資本主義に感情はない。効率よく経済を発展させる仕組みでしかない。そこに感情を持ち込むと、いずれは傷付くことになる。でも、感情を持ち込まずに働ける人と、どうしても感情的になってしまう人がいる。人間は感情の動物なので、大半は感情的になるはず。そのため、傷付く人が多い。
それを支える学校も、似たような仕組みだ。いかに効率よく資本主義(労働力)の準備をするか。感情を持ち込むと、同じように傷付く。その割には「お客様のために!」とか「学校で友達をいっぱい作ろう!」とか言われるから、感情的になってしまうのはしょうがない。
唯一、感情を持ち込める仕組みは、家族だ。家族だけは基本、感情で成り立っている。が、その家族も「経済」的に困ると、その余裕がなくなる。家族にも感情を持ち込めなくなる。感情の行き場がなくなる。
感情の行き場を作る必要がある。それが、エンタテインメントだと思う。前にも書いたが、エンタテインメントの責任、意義はとても大きい。自殺が増えている今、エンタテインメントのあり方を真剣に考える必要がある。それを一生の仕事にしたいと改めて思った。
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