岐阜県ハラールチャレンジプロジェクト2018の報告

2018年09月07日 | 講演会

岐阜県主催の「岐阜県ハラールチャレンジプロジェクト2018」のハラール対応先進事例紹介セミナーが95日に岐阜市のぎふ清流文化プラザで開催されました。

岐阜県海外戦略推進長の桑田課長、池戸課長補佐、渡邉主事らが出席され、桑田課長より開会のご挨拶があり、第1部は一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間代表による「ハラールを学びインバウンド・アウトバウンドに実践」および、本協会の垣本代表の「ベジタリアンの基礎」の講義が行われました。

ハラールの基礎はイスラム教・ムスリムの規律に関する基本の解説および、食事対応・接客を中心とする具体的な対応方法など、状況に応じた様々な対応手法を学びながら各事業者が自社の環境に合った取り組み行うための内容や、ハラール食の国際的な情報や我が国の大学食堂への導入など、我々が取り組むべき具体的な提案を含む講義が行われました。
 ベジタリアンの基礎は紀元前のインドやギリシア、19世紀の英国近代菜食運動など、ベジタリアンの歴史や理念が話され、ビーガンからポーヨー・ベジタリアンまで5つに大別されるベジタリアンの分類と詳細、精進料理や玄米菜食など日本型菜食の解説、ベジタリアンやビーガンの世界的情報、加えてインバウンド対応のレストランメニューやフードピクト表示などの講義が行われました。
 第2部は先進事例紹介として、(株)桜井食品代表取締役の桜井芳明社長ら4名による、ベジタリアン、グルテンフリー、ハラール、コーシャなどの講義が行われ、大変充実した内容でした。

参加者は約60人に上り、ホテル、レストラン関係だけなく、食品製造業や商社など多岐にわたりました。

主に東南アジアからのインバウンド事業として、地域振興を図るべく真摯に対応されている岐阜県の姿勢が反映した、意義あるセミナーでした。

(報告:垣本充)

NPO法人日本ベジタリアン協会

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協会主催 大阪ベジ研究会の報告

2018年07月24日 | 講演会

 

7月22日に大阪ボランティア協会大会議室にて、協会主催の大阪ベジ研究会が行われました。

 「いくつ知ってる?世界の食文化と表示マーク」と題して、NPO法人インターナショクナルの代表理事の、菊池信孝先生にお越しいただき、大人から子供まで楽しめるクイズなどを通じて、世界の食文化や食文化における表示マークなどについて学ぶことが出来ました。

クイズでは、皆様とても考えて答えていましたが、意外な答えに驚かれる方などもおり、知識の共有に繋がったと思います。

 約20名の方々にご参加いただき、セミナー終了後もたくさんの質問が出るなど、とても熱心な方々にご参加いただけたと思います。

 菊池先生は、学生時代にイスラム教徒との食事に苦労した経験から世界品質の食事表示ツール「フードピクト」を開発し、今では全国区1300を超えるホテルや飲食店に提供されています。

アレルギーやベジタリアンや宗教戒律により異なる多様な食文化と食事対応の重要性について、特に日本では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて対応が迫られているという事も含めてお話しいただきました。

 

 本協会は、市民団体としてベジタリアニズムの普及・啓発を行い、まもなく25周年を迎えますが、日本に在住や海外から来られた外国人ベジタリアンにとってよりよい環境にしていくために、インターナショクナルのような団体との連携も重要になってくると考えております。

 このような企画を通じて、より一層市民団体として、市民の立場に立った活動を行っていければと思っております。

 今回ご講演いただきました菊池先生をはじめ、お熱い中お越し下さった方々に深く感謝いたします。

 (報告:橋本晃一)

NPO法人日本ベジタリアン協会

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「東京講演会・日本ベジタリアン学会大会、学会認定アドヴァイザーセミナー」の報告(新宿区・つぶつぶセミナーホール)

2017年11月26日 | 講演会

11月26日、東京都新宿区にあります、未来食カフェレストランTUBUTUBUの2階にあります、つぶつぶセミナーホールにて、日本ベジタリアン学会大会・懇親会が行われ、盛況でした。

午前中から午後にかけて、学会認定アドヴァイザーセミナーが開講され、9名の方に受講頂き、認定資格が授与されました。

 

セミナーは、

 

「ベジタリアンの理念と歴史」

 垣本 充(日本ベジタリアン学会理事長、IVU元学術理事、歯学博士)

     

「菜食と栄養」

仲本桂子(日本ベジタリアン学会理事、東京衛生病院健康教育科長、栄養学博士)

 

「菜食と健康」

垣本 充(日本ベジタリアン学会理事長、IVU元学術理事、歯学博士)

 

「菜食と環境」

中川雅博(日本ベジタリアン学会理事、総監技術コンサルティング、農学博士)

 

以上4つのテーマで開講され、皆様熱心に聞いておられました。

 

15時からは、学会大会一般講演として、今年は6項目の発表があり、30名の方にご参加いただき、質問や議論も飛び交いました。

 

[一般講演1]

松原広幸(日本ベジタリアン学会評議員)

「信仰と食文化・信仰的ベジタリアンリズムに関する考察」

近年、ハラルなど、信仰に基づく食文化についての話題が多くでるようになっているが、信仰と食文化については、深くかかわる部分も多いが、現代日本においてはあまり認識されていないということで、ヒンズーやジャイナ教などの信仰の影響から、ご自身がベジタリアンとなるに至った経過と学びの中から、信仰と食文化の関係とベジタリアンである理由についての考察のお話しがありました。

 

[一般講演2]

宮城智央(琉球大学)

「沖縄戦ハクソーリッジのデズモンド・ドスとセブンスデー・アドベンチスト教会に関するベジタリアニズム」

第二次世界大戦の沖縄における激戦にて、信仰による良心的兵役拒否者として、敵の殺害や銃などの武器の携帯を拒否しながらも75名である大勢の人命を救った英雄的兵士を描いた映画「ハクソーリッジ」が近年公開され世界的に話題となった事に伴い、沖縄でのゆかりのある写真や動画などの資料を通して、博愛とベジタリアニズムについての関連性についての考えや思いを発表が行われました。

 

[一般講演3]

佐藤 陽子1・太田 尚孝11東京理科大学大学院・科学教育研究科)

「理科教育に活用可能な小麦アレルギー対応型変色麺の開発

-マイクロスケール法による酢橘うどん・酢橘ラーメンの作成実験-

紫キャベツを用いたカメレオン焼きそば作りで扱う原理の学習が可能な「新しい小麦アレルギー対応型変色麺」を開発したことにより、その方法の説明と、小麦を用いない麺類の調理に伴うpH変化の幅を可視化する事や、教材を用いた教育実践を行う事が今後の課題であるというお話がありました。

 

[一般講演4]

橋本晃一¹・²高井明徳³、垣本 充¹・⁴(NPO法人日本ベジタリアン協会¹、大阪市立大学大学院²、大阪信愛女学院短期大学³、三育学院大学⁴)

「動物性食品摂取状況に基づくベジタリアン調査

-近畿・関東地区の大学院・大学・短期大学生による調査-」

2017年8月から9月にかけて、京阪神・首都圏の大学院・大学・短期大学生

126名(男子50名、女子76名、19~69歳)を対象に、我が国におけるベジタリアン人口の調査を行った結果、

ビーガンタイプに関しては、

男子4.0%、女子3.9%、男女平均4.0%

広義のベジタリアンと言われるフレキシタリアンは、

男子12.0%、女子27.6%、男女平均21.4.%であった事の報告が行われました。

 

[一般講演5]

尾崎七海、長田百合、後藤花音、望月弘彦、嵐雅子(相模女子大学)

「ベジタリアンダイエットが若年性女性に及ぼす安全性の検証」

近年、我国においてベジタリアンダイエット(VD)は、「痩せる食事」、「貧血傾向が見られる食事」と誤認識されているが、VDは米国栄養士会では慢性疾患に効果的であり、すべてのライフステージにおいて有用であると認識されており、多くの報告がなされているものの本邦では少ないということで、4か月間VD(ラクトオボベジタリアン食)を摂取し、介入前後の比較を行いVDの安全性の検証を明らかにすることを目的とした研究・発表が行われました。

 

[一般講演6]

中西 純(国際武道大学)

「1日2食でラクトベジタリアンの子どもの発育」

発育に食事・栄養がどのように影響するかという問題を「発育期に子ども達が肉類を摂取しなかった場合」に観点を絞って報告されました。

世界には全く菜食をしない人々がいれば、肉を食べない人々もいる一方で、多様な食材を日常的に利用する民族もあり、これらの典型的な食習慣で生育する子ども達の発育状況を調査すれば発育学の外延を飛躍的に拡大させることができるといった視点からお話しされました。

   

16時からは、ロマリンダクリニック院長・医学博士・米国公衆衛生学博士(Dr.P.H.)の 富永國比古先生による「がん栄養療法ロカボダイエット vs.完全菜食主義(Vegan)ダイエット治療としてのベジタリアンダイエット―癌、婦人科疾患を中心に

」の題目で、医学的かつ専門的な、ロカボダイエットや菜食のお話しをお聞きすることができました。

富永先生は、1975年、岩手医科大学医学部卒業され、東京衛生病院産婦人科医長を経て、米国ロマリンダ大学大学院博士課程を修了されました。

現在、婦人科・心療内科 岩手医科大学医学部非常勤講師でもあります。

 

ロカボダイエットとは、極・低炭水化物食で肉食を勧めている食事療法のことを言い、この「ロカボダイエット」が、癌の栄養療法として最も優れている、という説が流布していますが、富永先生は、このロカボダイエットについて警鐘をならしておられます。

そして、デイーン・オールニッシ教授の研究結果などを紹介し、がん予防・治療において、動物タンパク質を排除、低脂肪食とし、野菜、果物、豆、全粒穀物、大豆などの「完全菜食主義」の実践が有益である事などをお話しされました。

 

18時からは、同会場1階にあります、未来食カフェレストランTUBTUBUで、日本式ヴィーガン食と言われる、おいしい雑穀菜食料理をいただきながら、懇親会を行い、皆様おいしいと、笑顔で話しながら交流を楽しんでおられました。

 

年1回の学会大会・講演会ということもあり、1日を通して、ベジタリアニズムへの理解や知識が深まると共に、普段あまり交流することが無い遠方の方や、一般の方、学生の方などとも交流する事ができ、とても楽しく、また有意義でした。

 

このような活動・取り組みによって、日本でも徐々にベジタリアニズムが広がりを見せており、そういった事が、本協会を含め、啓発活動を行っている人たちの励みにもなり、良い循環を生んでいるのではないかと思いました。

 

このような会を主催されている、日本ベジタリアン学会様や、講演・発表を行っていただきました先生方、学生の皆様、ならびにセミナー・講演会・懇親会にご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

 

(報告:橋本晃一)

  NPO法人日本ベジタリアン協会

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T・コリン・キャンベル博士講演会レポート 10月22日@コクヨホール

2017年10月22日 | 講演会

ガンと食の関係を長年に渡って研究されてきたキャンベル博士は、

自身の研究で解明された現代の常識とは真逆の「真実」を伝えてくれました。

 講演会の前後には、博士の提唱するプラント(植物)ベースの食事や考え方を普及する協賛企業・個人によるマルシェも行われました。

 400名近くの参加者さまの中には、医療関係者や活動家も多く、

ガンと食の関係について、専門的な質問などもありました。

 キャンベル博士は現在83歳、お子様は5人、お孫さんは11人いて、全員みんな「プラントベース ホール(全粒・未精白)フード」で育っているとのこと。

ご自身の研究の成果はご家族の存在で立証されています。

講義の中で、私が感銘を受けた部分をご紹介します。

*詳細の研究については、著書「チャイナスタディー 葬られた第2のマクガバン報告」上中下巻をお読みください。

 動物性タンパク質で発がん性物質が活性化することが研究でわかった。

 動物性タンパク質が体に入ることによって、腸内でバクテリアが発生、それが悪性に働き細胞変異が見られ、ホルモンバランスが崩れる。複数の動きが組み合わさることによって悪性に働き、ガンが進行するという仕組みがある。

タンパク質について、摂取カロリー全体の9%をタンパク質で摂取することが推奨されているが、博士は「9%」は最大容量と考えている、5%ぐらいで足りるとの見解だそうで、かなり少なくて良いことが研究により解明されているとのこと。

現在の日本人のタンパク質摂取量は総カロリーの15%、アメリカは17%だそうです。

ガンの人口が増えていることは、やはり、動物性タンパク質の摂取が増えたことが原因ということです。

日本は10年ぐらい前から動物性タンパク質の摂取が増加していると言われていました。

 一生をかけての研究によって解明されたことはおるけれど、それでも、まだまだ、わからないことがあるんだ!体っていうのは、本当に素晴らしい機能で生きていて、とても複雑で全てが関わっている。

だから、部分だけ見てもダメで、全体で見る必要がある。

 そういう意味で、サプリメントなどの単一栄養素を取り入れてもあまり効果はなく、副作用があるのでオススメできない。

そして、対処療法ではなく、毎日食べるもので体を整える、

医食同源の考え方に基づいて考えることが大切。

細胞は、小さなユニバース(宇宙)で、そのマイクロ(極小)ユニバース、目に見えないほど小さな細胞たちが何兆個も集まってこの体は構成されている。本当に、素晴らしいのだ!

西洋医学のカリキュラムでは、医者は栄養学を学ばない。

けれど、絶対に必要な要素だ。

とにかく、研究した結果、肉食によって得することはない、ということがわかった。だから、私は一切食べていないよ。

 一部表現は異なるかもしれませんが、私が受け取った解釈での言葉です。ご了承ください。

 研究内容はすべて著書に書かれていますので、こちらには、講演会だからこそ受け取れた部分を書いています。その他、質問への答えも参考になりました。

 1、魚のタンパクと肉のタンパクでは違いがあるのではないか?

>これに関して、研究し尽くしていないから、はっきりとは言えないが、

 少なくとも、植物性タンパクよりは、ガンの病巣は活発化することがわかったので、私は食べていない。

 2、ビタミンB12の不足について、どう考えるか?

>基本的にはサプリメントを推奨していないが、これは他から摂取できない場合はサプリで摂取しても副作用も少ないので問題はないが、摂るか摂らないかは個人の自由である。

 以上、とても充実した講演内容でした。

 多くの人がこの事実に出会い、新しい選択肢を得てもらえたら嬉しいです。

 また、「プラントベース ホールフード」は、

日本では私たちが提唱する「未来食つぶつぶ」の食べ方そのものであり、

「体に良い食事はおいしい!」という未来を創っていきたいと心から思いました。

 世界初、穀物をグルメする、新しいベジタリアン食スタイルが日常食になる日を思い描き、健康が当たり前の世界が実現する日を楽しみにしています。

                                                                                           (報告:郷田優気)

                                                                                 NPO法人日本ベジタリアン協会

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富山県主催「東南アジアと外国人対応飲食店育成事業」

2017年10月12日 | 講演会

富山県主催の「東南アジアと外国人対応飲食店育成事業」として会927日と1012日の両日に渡り、富山市の県民共生センター「サンフォルテ」で「ベジタリアン&ムスリム対応・基礎セミナー&料理教室」が行われました。

富山県観光地域振興局の中谷課長、今井班長、長崎課長補佐ら3名が出席され、開会のご挨拶があり、第1部は一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間代表による「ハラルの基礎」および、本協会の垣本代表の「ベジタリアンの基礎」の講義が行われました。

ハラルの基礎はイスラム教・ムスリムの規律に関する基本の解説および、食事対応・接客を中心とする具体的な対応方法など、状況に応じた様々な対応手法を学びながら各事業者が自社の環境に合った取り組み行うための内容や、ハラル食の国際的な情報や我が国の大学食堂への導入など、我々が取り組むべき具体的な提案を含む講義が行われました。
 ベジタリアンの基礎は紀元前のインドやギリシア、19世紀の英国近代菜食運動など、ベジタリアンの歴史や理念が話され、ビーガンからポーヨーベジタリアンまで5つに大別されるベジタリアンの分類と詳細、精進料理や玄米菜食など日本型菜食の解説、ベジタリアンやビーガンの世界的情報などの講義が行われました。
 第2部は京都料理学校の小川副校長による富山の素材を生かす和食の提案と題して、実習が行われました。参加者が実際に調理され、試食できるメニュー開発に参考になる充実した内容でした。

参加者は2日で約60人に上り、ホテル、レストラン関係だけなく、食品製造業や商社などの皆さまが熱心に講義や実習に取り組まれていました。

主に東南アジアからのインバウンド事業として、地域振興を図るべく真摯に対応されている富山県の姿勢が反映した、意義あるセミナーであったと思われます。

 

                             NPO法人日本ベジタリアン協会

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ベジタリアン講座・埼玉ベルエポック調理師専門学校のご報告

2017年09月26日 | 講演会

9月28日 、本協会が埼玉ベルエポック調理師専門学校より依頼を受け、ベジタリアンについての授業を行いました。

 2020年のオリンピックの事もあり、様々な国の方々が日本にやってきて卒業生達が働くレストラン(ホテル)等でどのようなイレギュラーな注文にも対応できるよう、「卒業制作」のメイン料理の1つとして「ラクト・オボ・ベジタリアンの一皿を作ること」という課題が出されました。そのため、学生に向けて、ベジタリアンとは?ラクト・オボ・ベジタリアンとは?どのような国でどのような食材を使った料理なのか、といった講話を依頼されたのでした。

 授業では、ベジタリアンの定義、起源と歴史、ベジタリアンになった理由、ベジタリアンの種類、と基本的な所から菜食の食材やレシピ本などの情報源の紹介、ベジタリアンレストランとそこで出されるとお食事についてご紹介しました。

 基本的な事柄のうち、ベジタリアンの種類はビーガン、ラクト・オボ・ベジタリアンに加え、マクロビオティック、フルータリアン、ローフードについても、またフィッシュベジタリアンやポーヨーベジタリアンと言われるセミベジタリアンについてもお話しました。更に、課題のお料理の参考になるようにと思い、多くのベジタリアンの肉や魚介の代替品、和・洋・中のベジタリアン料理の数々を個人的に撮ったたくさんの写真をもってご紹介しました。

 今後、ベジタリアンのお料理をパパッと用意できるようなレストランやホテルが増えることを期待して学校を後にしました。

                                 (報告:仲本桂子)

                          NPO法人日本ベジタリアン協会

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研究会「菜食と禅」 (大阪市:大阪ボランティア協会) のご報告

2017年07月30日 | 講演会

7月30日(日)に、大阪市内にあります大阪ボランティア協会にて、本協会主催の「菜食と禅」と題した研究会を行いました。講師は、本協会の副代表でもあり、日本ベジタリアン学会の会長の高井明徳先生をお招きして講座を行いました。高井明徳先生は、現在、曹洞宗の禅徳寺の住職を務める傍ら、理学博士の学位を活かし大阪信愛女学院短期大学看護学科の教授として教鞭をとられています。曹洞宗大本山永平寺で修行された経験があり、今回の研究会では、禅宗の歴史や価値観、菜食の食事の詳しいお話などを聞くことができました。

 禅宗に限らず、仏教では、精進に重きを置いていると思いますが、禅宗の精進の考え方なども詳しく聞くことができ、なぜ精進料理が菜食であるのか、といった事を歴史的背景なども含めてお話しいただきました。

 永平寺での修行の際の精進食を、写真と共にご紹介頂きましたが、綺麗な器に盛り受けされており、質素ではありますが、とても上品でおいしそうだと思いました。そして、食をありがたく頂くことや、目の前の食事を提供されるに至るまで、どれだけの人たちの苦労と努力があったのかということを考えながら頂くことの大切さを改めて感じました。

 禅宗の考え方や精進料理の食事のあり方や考え方は、ベジタリアニズムにとても深く関係しており、今回の講座でのお話は、単に精進料理や菜食に関するものだけではなく、禅宗の根本的な価値観や考え方、そして、不殺生戒などから来る菜食の食事の考え方などは、とても深く心に浸み込んできたように思います。

 今後も、ベジタリアン学会の専門家を招いて研究会を東京などでも開催したいと考えています。

 研究会にお越しいただいた方々、そして、講師を務めていただきました高井明徳先生に深く感謝いたします。

 (報告:橋本 晃一)

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7月6日 大阪市環境学習講座(福島区コミュニティーセンター)のご報告

2017年07月06日 | 講演会

 

大阪市環境学習講座の一環として、福島区コミュニティーセンターで福島女性会の皆さまに「菜食・健康・環境」のテーマで講演を行いました。
出席者のほとんどは主婦の方達で、総数44名、高齢者の方もたくさんいらっしゃいました。
講義の内容は、ベジタリアンの起源や理念、そして、そのタイプなどについて解説し、菜食による生活習慣病予防効果などを話しました。
環境については、バーチャルウォーターやフードマイレージなどの例を挙げ、日本型菜食が地産地消に役立つライフスタイルで環境への負荷が少なく、地球温暖化や気象変動などに応えるライフスタイルであることを解説しました。
講演を終えて質問コーナーに入りましたが、やはり関心は健康にあるようで、日常の食生活に関する質問、例えば、卵の過食はコレステロール値を上昇させるのかなど、多くの質問がありました。
1時間半の講演でしたが、アカデミックな内容にかかわらず、熱心に聞いていただいた福島女性会の皆さまに感謝いたします。
(
なお、この講座は一般社団法人あだーじょのコーディネートによるものです。)

 

(報告・垣本 充)

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ヒルトン東京お台場「ベジタリアン食」「食物アレルギー」社内研修

2017年04月13日 | 講演会

 413日、ヒルトン東京お台場より本協会が依頼を受けて、「ベジタリアンの基礎知識」および「食物アレルギーの基礎知識」と題する研修を行いました。

 「ベジタリアンの基礎知識」は、本協会の垣本充代表が、「食物アレルギーの基礎知識」は日本ベジタリアン学会理事(博士(栄養学))の仲本桂子さんが講師を務めました。

 「ベジタリアンの基礎知識」は、垣本代表がIVU(国際ベジタリアン連合)の学術理事を務めた経験から、ベジタリアンの歴史や理念、そのカテゴリーや、ベジタリアン食やビーガン食の国際基準などについて、英国ベジタリアン協会のレストラン・食品認証制度やEUの食品安全政策などを用いて解説を行いました。

 「食物アレルギーの基礎知識」は、仲本講師が東京衛生病院健康教育科長を務める経験を生かして、食物アレルギーの定義、分類、食物依存性運動誘発アナフィラキシー、口腔アレルギー、アレルゲンとなる食物、食物アレルギー高頻度食品、卵、牛乳アレルギーの代替食品、アレルギーの栄養指導など広範囲の解説を行いました。

 総数70名を超える出席者があり、その内訳は、レストラン・スーパーバイザー、営業部や料理飲料部、宴会関係の管理職、各種料理担当のシェフから、新入社員の方々まで多岐に渡りました。 

 本協会は、観光庁の外国人客への食対応マニアルのベジタリアン章担当のほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、農水省や東京都からベジタリアン食のグローバル・スタンダードについてヒアリングを受けています。

 今回、ベジタリアン食を希望される外国人客やアレルギーなどの疾病を持たれているクライアントへ真摯に対応されるホテルの姿勢を感じ、大変やりがいを感じたセミナーでした。(written by MK)

 

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「大阪講演会・日本ベジタリアン学会大会、学会認定アドヴァイザーセミナー」の報告

2016年12月08日 | 講演会

 

11月23日に、大阪のカーニープレイスにて日本ベジタリアン学会大会が行われ、

終日で約50人の方にご参加いただき盛況でした。

午前中には、(社)日本豆腐マイスター協会との提携による、日本ベジタリアン

学会認定・ベジタリアンアドヴァイザーセミナーが行われ、豆腐マイスター協会の

方々にご参加いただきました。

セミナー講師に質問を投げかけるなど、熱心な方々が多く見られました。

 

 

午後からは、日本ベジタリアン学会総会が開かれ、終了後、岡良和氏に長年の学会

への貢献により学会功労賞が授与されました。

 

一般講演では、「ベジタリア二ズムとヴィーガ二ズムの理念と歴史」、「理科教育

と菜食教育の融合化~マイクロスケール法によるミニ野菜の浮沈実験に伴うピクル

ス作り~」、「2016年8月にハーバード大学により発表された論文「全死亡率・死

因別死亡率と動物性・植物性蛋白質摂取との関連」についての考察」そして、

「不適切なベジタリアン食が原因である非常に僅かながらも生じる特定の栄養素不

足についての近年の日本における症例報告に関する検討」の研究発表が行われました。

 

 

一般講演終了後、佐藤陽子氏、橋本晃一氏の2名にプレゼンテーション賞が贈られ

ました。

 

 

 

NPO法人日本ベジタリアン協会の大阪講演会でもある特別講演の講師を務められた

土田満先生は、愛知みずほ大学大学院教授であり、医学博士でもあり、ベジタリア

ン・ヴィーガンの栄養学について、「最新ベジタリアン栄養学ー大豆は良好なタン

パク源ー」と題し、ご講演いただきました。

大豆の質的評価を表すアミノ酸スコアは100で卵などと並ぶ最も良好なタンパク質

で、量的にはタンパク質を得る効率が牛肉と比べて約20倍にも上り、飢餓問題に

も有効で、単に栄養学的な視点だけではなく、他者を思いやる土田先生の心が伝わ

ってくるような気がいたしました。

 

 

大会終了後には、大阪の四ツ橋にあります、パプリカ食堂にて懇親会を行い、お越

し下さったさまざまな企業・団体の方々と、ヴィーガンディナーをいただきなが

ら、和気あいあいとお話しすることができ、とでも充実した1日でした。

 

お越し下さった企業・団体様や、講師を務めて頂いた方々に深く感謝いたします。

 

(報告:協会事務局)

 

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特別セミナー『食と健康を考える!ベジタリアンフード』

2007年12月17日 | 講演会
ブログへの投稿が遅くなりましたが、興味のある方はぜひご参加ください。
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◆ 特別セミナー  『食と健康を考える! ベジタリアンフード』

日時 :12月22日(土)  14:00 ~ 16:00
場所 :ヒューマンアカデミー心斎橋校
    大阪市中央区南船場4-3-2 at human御堂筋ビル 9階
内容 :『食と健康を考える! ベジタリアンフード』
    ・ベジタリアン食とは
    ・健康な食生活の基礎知識
    ・欧米の最新ベジタリアン事情
特別講師 :垣本 充
    日本ベジタリアン協会ベジタリアン協会代表
    日本ベジタリアン学会理事長
    大阪女学院大学教授・歯学博士
参加費 :¥1,000 <税込>
     ※ヒューマンアカデミーの受講生および修了生は無料
申込方法 :お問合せセンターのイベント・セミナーからお申込みください。
     定員になり次第締切らせていただきます。
申込締切 :2007年12月18日(火)

 事務局
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