
いのちの言葉のY姉妹は3年前ぐらいにいやしのある教会である事をきいて癌の癒しを求めてこられました。
手術と転移の繰り返しの中で、癌との戦いの中におられました。
癌からの癒しと解放のために、教会で礼拝で、神学校で、奉仕者会で祈り、海外派遣の中でもと教会で祈り続けてきましたが、手術も出来ない、放射線治療も抗がん剤も効かない、もう治療方法がない、癌は進んでいきました。
Y姉妹が天に召されてからはっきりわかったことがありました。癌はなくなりませんでしたが、癒し、奇跡が起こっていたことでした。
癌の痛みのために家の中で歩く事が出来ずものにすがってやっと這う状態であったのが、杖をついて歩けるようになり、
杖なしで自分で歩けるようになり、そして真夏の猛暑の熱い日にも家から遠くの礼拝や、賛美の練習に神学校の所にも自転車で来られるまでになっていました。
足の痛みのために以前の履きものが履けなかったのが履けるようになり、足をひいて歩いてはいましたが、普通に歩ける様にもなっていました。
そして賛美の奉仕に施設や地域のコミュニティにも出かけて参加されました。
痛みを抑えるために麻薬であるモルヒネを使いだして8カ月余り、病室のベッドから動く事ができなくなった最後の2週間前まで賛美隊として、神さまの証人として使命をもって奉仕していました。Y姉妹がこんなにも長く元気になって生きていたこと―それ自体が奇跡でした。
神さまの恵みの中に生かされ、強められていました。
キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。
