賃料値下げを管理会社に請求
板橋区氷川町の佐々木さんは、6階建てのマンションの5階に、十数年前に引越してきた。依頼、入居した時と同じ家賃を支払っていた。
数年前、近所の不動産屋で自分たちが住んでいる同じマンションの入居募集の広告を見て、家賃が三万円も安い金額が提示されていてびっくりしたが、その時は、そんなものかと思っていた。
今年、長年勤めていた会社も定年退職して、あらためてインターネットなどで自分が住んでいるマンションの家賃を調べてみたところ、三万円も安い家賃で募集していることが分かり、十数年同じ家賃で支払っていたことに怒りを覚え、管理している不動産会社に同じマンションで同じ間取りなのになんでこんなに家賃に開きがあるのか問いただすとともに家賃の減額と支払いすぎた家賃の差額を返還するよう求めた。管理会社は2階と5階の差で問題ないと回答してきたので、どこか相談できるところはないかと組合事務所に相談に来た。組合では「賃料の値上げ値下げは双方の合意が原則です。賃料の減額請求も賃借人が黙っていると減額をしない家主が多いです。しっかりと請求し、相手が応じない場合は調停などの法的手続きも含め検討しましょう」とアドバイスした。その後、管理会社に請求したところ一万円の減額を提案してきた。佐々木さん「組合に入会し、もっと減額できるよう頑張ると」語った。
城北借地借家人組合
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