脱原発・放射能

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遺体は完全に炭化 【フランスのマルクール原子力施設で爆発】

2011-09-15 19:16:30 | 原発・放射能

遺体は完全に炭化 【フランスのマルクール原子力施設で爆発】

フランス南部の核施設爆発で、地元消防が立ち入り規制区域設定。仏紙フィガロ(電子版)報道。
2011/09/12 22:09 【共同通信】


仏核施設、爆発後に火災発生、沈静に向かっていると仏電力広報担当者。AP通信報道。
2011/09/12 22:24 【共同通信】

34 : 名無しさん@涙目です。(兵庫県) : 2011/09/12(月) 22:36:41.06 ID:qR18/LTg0 [1回発言]
>爆発は12日正午前に発生。核廃棄物を熱で溶かす溶融炉内で起きた。
遺体は完全に炭化しているといい、爆発のすさまじさを物語っている。

 

フランス南部の核施設で爆発したのは溶融炉。
放射性廃棄物を溶かすための炉。
ロイター通信報道。

http://www.47news.jp/news/flashnews/


フランスのマルクール原子力施設で爆発、放射能漏れリスク-TF1
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920017&sid=alorHmXxc9Cw

 9月12日(ブルームバーグ):フランスのマルクール原子力施設で爆発があったと、
民放のTF1が消防署員らの情報としてウェブサイト上で報じた。爆発は炉内で発生し、
放射能漏れのリスクがあるという。

 

 

仏核施設爆発:仏環境相が現地で安全性強調 原因は示さず

会見するコシウスコモリゼ仏環境相=2011年9月12日、AP

 【パリ福原直樹】フランス南部マルクールの低レベル核廃棄物処理施設で12日起きた爆発事故で、仏のコシウスコモリゼ環境相は同日、現地を訪問し、「放射性物質の漏出はない」と安全性を強調した。だが仏原子力庁(CEA)など仏当局は事故原因や、作業場からの放射能漏れに関する防止体制などを示しておらず、今後、仏政府は詳しい説明を求められそうだ。

 現場を訪れた環境相は、犠牲者家族との面会後、「施設の内外で放射線は検知されておらず、心配ない」と強調。一方で、事故原因については「分からない」と述べた。環境相によると、現在、仏原子力当局や警察が原因を調査中という。

 事故は現地時間の12日昼ごろ発生。仏電力最大手・フランス電力公社(EDF)の関連会社が運営する施設で、金属などの核廃棄物を溶融する際、爆発が起きた。死亡した作業員は全身を焼かれ即死状況で、他の作業員1人も「重篤(じゅうとく)状況」(CEA関係者)という。

 事故後、仏政府やEDFなどは「被害者には放射能汚染はなく、原子力事故ではなく産業事故だ」「作業現場の放射線レベルは非常に低い」と強調。周辺の土壌などの検査はするが「事故による環境への影響はない」としていた。

 だがCEA関係者は事故直後、毎日新聞に「低レベルの放射能漏れの危険性がある」と説明。また12日付フィガロ紙(電子版)によると事故のあった溶融炉は12年前の稼働時から、仏当局が「従業員の保護対策が不十分」と指摘していたという。同紙によると、溶融炉は金属などの核廃棄物を1600度で溶融、廃棄物処理のために体積を縮小するのが目的という。

 一方、AFP通信によると、隣国イタリア政府幹部らは事故に関し、「隣国の核施設が事故を起こした際は我々も(被害に)巻き込まれる」と発言。「状況を注視している」と、核施設の脆弱(ぜいじゃく)さに懸念を示した。またグリーンピースなど環境保護団体は「周辺住民に事故状況を即刻、通報すべきだ」と核関連事故での情報の透明性を求めた。

 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110913k0000e030030000c.html

 

フランス:核廃棄物施設で爆発 1人死亡、4人重軽傷

【パリ福原直樹】フランス南部ガール県マルクールにある低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」の溶融炉で12日午後0時半(日本時間同午後7時半)ごろ、大きな爆発が発生。炉の近くで作業をしていた施設職員1人が大やけどで死亡、4人が重軽傷を負った。遺体は完全に炭化したが、放射性物質は検出されていないという。

 仏原子力安全当局は過去数回、セントラコの運営会社に「(管理面などに)厳格さが足りない」との注意を与えていたといい、今回も人為ミスの可能性が取りざたされている。

 原子力安全当局は「極めて低レベルの放射性物質が出た恐れがある」としながらも、爆発から約3時間半後には「事故は収束した」との見解を示した。仏原子力庁は、施設外への放射性物質の漏えいはないとしている。

 現場は日本人観光客も多い観光地アビニョンから北約20キロ。

 現地からの情報によると、爆発は低レベルの金属製核廃棄物約4トン(約6万3000ベクレルに相当)を溶融炉で溶かす過程で発生溶融炉は建屋内にある遮蔽(しゃへい)された空間に設置されており、爆発で遮蔽壁が吹き飛んだものの、建屋自体に大きな損傷はなかったという。火災は、発生から約30分後に鎮圧された。

 セントラコは1999年に設立され、仏電力公社と仏原子力大手アレバ社が共同出資したソコデイ社が運営。国内の原発から発生する低レベル廃棄物の35%を受け入れている。

毎日新聞 2011年9月13日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110913ddm001030057000c.html

 


 

マルクール原子力地区 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%9C%B0%E5%8C%BA

衛星写真。モザイクがかかっている!www
http://maps.google.co.jp/maps?q=44.143333,4.709444&ll=44.14289,4.704337&spn=0.022604,0.04446&t=h&z=15&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,0


マルクール原子力地区はフランス原子力庁の関連企業体である持株会社アレヴァの下で運営されている。
マルクール地区は原子爆弾製造に必要とされた研究施設として設立された。CEAマルクールで天然ウラン黒鉛ガスを完成させる。
現在のマルクール地区では多くの核事業を行っている。
各種事業はコジェマの下で、MOX燃料の生産、放射性廃棄物の管理、使用済み核燃料の保管およびその他を行っている。
1995年以来、MOX燃料の一種であるMeloxの少量生産が始まる。


現施設
フェニックス:高速増殖炉実験用原子炉
アタランタ(fr:Atalante (laboratoire)):高レベル放射性廃棄物の管理に関する研究所。
Melox(fr:Melox):MOX燃料の製造工場。
Centraco(fr:Centraco):放射性廃棄物の処理・調整センター


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