借地賃貸問題でのご相談は東京・城北借地借家人組合へ

住まいの問題は40年以上の相談の実績   国土交通省や東京都に民間居住者の声を届ける
東京・城北借地借家人組合へ

明渡しで頑張る

2006年06月12日 | Weblog

 20年間地代を正確に支払って来たのにいきなり更新料

 豊島区要町に住む田沼さんは、約58坪の借地で今年の6月で20年の契約期間が満了した。地代は毎月きちんと支払い、建物を改築した時は承諾料も支払ってきた。

 今年の3月に、地主の代理人と称する不動産業者が訪れ「契約を更新したいのならば、更新料を200万円支払え」と請求された。年金暮しで息子夫婦と一緒に暮らしていた田沼さんにとっては、いきなりの大金の請求で困っていた時に、組合のチラシが入り、急いで組合に相談に行った

 組合では、更新料については、法律上の定めもなく契約上の定めのないものは、支払う必要が無いことを説明され、早速組合に入会した。組合では不動産業者に「田沼さんは借地借家人組合の組合員であること、今後の協議は組合を窓口にして行うこと」を通告した。

 その後、不動産業者から「更新料について話合いしたい」と組合に電話があったが、「法的にも契約上でも義務のない更新料は一切支払わない」と通告すると「法律上なくても、私の知るかぎりでは、全員が更新料を支払っている」と言い張ったが、最高裁判例などを説明すると「判りました」と言って電話をきった。その後、不動産業者は代理人を下りてしまい、地主も更新料請求については断念した。

 田沼さんは「更新料を支払わずに済んだのは組合を知ったからです。いつ、追出されるのか不安の毎日でしたけれど、これからは安心して、眠れます」と語った。

 

        城北借地借家人組合
         
無料の電話相談は  03-3982-7654
            (月曜から金曜の午前10時から午後4時まで)
          東京都豊島区西池袋5-13-10-101