脱原発・放射能

利権によって動かない組織、我々の力で変えて行こう

福島原発事故後の心臓の痛み、心臓のドクドク、心臓異常に関するツイートまとめ(2)

2011-08-15 21:48:54 | 原発・放射能

福島原発事故後の心臓の痛み、心臓のドクドク、心臓異常に関するツイートまとめ(2)

 

katuyuk 克将 心臓痛いんで、病院いって、心電図とってもらったら・・・異常なし。正常~ まさかのコレ・・心因性www

2011.05.30 11:56 twitter

 

blanche000 ツバキ おおう…心臓あたりが痛い…

2011.05.30 12:01 twitter

 

badapple_39 みくたん 最近不整脈っぽいな、しかも心臓痛いし…なんか嫌だなぁ

2011.05.30 12:23 twitter

 

tl140 心臓痛い 内臓はきたい

2011.05.30 12:25 twitter

 

donkoi_yahoo ストレッチンマ@無自覚ろらら  心臓痛いや

2011.05.30 12:27 twitter

 

rarara0912 あくナリ州´∀`) @replicaabyss つらいですよね、、、!リアルに心臓がね、痛いです、、、前髪かき分けてチュッて、したいです坂田が。

2011.05.30 12:28 twitter

 

yu0p0 ゆうじだよ。え?知らないの? やばいまじ胃から心臓にかけて痛い。どうして俺はいつもこうなのか‥。

2011.05.30 12:31 twitter

 

F6N66 HATI  えっ 待って おかしい 心臓がすっげ痛い… え うわっ

2011.05.30 12:33 twitter

 

sep20 あさぎ  なんか心臓のあたりが微妙に痛い…

2011.05.30 13:28 twitter

 

yuna2718 沙凪  なんか心臓が痛い……。

2011.05.30 13:26 twitter

 

hinomori_tei 緋之森@電子の海を泳ぐ鯛焼き なんだろ?心臓痛い。。。

2011.05.30 13:27 twitter

 

o_km おねえちゃんっ、おねえちゃん! 心臓が痛いね…


福島原発事故後の心臓の痛み、心臓のドクドク、心臓異常に関するツイートまとめ(1)

2011-08-15 21:36:42 | 原発・放射能

福島原発事故後の心臓の痛み、心臓のドクドク、心臓異常に関するツイートまとめ(1)

 

akazaru Masaru A @tokaiama 自分が当てはまるのは以下の項目です。・4月位からずっと喉が痛い・頭の右側に鈍い痛みが続く・耳の周りがズキズキする・首が痛い・手の指先の痺れが続いて痛い・突然心臓がドクドクッと鳴って胸が苦しくなる事がある・骨が痛い@千葉市民

2011.05.22 06:55 twitter

 

kasmario KAS すっげー心臓ドクドクいってんだけど俺今日なんかあんの 寝不足だからかな

2011.05.06 13:51 twitter

 

KamataMasahiko 水樹奈々 心臓が痛い 息ができないくらい痛かった(涙)

2011.05.30 13:02 twitter

 

nana__mizuki 団長水樹奈々 (ナオ) たまにあります… RT @KamataMasahiko: 心臓が痛い 息ができないくらい痛かった(涙)

2011.05.30 13:04 twitter

 

XIIICHXIII Cheeyeah とりあえず、寝よ。 心臓どくどくしてるけど、へいきかな。なんかこわい

2011.05.13 00:46 twitter

 

masumasumas ます 4月入ってから、急に心臓あたりがチクッと痛くなるのが続いてるけど、気のせいだと思っておきます。

2011.04.30 20:06 twitter

 

alohaHawaii629 なっこ  @rikky327 完全に、4月疲れぢゃないですか~(´Д`)。。うちの妹、心臓痛いらしく、新入社員も、きてますね。

2011.04.27 19:54 twitter

 

kayokofujimori 藤森かよこ  う~~心臓が痛い。疲労がたまってるな。3月11日前も、3月11日以後も、きつかったもんな。でも被災した方々のこと思えば、こんなことどうでもいい。ちゃんとトイレの水は出る。こんな大きな震災に原発事故だもの、落ち着くのに数年かかって当然なんだ。

2011.04.15 00:09 twitter

 

takashi_ro 高城@パソ禁  今日一日まじで心臓痛い こんなずっと痛いん初めてやねんけど

2011.04.26 18:20 twitter

 

rea_red811 レア ずっと心臓痛いんだけどどうしたらいい

2011.04.27 20:51 twitter

 

renkun_bot 木ノ下蓮哉  知ってた? オレ、ここんとこずっと心臓痛いの

2011.03.08 01:20 twitter

 

nanaicozue 南々井梢  心臓?心臓的な場所が痛いー。今日ずっと痛いー(T-T) ズキズキと脈打つように痛む。心臓痛いとかいってほんとヤダ。怖い怖い((゜Д゜ll))だれかー。

2011.03.08 20:26 twitter

 

acid_liquid_aid 丼 ところで4月になったら心臓痛い

2011.04.01 08:46 twitter

 

gurugurulu るー  とりあえず心臓がすごい痛い。通話してたらこんな時間になってた、寝ようかな

2011.05.30 05:47 twitter

 

d_out102106718_ ダウト大好き  左の心臓が痛い(>_<)病院行くべき?

2011.05.30 08:21 twitter

 

11ginyu 銀由 学校ついたー!なんか心臓らへんが痛い..... 深呼吸できねぇ! (*゜ロ゜)ハッ!!まさか、これが..... 体育を休めというお告げか?!

 

riki_atom オオノリキ  なんか心臓のあたりが痛いんだが何これ。。

 

yumekaizokuou 夢は海賊王。 朝から心臓?肺?痛いんだけど!息するとズキッてくる(;_;)痛すぎて意味深にバファリン飲んだ(笑)

2011.05.30 09:03 twitter

 

yanagiyaikkin 柳家 一琴  何だろう・・・心臓の辺りが痛い・・・ちょっと横になります。

2011.05.30 09:06 twitter

 

k0107s ぉ嬢w  病院なう。心臓痛い、息苦しいなう。でも別にそれで病院に来たわけではないw

2011.05.30 09:27 twitter

 

aiutan -aiuta-@笑顔で乗り切ろう!!!  心臓がめっちゃ痛いのだが(/TДT)/あうぅ・・・・

2011.05.30 09:53 twitter

 

roooockv ゆこ 授業なーう。心臓ら辺がじんわり痛い

2011.05.30 11:27 twitter

 

phantom11600 神聖ツバイハンダー うー、心臓痛い・・・

2011.05.30 11:41 twitter

 

 

 


セシウム137による不妊化、心疾患、心不全をはじめとする人体への影響まとめ

2011-08-15 21:29:43 | 原発・放射能

セシウム137による不妊化、心疾患、心不全をはじめとする人体への影響まとめ

 

要約:
香港中文大学・生物医学学院のリー・ティンラップ准教授は、セシウム137によって歩行が困難になったり、不妊の原因になると発言。
岡山大学・農学部の清久正夫やギルマンらの発表からも、セシウム137に不妊化の効果があることは間違いないといえる。
NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」理事の河田昌東は放射性セシウムの内部被曝によって心臓血管系疾患が発生すると発言。
一方、長崎大学大学院の山下俊一はセシウム137による癌は一例もなく、ヨウ素の方が問題というスタンス。

不妊化:
(2011.3.23)香港中文大学・生物医学学院のリー・ティンラップ准教授『「セシウム137は何百年か消えない。被ばくするとけいれん、不随意筋萎縮を起こし、歩行できなくなる恐れがある。また、不妊の原因にもなる。』
http://theearthnews.jp/daily/2011/03/post-406.php?page=2

(1973.4.3)岡山大学・農学部 清久正夫、佃 律子による『セシウム137によるミカンコミバエの不妊』
(セシウム137によってミカンコバエの完全不妊化を実現できる)
(セシウム137によって癌が引き起こされなかったとしても、不妊化を引き起こす点には注意が必要。)
http://157.1.40.181/naid/110001081006

(1992)ギルマン『不妊虫放飼法による北アフリカのラセンウジバエ根絶防除』
『137Cs線源からのガンマ線で75Gyの線量を照射して不妊化』
『不妊虫放飼法によって米国とメキシコのラセンウジバエが成功裏に根絶されたことは、放射線の農業利用として特筆すべきこと』
『不妊虫放飼法は害虫を大量増殖し、これに放射線を照射することにより不妊化し、野外に放して野生虫と交尾させ、その子孫を絶やす方法である。』
『その後、この不妊虫放飼事業はメキシコに引き継がれて、1991年にはメキシコでの根絶が宣言され、現在さらに南の中米諸国で続行中である。』
(害虫の駆除方法としては、画期的なものとされているが、問題は類似した効果が人間にももたらされてしまう危険性。)
(人間の場合、どの程度セシウム137を照射されると不妊化してしまうかは分からないが、非常に気をつけるべき放射性物質であることは間違いない。)
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/020089.html

(5.18)現在、チェルノブイリ原発から西へ約70km離れたウクライナ・ナロジチでは、チェルノブイリの事故当時、子どもや胎児だった人が、出産の時期に当たっており、不妊と流産が深刻な問題になっている。
チェルノブイリ原発から西へ約70km離れたウクライナ・ナロジチ地区の学校「うちには健康な子供は一人もいません」
「チェルノブイリの事故当時、子どもや胎児だった人が、あれから25年経ったいま、ちょうど出産の時期に当たっています。先日、ウクライナの医師で、作家でもあるユーリー・シチェルバクさんが京大原子炉研で講演されたのですが、『生殖系に対する影響が大きく、不妊や流産などが深刻な問題になっている』
(これだけの事実が揃いながら、ナロジチやベラルーシよりもはるかに深刻な汚染状況にある福島県民が、いつも通りの日常を送っている。酷い悪夢を見ているような気がしてくる……)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4858?page=4

ウクライナはセシウム137への対処が遅れた
『チェルノブイリ事故が起きると,ソ連保健省はソ連の法令に従い,食品と飲料水に関する暫定許容レベル(TAL)を1986年,1988年,1991年に定めている2,3.1993年はウクライナ放射線防護委員会(NCRPU)はTAL-93を発表した.しかし,ウクライナ政府の各省はその数値に同意せず,いまだ保健省によって承認されていない』
『1997年,ウクライナ保健省は食品と飲料水中のセシウム137とストロンチウム90に関する新しい許容濃度(AL-97)を承認した』
http://goo.gl/UlOuG

ミトコンドリア破損による心疾患:
NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」理事の河田昌東『心臓血管系疾患は、およそ2倍に増えている。この多くは放射性セシウムの内部被曝による影響です。最近の研究で、セシウムは体内に入ると心臓にもっとも濃縮されることがわかっています。心臓は鼓動することによってエネルギーを消費するわけですが、その細胞の中にはエネルギーを生み出すミトコンドリアという細胞内構造物がたくさんあります。セシウムはこのミトコンドリアの機能を破壊することがわかっている。その結果、子どもだけでなく大人にも心臓血管系の病気が増えているのです』
http://goo.gl/JPnyQ

(2011.6.30)NHK『震災後 心不全の患者3倍超』
『東北大学病院で、東日本大震災後の1か月間に受け入れた心不全の患者が震災直前の3倍を超え、そのほとんどが震災による精神的なショックや避難所や仮設住宅での不自由な生活が原因とみられることが分かりました。』
(セシウムによる心不全、心疾患という可能性もあるのでは……)
http://goo.gl/OQmkn

(2011.6.29)from20110113『チェルノブイリでセシウムが心臓に作用すると発表した科学者は投獄された。セシウムは筋肉だけでなく、心臓に行く。』
http://goo.gl/d5WqP

(2011.4.4)六号通り診療所所長のブログ『筋肉に蓄積したセシウムが、
長期間そこに留まり放射線を出すことによって、
筋肉由来の癌が増えたり、
また心臓の筋肉に影響を与えることにより、
心筋の障害を起こしたりする、
という可能性が考えられます。』
http://goo.gl/NA7SB

影響を与える摂取量と安全基準:
(2009)ヤブロコフ博士『1キログラム当たり50ベクレル以上のセシウム137を体内に取り込んだ子どもには、各器官(心臓血管系、神経系、内分泌系、免疫系、腎臓、肝臓、眼など)に病変があると言う証拠がある。』
((p304(18))There is evidence that incorporation of 50 Bq/kg of Cs-137 into a child’s body can produce pathological changes in vital organ systems)
(Chapter IV. Radiation Protection after the Chernobyl Catastrophe)
http://www.neuro.fsu.edu/~dfadool/ChernobylReport.pdf
http://goo.gl/XwCcd

(2011.4.20)SAMASAKI『BELRAD研究所における子どもの内部被爆では、体重1キロあたり20ベクレル以下を安全な基準としている(大人の場合、50Bq/Kg以下)』
『体内へのセシウム137の蓄積は、94%は食品から、5%は飲料から、1%は呼吸からからであった』
『チェルノブイリから22年経過して分かったことは、汚染地区における人の放射線量の限界は1mSv/年であるというものだ(地域内で汚染された生産物をどうしても摂取せざるを得ないため)』
http://goo.gl/fLPyV
http://goo.gl/RkwBY

(4.13)中鬼と大鬼のふたりごと『基準値比較:発表されているヨウ素131とセシウム137の数値を並べてみた』
(4ベクレル=ドイツ放射線防護協会が提言する乳児、子ども、青少年に対する安全基準(食品・飲料全般))
(7.4ベクレル=アメリカの安全基準(水))
(10ベクレル=WHO安全基準)
(200ベクレル=日本の3月17日からの放射性セシウム暫定基準(水と牛乳・乳製品))
http://goo.gl/8i3ZD

(2011.5.12)Infosecurity.jp『ドイツ放射線防護協会、1kgあたり8ベクレル以上のセシウム137を含む飲食物を摂取しないことを推奨』
『日本の野菜・穀物・肉類のセシウム規制値は500ベクレル(Bq)/kgとドイツの成人の約8ベクレル(Bq)/kgと比べて極めて高い基準である。』
『放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、汚染の可能性のあるサラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念することが推奨される。』
『乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4ベクレル(Bq)/kg以上のセシウム137を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。』
(日本では、ドイツ放射線防護協会の提言する基準の約60倍の量のセシウム137を含む野菜・穀物・肉類が流通している可能性がある。)
http://bit.ly/joWtv1

(6.6)eatyasou『ウクライナ政府は内部被ばくを考慮し、1997年に基準値を改訂した。セシウムでは、飲料水2ベクレル/Kg、野菜40ベクレル/Kgである。それに対して日本の暫定基準値は飲料水200ベクレル、野菜500ベクレルである。大きな違いである。そして暫定基準値以下は市場に流通させている。(参考:「神奈川の野菜は大丈夫」の記事で紹介した許容値は野菜20ベクレルです。)』
http://eatyasou.exblog.jp/13725446/

ウクライナ保健省(AL-97)の安全基準
(野菜=40ベクレル、魚=150ベクレル、ミルク=100ベクレル)
http://goo.gl/UlOuG

セシウム137の欧州連合(EU)基準では乳製品で1000ベクレル、その他食品で1250ベクレルの許容限度
http://theearthnews.jp/daily/2011/03/post-406.php?page=3

生物濃縮:
『主に軟組織に広く取り込まれ分布し、生物濃縮により魚食性の高い魚種での高い濃縮度を示すデータが得られている』
(セシウム137も生体濃縮によって被害が加速する可能性)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0#.E7.94.9F.E7.89.A9.E6.BF.83.E7.B8.AE

関連情報:
チェルノブイリ原発事故では『広島の原爆の約600発分もの放射能(セシウム137)がばらまかれたと言われています。』
http://www4.ocn.ne.jp/~hope/tyerunobuirigennpatujiko.htm

楽観論:
(2011.3.28)長崎大学大学院の山下俊一『半減期が30年の「セシウム137」は、体内に入ると筋肉へ行きます。ただし、チェルノブイリの症例を見ても肉腫など筋肉のがんは1例もありません。この点からも、注意しておくべきはヨウ素といえます。』
http://d.hatena.ne.jp/maachang/20110328/1301288420

(2011.4.6)日経メディカル、山下俊一教授『放射性セシウム汚染で疾患は増えない』
『地域住民は現在でも放射性セシウムに汚染されたキノコや野菜を摂取しており、彼らはいまだに500~5万Bqの内部被曝を受けている。にもかかわらず、放射性セシウム汚染地域での追跡調査の結果では、何ら疾患は増えていないという。「放射性セシウムについてわれわれは強い懸念はしていない」と語った。』
http://goo.gl/kd5ZE

 

 

 

転載元:NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901


福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(3)

2011-08-15 21:23:09 | 原発・放射能

福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(3)

 

rina8singer8ldp 谷口りな LENA TANIGUCH もう関東地方の妊婦さんの死産もすごく増えてるみたい。大阪も数値高いし、他人事じゃない。“@hidero_o: @rina8singer8ldp 最初の奇形児が確認された瞬間、被曝を理由に婚約破棄とか差別が起きるよ。”

2011.08.14 10:23 twitter

 

Koettbullar 肉 団子 よく原発擁護派が放射能で奇形児は増えないという理由が、どうやら死産流産するから生まれない、というものらしいんだよね。RT @hanayuu 『福島で「胎児が母親の胎内で突然死」するケースが複数発生 』低気温のエクスタシーbyはなゆー|http://t.co/hAzmr4w

2011.08.11 10:20 twitter

 

navizo navizo ◆事故後汚染地域の子ども達に起きている健康障害→髪の毛が伸びない・繰り返す中耳炎・胸部痛・心臓痛・胃腸痛・傷が治りにくい・皮膚トラブル ◆ベラルーシでは健康に問題のない子は2~3割しかいない。 ◆心臓病・心筋梗塞などによる突然死の急増。~野呂美加さんのお話より~

2011.08.01 15:39 twitter

 

tokaiama 東海アマ管理人 東北大学医学部で、311以降、心筋梗塞などの循環器系突然死がそれまでの三倍になったようだ

2011.06.29 16:33 twitter

 

(2011.6.29)NHK『(東北大学病院で)震災後 心不全の患者3倍超』
『東北大学病院によりますと、震災直後の1か月間に受け入れた心不全の患者は29人に上り、震災直前の1か月の3倍以上に上っていました。このうち28人について病院は震災の影響で発症したと診断しました。その後も震災の影響で心不全を発症したみられる人は増えていて、震災後の3か月間で合わせて38人となりました。』
http://www.nhknews.jp/news/0629_0507_1_shinsai.html

 

hanayuu はなゆー(私を愛したメタボ) 『「富山SAVEふくしまチルドレン」発起人が34歳で急死』低気温のエクスタシーbyはなゆー|http://t.co/P2fezNk

2011.08.14 17:04 twitter

 

(2011.8.12)富山SAVEふくしまチルドレン『妻、真樹子の遺志』
『「富山SAVEふくしまチルドレン」は妻、高畠 真樹子、享年32歳(看護師・保健師・ケアマネージャー)のちょっとした疑問から生まれました。

「山菜を食べちゃダメ、米を作っちゃダメ、畜産関係は移動しなさい。それより人の子供の命の方が大切だし、影響は大きいと想うけど・・・」
4月下旬に妻の独り言みたいに話した言葉がきっかけでした。

5月になり、二人で飯館村等の放射能濃度の高い地域に行き、状況を見て、またニーズ調査をして「子供達疎開」の発想が生まれました。』
『私達夫婦は、何度となく福島県に行き現地で面談相談説明会やface to faceによる個別面談相談会を開催して、富山県に帰れば、各地方行政・各企業・各団体等との調整や説明に走り回り、7月になると受け入れで富山県内全域を走り回る忙しさでした。』
http://blogs.yahoo.co.jp/toyama_save_fukushima_children/archive/2011/08/12

 

YUKARING1222 YUKARI(・∀・)1222 20キロ圏内に入って保護活動をされてた知り合いの方が急性白血病で亡くなられてしまいました。本当に悲しいです。突然すぎて…。ご冥福をお祈りいたします。

2011.08.14 09:30 twitter

 

tsyk_ntk_m tsyk_ntk_m なんかここ数日、福島にいたor行った若い人が突然死のニュース多くない…? RT@hanayuu 『「富山SAVEふくしまチルドレン」発起人が34歳で急死 』低気温のエクスタシーbyはなゆー|http://t.co/yM86GKk

2011.08.14 21:06 twitter

 

(2011.8.14)Junna『それまで健康だった人の突然死、出産前の死亡や死産のツイートが増えた気がします。』
http://predictfuture.blog38.fc2.com/blog-entry-148.html

 

mikonikoeco ☆美湖 ミコ☆ @hanayuu 私の知り合いのアーティストも40歳で心筋梗塞で急死されました。茨城で野外ライブを行なっているのを見たのが最期です。

2011.08.13 09:00 twitter

 

tokaiama 東海アマ管理人 低線量長期被曝の影響が顕著になるのは半年後、そろそろ。最初にリンパがやられ白血球減少、生殖腺にセシウム蓄積、生殖遺伝子が破壊される。血管内被曝の累積により脳梗塞・心筋梗塞による突然死が激増。飛蚊症や白内障が激増。メカ不明だが糖尿病が激増することも知られ、あらゆる病気が数十倍に

2011.07.27 06:30 twitter

 

 


福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(2)

2011-08-15 21:15:53 | 原発・放射能

福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(2)

FOL_HIROSHI 小林博 地元ローカルTVで信大病院での会見の様子が報じられており、松田直樹選手は心筋梗塞だと発表されたそうです。通信社は、人工心肺装置により血液の循環を維持しているが、厳しい状態だと。家族からの手紙で温かく見守って欲しいと。ただマツの快復を祈る!

2011.08.02 18:50 twitter

 

ReyTissy Rey-Tissy @hanayuu 自分も松田選手が倒れた日に狭心症の発作が出てから、心臓の調子悪いです。心臓系で急死されてる方々が同年代なので不安です。

2011.08.13 10:01 twitter

 

takesato9 竹里 居 @sudan0312 @KinositaKouta @shunsoku2002 大人で、もともと何かの病気にかかっていたり、弱っているとダメージを強く受ける。それから、働き盛りで殺人的なスケジュールをこなしている人も気をつけた方がいい。ここ2~3ヶ月でそういう知り合いの急死が3人

2011.07.11 01:21 twitter

 

tokaiama 東海アマ管理人 @hanayuu ハナちゃんよ、福島事故後二ヶ月でオラの人口三千名の里で10名以上死亡、新潟の親戚4名死亡、そこらじゅうで葬式、たぶん全国で死者が激増のはず、調べてちょ

2011.05.06 20:53 twitter

 

nikkeitter 日経ったー 東電、40代の男性社員1人が体調不良訴え 心筋梗塞の可能性 http://s.nikkei.com/jeGo1Y #nikkei

2011.06.09 13:25 twitter

 

hanayuu はなゆー(私を愛したメタボ) 急性心筋梗塞の「松村邦洋」さんは意識を回復していない模様 http://kitamakura.seesaa.net/article/116134450.html

2009.03.24 09:27 twitter

 

hanayuu はなゆー(私を愛したメタボ) 【これはひどい】 <福島第1原発>作業員の搬送に2時間…心筋梗塞で死亡か (毎日新聞) - Yahoo!ニュース - http://goo.gl/Sozoz

2011.05.14 23:11 twitter

 

kikko_no_blog きっこ ジャーナリストの花岡信昭さんが5月14日、急性心筋梗塞で亡くなられた。享年64。花岡さんは保守系で、あたしとは正反対の意見が多かったけど、いつもあたしのことを気にかけてくださって、あたしが大ケガして働けなくなった時には食料を差し入れてくださった。心よりご冥福をお祈りいたします。

2011.05.18 11:09 twitter

 

(2011.7.10)チェルノブイリへのかけはし『福島県、避難所の死亡率がお年寄り3倍』
http://www.kakehashi.or.jp/?p=3693

 

tk_kv551 たつ 震災後、自分も心臓キュッっとする感覚が数度。来てもおかしくない。 RT @Kazumi_x: これは、、 “@portal311: 郡山市在住の若者が突然死(死因不明) http://t.co/Rqc8Iqf

2011.08.13 16:08 twitter

 

masagr30 Masahiro Noda 僕も最近多いです。 RT @tk_kv551: 震災後、自分も心臓キュッっとする感覚が数度。来てもおかしくない。 RT @Kazumi_x: これは郡山市在住の若者が突然死(死因不明) http://t.co/MFFq87W

2011.08.13 18:18 twitter

 

asuca_h あすか 私もよくなってる。やばいよなぁ。 RT @tk_kv551: 震災後、自分も心臓キュッっとする感覚が数度。来てもおかしくない。 RT @Kazumi_x: これは郡山市在住の若者が突然死(死因不明) http://t.co/ptuzBsb

2011.08.13 21:41 twitter

 

rinrinmusica りん 私もキュッとなった!7月かなあ。数回。 まだ21歳だよ。死にたくないなあ。RT@masagr30: 僕も最近多いです@tk_kv551: 震災後、自分も心臓キュッっとする感覚が数度。来てもおかしくない@Kazumi_x: 郡山市在住の若者が突然死

 

miffumi miffumi これ最近自分もなった…。気をつけないと突然死だなー。タウリン摂取か…調べてみよ…。あと昼夜逆転やめなきゃな!RT@masagr30: 僕も最近多いです@tk_kv551: 震災後、自分も心臓キュッっとする感覚が数度。来てもおかしくない@Kazumi_x: 郡山市在住の若者が突然死

2011.08.13 20:10 twitter

 

yuzulin 金子譲(ゆずりん) 僕の知人でも一人。RT @MoonRed0831:因果関係は全く不明だけれど、自分の周りで突然死が増えてる。特に持病のなかった方の突然死だ。震災ストレスが出るのは3ヶ月後あたりからだそうだから、ジワジワ増えてるだけなのかな?あるいは心筋に沈着する放射能核種のせいかもと疑ってみる。

2011.08.13 21:16 twitter

 

amityworld 夜明け前 今日福島にいる母から、親戚のお嫁さんが来月出産だったのにお腹の中で突然死していたとゆうのを電話で聞いた。母の周りでは2例目らしい。私は心の中で放射線の影響を考えたが、何も根拠がないので口に出来なかった。なんてやりきれないの…(泣)

2011.08.11 01:01 twitter

 

amityworld 夜明け前 数回しか会った事がない親戚のお嫁さんでしたが、なんで避難の提案をしてあげなかったのかと後悔しています。懺悔してもしきれない。。“@runamiaw: 発言するのに凄く迷いましたが、福島の私の知人も同じでした。放射能と特定できる証明ができないのが苦しい限りです。”

2011.08.11 12:10 twitter

 

KuzuiRyou KuzuiRyou 私は初期流産+つわりで入院、友人は逆子が直らず帝王切開、別の友人は切迫早産で入院中。別の友人はエコーでベビーに異常があるかも?(生まれたら異常なし)と。初期流産した子は周りに3人。

2011.08.07 19:32 twitter

 

 


福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(1)

2011-08-15 21:03:37 | 原発・放射能

福島原発事故後の急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患に関するツイートまとめ(1)

MoonRed0831 有里 紅良 因果関係は全く不明だけれど、自分の周りで突然死が増えてる。特に持病のなかった方の突然死だ。震災ストレスが出るのは3ヶ月後あたりからだそうだから、ジワジワ増えてるだけなのかな?あるいは心筋に沈着する放射能核種のせいかもと疑ってみる。

2011.08.13 19:32 twitter

 

yutaka444 Yutaka Sakamoto 坂本豊 フォロワーさんからの情報です。『今月に入ってから郡山の知り合いが3件のお葬式に出席しています。亡くなられたのはどの方も50~60代の男性です。そしてみなさん急死だそうです。肺なのか心臓なのか、詳しい病気までは聞けませんでしたが、知り合いによると最近お葬式が増えているそうです。』

2011.08.10 11:09 twitter

 

hanayuu はなゆー(私を愛したメタボ) 知り合いがまだ三十代前半の若さで心筋梗塞で急死した。 四月から六月にかけて福島や東北の野菜や畜産類を大量に購入して画像(福島野菜セットみたいなの)も購入するたびに載せて 「私が出来るのはこんなことくらい」と被災地応援を声高に唱えてた http://t.co/ciGvVd9

2011.08.13 08:38 twitter

 

tokaiama 東海アマ管理人 福島事故後、当地では二ヶ月に8名の葬儀が出た。知る限り初めてで最多、全国でも同じように死亡が多い可能性がある。身内老人も体調を悪化させてる。因果の特定は困難だが原発事故震災が影響を及ぼしている可能性。ソ連では統計から事故後、数百万が急死。事故から後3年の人口動態を消してしまった

2011.05.03 07:55 twitter

 

tokaiama 東海アマ管理人 当地蛭川では3月11日以降、三ヶ月で15名の葬式が出た。人口三千名の村でこんなに人が死ぬのは誰も記憶がない。なかに若い人も含まれてる。放射能レベルは上がってないのに、どんな理由で死亡するのか不明。しかし間違いなく東北震災以来、突如として人々が死に始めた。原因不明だが因果はあるはず

2011.06.09 07:16 twitter

 

portal311 portal311 原爆被爆の方々は今現在も心臓疾患の方が多いです @kazukazu721: チェルノブイリでも心臓疾患で亡くなる方が多かったし子供の心臓疾患の話ですからね。セシウムは筋肉に溜まるので@Yuki0tera: @KinositaKouta 今日知り合い訃報(心筋梗塞)聞いたばかり

2011.08.14 17:10 twitter

 

masakana1002 クマ王さま 本社に入ったまだ30代前半の人が、つい最近突然死した…心筋梗塞。やっぱり放射能かな。もう嫌

2011.08.14 02:10 twitter

 

yyyyuuuuu14 yuuuuuu* やっぱり突然死、多くなってる。姉の後輩が成田で突然死したらしい。

2011.08.08 20:12 twitter

 

gachimaya J☆ 単身赴任中の旦那さんがPCつけっぱなしで突然死。ログインパスワードが分からないのでずっと電源切らずにいるのだけど、なんとかならんか?という依頼。電話でうまく行かなかったら、大阪行くことになりそう。

2011.08.08 15:42 twitter

 

hanayuu はなゆー(私を愛したメタボ) 『郡山市在住の若者が突然死(死因不明)』低気温のエクスタシーbyはなゆー|http://t.co/ToF41qr

『伊達市の実家に着き
お中元を渡して落ち着いた瞬間
お酒を一口飲み
お摘まみをつまんでいた矢先、
旦那は後ろに急に倒れて
ゆいはパニックになりました。

救急車で搬送された病院先で
息を引き取りました。

原因不明の突然死のまま』

 

tokaiama 東海アマ管理人 原発避難高齢者1割近く急死! 放射能被曝死の疑いはないのか? http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00001246-yom-soci

これはさすがに影響があるとしか……

 

neneyu 竹の秋 あれま顱“@katsura_moshino: 急死続出。RT @tokaiama RT @nabeyuko: 官邸HP怖すぎ。「チェルでは、134名の急性放射線障害が確認され、3週間以内に28名が亡…放射線被曝との関係は認められない。」http://t.co/EQe6fWo

どうやら政府は、統計上の変化が見られても『放射線被曝との関係は認められない』との立場らしい。

 

asae777 丘 朝絵 司法解剖の結果、死因は「心臓の波動が急におかしくなり…心肺停止状態に陥り…どこにも異常がない為突然死という形になりました。」だそうです。悲し過ぎです><* 原発事故の犠牲者なのかどうか、判断も出来ませんよね。。。 http://t.co/DPb1u59


私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん

2011-08-15 20:16:33 | 原発・放射能
私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん
 
不都合な検査記録は改ざんしろと・・・
 
「泊原発3号機・検査結果は真っ赤な改ざんです。」
 と検査官の下請けさんが内部告発!!
 
2011年08月13日


(告発した藤原節男さん、隣は奥さんの修子さん。) 

 


――記――


「私は原子力発電所の安全性を高めなければならないと思うからこそ、厳しく検査し、検査でおかしなことがあれば、それを記録に残しておくべきだと考えてきました。しかし、私が所属していた原子力安全基盤機構の上司は、不都合な検査記録は改ざんしろと命じたのです。それを拒否した結果、私は組織から追い出されることになってしまいました」

こう語るのは、独立行政法人「原子力安全基盤機構」の検査員として、全国の原発の安全検査を行ってきた藤原節男氏(62歳)である。

藤原氏は名門・灘高校から大阪大学工学部原子力工学科に入学したエリートエンジニア。同窓生や恩師には「原子力村」の大物たちも多い。大学卒業後は、三菱原子力工業(後に三菱重工に合併)の社員として、日本原子力研究所への派遣などを経験し、2005 年に原子力安全基盤機構に入社。原発との関わりは大学入学から実に40年以上に及ぶ。

ちなみに、藤原氏の実兄の守氏も大阪大学核物理研究センターの准教授で、福島第一原発事故後に周辺地域の汚染マップを作るべく研究者たちに呼び掛けたメンバーの一人である。

兄弟揃って原子力や核の世界で生きてきたエキスパートと言えるが、冒頭で藤原氏が語るように、上司の記録改ざん命令を拒否したことをきっかけに、氏は勤務先である基盤機構を追われることになった。

この記録改ざん命令の詳細について語る前に、藤原氏が昨年3月まで在籍していた原子力安全基盤機構について簡単に紹介しておく。

同機構は2003年に発足した独立行政法人で、今年4月段階の職員数は426名。その目的は大きく言って、原発や原子力施設の検査や、設計の安全性解析など。原発の検査をする機関としては、経産省の原子力安全・保安院があるが、同機構は保安院の「下請け」的な立場で、全国の原発の検査を行う。
呼称としては、保安院の検査担当者は「検査官」、同機構のそれは「検査員」と区別される。実際には、保安院の検査官が検査するのはごく一部で、大半は同機構の検査員が検査に当たっている。

そして、同機構を特徴づけるのが、経産(通産)官僚たちの天下り組織として機能していることである。
 現理事長の曽我部捷洋(そがべかつひろ)氏は元通産官僚で、原子力安全課長などを務めた後、天下り。西部ガス常務などを経て同機構発足と同時に理事に就任している。また、曽我部氏の他、3人いる理事のうち2人が通産官僚OBである。他にも部長クラスにOBたちがいる。

「原子力資料情報室」共同代表の伴英幸氏は、同機構について次のように語る。「あそこは技術者が多数いますが、彼らは保安院の役人たちの下働きのように使われている。実際の検査にあたっても、コストを抑え、期日内に検査を終えることばかり要求される。厳密にやるほどカネと時間がかかるから、どうしても手抜きになりがち。それでも検査結果の提出先である保安院は素人中心だからフリーパス状態。職務に忠実な検査員ほど、このままではダメだと思うでしょうね」

臨界事故の危険性

藤原氏は三菱重工を55歳で退職した後、同機構に再就職。
検査業務部の調査役を務めていた。その藤原氏が上司から検査記録の改ざんを命じられたのは、2009 年3月のことだった。
藤原氏の告発を聞こう。

当時、北海道電力の泊原発3号機は、建設が終わり、使用前検査の段階に入っていました。私は電気工作物検査員として、同原発で3月4日と5日の2日間にわたって『減速材温度係数測定』という検査を行ったのです。これは原子炉内で何らかの原因で冷却材の温度が上がっても、原子炉出力を抑えることができるかどうかを判定する基本的な検査で、どの原発でも、この検査なしでは運転することは許されません。

ところが、4日の検査では本来なら『負』にならないといけないこの係数が『正』になってしまった。このまま運転すれば、臨界事故につながりかねない危険な状態です。そこで、翌日の検査では、部分的に制御棒を挿入し、ホウ酸の濃度を薄めるなどの対策を取って検査をし直しました。その結果、係数が『負』になったので、条件付きで合格としたのです。

私は当然、4日の『不合格の検査記録』と5日の『条件付き合格の検査記録』の両方を、上司のグループ長に見せた。ところが、グループ長は3月4日の検査記録を削除するように指示しました。これは記録改ざんに他なりません。

納得できなかった私は、グループ長に検査実施要領にもあるとおり、不合格の検査記録も必要だと訴えました。
それでもグループ長は『私は出来の悪い検査記録の不備を指摘しているだけだ。このままでは承認印は押さない』
と、あくまで改ざんを要求する。
挙げ句の果てには、私がその要求に従わない場合、『(査定について)評価を絶対に下げてやる』と恫喝したのです。

私と一緒に泊原発の検査にあたった同僚の検査員に、グループ長は『このままの検査結果を保安院に報告すると、1日目は不合格、2日目は合格になる。
検査不合格の後に合格にしたことになると今後の議論を呼ぶ』などと話したそうです。保安院に気を遣って、不都合な証拠を、もみ消したかったということでしょう

4件の内部通報

原発の安全性を考えれば、グループ長の指示に従うわけにはいかない。
そこで藤原氏はグループ長の上司に当たる検査業務部長に報告した。経産省OBのこの検査業務部長は、「検討タスクグループ」を発足させ、この問題の検討を指示。
結果的に検査記録はそのまま提出すればよいということになったが、同時に藤原氏が抗議していたグループ長の改ざん指示命令についても不問に付されることになった。
記録改ざん指示をなかったことにはできないと考えた藤原氏は、とにかく検査記録を提出するようにと求める部長に抗議。すると6月になって配置転換を命じられ、勤務査定は5段階評価の下から2番目となる「D」評価となり、7月には賞与が8%カットされた。部長の業務命令に背いたという理由である。

藤原氏が続ける。

「配置転換後は仕事らしい仕事も与えられませんでした。私は記録改ざん指示がおかしいと訴えるまで、『D』評価を受けたことはなく、明らかに報復です。その後も再びD評価を受け、昨年3月末に定年を迎えたとき、本来なら大半の人が再雇用されるところ、私は再雇用不可とされて、職場を去らざるを得ませんでした」
実際、藤原氏が退職することになった昨年3月末時点で、再雇用されたのは計28人。再雇用されなかったのは、本人が再雇用を望まなかった1人と藤原氏のみである。
現在、藤原氏は再雇用拒否という機構側の処分取り消しを求めて、機構側と訴訟中だ。
この訴訟で藤原氏の代理人を務めるのが、「浜岡原発運転差し止め訴訟」などの弁護団も務めた海渡雄一弁護士である。海渡氏が言う。

「藤原さんの訴えは、一検査員の雇用問題ではなく、原子力発電所の安全性に対する問題提起だと考えています。原子力安全・保安院につながる原子力安全基盤機構という組織で、データ改ざん命令のようなものがまかりとおっていたら大問題。それに、藤原さんは原発の現場で長年検査業務に携わってきた人物です。そんな人が『より安全に』と願って内部告発したのに、その声は届かなかった。このことが持つ根本的な意味を、裁判を通じて多くの人に知ってもらいたいと思います」

実は、藤原氏は同機構にデータ改ざん指示の不当性を訴えるのと並行して、原子力安全委員会と原子力安全・保安院に対しても、2009 年11月、計4件の内部通報を行っている。
告発の内容は以下のとおりである。

①2009 年3月の記録改ざん命令について
②その記録改ざん命令を問題にせずに放置した原子力安全基盤機構の組織の問題について
③1999 年7月、敦賀原発2号機で配管に亀裂が入り、冷却水が漏れた事故の原因に関するもの。原因について藤原氏の主張した説を採用せず、対策のカネが少なくて済む説を採用した結果、同様の事故が2003年9月にも泊原発2号機で発生したことについて
④原子力安全基盤機構の検査業務部で、検査ミスを報告する際に本来の報告書を使わず、簡略化した書式で済ませていることについて

なかでも、藤原氏は③の件が「原発の安全性の面ではもっとも重大だった」と語る。

●敦賀原発2号機の事故が起きたとき、私は三菱重工で事故対策本部に所属し、原因究明に当たっていました。その際、事故の原因が再生熱交換器という部分にあり、他の原発でも同様の事故が起こる可能性があると主張しました。
しかし、実際には敦賀原発2号機の再生熱交換器に特有の事故原因で、その再生熱交換器だけを交換すればよいという結論になってしまったのです。
この段階では、私が主張した事故原因も推測の域を出ませんでしたが、後に泊原発2号機で同じ事故が起き、私が言っていた事故原因が正しかったことが明らかになった。

しかも、後でわかったことですが、三菱重工ではこの誤った事故原因の裏付けを取るために実験を行ったところ、期待どおりの結果にならなかったので、実験データを改ざんした。これは別の三菱重工の社員が2002 年9月に保安院に内部通報しています。

私が泊3号機の検査で、不合格の検査記録を残すことにこだわったのも、このときの経験が大きい。危険性があったことを放置したり、なかったことにしてしまうと、日本のどこかの原発でいつまでも同じような事故が起こり続けることになってしまう

これでは事故はなくならない。
こう語る藤原氏は、日本の原発事故に対する処理方法を、わかりやすい言葉で喩えてみせた。

「工場のライン上を次から次に製品が流れてくるところを想像してください。そのなかに、部品が一つだけおかしい不良品が混じっているとします。

そのとき、部品だけを取り替えて、対症療法で問題は解決したというのが、いまの処理方法。しかし、本当にやるべきなのは、なぜおかしな部品が作られたのかという根本原因を突き止めることでしょう。それが検査員として私がこだわってきたことなんです」
保安院などに内部通報した④についても、問題は大きい。たとえば、簡易書式に書かれた検査ミスのなかには「判定基準が間違っていた」「検査結果の数値が一部間違っていた」などと、検査の信頼性そのものを失わせる記述がある。
だが、これらの内部通報は、保安院でも安全委員会でも「原子力安全に関わる問題ではない」という回答で、調査が行われることはなかったという。
原子力安全基盤機構に、藤原氏の主張について問い合わせたが、こちらは「藤原氏とは係争中のため、取材には応じられません」(広報室)と答えるのみ。
「日本の原発は、検査方法から徹底的に見直さないと、いつまでも事故はなくならない」と語った藤原氏。40年以上にわたって原発を見てきた藤原氏が危惧する検査態勢。いったい、原発の安全性は誰が担保しているのだろうか。

 


by「私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん」(週刊現代 2011 年 6 月 18 日号(6 /6 発売)

 

泊3号機 知事、16日にも容認表明 営業運転に即日移行

(08/13 09:27)

高橋はるみ知事は12日、調整運転中の北海道電力泊原発(後志管内泊村)3号機の営業運転再開を容認する考えを16日にも表明する方針を固めた。

北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/311559.html

 

『高橋知事』の資金管理団体「萌春会」会長は、北電元会長。さらに知事は経産省出身である。

容認の方向に動くのは、このような背景があるだと思われる。

お金に目がくらんでいるとしか思えない!!


福島原発で致死量高放射線スポット検出が暗示するもの8/4(字幕)

2011-08-14 02:10:18 | 原発・放射能

福島原発で致死量高放射線スポット検出が暗示するもの8/4(字幕)

さんが 2011/08/04 にアップロード ↓ YouTube

福島原発で致死量の放射線量スポット検出が暗示するもの8/4ガンダーセン(日本語訳:Junebloke)
*以下概略
8/2,TEPCOは非常に高い放射線スポットを発見しました。高い位置まで空気中にベント排出する原発建屋外部の排気塔の一部です。
10シーベルト、別の言い方で1000REMです。もし1000REMの場所に30分未満居ただけで、数日で死に至るでしょう。この場所に数分でもいるのは、死刑宣告とも­言えるでしょう。
100日間の蒸気によりこの放射線の値になったと関係者は言いますが、私はそうは思いません。最初の原発敷地の放射線マップではこの場所は高い放射線箇所とは思われていま­せんでした。
この現象の鍵を握るのは、"ベント措置"です。この"ベント措置"は、4か月半以上前に放射線が検出された時から行われていました。"ベント措置"を行った排気管内部が熱­く、外部の管が冬季で冷えていた為、その温度差で水滴が管の外部に付着し落ちて排気管下部にセシウムと共に溜まってのです。
この致死量の放射線スポットは原発敷地内部で発見され外部で無かったのは不幸中の幸いです。
140日以上に渡り、放出された放射線総量がどれほどかを物語っています。この現象は、環境に放出された放射線の一部に過ぎないのです。
ブルドーザー作業で瓦礫を埋めることにより、作業員が高放射線スポットに近づく事ができました。つまり、10年先まで敷地内ではときおり急激な線量の上昇が起きることにな­り、この様な作業を継続して行かなければならないのです。また、建屋に入るときにこのような調査をしてみれば、別の場所で高放射線スポットを見つけるでしょう。
思い出して下さい。原子炉の燃料はメルトダウンして炉から突き抜けて、格納容器にホットケーキのように溶け広がっているはずです。おそらくメルトスルーで止まり、格納容器­まで突き破ってはいないでしょう。つまりもっとすごい放射線が検出されるでしょう。
ですからTEPCOは"10年から20年間燃料除去作業が掛かる"としている理由なのです。だれかが行ってシャベルで作業するわけではないので、ロボット作業で行うしかな­いでしょう。
また、次回まで分析をしておきます。
-END-


疎開地に原発の理由『大事故時に、人口集団の放射線被ばく量を少なくするため』 中電常務が発言

2011-08-11 07:23:34 | 原発・放射能

なぜ、人口密集地には原発が無いのだろうか?

万が一のときに、総被爆量が多くなってしまうからだと、過去の電力幹部が発言している

原発による大事故が起これば被爆による大きな被害があることを想定していたにも関わらず、周辺住人へ危険性を伝えずに建設を進めてきたことは、許せない事実である

 

原発建設『人口密集地やはり問題』 中電常務が発言

中部電力の竹内榮次常務は17日、同社で行われた報道関係者との懇談会の席上、原子力発電所が都会でなく地方に集中する理由として「もしもの場合、被爆の問題を考えると、人口密集地に建てるのはやはり問題がある」と発言した。
懇談会は、最近の原子力情勢について意見を交わすため、同社原発責任者のひとりである竹内常務を囲む形で中電の呼び掛けで開催。はじめに竹内常務が、全般的な原子力問題を紹介したあと、質問に答えた。この中で、「なぜ原発を都会につくらないのか」との質問に答える形で、「冷却水の確保のため海の近くが良い」といった理由に加え、冒頭の発言となった。
中電は、浜岡原子力発電所(静岡県)の5号機増設で、先日地元で同意をやっと得たばかり。芦浜(三重県)、珠洲(石川県)での原発の新規立地は行き詰まっており、立地の地元住民らから「過疎地にばかりリスクが押しつけられている」といった批判がされている中、この発言は物議を呼びそうだ。

(中日新聞 1996/10/18)

http://ameblo.jp/x-csv/entry-10981431676.html

 

過疎地に原発…事故への備え!?
「集団被ばくを減らすため」 原子力委委員長代理

「(原発の)大事故時に、人口集団の放射線被ばく量を少なくするため」──国の原子力委員会が24日、都内で開いた原子力政策円卓会議で伊原義徳・委員長代理は、原発が過疎地に立地されている理由を聞かれ、こう説明した。原発反対グループの変化球質問に、「つい本音が出てしまった」との見方も。
会議は、高速増殖原型炉「もんじゅ」事故で高まった国民の不信感を払しょくするのが狙い。4月から開かれており、5回目のこの日は「原子力は安全か?安心か?」と題し、大学教授ら10人が意見を述べた。
そのひとり、福井県の「高速増殖炉など建設に反対す敦賀市民の会」の吉村清代表委員(71)が、原子炉立地審査指針の条件に「低人口地帯」とあるのを取り上げ、「安全なら東京につくっては」。
伊原さんはいったん「(低人口地帯は土地代が安いから」などと話したものの、吉村さんは収まらず、「人をくったような発言はやめていただきたい」と重ねて答えを求めた。
「(原発は)大きな事故を起こす可能性がゼロではない。その時に受ける人口集団の放射線量をできるだけ低くする。それが一番重要なことで、そのために過疎地に立地する」と伊原さん。東京につくらないのは「地盤が悪いからだ」と述べた。

(朝日新聞 1996/06/25)

http://ameblo.jp/x-csv/entry-10981420932.html


福島県や関東全域で健康被害広がる550件の異変報告から

2011-08-07 22:44:44 | 原発・放射能

福島県や関東全域で健康被害広がる〜550件の異変報告から

自由報道協会 ザ・ニュース http://fpaj.jp/news/archives/4795
白石草
福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた550件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状が出ており、放射能による影響が高いことが明らかとなった。

寄せられた様々な体の異変
今回集計したのは、6月18日から6月30日までに寄せられた550件を集計したもの。健康に不調を訴えている人は0歳から87歳までと幅広く、平均年齢は30.47歳だった。

寄せられた症状の上位を見ると、1位は喉の不調で172件と体調不良を感じた人の3割がこの症状を訴えていた。また、2位の鼻血は106件で2割に上る。しかも、単なる鼻血ではなく、「夜中に鼻血が突然出て止まらない」「ここ何年も鼻血など出したことがなく、ぶつけたわけでもないのに突然鼻血が出た」など、深刻な報告が少なくない。このほか、3位の下痢が97件、4位の倦怠感 が83件、5位の咳が61件。以下、鼻の痛み・鼻水ー50件、頭痛 ー42件、目の腫れー39件と続く。

体調不良や異変

寄せられた内容には「普段は便秘がちなのに下痢が続いた」「喉のイガイガがずっと続いている」など、原因がわからない症状を訴える人が多く、病院に行って検査を受けた人のほぼ全てが、特に異常がないと言われている。

また、アトピーなどのアレルギーの悪化や完治していた病気などの再発、生理の不調、ほくろや紫斑ができるなど、ストレスなどとは到底無関係の症状も多数報告されている。この他、放射能との関連はわからないとしながらも、福島県内の2人の女性から、安定期に流産した、出産直前に死産したなど、胎児に関する報告があった。

アンケートの結果を大別すると、鼻血、喉の不調、咳、鼻の痛み・鼻水などの「粘膜系の異変」と下痢、倦怠感、頭痛などの「免疫力の低下のよる異変」の二つに分けられる。長年、チェルノブイリの子どもたちの保養運動に取り組んできた「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんによると講演会などで母親から質問される子ども達の症状も同様のものが多く、チェルノブイリで汚染された食べ物を食べている子供たちの症状ともそっくりだと話す。

チェルノブイリの子ども達が抱える免疫力の低下
野呂さんが活動の拠点として来たベラルーシでは現在、健康な子どもが少なく、100人中98人が何らかの健康障害をもっていると言われているという。子ども達はひとたび免疫力が低下すると大きな病気に発展する虚弱な状態で、長時間の授業にも耐えられないため、授業時間を45分から25分に短縮している場合もある。

野呂さんは「放射能の影響というと、がんや白血病ばかりがクローズアップされるが、それはあくまでも頂点であって、その下には、様々な病気や健康を害している人がいる」と指摘。チェルノブイリでは、子どもたちは”病気の花束”を抱いていると言われ、今回のアンケートでも寄せられた「疲れやすい」「アレルギー症状の悪化」「目が腫れる」などといった症状の子どもは非常に多いという。

日本では、事故後、鼻血などの症状に対して、多くの医師や研究者が、放射線とは関係ないと因果関係を否定してきた。しかし、2009年にニューヨーク科学アカデミーから発表された報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)の執筆者の一人であるロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は「鼻血とリンパ腺の腫れは相当程度の被ばくをした兆候である」と警告する。

また、北海道がんセンターの院長、西尾正道医師も「これだけ沢山の人が同じ症状を訴えているのであれば、新たな低線量被ばくの臨床症状として医者も認識する必要があるのではないか。」と新しい対応をする必要性を訴える。

更に、『内部被ばくの脅威』(ちくま書店)の著書があり、原爆の低量被ばくに関して発言してきた肥田舜太郎医師は、鼻血や下痢は、低量被ばくの最初の症状だとした上で、この症状が必ずしもいつまでも続くのではなく、次第に「ぶらぶら病」と呼ばれる疲れやすい症状がでるようになる。すると、「なまけている」「さぼっている」などと勘違いされ、非常に苦しい状況に追い込まれるケースが少なくないと指摘する。

地域でみる放射性物質の影響
ところで、喉の不調や鼻血、下痢といった健康上の不調を訴える人は、どの地域に分布しているのだろうか。放射性物質との関連性を推測するために、地域別に集計してみたところ、一番報告が多かった場所は東京都の166件 、次に神奈川県の46件、3番目に千葉の36件と続いた。以下、福島県と埼玉県が33件、茨城県が13件、宮城県が10件となる。

異変のあった地域

ただ、東京都は人口が1200万人を超すため、人口200万人の福島県などと数だけで比較することはできない。そこで、人口比率で比較してみたところ、1位は福島となり、2位が東京、3位は千葉という結果となった。インターネットの普及率や各県からのOurPlanetTVへのアクセス数などに一定の誤差はあるだろうが、放射性物質の拡散と体調の異変は、一定程度リンクしていると言わざるを得ない結果を得た。

異変報告のあった地域

野呂さんは、チェルノブイリの場合、福島市などの高い線量の地域には人は住んでいなかった。なるべく線量の低い地域に移動すべきとした上で、記録を残すためにも、健康状態に不安がある場合は、必ず医者に見てもらうべきだという。今後、健康障害はますまる広がる可能性があり、広範な地域を対象とした、詳細な疫学調査を行う必要がある。

チェルノブイリのかけはし

http://www.kakehashi.or.jp/

チェルノブイリ実態リポート翻訳プロジェクト

http://chernobyl25.blogspot.com/

環境クローズアップ「チェルノブイリ: 百万人の犠牲者」

http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/

肥田舜太郎講演「内部被ばくのもたらすもの」

http://www.ustream.tv/recorded/16024835

311以降の異変をご報告ください。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1118


福島第一原発事故、作業者の衝撃体験

2011-08-07 19:55:40 | 原発・放射能

福島第一原発事故、作業者の衝撃体験

福島第一原発事故現場に戻って衝撃を受けた

 福島第一原発で働き始めて7年になるという30代のA氏は、衝撃を抑えられない様子で語った。 「『何だこれは・・・』と、言葉を失いました。テレビでも原発の映像を流していますが、
 ひどさはあんなものではありません。水素爆発を起こした1号機や3、4号機の鉄筋はぐにゃりと 曲がり、まるで爆撃を受けたようです。鉄筋の直径は20cm近くもあります。そんな太い鉄の棒が何十本も飴細工のように曲がってしまうほど、爆発の威力が凄まじかったのでしょう。地上もひどい状況です。1号機近くには原発内の移動用のバス停があるのですが、その前には高さ10mはあると思われる重油タンクが吹き飛ばされ、黒焦げになって道を塞いでいました。

 A氏は福島第一原発で電気設備関係の仕事に従事する、東電の協力会社の中堅作業員だ。 一時福島県外に避難したが、上司の要請で再び福島第一原発に戻って来たという。

 東電や政府が限定的な発表しかしないため、詳しい状況はいまだに不明のままである。
 一体、原発では何が起きているのか。A氏の証言から、その驚愕の事実を明らかにしよう。

家族に嘘をついて福島第一原発事故現場へ

 「私が福島第一原発に戻ったのは、3月25日の午前中でした。数日前に上司から電話で『また作業をしてくれないか』と言われたのです。放射性物質の濃度が高く、とても危険な状況にあることは 報道で知っていました。でも私たち作業員が行かなければ、原発の状況は悪化するばかりです。
 私には、妻も子供もいます。家族に相談すれば反対されるのは明らかだったので、妻には『今度は福島県広野町の火力発電所に行くよ』と嘘をついて安心させました」

 A氏は3月25日の朝、まず避難先の埼玉県から自分の車で福島県へ向かった。指定された集合場所に行くと、20人ほどの作業員が集まっている。バス2台に分乗してA氏らが次に向かったのは、原発事故対応の前線基地となっている日本最大のサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県双葉郡楢葉(ならは) 町)だ。だが、そこでA氏は思いもよらない扱いを受ける。

危険な現場に行く作業者へ暴言を吐く人たちがいた

 「Jヴィレッジで作業員は元請けの企業ごとにバスを乗り換えるのですが、私の親会社である 大手電機メーカーの社員の態度はひどく高圧的でした。私たちが到着するなり、『今来た人たちは東電? 東芝? 日立?』と乱暴な口調で詰問するのです。?然としていると、彼は『さっさと防護服に着替えて!』と
 まくし立ててきます。さすがに腹が立って、私は彼に詰め寄りました。『これから危険な場所に行く人間に対し、その態度はないんじゃないですか。どのバスに乗ればいいのか知りたいのは俺たちなんだから、もっと言い方があるでしょう』と。すると彼は謝るどころか無言で歩いて数mほど離れたかと思うと、こう言い放ったんです。
 『悪かったな。お前ら、死ね!』
 被曝覚悟で仕事にあたる作業員に対し、この暴言は許せません。私たちは『こんな屈辱を受けてまで 危険にさらされたくない』と、そのまま乗ってきたバスで帰ろうとしました。すると暴言を吐いた社員の上司が飛んできて、『帰られては、今後の作業員の動員に支障をきたす。何とか残ってください』と何度も謝ります。
 暴言社員も上司に『来てくれた人に対して何を考えているんだ、慎め!』と激しく叱責され謝罪したので、私たちは帰ることを思いとどまり、元請け会社の用意したバスに乗り込んだんです」

福島第一原発は、まるで戦場のような光景になっていた

 バスが福島第一原発から20km圏内にある富岡町に入った時点で、A氏たちはフィルター付きマスクを着用。
 福島第一原発に到着すると、さっそく機材を用意して、元請け会社の指示通りに1号機へ向かった。そこで見たあまりの惨状に、A氏は我が目を疑ったという。
 「見慣れた福島第一原発の様相は、半月ぶりに訪れると一変していました・・・。敷地内の重油タンクは津波のために大きく凹み、4号機近くにあった重量200tのクレーン車も踏み潰されたようにぐしゃぐしゃに壊れていたんです。戦場のような光景です。周囲には消防車が不規則に停まり、散在したホースが 行く手を遮っています。1号機へ向かうにも、大きく迂回せざるを得ませんでした」

パラパラと白い小さな物体が降り注ぐ

 ようやく作業に取り掛かったA氏だが、妙なことに気づく。パラパラと、白い小さな物体が
 降り注いでいるのだ。

 「雪かなと思いましたが、よく見ると灰なんです。2号機からは絶えず白煙が上がっていたので、中で何かが燃え続けていたのでしょう。雪と勘違いしたのは、放射線量の強烈に高い2号機からの粉塵だったのかもしれません。まさに?死の灰?です。もしマスクをしないで作業をしていたら・・・考えただけで、背筋が寒くなります」

大量の放射線を浴びていたことを知りパニック状態に

 高濃度の放射線の中では、長時間の作業はできない。A氏たちは20~30分ほどで仕事を切り上げ「免震棟」と呼ばれる、敷地内の建物へ、昼前に引き上げた。建物の中に入り防護服を脱ぐと、一人ひとりの作業中の被曝量を計測するのだが、A氏はそこで自分が大量の放射線を浴びていたことを知る。
 「私の防護服は、首回りの部分が完全には閉まらない状態でした。他の作業員はテープを
 巻いていましたが、私はそうした補強もしなかったんです。それがいけなかったのでしょう。
 免震棟に戻り放射線量をチェックした保護官が、計測器に表示された数値を見て慌てて
 叫ぶんです。『アルコールで湿らせたタオルで、すぐに首を拭いてください!』

 私は『被曝してしまったのか』とパニック状態になり、その特別なタオルでごしごしと首を
 拭きました。直後に保護官が計測し直すと、どうやら問題なかったようで『数値は下がりました』とホッとしていましたが、私は安心できるはずがありません。身体が汚染されてしまったのではないかと、今でも不安でならないのです」

 A氏の知り合いの作業員の中には、3号機のタービン建屋近くのマンホールを開けるために、4ミリシーベルトの放射線を浴びた人がいる。わずか4分ほどの作業だったという。A氏が昨年1年間で浴びた放射線量は、約0・03ミリシーベルト。この作業員の4ミリシーベルトという被曝量は、昨年150日ほど働いたA氏の1日あたりの被曝量、いわば通常の被曝量の1万倍以上になるのだ。

ズサン・・「数が足りない」と、放射線測量計は10人に1人のみしか渡さない

 それほど危険な状況での作業にもかかわらず、東電の対応は、かなりズサンなものだった。「普段は、『APD』と呼ばれる警報付き放射線測量計の携帯が全員に義務づけられているのですが、 今回は違いました。何と、10人に1人しかAPD を渡されないんです。担当者は『数が足りない』の一点張り。

 1m離れていれば、放射線量がまったく違うような現場です。自分たちがどれほどの放射線を浴びているのか分からず、私たちは不安にかられながら作業を続けていました。しかもAPDは設定された放射線量を超えると警報が鳴る仕組みになっているのですが、その設定値が通常なら0・03ミリシーベルトなのに、今回は2.5ミリシーベルトだったんです。明らかにおかしい。

 1日目の作業を終え、私たちは免震棟で支給された弁当を食べましたが、気が気ではありません。『東電は、俺たちの被曝量をごまかしているんじゃないか』『本当は測定できないほど大量の放射線が出ているのかもしれない』。
 作業員はみな不安を口にし、表情は曇っていました」

 作業を終えたA氏らは、夕方、バスでJヴィレッジに戻る。そして周囲の温泉旅館などに分かれ、大部屋で数人ごとに宿泊。翌日は早朝5時に出発し、前日同様午前中に20~30分ほど作業に当たった。
 「仕事は2日間の予定でしたが、結局3月27日まで福島第一原発にいました。東電の社員も現場にいましたが 作業員任せで特に指示はありません。

原発が安全だと繰り返す、原発内の凄まじい現状を知らないから言える

 私たち作業員の詰め所になっていた免震棟にはテレビがあり、枝野幸男官房長官が
 『原発は安全だ』と繰り返しているのを聞きましたが、『何を言っているんだ』という気分でしたね。原発内の凄まじい現状を知らないのに、よく安易に『安全だ』なんて言えるものだと。

 免震棟には500人ほどの作業員がいましたが、過酷な労働環境と被曝への不安から、みんな疲弊していました。廊下にも人が溢れ、作業を終えるとJ ヴィレッジへのバスを待つ数時間、 疲れた顔をして無言で座っているんです。一部では『震災後の作業員は日当40万円で雇われている』という報道がありましたが、私の知る限りそんな契約で来た人はいません。私の日当は1万5000円ほどですが、元請け先からは『いつもと変わらないように請求してください』と言われています」
 A氏は「要請されれば、また福島第一原発に戻ります。私たちの他に誰もやる人はいませんから」と力強く語った。

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チェルノブイリで科学者が体験したこと
 チェルノブイリでは原発から30キロ圏内を「放射線危険ゾーン」としたが、私の研究所のあったプリピャチは その危険ゾーンの中心部に位置している。実際、私の研究所の建物の窓から原子炉が爆発炎上するのが見えた。
原発の近くには集合住宅があり、庭のベンチに座りながらその光景を見た人もいた。集合住宅の庭では 子供が駆け回ったり、自転車に乗ったりして遊んでいた。近くの川で魚釣りをしている人もいた。
当初、住民たちは放射線被曝の危険性をまったく知らされず、何の警告もなされなかった。
 危険ゾーンのなかでは植物が枯れ、動物が死に命あるものすべてが影響を受けた。放射能は動物の脳にも影響を与え、通常は人に寄りつかないキツネが近づいてきたり、気が狂った犬が人を攻撃したりした。
 また、近くには幼稚園もあったがそこにいた子供たちに何が起こったか、いまどこにいるのかとても心配だ。
 近くには青々と茂った松林があったが放射能を浴びて赤く枯れ、まさに「レッドフォレスト」と化した。汚染された松林から放射性物質が漏れないように、ヘリコプターで空から大量の特殊接着剤が撒かれた。
 福島でも事故処理作業が進められていると思うが、日本は狭い国なので放射能汚染されたものをどこに埋めるかも今後の課題になるかもしれない。

――放射能汚染地域での作業は健康被害が心配だが。
 作業を始めてしばらくして、科学者チームメンバーのほとんどが体調不良を起こした。インフルエンザにかかったときのように高熱が出て体が震え、全身の筋肉が痛んだ。また、突然の眠気に襲われたり、異常に食欲が増して常に何かを食べていないと我慢できないような状態になったりした。
体のなかの良い細胞がどんどん減り、悪い細胞が増殖しているのを実感した。

――あなたの研究所から作業チームに加わった科学者14人のうち、あなたを除いて全員は亡くなったというが。
 その通りだ。私たちは皆チェルノブイリ事故によってすべての国民が放射能汚染にさらされることを懸念し、作業チームに加わったのだが、不幸にも癌(がん)などにかかり、命を落とした。
 私自身も作業を始めて3年後に甲状腺がんが見つかり、甲状腺の半分を切除して摘出した。 そして5年間の作業を終えて家に戻った時は40歳だったが、その後3年間はひどい体調不良で仕事はできず、ほぼ寝たきり状態だった。
 甲状腺がんも再発し、2度目の手術で甲状腺をすべて切除してしまったため、今はホルモン剤治療を受けながら、なんとか生きている。

――チェルノブイリ事故の死者は4千人と報じられているが、実際には100万人が死亡しているとの報告書も出ている。 どちらが正しいのか。
 真実は誰にもわからない。しかし、どちらが真実に近いかと問われれば100万人の方だろう。当時、ロシア、ウクライナ、ベララーシ各共和国では医療制度はモスクワ政府の管理下にあった。多くの医師は、患者が放射能汚染が原因と思われる癌などで亡くなったにもかかわらず、死亡診断書にそれを書かなかったことがわかっている。

――福島原発の放射能汚染による健康被害はどこまで拡大するかと思うか。
 福島原発の原子炉からの放射能漏れが完全に止まった時点で汚染地域の放射線量などを測定してからでないと、全体的な健康被害の規模を予測するのは難しい。
 たとえば、一定量の毒物を入れたコップの水を一気に飲めばすぐに死ぬかもしれないが、それを毎日少しずつ飲めば しばらくは元気でいられるかもしれない。しかし、それでも毒は少しずつ体に蓄積され、いずれ命の危険にさらされるだろう。健康被害が早く出るか遅く出るかの問題である。

 


放射化した日本人/東北・関東地方の皆様の見えない健康状態を予測

2011-08-07 15:18:52 | 原発・放射能

放射化した日本人/東北・関東地方の皆様の見えない健康状態を予測

■現地の人が感じるラジエーション

私が現在住居を構えているフィリピンの地方都市は、日本に比べてしまえばまだまだ開発途上、言い換えれば自然環境に恵まれ、生活習慣が現代文明に毒されていないと言えます。そして、そこに住む現地の方々の多くは、私たち日本人に比べるとはるかに研ぎ澄まされた感性を持っているようです。風の匂いで天候の変化を予測することはもちろん、大勢の人ごみの中から瞬時に知人の顔を見分けたり、闇夜の中で僅かな光を頼りにそこに潜む小動物を捜し出すなど、彼らは当たり前のようにやってのけます。

私たち日本人避難グループも現地の方々にたいへんお世話になっているのですが、その彼らをして、遠慮がちにではありますが、次のように言われることが度々あります。

「あなたたちのそばに寄ると頭が痛くなる(人の放射化)」
「あなたたちの家に行くといつも頭が痛い(物の放射化)」

こちらフィリピンでは放射線のことを英語と同じラジエーションと呼んでいます。私たちも正直に日本からの避難者の身体が放射化し、側に近寄るとラジエーションを浴び、感染する危険があることを伝えています。それでも彼らは献身的に私たちをサポートしてくださり、その中でも接触回数が特に多かった数名がラジエーションに感染してしまったことは以前お伝えした通りです。


■日本人母子の放射化レベル

人体の放射化状態は、私たちの「被曝治療」を受けることにことによって劇的に軽減することが経験的にわかっています。ですから、当初からの避難者をはじめ、不幸にして感染してしまった現地の方々についても、処置を施し危険レベルを回避することはできたのですが、今回のように新たに避難者を迎え入れるとなると、新たな感染のリスクを背負わなければならなくなります。

元々感性の鋭い現地住民の方々はもちろん、何度も「被曝治療」を繰り返した元からの避難メンバーも、放射化状態の強弱をかなり感得できるようになりました。感覚的なものだけに正確に表現するのは難しいのですが、その人(あるいは物)にどれくらい近づいた時に頭痛(特に甲状腺の痛み)を感じたり、吐き気を感じたりするのか、その接近距離で放射化の強弱をだいたい推し量ることができます。これを仮に「感覚的放射化レベル判定」と呼びます。その概念図を下図1の①、②に示します。

私を含むこちらの関係者の間で、この日本人母子の感覚的放射化レベルを判定したところ、母子一緒で大体2~3mくらい、子供からの到達距離の方が母親よりも遠い、つまり子供の方がより強く放射化されているだろうという点で意見の一致を見ました(図1-③)。


図1:感覚的な放射化レベルの判定(①、②)
   ③は新たに受け入れた日本人母子のケース

日本の皆様にはこれだけでも大きな驚きだと思いますが、実は、日本国内の知人から、「茨城県沿岸の某都市から親族が避難して来たが、5m以内に近づくと吐き気と眩暈(めまい)がして一緒に居るのが耐えられない」、「原発被災地に入った車両に近づくと2~30m離れていても、頭痛や首・肩の痛みが始まる」という報告を予め受けていたこともあり、二人の到着を戦々恐々と待っていた私たちにとっては、2~3mという数字はむしろ「助かった」と思えるレベルだったのです。

ちなみに、子供の放射化レベルが高く感じられるのは、成長期の子供の体内に放射性物質がより多く取り込まれてしまうのが原因と考えられます。骨などに多量に取り込まれた場合、骨髄へのダメージとなり、将来に渡り白血病を発症する可能性が高まります。


■1回目の被曝治療と血液観察

強い放射化状態を放置するのは受け入れ側のリスクともなるため、母親については到着翌日に被曝治療を実施しました。1歳半の子供については、被曝治療の身体的負担に耐え切れないと判断し、長期間(半年以上)の食事療法で治すことに決定しました。

この場合、母親の体内放射能がいくら排出されても、子供からの放射を受けて再度放射化するため、母親も子供と同じ期間だけ、被曝治療を継続する必要があります。「身体から抜いてはまた子供から被曝する」、この繰り返しの中、徐々に母子双方の放射化レベルを下げていく、このように根気のいる治療が今まさしく始まったことになります。

下の写真1は1回目の治療を受けた後の母親(YMさん)の血液観察写真です。赤血球の放射までは至っていませんでしたが、これまでの避難患者同様、マクロファージの活動量低下、赤血球の形状異常と癌細胞の発生が顕著に観察されました。癌の進行程度は比較的進んでおり、放っておけば確実に年内に甲状腺癌を発症していたでしょう。癌の進行を完全に止めるためにはあと1~2回の被曝治療が必要なレベルです。


写真1:YMさんの血液観察写真、
    免疫系の低下、異常形状の赤血球、癌細胞発生など被曝特有の
    痕跡が認められる

YMさんは東京在住で、3月の原発事故以降、外出はほとんどせず水道水の摂取も極力控えていたとのことです。2ヶ月間も放射能の舞い降る関東内に住んでいながらこれ位の血液状態で済んでいることから、被曝には相当注意していたことがうかがわれます。しかし、それでも被曝ダメージを避けきるに至らなかった事実は、屋内待避やペットボトルの水を飲用する程度では、現在の放射能環境で安全に生きられないことを雄弁に語っています。

もしも被曝治療を受けなければこの母子はどうなってしまうのか?悲しい物言いになりますが、母子共に長く生きられなかったでしょう。この二人に手を差し伸べられたことを神に感謝すると同時に、日本に残る多くの罪無き子供たちに更なる救済が与えられるよう強く祈るばかりです。 

■予想を超えた放射化レベル

この方(ANさん)は50代後半、千葉県八千代市に住んでいる主婦の方です。現在こちらに居る家族とは4月上旬に一緒にフィリピンに避難していたのですが、日本での所要がまだ終わっていないという理由で、治療を受けず4月半ばに日本へ帰国しています。

今月9日に再びフィリピンに到着し、隔離部屋が空くのをホテルで数日待っていただいてから被曝治療に入りました。治療前に感覚的放射化レベル(前回の記事を参照)をスタッフで測定したところおよそ6~7m。前の患者さんであるYMさん親子の倍以上の到達距離です。例えて言うなら玄関の外に立たれると、室内の炊事場で水仕事をしているスタッフが頭痛を起こすという、強烈な放射レベルです。治療前に本人と机越しに打ち合わせをしましたが、その時も甲状腺付近に絶えず感じる鈍くて重い頭痛に私も苦しみました。


■放射化し発光する血液

ANさんに1回目の被曝治療を実施した後、すぐに血液を観察したところ、これまで見たこともない状態にスタッフ一同が唖然としました。何はともあれ、下記の写真映像をまずご覧ください。


写真1:ANさんの血液、放射化し強く発光する血液と、放射光の干渉縞
    上方にあるのは異常赤血球を取り込み活動を停止したマクロファージ


写真2:ANさんの血液、バラバラになったマクロファージ
    赤血球の形状異常も激しく、癌細胞の出現サインも見える

赤血球の放射化現象は、他の避難者の血液からもこれまで観察されていましたが、ANさんの場合はそれと比べても桁違いです。赤血球が顕微鏡のバックライトを浴びて強烈に放射光を発しているだけでなく、他の赤血球が出す放射光と干渉して、観察映像全体に光の干渉縞が現れています(写真1)。放射能による血液の放射化は明らかです。

更に私たちの目を奪ったのは、バラバラに粉砕されたマクロファージの断片です(写真2)。マクロファージは血液中のゴミや異常細胞を処理する血液中の掃除屋的存在ですが、そのマクロファージがこのように見事に破壊された状態を見たのは私も初めてです。

被曝患者のマクロファージは概して活動量が低下し、血中でその機能を失うことが多いのですが、その原因として、放射化した赤血球(=異常な赤血球)を取り込んだ場合に、その異常赤血球から発せられる放射線によって、マクロファージの処理機能が低下させられてしまうことがわかっています。しかし、今回のケースで、一定レベル以上の放射線を受けると、マクロファージの構造自体が破壊されることがはっきりと確認されたのです。


■関東地方で今起きていること、再び

赤血球の放射化とマクロファージの活動量低下、この他、ANさんの血液観察で認められたのは、免疫機能の低下、多量の異常赤血球の発生とお決まりの癌細胞の発生です。癌に関してはかなり悪化しており、進行を止めるにはあと数回の被曝治療が絶対に必要なレベルと判定されます。

ANさんは、日本での生活で身体の異常や、日常生活の異変を特に感じることはなかったと言ってます。むしろ、日本での生活は平穏そのものだったとも私たちに語っていました。しかし、ANさんの血液を見る限り、ANさんの健康状態は重症癌患者一歩手前のそれとほとんど変わらないレベルにまで悪化しています。癌患者が重症化するまで癌に冒されていることに気が付かないように、放射能による身体の侵食は、どうやら静かに潜行する性質を有するようです。

私が心配するのは、東北・関東地方に住む日本の皆様の健康状態です。YMさんもANさんも普通にそこに暮らしていた人たちです。そして、程度の差こそあれ、その二人に共通した被曝ダメージが認められました。二人の血液状態を見て、同地域に住む方々の健康に関する将来予測を、更に悪い方向へ修正しなくてはならなくなりました。それは

 既に癌などの重大疾病があれば余命数ヶ月、これまで病気がない人で余命3年以内

という非常に厳しいものです。この予測を東北・関東地方に住むおよそ6千万人の方々に向けて発信しなければならない私の心中を、読者の皆様、どうかお察しください。皆様を救済できるのは、私の知る限り、私たちの「被曝治療」だけですが、これだけの人数を助けるには、私たちは余りにも非力であると認めざるを得ません。


 * * *


ある情報ルートから、政府と製薬会社が放射能による疾病予防のワクチンを開発しているとの連絡が入りました。タイプⅠ、タイプⅡなどいくつかの種類を持たせているようです。既に別ルートで同じ情報を得ていたのでかなり確度が高い情報と思われます。しかし、基本原理は私たちが保有している被曝治療の技術を盗用したものであるとの付帯情報も含まれていました。盗用であろうと、それが国民の命を救うためならばとやかく言うつもりはありません。私が最も危惧するのは、原子力マフィアによる利権構造が製薬マフィアの利権構造にすり替わっただけの救済プランに終わってしまうことです。平たく言うなら、製薬マフィアの利益追求のために、被曝した日本国民にとって泣きっ面に蜂のようなプランができあがってしまうことです。

しかし、そのような危惧を抱く必要性もあまりないかもしれません。なぜなら、本記事で示した被爆国民の余命に間に合うスピードで、ワクチン開発が完成することなどほとんど不可能だからです。開発者の視点で見れば、原料の選定から、精製、調合、投入ノウハウまで、多くの難関をクリアしなければ実用レベルに到達することなど到底叶いません。しかも、ワクチンの完成は、これまで患者を放射線漬けにしていた医薬業界の権益を真っ向から否定することを意味します。製薬マフィアがこれまでの権益を失うような製品を果たして供給できるのか、大いに疑念が残ります。

 

転載元:http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/64ed7503a5c123edfa22c5ad49a86447 http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/64ed7503a5c123edfa22c5ad49a86447

 

(この記事に対する補足)血液観察術自体が一般の医学コースで採用されていないこと、それに加えて、このレベルの解像度で血液観察を行っている病院、研究機関、医師の方自体が極めて少数のようです。つまり、判断できる専門家がほとんどいないということです。

 


チェルノブイリの衝撃データから見る20年後のニッポン「がん、奇形、奇病、知能低下」

2011-08-07 02:18:01 | 原発・放射能

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1089.html 

チェルノブイリの衝撃データから見る20年後のニッポン「がん、奇形、奇病、知能低下」

先日汚染された稲わらを牛のエサに使用し、案の定、その農家が出荷した牛が汚染されて既に消費者の口に入った可能性があると大ニュースになっていた。驚いたのは、それが80キロ離れた福島の浅川町だったからだ。

さらに宮城県の登米市、栗原市で保管されていた稲わらからも、基準値を超える放射性セシウムが検出され、これも牛が汚染され既に出荷されていたとして大ニュースになっていた。その登米市、栗原市は福島原発より約150キロ離れているのだ。

これはホットスポットだったということが、早川由紀夫教授(群馬大学)が独自につくられた放射線汚染地図を見るとよくわかる。

早川由紀夫の火山ブログより


今日は衝撃的タイトルだが、内容もすごかった
週刊現代の記事を紹介させていただく。

スクープ! 衝撃データ入手
子供だけじゃない、子供の子供が壊れる残酷すぎる結末

年間20ミリでなく、1ミリという低い線量の被曝で健康被害が続出するという厳しいデータ。福島より首都圏のほうが危険なくらいだ

20年後のニッポン

がん 奇形 奇病 知能低下

〝敵〟の姿形は見えず、匂いもしない。だが確実にわれわれの周囲にそれは撒き散らされている。放射性物質は、人間の身体も、国家の根幹も変えてしまう。この過酷な現実を、どう生き抜くべきか。

妊婦たちのハイリスク

怖れていたことが、ついに始まった。東京電力・福島第一原発の事故によって大量放出された放射性物質が人体を蝕み始めたのだ。

広島での被爆体験があり、以来、放射能が人体に及ぼす悪影響の研究を続けてきた医師・肥田舜太郎氏は、こう警告する。
「先日、福島の5歳の子供に紫斑が出たという相談を受けました。被曝による症状は、まず下痢から始まり、次に口内炎などの症状が現れます。それから鼻血が出るようになり、身体に紫斑が出始める。この子供さんも被曝の初期症状であるのは間違いない。広島・長崎の被爆者と同じ順序で症状が進行しています」

現在、福島市内は避難区域ではないにもかかわらず、校庭や通学路の周辺で、毎時100μSv(マイクロシーベルト)以上=年換算で876mSv(ミリシーベルト)以上などというホットスポットが観測されている。生活、とくに子供を育てるにはあまりに厳しい環境だ。
一方、福島第一原発は、高濃度汚染水の浄化がうまく進まず、最近になって2号機、3号機であらためて水素爆発の可能性が指摘された。事故当初に比べ、新たな放射性物質の放出は落ち着いてはいるが、ダダ漏れ状態は相変わらずで、収束への道筋は見えない。

ここに一本の衝撃的なレポートがある。著者はウクライナ科学アカデミー・細胞生物学遺伝子工学研究所のドミトロ・M・グロジンスキー氏、訳者は、京都大学原子炉実験所の今中哲二助教だ。チェルノブイリ原発事故の約10年後にまとめられたこのレポートには、衝撃的なデータがいくつも紹介されている。

〈事故のまさに直後から、災害の規模についての情報は、不当に見くびられ、また誤解されてきた。今日でさえ、世間一般の見方は、人類におよぼされた破局的大災害の実相からはるかにかけ離れている〉

〈ウクライナにおいては、合計して300万人を超える人々がチェルノブイリ事故によって、病気になったと考えられる。そのうち約100万人は子供である〉

ウクライナではチェルノブイリの事故後、数年が経過した頃から、国民の健康状態が劇的に悪化し始めたという。たとえば事故の4年後の1990年の時点で、同国は出生率が死亡率を上回る状態を維持していた(人口増加率0.6%)。ところが'91年から死亡率が急上昇して、人口増加率がマイナスに転落。'95年には出生率が9.6%に対して死亡率が15.4%にも達し、人口増加率は実にマイナス5.8%にまで激減した。

同時に、労働年齢人口の死亡率が急上昇したことも確認されている。特に男性の死亡率が高く、'90年に10万人当たり697.7人だった死者が、'95年には1055.1人と大幅に悪化。「腫瘍」による死者が226.5人から349.7人に、「循環器系」の疾患による死者は202.1人から322.2人に増えており、被曝の影響を強く示唆している。
そして驚くべきは、被曝者たちのうち、「健康とみなされる人の割合」だ。

事故翌年の'87年の段階で、その割合は、「リクビダートル」(事故の収束にあたった作業員たち)で82%、「30㎞ゾーンからの避難者」で59%、「被曝した親から産まれた子供」で86%を保っていた。

ところが8年後の'94年になると、この割合がなんと、それぞれ19%、18%、26%に激減したというのだ。事故から10年も経たないうちに、被災者のうち5人に4人は、何らかの疾患や健康上の問題を抱える、〝病人〟になってしまったというのである。
このレポートを翻訳した今中氏はこう語る。
「グロジンスキー氏の資料は、データの裏付けという点で不十分な部分があること、また、ウクライナでは事故の後、旧ソ連の崩壊によってインフラや経済基盤が崩れた側面がありますので、それらを考慮する必要はあります。ただ、WHO(世界保健機関)が'96年に出した報告書でも、汚染地域の子供たちの健康状態が、かなり悪化していることが報告されています」

子供は大人に比べて細胞分裂が盛んなため、より放射線の影響を受けやすい。諸説あるが、元放射線医学総合研究所主任研究官の崎山比早子氏によれば、子供の放射線感受性は「大人の3倍から10倍」にもなるという。とくに、甲状腺が放射性ヨウ素によって被曝することで起きる、甲状腺がんの増加はよく知られている。
前出のグロジンスキー氏のレポートでもこう報告がなされている。

〈チェルノブイリ事故で被曝した子供では、1987年から1996年まで慢性疾患がたえず増加してきた〉

〈この約10年間で、罹病率は2.1倍に、発病率は2.5倍に増加した。罹病率の増加が最も激しいのは、腫瘍、先天的欠陥、血液、造血器系の病気であった〉

〈同じ期間において、ウクライナ全体の子供の罹病率は、20.8%減少していることを指摘しておく〉

被災地域の子供たちの病気の構成は、呼吸器系の病気が61.6%、神経系の病気が6.2%、消化器系の病気が5.7%、血液・造血器系の病気が3.5%だったという。

慄然とするのは、「発生率が5.7倍になった」という先天的欠陥=奇形児の激増ぶりだ。
「チェルノブイリの放射能汚染地域では、事故の5~10年後に、先天性障害児の数が急に増えました。たとえば手足に異常を持っていたり、小頭症のようなケースが報告されています。その患者数は、実は甲状腺がんや小児白血病より、断然多いのですよ」[チェルノブイリ救援・中部理事で元名古屋大学理学部助手の河田昌東(まさはる)氏]

66年前の原爆による被害でも、母胎内で被爆した胎児1473人のうち62人が小頭症だったとされ、そのうち半分以上が、重い精神遅滞を伴っていたとされている。妊娠25週までに被爆した胎児は、学習能力やIQ(知能指数)の低下も見られたという(『受ける?受けない?エックス線 CT検査 医療被ばくのリスク』高木学校医療被ばく問題研究グループ・七つ森書館)。
また、チェルノブイリ事故で被害を受けたスウェーデンの研究によれば、56万人の児童を対象に調査したところ、事故時に妊娠8から25週齢だった児童にIQ及び学力の低下が見られ、その程度は放射性物質の汚染度に比例するという(同)。

前出・肥田氏もこう語る。
「被曝による知能低下などの問題は、米国では非常に詳しく研究されています。核実験を何十年にもわたって繰り返してきたので、データの蓄積がある。そうした研究結果の中には、核実験がもっとも盛んに行われていた時代に生まれた子供は、成人する前後に殺人などの犯罪に走る確率が高くなった、というデータもあります」

遺伝する可能性

被曝の恐ろしさは、被害が直接、被曝した子供だけに止まらないことだ。
被曝による遺伝的影響についての議論は分かれている。「被曝は遺伝しない」という学説も多い。しかし、一方でショウジョウバエやマウスを使った実験では、放射線の影響は子孫に受け継がれていくことが確認されている。前出・河田氏もこう話す。

「広島、長崎の原爆でも、被爆は遺伝しないといわれてきました。しかし、私は遺伝的な影響はあると思っています。被曝すると遺伝子に傷がつくわけですが、その傷が大きければ不妊になってしまいます。でも、その傷が小さければ、できた子供にその傷が受け継がれていってしまう。

そもそも、広島や長崎で『遺伝することはない』とされたのは、被爆2世が差別されることのないよう、社会的影響が考慮されたからでした。それは決して〝科学的な根拠〟に基づくものではないことを、知っておく必要があります」
さらに放射線被害は、何もがんや白血病、心筋梗塞、そして奇形などに限らないことも注意が必要だ。
被曝は、全身の免疫機能を低下させる。言ってしまえば「すべての病気に罹(かか)りやすく」なってしまう。糖尿病や白内障、さらにあらゆる感染症を発症する可能性があり、あるいは全身の倦怠感に襲われ、何もする気力がなくなるという症状も現れる(「ぶらぶら病」)。

ぶらぶら病は、外見的には怠惰な引きこもりにしか見えない。結果的に発症者は、会社をクビになる、家庭生活が崩壊するなど、社会から爪弾(つまはじき)にされることも多い。
つまりチェルノブイリの事故で、ウクライナの被災者のうち、「健康体がたった2割」というのは、決して大袈裟な数字ではないのだ。原発事故は、被災者個人や村・市などのコミュニティーだけでなく、国家までをも破壊していく。

低線量被曝×内部被曝

そしてさらなる問題は、被害の範囲が、どこまで拡大するのか? ということだ。
福島県内の原発周辺地域は、セシウム134と同137による汚染が1㎡あたり300万bq(ベクレル)と、チェルノブイリの強制避難地域(1㎡あたり55万bq)よりはるかに高い。
これらの地域が危険なことに、異論はないだろう。しかし、事故後100日を経過して、「福島は危ないが、その他の地域はそうでもない」という楽観論も広がっている。

だが、それはとんでもない間違いだ。チェルノブイリを例に取れば、「東京」を含む首都圏も、紛れもない〝放射能汚染地帯〟であることを忘れてはならない。

前出のレポートによれば、チェルノブイリの事故被災者は、ウクライナの公式資料では4つのグループに分けられているという。
①リクビダートル
②(原発から)30㎞ゾーン、強制移住ゾーン(年間被曝量の基準は5mSv)からの移住者など
③厳重な放射能管理が行われる地域(年間被曝量は1mSv以内)に居住しているか、事故後数年間にわたって住み続けていた住民
④以上のいずれかのグループに属する親から産まれた子供たち

察しのいい読者諸氏なら、すぐに気付いたはず。「年間1mSv以内」の第3グループ、これは日本の場合、首都圏も含まれる。現在、毎時0.1μSv以上の地点が多数あることが分かっている東京・千葉・茨城などは、チェルノブイリで言えば「厳重な放射能管理地域」にあたるのだ。
レポートには続いてこう記されている。
〈病人の数は第3グループで56.3%、第2グループで33.6%、それぞれ増加している〉

なんと、低線量被曝であるはずの第3グループのほうが、第2グループより病気の罹患率が増加していたというのだ。
なぜこんな事が起きるのか。キーワードは「低線量被曝」と「内部被曝」だ。
前出・肥田氏はこう語る。
「高線量を瞬間的に浴びる場合と、低線量で長期間、内部被曝する場合、実は後者のほうが影響が大きいのです。これを、発見者のアブラム・ペトカウ氏の名前を取って『ペトカウ効果』と言います。この学説は長く認められてきませんでしたが、最近になってようやく認識が広がってきました」

慢性的・長期的な低線量の内部被曝が被害をより拡大する。レポートも、シラカバやオオムギといった植物に対する放射線の影響を考察した上で、次のように結論している。

〈低線量率での慢性被曝の場合、隠された障害が、DNA修復機構のどこかに依然として残っている〉

〈データは、組織内に取り込まれた放射性核種による低線量被曝が、強い遺伝的な影響を与えることを結論づけている〉

つまり、低線量の内部被曝は、被曝した本人のみならず、その子孫にも悪影響を及ぼす可能性が高い。子供が〝壊れて〟しまった場合、被害はその子のみに止まらず、子供の子供の人生まで、放射線は破壊する。
こんな重大な情報が、なぜまともに国民に伝えられていないのか。原因は、日本政府が被曝許容量の基準を決める際に用いる、ICRP(国際放射線防護委員会)の姿勢だと指摘するのは、琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授だ。
「ICRPは、基本的に内部被曝の影響を認めていません。そして、自らの基準に合致しないがんなどの症状は、『放射線の影響ではない。ストレスが原因だ』などという結論で片付けてしまうのです」

一刻も早く除染を

日本政府が事あるごとに自己正当化のために引用するICRP基準では、1Sv(1000mSv)の被曝でも、がん患者は5%しか増えないことになっている。
ところが、スウェーデンで実施されたチェルノブイリ後の疫学調査によれば、セシウム137の汚染による年間被曝線量が3.4mSv(≒毎時0.39μSv)程度の場所で、ガン発症率は11%も増えたという(神戸大学大学院海事科学研究科・山内知也教授)。

日本政府が喧伝する〝安全〟が、いかに根拠が薄く、いい加減であるかがよく分かるデータと言える。
「内部被曝を考慮するECRR(欧州放射線リスク委員会)のモデルだと、チェルノブイリ事故で放射性物質を体内に取り込んでしまった人の内部被曝線量は、ICRP式外部被曝線量の600倍であると結論しています。
そもそもICRPにしても、『限度値より下なら安全だ』とは言っていない。低線量でも被害はあるとしています。なのに日本政府はさらに悪用して、それ以下は安全だ、野菜や肉も食べて良いとしている。言語道断です」(前出・矢ヶ崎氏)
ぶらぶら病など、各種の体調異変や疾患は、早ければ来年から表面化すると言われる。チェルノブイリや広島・長崎の例をとれば、甲状腺がんや白血病が3年後あたりから増え始め、5年、10年と経過するうち、重大疾患を抱える被曝患者がどんどん増えていく。

さらに、NCI(米国国立がん研究所)に所属する馬淵清彦医師によれば、
「甲状腺がんのリスクは、20年後でも上昇している。チェルノブイリの場合、事故の20年後になっても、一番若い人で20歳前後、上は40歳近い人が甲状腺がんを発症している」
という。このまま、政府による「安全デマ」を真に受けて漫然と過ごせば、20年後のニッポンは、恐ろしい現実に直面することになるだろう。

この残酷すぎる現実に、国民はどう対処すればいいのか。前出・神戸大大学院の山内教授は、「子供を守るため、一刻も早く除染に取り組むべきだ」として、こう語る。
「東京でも年間1mSvを超えている地域がありますから、まずは幼稚園などから始めて、小学校、中学校、周辺の通学路といった順番で除染を行う。そして、各地域で『この場所なら安全です』という場所を確保し、増やしていくこと。そういう努力が必要です」

また、チェルノブイリの事故後には、汚染された食物・飲料を摂取しないよう工夫した人とそうでない人で、内部被曝の量に大きな差があった。注意すべきは、肉や魚などは、いったん検出される放射性物質が減っても、数年後に再び上昇するということ。汚染されたエサを取り込むことで、生物濃縮が起こるからだ。

セシウム137の半減期は30年、プルトニウムの半減期は2万4000年。残念ながら日本は、こうした放射性物質と〝共存〟していくしかなくなってしまった。

この過酷な状況の中、政府はどう国民の健康と命を守っていくのか。無節操で無責任な施策は、もはや1ミリも許されない。

 





福島原発事故:黒い雨で家畜が被曝! 80km圏外へ全員退避すべき!7/19

2011-08-07 00:43:54 | 原発・放射能
福島原発事故:黒い雨で家畜が被曝! 80km圏外へ全員退避すべき!7/19
 
 
こんにちは。フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。
7月19日火曜日です。
  
(1)福島第一原発の現状について
もっと重要な問題ですが
(2)日本中で検出されている放射性物質について
(3)日本で「黒い雨」と呼ばれ始めているものについて
  
(1)福島第一原発の現状について
1号、2号、3号機原子炉すべてと4号機燃焼プールからは、
放射性物質が放出され続けています。現在、日中は暑いために放射性物質の放出を
目視することはできませんが、夜になれば見れます。
 
これについては”原子炉が爆発したのではないか?”と皆さんからたくさんメールを
もらっていますが、これは原子炉から立ち上がる蒸気が太平洋の冷気にぶつかったものです。
ですから、放射性物質放出は今も続いています。
 
しかしながら、福島原発からの放射性物質のほとんどは3月と4月に
放出されました。現時点の毎日の放出量は、3月や4月のものより
はるかに少なくなっています。
 
福島原発の放射性物質の約90%-95%は、事故後最初の6週間で
放出されました。今も放出は続いていますが、日々の放出量は事故当初とは
比べ物になりません。
 
一方で、福島原発からは、今後も長期にわたって放射性物質が
放出されるでしょう。
 
日本人は、大きな鉄骨のテントを建てて、各原子炉建屋にかぶせる計画です。
 
現在、最初のテントを建設中で1号機にかぶせる予定です。そして
2号機、3号機にかぶせ、最後に4号機にも鉄骨製テントをかぶせます。
 
鉄骨製テントは、蒸気が外に出るのを防ぎ、蒸気を水にして集め、
その水を処理する為に設計されています。
 
この建設により、”少なくとも福島原発1号機”の
9月以降の空気中への放射性物質放出はほとんどなくなります。
 
放射性物質の多くは、汚染地下水と原発汚染水となり、将来にわたり
それを除去する手立てがありません。
 
それどころか、日本政府は格納容器の底に抜け落ちた核燃料を
取り出す作業の“開始”まで10年かかると発表しました。
 
今はまだ溶けた核燃料を取り出す技術が存在しないからです。
 
スリーマイル島事故のときは、核燃料が溶けて原子炉の底に落ちましたが、
”メルトスルー”はしていません。
 
今回の現象は史上初の事なのです。
 
この作業は、フライパンの底にこびりついた卵を剥がすようなものです。
調理時間が長すぎれば、剥がすのは複雑で難しいプロセスでしょう。
 
我々が直面しているのは福島の長期燃料回収計画なのです。
 
同時に膨大な量の放射能汚染水の処理も進めなければなりません。
これには、10年か20年かかるでしょう。
 
 
(2)日本中で検出されている放射性物質について
私がもっと憂慮しているのは、原発地域外から来る本当の情報です。
私の友人で、チェルノブイリでも研究した生物学者達が、科学調査のために
日本に行きました。
 
彼らは日本が悪い状況にあるとは想像していましたが、今週私に
電話をかけてきてこう言いました。「状況は本当に本当に深刻だ」
 
彼らは筋金入りの科学者で、放射線をずっと扱ってきていましたが、
福島の現状は彼らの想像を更に超える深刻さだと言っていました。
 
その証拠の裏付けの証拠も得られてきています。まず最初はシイタケです。
原発から30-40マイル(50-60km)位離れた地域で、日本の基準値を
はるかに超える放射性物質がシイタケから検出されました。
 
興味深いのは、そのシイタケが屋内で栽培されていたことです。
なぜ屋内で栽培されたシイタケから、暫定基準値を超える放射性物質が検出されたのでしょう。
 
これは非常に憂慮すべきことです。
 
2つ目の証拠は、福島県と福島県外で汚染牛が見つかっていることです。
先週、8頭の牛に汚染が確認されたと伝えられ、やがて40頭になり、
7/20の今は130頭以上になりました。
 
この汚染頭数は時間とともに確実に増えると思います
いくつか興味深いのは、まず汚染牛が福島原発から50-60km位離れたところで
見つかっていることです。
 
そして検出されたセシウムの量が、これまでに定められた人が消費する
今日のどんな基準もはるかに超える高レベルだったことです。
 
牛が市場で売られる際に、日本政府は肉のサンプリング検査をしました。
牛の皮をこすった上で外部被爆の有無を確認しただけです。
被爆が確認されなかったので、市場で売られていました。売られた後で、
ようやく牛肉汚染が明らかになったのです。
 
このようなやり方は、牛肉汚染の検査方法として容認できません。
しかしながら、もっと重要な問題は、牛はどの様に放射能汚染したのかということです。
 
(中略)
汚染稲わらの1kg当たりの崩壊数/毎秒50万個(50万Bq)
セシウムは半減期30年で、30年後でも25万Bqの放射能になります。
さらにその30年後に12万5000Bqになる。
それが半減期という言葉の意味です。
 
これは福島原発から50-60km離れた場所のことです。米国NRCが、
米国市民に福島原発から80km圏外への避難勧告したのを覚えていますか?
NRCの勧告が正しかったことを示しているのです。
 
日本政府は20-30km圏退避区域設定で止めずに、80km圏内(50マイル)の
住民も避難させるべきです!
 
最後にお話ししたいのは、80km圏外で何が起きているかです。汚染稲わらが発見
されたことからも明らかなように、80km圏外でもチェルノブイリ並みに
汚染されている地域が存在するのです。
 
(中略)
 
ある日本人男性が検査報告書を送ってくれました。
東京の公園近くの道で採取した土を、この方が直接日本の研究所に持ち込み、
自分でお金を払ってデータ分析依頼したものです。
 
その報告書です。東京の公園近くの土から、キロ当たり約53,000ベクレルの
放射能が検出されています。
 
この方は非常に心配になったので、その市長を訪ねました。
ところが市長の返事は「心配は必要ない!」でした。
 
一市民が、身銭を切って研究所に検査を依頼したにも関わらず、
地方政府に訴えても、まったくらちがあかなかったのです。
 
もうひとつデータがあります。
東京の柏市の国立がん研究センター病院からです。この病院のウェブサイトに
事故の数日後から掲載されているデータです。
 
この報告書を見ると、事故から9日後の3月24日に計測された屋外の背景放射線量が
屋内の背景放射線量の30倍になっていました。
 
ホットパーティクル(高放射能粒子)が土に降り、それによって放射線量が非常に高くなった為、
測定機が屋内の30倍という数値を検出したのです。
 
国立がん研究センターは、放射線量を測る方法は確実に知っています。
熟練した科学者のデータなのです。
 
 
(3)日本で「黒い雨」と呼ばれ始めているものについて
 
(中略)
サジ博士が「黒い雨」という言葉を軽々しく使うとは思えません。
事故後の日本が経験したのは確かです。つまり博士は、高放射能プルトニウム雲が
東・北日本の至る所にホットパーティクルを落としたというのです。
 
(中略)
政府は情報を制限するのではなく、
放射性物質を制限することが重要なのです!
 
 
―ツイート情報―
RT @namiheichan0115: 内部被曝に迫る チェルノブイリからの報告。木村真三氏。ウクライナナイロジ地区。第2ゾーン。心疾患事故前の6倍。住民の3人に一人の割合。症状は眠い。疲れやすい。皮膚に斑点。よく風邪を引く。急激な疲労感に教われる。白血球も減少。心疾患の女性WBC1980bqセシウム検出。
8/6 23:05 
RT @Shimazono: 中川保雄『放射線被曝の歴史』。ブログhttp://t.co/ZPPu6u0 とツイッターでの紹介終わりました。以下にきれいにまとめて下さってあります。http://t.co/4mjUnjS 核開発側の根源的な被害過小評価体質と次第に被害を認めざるをえなくなる経緯がよく分かります。
8/6 23:05 
RT @AmboTakashi: 「放射線被曝から子どもを守る会 いわて」のメンバーが率いる奥州市のグループが、7月中旬の活動開始から早くも3通の請願書を奥州市当局へ提出。なかなかの内容です。必見! http://goo.gl/B9kzS #miraie #oshu #iwate
早急に食品の暫定規制値を1/20以下に見直すことを国に求めるべきです! 【暫定規制値に基づく内部被曝量のシミュレーション ~ 考察と提言 】 http://t.co/im2cld8
8/6 23:04 
RT @yukohm: 子供から出産年齢までの被曝の場合は、その卵巣の卵子および精巣の精母細胞のDNA損傷は修復不可能と考えられるます。ですからベラルーシで、健康な赤ちゃんが15%程度という事がうなずける訳です。精子はどんどん捨てられますが、その基になる精母細胞が損傷すると、損傷した精子が生産されます。
8/6 23:04 
 
RT @miharayasunori: 小出裕章助教2011.8.4日「子供たちは被曝をしているわけで、10年後20年後30年後になって彼等の中に癌で死んでいくという人たちが増えるということの事態はもう避けることはできません」http://t.co/vEuCV8k /via
8/6 23:04 
 
RT @senna1994may1: 【福島のお母さん達に伝えて】何年後かにガンになった時に有力な証拠になります。あと、6cm以上の髪の毛を今のうちに10本以上日付記入し保管して。今の内じゃないと3.11以前と以後の比較が出来ません~低線量被曝とガン発症の因果関係が立証された!!http://t.co/Xb6nrge
8/6 23:04 

チェルノブイリ事故から20年、急増している原因不明の心疾患を検証

2011-08-06 09:03:06 | 原発・放射能

http://ameblo.jp/heartsaving/entry-10976120034.html

チェルノブイリ事故から20年、急増している原因不明の心疾患を検証

今夜24時(8月6日土曜0時)~、NHK-BS1 「ドキュメンタリーWAVE」 にて、
昨年から日本の研究チームが行っている、チェルノブイリの内部被曝に
ついての健康調査
について、放送されます。

健康調査は、チェルノブイリのホットスポットと言われている村で実施され、
事故から20年以上たって住民の間で急増している原因不明の心疾患を
検証、放射性セシウムが人体に影響を及ぼすメカニズムを探っています。

放射性セシウムは、筋肉、特に心臓などに蓄積しやすく、関東の
ホットスポット程度の土壌汚染レベルでも、先天性心疾患をはじめ、
子供の心臓病・不整脈・動脈硬化やその前兆症状が増える、という
チェルノブイリの調査研究が複数あります。

謎につつまれてきた「長期的放射能被害」に対して、国内の英知を結集して
立ち向かう最新報告は、必見

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★番組内容★ (箇条書き)

・内部被曝について、ETV特集(福島の被ばく調査)でも放送された
 木村真三先生がウクライナの研究者と共同研究

・居住民の多い第2汚染ゾーン(ナロジチ地区)で調査を実施
 (地産地消型、自家消費型の食生活の人が多い)

・地元の病院に保管されたカルテを日本に送り分析した結果、心疾患が
 事故前の6倍に増えていた。(地区住民の3人に1人)

・院長も心臓病・ガンにかかる人が増えていると感じている。

・白血球の減少、免疫力の低下で疲労感・眠気・心臓痛・頭痛等の
 体調不良を訴える子供が増えており、その後、病気につながる
 ケースもある。
 (事故後生まれた子供は、外部被曝より内部被曝の影響が大きいと
  考えられる)

・IAEAは、甲状腺ガン以外の病気と内部被曝との関係は認めていない。
 (調査自体も困難な面がある)

・木村先生はそうした因果関係を調べるため、住民に聞き取り調査を実施。

・事故15年後、心臓痛や激しい動悸、激しい疲労を訴えるようになった女性。
 心電図検査で心臓の筋肉に異常、皮膚の斑点などが見られた。
 ホールボーディカウンターでは、セシウムが検出。
 (1980ベクレル:許容値内だが、通常はゼロとなるはずの値)。

・セシウム137は、ガンマ線、ベータ線を出しながら崩壊していく。
 内部被曝の長期的影響はわかっていないことが多く、今後長い年月を
 かけて調べていくしかない(広島原爆の調査は外部被曝メイン)。

・肥田舜太郎医師は、原爆事故時から内部被曝の健康被害を目にしてきた。
 (原爆ぶらぶら病・・・慢性疲労や脱力感→内部被曝の影響とは認められず)

・内部被曝の研究は長期の生物実験が必要で、費用対効果が悪く、
 ほとんど進められてこなかった。

・ナロジチ地区のキノコ調査:11万6000ベクレル/kgの放射能に汚染

・地元の人がキノコを採る森の空間線量:5マイクロシーベルト/hr
 (地元の人は塩茹すれば放射能が低減されると知人に聞き、食べ続けた)
 (森では土壌中セシウム濃度が高い:落ち葉→土→木→・・・のサイクル)

・陰膳法:1人分多く食事を作り、その放射能汚染レベルを分析
 →よく食べる料理(キノコ以外の料理含む)は、高レベルに汚染されていた。
   (最高2万ベクレル:ペチェーニャ(じゃがいも+キノコ料理))
 →この食事を続けると国の基準の20倍の被曝量になり、子供も大人も危険。

・木村氏は、こうした調査結果を国内の各分野の研究者に報告
 (しかし、人体への影響メカニズムを明らかにするには、データが
 不十分との指摘を受ける)

・ベータ線を出す放射性物質(セシウム137等)の動物実験
 (ベータ線は1cmの範囲で、高頻度で細胞の組織(例:セシウムが
 たまりやすい心臓組織)に障害を与える)

・ナロジチ地区の子供でミトコンドリアの機能障害が起きている研究論文。
 (現地の研究者は、子供の体調不良との関係を疑っているが、こちらも
  この研究だけでは、因果関係ははっきりしない)

・そこで、木村氏は、体内に蓄積したセシウムの動向調査を、前述の食事
 調査を行った家族と同様の食事をとっていた家畜(豚の内臓)で行った。
 →長崎大学の分析で、心臓から放射性セシウムが高レベルで検出
  (16.5Bq/kg・・・通常1日かけて検出するところ、わずか3分で検出)
  (他の臓器でも広く検出)

・前述の家族のホールボディカウンター結果
 →大人:2.4万~5.8万ベクレル(→基準値超:精密検査が必要と診断)
 →子供:7000ベクレル(基準値ギリギリ)

・チェルノブイリ事故後25年経った今も、人々の生活を脅かし続けている。