借地賃貸問題でのご相談は東京・城北借地借家人組合へ

住まいの問題は40年以上の相談の実績   国土交通省や東京都に民間居住者の声を届ける
東京・城北借地借家人組合へ

底地が競落

2006年06月13日 | Weblog

   競落した業者の強引な底地買取要求に5名で一致団結

 板橋区南町の西村さんは、借地して30年以上になる。ここ10年は、地主が何回か代わるなどし、その都度様々な嫌がらせを受けた。

 2年前に地主が借金の返済ができず貸地を競売にかけられた。競落したのは競売物件を専門にしている業者だった。借地人には「底地を買ってくれ、嫌ならば2~3年後にくる更新時に更新料をしっかり貰う」と、脅かしつつ強引に底地の買取を迫ってきた。

 最初、1人だった組合員は「底地を買うにしても、引続き借地のままにしても組合としてまとまって業者と交渉しよう」ということで5人に増えた。組合に入っていない人たちは、借地権割合7対3の坪45万円より僅かに安い40万円で購入した人が何人もいた。

 組合員には「引続き借地のままでも、今までと何ら変らない、更新料は払わなくて済む」ことを理解してもらい、組合を窓口にして交渉する方針だ。

 組合は、競落価格を知っているし、もし買取価格で折合いが付かなければ、借地のままにする姿勢でいる。地主の不動産会社は「なんとか買ってもらうことで話しをまとめたい」と組合に申し入れてきた。 こうした経過の末、業者が最初に提示した価格のほぼ60%で全員が取得できた。

 西村さんは「組合に入っていたお陰で交渉から解決まで全く安心していた」と言っている。

 

                 城北借地借家人組合
         
無料の電話相談は  03-3982-7654
            (月曜から金曜の午前10時から午後4時まで)
          東京都豊島区西池袋5-13-10-101