は、外部被曝の50万倍相当の大量被曝をしたことになる【甲状腺ガン】

・・・放射線医学総合研究所が原発事故後の3月25日に出していた「甲状腺等価線量評価のための参考資料」と題するペーパーだ。
これは、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質を体内に取り組んでおきる「内部被曝」についての資料で「3月12日から23日までの12日間、甲状腺に0.2マイクロシーベルト/時の内部被曝をした場合(甲状腺等価線量)どうなるかを示している。

そのデーターは、恐るべきものだった。

「1歳児(1~3歳未満)⇒108ミリシーベルトの被曝」
「5歳児(3~8歳未満)⇒64ミリシーベルトの被曝」
「成人(18歳以上)⇒16ミリシーベルトの被曝」


なんとたった0.2マイクロシーベルトの内部被曝をしただけで乳幼児は100ミリシーベルト超に相当する大量被曝をしたことになるという。

6/3、文部科学省はいまさら浪江町の積算線量を訂正しました
1万120マイクロ⇒⇒73万マイクロ

(73ミリシーベルト)
☛【隠蔽工作】浪江町で積算73ミリシーベルト 文科省が計算ミス【また後出し】
http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20365010.html